娘の交換留学相手(11)がぐうシコ過ぎる件 作:かしわもち@ハーメルン
『Daddy、かなまら様の儀式、してもいい?』
あの日の素股事件以来、ジゼルちゃんは積極的に、“日本の伝統文化”をおねだりしてくるようになった。
本人の中では多分、まだこれがSEXの一部であり、性的な行為であるという意識はないだろう。
しかし生まれてこの方体験したことのない性的快楽への欲求が、彼女自身を突き動かしていることもまた事実だ。
この行為は何かよくわからないけど、気持ちいいからしてみたい。
そんな漠然とした感情が、知的好奇心豊かな少女を性的な行為に走らせるのである。
本来小学五年生の女の子が、ホストファミリーである父親のペニスを咥えるなどありえないこと。
それどころか少女は僕に膨らみかけのDカップを揉むことを許容し、素股や手マンまでも許しているのである。
そんなこと、あってはならないこと。
まともな大人ならそう思うだろうが、純度100パーセントのロリコンである俺が、こんな洋ロリ巨乳を前にして、何もしないわけがない。
しかもここまでは、ジゼルちゃん持ち前の純粋さと勤勉さが奏功して、全てが上手く行っている。恋愛感情や同意はなくても、僕らは互いの性器を刺激し合えるような関係を築き上げて来ているのだ。
もし環境さえ許せば、俺はいつでもジゼルちゃんに挿入をするだろう。
彼女もそれを拒むと思えないし、儀式だと適当に誤魔化せば、SEXでさえも少女との日常行為に落とし込むことができる。
しかし今、僕らにはその環境がなかった。
『んっ、んっ――』
朝のリビングで陰茎を露出して、ジゼルちゃんに咥えさせる。
飲み込みの早いジゼルちゃんは大人チンポのフェラなど手慣れたもので、今では十分過ぎる手コキとフェラの技量を備えるようになっていた。
小学五年生の女の子、しかも白人のロリ巨乳にチンポを咥えられている。
そのシチュエーションだけで、俺は射精しそうだった。
しかもこの数日は、ジゼルちゃん自らが「させて欲しい」とご奉仕を願い出ている。
ジゼルちゃんが、かなまら様の儀式――つまりフェラ自体を好きになっている。
それもあるだろうが、おそらくはその後の行為、乳揉みや素股を期待しているからだろう。
性的な知識がなくても、性的行為は気持ちいいものだ。具体的にそれがどういう行為かわかっていなくても、人は快楽という麻薬に抗えない。
子供が大人のペニスを舐めていけない、なんて常識すらわかっていない無知無垢な少女にとって、かなまら様の儀式は自分を高揚させてくれる神聖な儀式であり、素股やパーントゥは自分の“気”を解放してくれる望ましい行為なのだ。
日本の伝統を学ぶための正統な儀式であり、しかも気持ちがいいと来れば、少女が抗う理由はどこにもない。
日本文化に心酔していて、好奇心旺盛な少女ならば、きっとホストファミリーのペニスでさえ受け入れるだろう。
『ジゼル、出すよ』
『ん、んんっ――』
パジャマ越しにジゼルちゃんの乳首を摘みながら、欲望の丈をありのままに吐き出す。人様の娘である小学五年生への口内射精という行為でさえも、俺は何の躊躇いもなく行えるようになっていた。
『ん、んっ……』
勃起した乳首を摘まれて顔を紅くしながらも、ジゼルちゃんはしっかりと俺の精液を飲み込んでくれる。
ジゼルちゃんへの朝の口内射精は、もはや俺の日課となっていた。
「おはよう……」
しかし、朝の行為も口内射精止まり。あの日以来、凛花がいつもより早くリビングに降りて来るようになったからだ。
これまでは優に一時間はあった朝の“勉強”時間も、今では十五分に満たないくらいに短縮されている。
そんな時間でズボンを脱いで素股などできるわけもなく、必然的にかなまら様の儀式で一度射精すれば終わりというサイクルを繰り返しているのである。
「オ、オハヨウ、リンカ」
何事もなかったようにソファに座り直すジゼルちゃん。平静を装ってはいるが、口元は妙に艶めかしいし、ノーブラのパジャマは乳首のところが完全に勃起している。俺のようなロリコンなら、その変化にはすぐに気付くだろう。しかし凛花は何事もなかったように、洗面台に顔を洗いに行ってしまった。
