※この作品はR-18です。

娘の交換留学相手(11)がぐうシコ過ぎる件   作:かしわもち@ハーメルン

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episode5「予想外の眼福」

 “Good morning, Daddy...”

 

 次の朝、まだ寝ぼけ眼のジゼルちゃんが、パジャマ姿で居間に降りて来た。

 元々パーマ掛かっていたブロンドのセミロングはかなりボサボサで、パジャマのボタンが外れて真っ白な肩がわずかに露出している。

 

 これまでよそ行き用のジゼルちゃんしか見てこなかった俺は、内心かなり動揺していた。

 

 これはまさしく、年頃の女の子が“家族”にしか見せない油断しきった姿だ。

 ブロンドヘアは他所様にはとても見せられない荒れ具合だし、よく見ると口元によだれまで付いている。

 寝るときだから平気だと緩めたであろうパジャマのボタンは上から二つ外れたままだし、おそらくキャミソール代わりであろう白いタンクトップも惜しげもなく晒されている。

 

 “G, good morning, Giselle...”

 

 この時点で、俺はジゼルちゃんがまだ寝ぼけているという仮説を立てた。子供の頃、親戚の家に泊まりに行って、朝起きたときにそこがどこなのかわからなくて混乱する、というのは誰にでもよくあることで、ジゼルちゃんもまさに今その状態なのだと。

 

 だからあえて、俺は「おはよう」ではなく“Good morning.”と挨拶した。さすがにマイケルさんの声真似などはしないし、できないけど、少しでもここがアメリカであると錯覚させることで、何かしらの役得があるのではないかと思ったのだ。

 

 案の定、ジゼルちゃんはまだ半分眠っていた。歩きながら瞼は下りているし、足取りもフラフラだ。マイケルさんは何も言っていなかったけど、おそらくこれがジゼルちゃんの“日常”なのだろう。ただでさえ朝が弱いのに、そこに長旅の疲れや慣れない日本生活での気疲れも加わって、大寝ぼけをやらかした。今のこの状況を俺はそう解釈する。

 

 凛花が降りてくる気配はない。元より朝が極端に弱い子だ。昨夜もどうせジゼルちゃんと語り明かしていたのだろうから、あと二時間は降りて来なくてもおかしくはない。

 

 加えて花憐も今は、二階のベランダに洗濯物を干しに行っている。ジゼルちゃんの下着見たさに「俺が代わろうか?」と言おうかとも思ったが、大人しく居間で新聞を読むことにして正解だったようだ。

 

 いまだ半寝ぼけのままのジゼルちゃんが大きな欠伸をする。そのあどけなさはまだまだ小学生といった感じだが、昨夜も言ったようにその身体付きはアジア人の女の子とは一線を画している。

 

 まず、明らかに大きな胸元。

 パジャマ越しにも膨らんでいることがわかるし、大きさも申し訳程度の凛花とは明らかに違う。何より昨夜はこれが揺れまくっているところを何度も見たわけで、この中に作り物ではない本物の膨らみが詰まっていることは明確だった。

 

 そして胸だけでなく、お尻も十分に大人っぽい。これにはいくつか要因があって、単純にお尻そのものが柔らかそうだというのもあるけれど、腰の位置が高く、小学生とは思えないくびれを備えていることにも起因している。

 

 やはり、向こうの女の子は違うのか。身体の作りそのものがこちらの小学生とは違っている印象を受けた。おまけにここまでのスタイルを持つ女の子は、俺の厳選洋ロリフォルダの中にも数える程しかいない。いや、実際に匹敵するレベルの子は一人もいないかもしれない。

 

 そんな女神、もとい天使に出会えた奇跡。

 

 しかもその子が、我が家にホームステイしている。

 

 眼福も眼福。

 至福も至福。

 

 俺は人生における運という運を今この瞬間に使い果たしているのかもしれない。

 そう思えてしまうくらい、目の前のジゼルちゃんのスタイルは完璧だった。

 

 “l'll change.”

 

「え?」

 

 眼福は、それだけに留まらなかった。changeという単語を聞いて、まず思い浮かぶのは「両替」だった。単独でchangeを使うとき、旅行英会話で一番良く使われる用法が両替だからだ。

 

 しかし状況には則さない。この場でお金を両替する意味はないし、必要もない。このchangeの後にclothesという単語が省略されていることに気付いたのは、ジゼルちゃんがパジャマのボタンを目の前で外し始めたときだった。

 

(ジゼルちゃん、ここは日本だよ!)

 

 まともな大人ならそう注意するだろう。

 しかし俺はまともな大人ではあるが、同時にロリコンでもあった。目の前で行われている行為に驚きのあまり何も言えなくなっても、何らおかしなことではない。

 

(まじか……)

 

 案の定、ジゼルちゃんは着ていた上のパジャマの脱ぎ捨て、タンクトップ一枚の上半身を露出してしまった。

 

 我が家のリビング。距離一メートルにも満たない目の前で、白人の女の子が白いタンクトップ一枚になっている。

 

 しかもそれはインナーを前提に作られた本当に薄手のタンクトップで、ジゼルちゃんのおっぱいのシルエットがありありと主張されていた。

 

 拳大のおっぱいと聞いて、小さいと感じる人間もいるだろう。でも考えてみて欲しい。それがもし身長145センチ程度の女の子の胸に付いていたら、決して小さな胸と感じることはないはずだ。

 

 シャツ越しでもわかる綺麗な形。小学生なのだ。形崩れなどしていようはずもない。見事なお椀型かロケット型のおっぱいだ。

 

 しかもよく見ると、シャツの生地が少しだけ透けている。お椀型の真ん中に浮いているのは、間違いなくジゼルちゃんの乳首ではないのか?