緊張した面持ちのジゼルちゃん。
知識はなくても、俺との行為を実娘である凛花に知られるのはまずい、という意識はあるのだろう。
正統な日本文化ならオープンに行えばいいのだが、それができないのは、彼女の中でこの行為が正統な日本文化だけないことを、無意識に感じ取っているからだろう。
言うなれば、いくらかの罪悪感。
それを押してまで俺との行為を辞めないのは、彼女自身もまた、俺との行為を欲しているからに他ならない。
しかしながら、こうも早く凛花に起きて来られると、本番どころか素股だってできない。
いったいなぜ凛花が起床時間を早めたのかはまったくの謎だが、最悪の場合、俺のジゼルちゃんへの行為が勘付かれているという可能性も考慮しなくてはならない。
もし、父親がジゼルちゃんに“何か”をしているという確証があるならば、凛花は躊躇わず花憐に告げ口する子だ。
昔こそややファザコン気質だったが、思春期を迎えてそれも雲散霧消し、今では父親として、娘の中の優先順位がホームステイのジゼルちゃんよりも下であることを確信できる。悲しきかな。凛花にとって俺はその程度の存在なのだ。
花憐に告げ口して夫婦離婚、最悪父親が逮捕という可能性と、唯一無二の親友が父親に性的搾取される可能性。
そのどちらかを排除するならば、凛花は迷わず後者を選ぶ子だ。
だからこそ、凛花がまだ花憐に何も言っていないという状況は救いでもある。
確証があれば待ったなしに告げ口する。裏を返せば、まだ確証がないから告げ口していないということだ。
可能性として、凛花は俺とジゼルちゃんの関係を疑ってはいるが、確実性はどこにもない。さすがに“疑惑”程度で一家離散する勇気が凛花にないことは、父親である俺が一番よくわかっている。
だからこそ、ここでうかつにジゼルちゃんに手を出すわけにはいかない。
もしバレて現場を押さえられれば、俺は家族と理想の洋ロリと社会的地位と人生を全て失うのだ。
そう考えると、凛花が家にいるときに本番はできない。しかし運が悪いことに凛花のエレクトーン教室も夏休みに入っており、今現在、俺がジゼルちゃんと二人きりになる時間は一ミリたりとも存在しなかった。
ならばどうするか。
俺とジゼルちゃんが二人きりになれる環境を、意図的に作り出すしかない。
“Shhh, Giselle.”
“Dad?”
俺が選んだのは、夜中の二時という選択だった。
ジゼルちゃんは幼い頃からの習慣なのか、毎晩夜中の二時にトイレに起きている。その習慣を知っていた俺は、思い切ってトイレから出てきた彼女に声を掛けることにしたのだ。
草木も眠る丑三つ時。
当然ながら凛花は熟睡中だし、花憐だってとっくに眠っている。我が家でジゼルちゃんと二人きりの時間を作り出すとしたら、もはや夜中ぐらいしかない。
“Come on Giselle.”
そんなタイミングを見計らって、俺はジゼルちゃんを書斎に連れ込んだ。
トイレとお風呂を除けば、我が家で唯一鍵がかかる空間。そんな場所に人様の娘様を連れ込んで、俺は当たり前のように内鍵をかけた。
密室で、洋ロリ巨乳と二人きり。
書斎は決して広くない、むしろ物置のような部屋なので、必然的に少女との距離は近くなる。朝だろうが夜中だろうが少女の成長途中の膨らみが艶かしくないわけがなく、俺は年甲斐もなく少女の身体にドキドキしてしまった。
しかし問題は、ジゼルちゃん本人がかなり眠たそうなことである。
おっぱいがDカップあるとはいえ、ジゼルちゃんはまだ小学五年生。
本来熟睡しているはずの夜中の二時が眠くないわけがなく、書斎で二人きりという環境でもかなりうつらうつらしていた。
凛花が絶対に起きて来ない時間ということであえてこんな夜中を選んだが、必要的にジゼルちゃんだって眠たい。
徹夜で洋ロリ動画オナニーをすることも多い俺ならいざ知らず、このレベルの眠気を押してまでジゼルちゃんが俺のとの営みに興味を持ってくれているかと言えば、それもまた賭けなのである。
寝ぼけ眼の小学五年生を起こす方法。
それはもう、強制執行しかない。
“Dad!?”
俺はあえて、普段は見せない狼を剥き出しにしてジゼルちゃんのおっぱいに抱きついた。
改めて抱きつくと、なんて華奢な身体だと思った。どんなに煽情的でも、この子はまだ凛花と同い年であることを実感する。
しかしそれに反して、その膨らみのなんと豊かなことか。はっきりと顔を押し返してくる弾力、膨らみかけのおっぱい特有の柔らかさ。何度も言うが、とても小学生のおっぱいとは思えない。高校生のとき、当時の彼女のおっぱいに顔を埋めたことがあるが、ここまでのボリュームはなかったように思う。
“Dad...”
とたんに顔を紅くして狼狽えるジゼルちゃん。眠気が覚めたかどうかはわからないが、心臓の音がかなり早くなっているのがわかる。これまでこんな風にジゼルちゃんに抱きついたことはなかったので、多分驚いているんだろうと思う。
『んっ……』
そんな小学五年生に密着して、胸を揉む。
相変わらずパジャマの下はノーブラのようで、手のひらサイズの膨らみかけおっぱいの感触がほとんど直に伝わってくる。
やはり花憐などの大人の女性と比べれば小さいが、その感情や柔らかさはしっかりとおっぱいだ。
“Daddy...”
そのまま書斎の椅子に座った俺は、少女の手を俺の股間に導いた。既に硬くなったイチモツを感じて、少女は最初躊躇っていたが、やがて当たり前のように、いきり立った大人チンポをにぎにぎとシゴき始めた。
少女のすべらかで小さな手が、ゴツゴツとした大人の陰茎をこねくり回す。その手つきはさすがにプロの嬢とまではいかないが、小学生とは思えないほど洗練されていた。
細い指先が裏筋を這い、亀頭のエラに引っかかる。その次は亀頭そのもののサイズを確かめるように、五本の指が鈴口周りを這った。
根元から掴んで上下させるというような、あからさまな動きはない。どちらかと言うとむしろ少女の側が俺の大きさや形を確かめるためのそれであり、かえってその控えめな動きが、俺の興奮をより一層引き立てた。
そんな少女の行為に応えるように、俺は少女のバストに顔を押し付けながら、パジャマのボタンを上から順に外していく。二つのところで真っ白な鎖骨が見え、三つ目のところで明確な谷間が顔を覗かせた。四つ目のところで下乳までが丸見えになり、全てのボタンを外す頃には、その膨らみかけのDカップは薄桃色の乳輪と、つんとした乳頭ごと露出されていた。
『んっ――』
ぷっくりと膨れた程度の乳頭を唇で挟むと、少女が華奢で綺麗な背中を捩らせた。それでも構わずに舌先で先端を押し、乳頭の周りに這わせると、小学五年生の乳首は傍目で見てもわかるくらい硬くなっていく。
“Daddy...”
小学五年生のおっぱいに顔を挟み、その柔らかさとボリュームを堪能する。いつの間にか俺のジッパーを下ろして男根を露出させたジゼルちゃんは、カウパーで潤滑した俺のモノを先程よりも激しくこねくり回してきた。
日本の伝統文化だの、神聖な儀式だの、そんなお為ごかしは一切なしの弄り合い。ジゼルちゃんが何も言わないのは俺を信用してくれているからなのか、はたまたこの行為自体に何らかの魅力を感じているからなのか。
いずれにせよ、俺が小学五年生の生乳を堪能して、勃起したチンポを触らせていることは、疑いようのない事実なのだ。
『ジゼルのおっぱいで、挟んで欲しい』
そう言ってズボンを全て下げると、白人の少女は戸惑いながらも、俺の屹立をその可愛らしいDカップで挟み込んだ。
これは何かの儀式なの?