 

 うっすらと透けている小学生の乳輪。

 色、形まではハッキリとはわからないが、どこにどの大きさの乳輪が浮いているのかはハッキリとわかる。

 

 おっぱいの形を取ってみても、乳輪の大きさを取ってみても、多分至高。

 これが小学生のおっぱいなのかと思えるほどの理想的なバスト。

 

 俺はまだ、ジゼルちゃんのおっぱいを見たわけではない。でもその寸前までは確実にたどり着いた。お風呂場の曇りガラスに目を凝らしてもたどり着けなかった昨日とは違う。

 

 今目の前に、たしかにジゼル・アップルヤードちゃんのおっぱいがある。

 しかも目を凝らせば、乳輪の大きさと乳首の位置は手に取るようにわかった。わからないのは乳首の色と質感くらいだが、それもさらに凝視すれば、鮮やかな薄桃色が透けてくるようにも見えた。

 

 実物は見ていなくても。

 これでもう、ジゼルちゃんのおっぱいがどんな形をしていて、どの位置にどんな乳輪があるのかは簡単に想像できた。

 その乳輪部分の色でさえ、おそらくほとんど誤差なく類推できているだろう。

 

 谷間はギリギリ見えないようなシャツの作り。

 でも他でもなく乳首の位置が浮いて見えるのだから、谷間を見る以上の情報量は得たことになる。

 

 あくまで妄想ではあるが、俺はもう、ジゼル・アップルヤードちゃんのおっぱいをありありと想像できた。

 

 これまで見続けてきた、洋ロリ画像。

 この肌の色で、この顔立ちなら、多分こういう形と色。

 そういうデータベースに照らし合わせて導き出されるジゼルちゃんの先端部は、まさに理想的な薄ピンク色だった。

 

 乳首だけでなく、おっぱいそのものの形も、これだけ生地が薄ければ易々と想像できる。想像というか、シルエットに関してはそもそもがおっぱいそのものだ。

 

 色、形、張り、大きさ。

 

 全てにおいて完璧な、まさに理想の洋ロリおっぱいである。

 

(よく……勃たせないでいられるな)

 

 念願の状況にもかかわらず、俺は自分でも驚くほど冷静だった。いや、突然の出来事に心臓は爆ついているのだが、頭の方は至って冷静なのだ。

 多分ジゼルちゃんのバストがあまりにも理想的すぎて、状況についていけないのだろう。それこそ聖母マリア様を崇めるような気持ちで、俺はジゼル・アップルヤードちゃんのタンクトップ姿を見つめていた。

 

 問題は、この状況をどこまで許容するかということだ。

 

 chage(着替える)と言ったからには、多分この子は一枚残されたタンクトップも脱ぐだろう。その場合ジゼルちゃんのおっぱいが今度こそ乳首ごと目の前に晒されることになるが、その場合、俺は俺の理性を保てる自信がない。

 

 理想のおっぱいを完全なまでに晒した洋ロリ少女に対して、眼福以上のものを求めない保証がどこにあろう。

 

 そろそろ、花憐も洗濯から戻ってくる。そのときにジゼルちゃんが上半身すっぽんぽんなのと、タンクトップ一枚なのとではリアルに花憐との夫婦関係および凛花との父娘関係が変わってくる。

 

 正直に言おう。アイアムチキンと。

 この期に及んで俺は、ジゼルちゃんのおっぱいを見ることを怖がったのだ。

 

「あの、ジゼルちゃん? それ以上脱ぐとさすがに……」

 

 “What...?”

 

 ジゼルちゃんは強く目を擦った後、瞼を開いてそのスカイブルーの瞳を露わにする。

 そのままの状態で四、五回瞬きしたジゼルちゃんは、自分の目の前にいるのが誰で、ここが何という国で、もっと言えば自分が今どんな格好でいるか思い出したようだった。

 

 “Da, dad!?”

 

 案の定、顔を真っ赤にしたジゼルちゃんが慌てて自分の胸元を隠す。この様子だと乳首が透けていたことまでは把握していないようだが、自分があられもない姿をホームステイ先に父親に晒していたことは理解したようだ。

 

 “So, sorry! I misunderstood!”

 

 涙目になりながら自らの勘違いを告白するジゼルちゃん。本人には悪いが、その表情が逆にとんでもなく可愛らしく感じられた。しかも胸を押さえたことで乳首は見えなくなったが、押し上げられた胸がしっかりとした谷間まで作ってしまっている。

 

 まさに、二重、三重の眼福。

 ジゼルちゃんはこう見えて意外と隙が多いというか、脇が甘い性格なのかもしれない。

 

 これだけのバストを持ちながら、それは結構致命的なことなのでは?と、ジゼルちゃんの父親代わりを任された俺は思った。

 

 今思えば、この事件がきっかけだったのだ。

 

 ジゼルちゃんのひたむきさ、純粋さ、脇の甘さ。

 

 それが結局、ロリコンとしての俺の衝動を突き動かすことになる。

 

 俺は多分、この子と繋がれる。

 

 確信ではないにせよ、うっすらとそんなことを思い始めたきっかけが、この朝の事件だったのだ。

 

 その根拠のない自信が、俺自身を予想以上に大胆な行動に走らせることを、このときの俺はまだ知る由もなかったのだけれど。

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