ホームステイ中の娘として、そんな質問すらして来ない。ジゼルちゃんはその膨らみかけの洋ロリおっぱいで、俺の男根を挟み込むことに熱中していた。柔らかな弾力にチンポを押しつけられるたび、俺は今小学五年生の女の子にパイズリされているのだと実感する。
『んっ、あっ……』
言われずとも、硬くなった乳首を時折エラに擦り付けてくるジゼルちゃん。前に乳首でかなまら様を挟むとお腹の奥が熱くなると言っていたが、今も彼女の股ぐらはこの前の素股のときと同じように、いやらしい愛液を分泌しているのだろうか。
『ジゼル……今日はジゼルの顔にかけるからね……』
興奮も最高潮に差し迫り、娘同様の存在に対して顔射を宣言する。
ジゼルちゃんは驚いた様子も拒否する様子も見せず、ただ頬を紅くしながら、無言でこくんと頷いた。
「で、出るっ!!」
あまりもの気持ち良さに耐えかねた俺は、半ば暴発するような形で、ジゼルちゃんの顔面目掛けてザーメンを放出した。
飛び出した淫猥な白濁液は白人少女の眉間と鼻先を穢し、続く第二射で綺麗な鎖骨と豊満なDカップを穢して行った。
花憐に見られれば、即離婚。
凛花に見られれば父娘の縁を切られるだけでなく、即通報。
アップルヤード夫妻に見られれば、自由の国アメリカを象徴する四十四口径で脳天を貫かれかねない事態だ。
しかしここには、ジゼルちゃんと俺の二人しかいない。
この手コキも、パイズリも、乳揉みも乳首吸いも、全て両者の同意に基づいて行われたことだ。それを法律とかモラルとか、そんな無粋なものに阻害されたくない。
小学五年生にぶっかけたいという純粋なロリコンの想いを、たかが道徳心ごときに邪魔されてたまるか。
“Daddy?”
長年抑圧されてきた想いが爆発してしまい、ついつい怖い顔をしていたのか、ジゼルちゃんが心配そうな顔を向けてくる。
その純粋さと、精液まみれというギャップがさらに俺の精力を増大させる。
『ご、ごめんごめん、すごく気持ちよかったよ。ジゼルのおっぱいは、本当にかなまら様向けだ』
“Really?”
側から見れば超絶なセクハラ発言だが、ジゼルちゃんは少し嬉しそうだった。やはり彼女はまだ、このオーラルセックス以外の何物でもない行為を、日本の伝統文化を結びつけている。
――繋がるなら、今しかない。
僕は確信めいた結論に達した。
花憐も凛花も寝静まった今、ジゼルちゃんとセックスするとしたらここ以外ないのだ。
惜しむらくは、コンドームをこの部屋に用意していないことと、挿入という行為に日本文化的な理由付けを何一つ用意していないということ。
しかし全身ザーメンまみれのロリ巨乳白人美少女を前に、理性を抑えられる俺ではない。
もはやジゼルちゃんの大事な部分を貫くのは、俺がこの世に生まれてきた意味そのものなのだ。
“Da Daddy?”
何も言わずに、俺はジゼルちゃんのズボンをパンツごと脱がせた。
とたんにピンク色の綺麗なスジが露わになり、その奥がしっとり濡れていることも見てとれた。
ホストファザーに下半身を脱がされた格好だが、前回の素股の記憶があるのか、ジゼルちゃんは何一つ抵抗しなかった。
そして、俺に誘導されるがままに書斎の机に両手をつき、
“Daddy...”
剥き出しの綺麗な白人おまんこを、俺の目の前に差し出してきた。
大人の男に向かって、かすかに開かれつつある秘密の花園。
ぱっくりと割れたジゼルちゃんのおまんこは、色も形も、子供だと断言できるほど綺麗だった。しかしその威容は確実に、男のモノを受け入れるための形状をしている。
人種の違いをまざまざと見せつけらる長い脚。しっかりとした曲線を描いた美臀は、彼女が大人への階段を登り始めていることを示唆している。
この瞬間を、何度夢見てきたことか。
理想のロリ巨乳。
白人小学生に挿入するという夢を、ほとんど全てのロリコンが叶えられることなく人生を終えていく。
でも、俺は違う。
このときのために全てを費やしてきた。
一流大学に入学して一流企業に入って、英語だって死ぬ気で勉強した。
常に海外転勤の機会を伺い、その手の部署にいくつもコネクションを作ってきた。
身なりだって気を使った。元々顔立ちは整っている方だったが、ファッションにもお金をかけ、適度な筋トレも欠かさず、凛花のクラスメイトたちからは「凛花のパパめっちゃイケメンじゃん」と噂されるぐらいには自分を磨いてきた。
結果として花憐という伴侶を得て、凛花という娘も授かった。
全てが全てというわけではないが、娘を作って白人の小学生少女をホームステイで迎えるという計画は、この家族計画すらも巻き込んだ壮大なプランだった。
結果として一人目が娘だったが、もし男の子だったら、俺は女の子が出来るまで、花憐と子作りをし続けただろう。
そんな努力と祈りと運が結実し、俺はジゼル・アップルヤードという理想の洋ロリ少女と、SEXという本懐を遂げつつある。
夢にまで見た白人小学生とのSEX。
その瞬間が今、俺の亀頭に訪れようとしていた。
“Daddy...?”
前回の素股とは違い、いきなり小陰唇に充てがわれた亀頭に、さすがのジゼルちゃんも戸惑いを覚える。この先の行為が何を示すのか、多分純粋なジゼルちゃんはよく知らない。しかし知らないまでも、破瓜への本能的恐怖は確かにあるのだ。
そもそもこの日本愛が強い白人少女は、自分の股ぐらに大人のペニスを迎え入れる容量があるということすら知らない。
これが今から自分の“内部”に突き立てられることなど、この少女は予想だにしていないだろう。
でも俺は、本気だった。
このままジゼルちゃんの入り口をほぐして、乳首責めやクリ責めで十分に濡らして、準備万端になったところを躊躇うことなく突き立てる。
多少の激痛は少女に走るだろうが、この子ならそれすらもいずれ快楽に変えられるだろうと信じている。
だってジゼルちゃんは、俺への素股で絶頂に達したんだから。
小学五年生にして、昇天することの気持ち良さを、その華奢な身体にしっかり焼き付けているのだから。
だから俺は、ぐいぐいと一ミリ単位で少女のおまんこに亀頭を埋めながら、己を突き立てるタイミングを待っていた。
案の定、ジゼルちゃんは戸惑いつつも声を色気のある声を漏らしながら、俺の乳首責めとクリトリス責めで少しずつ自分の中をほぐしていった。
あと、五、六分もすればきっと――。
そう俺が確信したときだった。
予期せぬノック音が書斎に響いのは。
「お父さん、ジゼ知らない? トイレに行ったっきり全然戻って来ないんだけど」
「え?」
まったくもって予想外のタイミングに、俺はジゼルちゃんに入り口に亀頭を食い込ませながら、固まっていた。
固まっているのはジゼルちゃんも同様で、ホストファザーのペニスを先端三ミリだけ咥えながら、机に手をついて硬直していた。こんな状況で不謹慎だけど、真下を向いてもなお形を崩さないお椀型のおっぱいは、膨らみかけだからこその奇跡だと俺は思った。
「と、父さんは知らないな。リビングで水でも飲んでるんじゃないか?」
必死に取り繕うが、娘の親友に充てがわれた怒張したペニスがその答えである。
書斎の扉は鍵こそかかっているが、凛花が開けてと要請して来ないかと内心心臓がバクバクだった。
「……わかった、下行ってみる」
あくびの音をさせながら、凛花が階段を降りていく。ホッと胸を撫で下ろす俺らだったが、こんなことをしてはいられない。だってリビングに降りてもジゼルちゃんはいないのだから。
『いいかいジゼル、今からパパの言う通りにするんだ』
俺はすぐさまジゼルちゃんに服を着させ、この場を取り繕える唯一の方法を説明した。
俺からすればこれ以上ないほどの生殺しだが、一家離散と逮捕だけは何がなんでも阻止しなければならない。
“Good night dad.”
「ああ、おやすみジゼル」
挨拶としてなのか、それ以上の意味があるのか、ジゼルちゃんはそっと俺の頬にキスをして、そそくさと書斎を出て行った。
俺の作戦は、寝ぼけたジゼルちゃんが間違って花憐の部屋で寝ていたというもの。
これならばリビングに彼女がいなかったことに矛盾しないし、花憐もおそらく熟睡しているので、部屋に入って来たジゼルちゃんに気付かなかったという理論が成り立つ。
我ながら、完璧なアイディア。
咄嗟の機転を利かせて、一家離散の危機を回避した。まさに一家の大黒柱。大人ゆえの見事な頭脳プレイだ。
「お父さん、リビングにジゼいなかったけど――」
突然書斎のドアが開いて、黒髪の愛娘が顔を覗かせる。その瞬間まで、俺は完全に失念していた。
ジゼルちゃんが出て行ったことで、書斎の内鍵が開けられていたこと。
そして、ジゼルちゃんに服を着せることばかりに気を取られて、自分自身が下半身裸のままだったこと。
先程の挿入未遂の余韻で、自分自身の竿が立派な硬さを帯びていたことを。
「り、凛花――」
当然ながら、俺も凛花も固まった。
娘は、父親の男根を目撃したショック。
父親や、娘に勃起チンポを見られた衝撃。
つい一年半前までは一緒にお風呂に入ることもあったが、当然怒張した陰茎など娘に晒したことはない。
凛花も凛花で、成人男性のペニスが怒張することは知識としては知っていただろうが、当然実物を見たことなど一度もないはずだ。というかあってたまるか。
父親の股間を凝視したまま、ドアノブを握って固まる凛花。
その後、凛花の取るであろう行動は、
①完全に見なかったことにして扉を閉める
②花憐も起きるくらいの大声を出して父親を罵る
③冷めた視線を残して、金輪際口を聞いてくれなくなる
その三択が考えられた。ブックメーカーのオッズが高いのは当然ながら③だ。
ただでさえ多感な思春期の愛娘にあられもない箇所を晒して、無事に家庭生活を送れる父親がいたら会ってみたい。というか、俺がその最初の一人になりたい。
そこそこ立派であるはずの陰茎も、見せてはけない相手にはもっと小さくて見えにくかったら良かったのにと感じる。ここまで言い訳のしようもないくらいそそり立っていては、どんな機転も言い訳も意味をなさない。
……終わった。
ジゼルちゃんとの行為は多分バレなかったけど、少なくとも今後十年は同じ家で暮らすはずだった娘に、絶縁の二文字を送られる。
大声であれ、冷たい一言であれ、最愛の娘の唇が「最低」または「最悪」の二文字を紡ぐのは、もはや時間の問題だった。
しかし、
「お、お盛んなのは結構だけど、ジゼには絶対見られないようにしてよね。お母さんと出来なくてむらむらするのはわかるけど、そういうの言い訳にならないから」
大声でも、軽蔑でも、冷たい一言でもなく、凛花は当たり障りのない勢いで書斎の扉を閉めた。
正直、俺は心臓の爆音がやまなかった。
俺は助かったのか?
一家離散の危機を、間一髪のところで回避したのか?
しかし、凛花の反応があまりにも意外だった。
もっと嫌われると思っていた。もっと敵意を剥き出しにされると思っていた。
それはまるで、息子のオナニーを目撃した母親のような、あるいは、兄の自慰行為を目撃した歳の離れた妹のような、そんな態度だった。
いや、暗がりだが顔は紅くしていたし、それなりの動揺はあっただろう。
でも想像だにしない父親の姿を目撃した娘の態度ではなかった。
少なくとも書斎のパソコンの前で自慰に耽る(ようにおそらく見えただろう)父親の行為に、叱責の類はひと欠片もない。
理解のある娘だと言えばそれまでだろう。
しかしここ一年の凛花は、間違いなく父親である俺のことを嫌っていた。
洗濯物は分けてと花憐に怒っていたし、入浴中は浴室の入り口三メートルに近づくことも許さない。
そんな凛花が、どうして父親のオナニーだけを許容するのか。
突然の出来事に気が動転したというのもあったかもしれない。
あるいは怒りが度を越し過ぎたせいで、逆に優しい反応が出たという可能性も。
いずれにせよ、否定できない確かなことが二つある。
俺がジゼルちゃんとの連結に寸前のところで失敗したこと。
そして実の娘である凛花に、完全に勃起したチンポを見られたことである――。