悪役令嬢な姉にお薬漬け百合エッチわんわんプレイで完堕ちする妹ヒロイン 作:嫌われた勘のいいガキ
「――お、お初にお目にかかります。あ、アリーシャです……とも、もうします。どうぞよろしくお願いいたします!」
「……」
アリーシャと名乗った異母妹は途中で間違えたことを棚に上げ、どこか満足気な表情を浮かべた。
さも覚えた通りに言えました! とばかりの態度に私が冷たい視線を向けていると流石に気がついたものか、アリーシャはぎこちない動きで慌ててカーテシーを披露する。
付け焼き刃な所作、上流階級ではなくとも見れば分かる庶民丸出しのアリーシャに内心で溜息をこぼす。
こんな詰らないのを相手にするのも面倒だ。軽くあしらってさっさと部屋に戻ろう。そう決めた瞬間、唐突に謎のビジョンが私へ流れ込んできた。
「っ――な、なんなのこれは」
「お、お義姉さま?」
たたらを踏みそうになった私にアリーシャが頭を上げて首を傾げる。庇護欲を誘うような、将来を約束された可愛らしい顔がそのビジョンと重なった。
「これは……アリーシャ?」
「?」
どこか幼いアリーシャの面影が残る可愛らしい少女とその肩を抱く貴公子然とした男子、その周りに侍る男たち、野次馬のように群がるギャラリー、そして全ての注目を集めている成長した私――と思わしき女。
音は聞こえずとも私にとって良くない事が起きているのは明白だった。まるで断罪される悪役のような光景だったからだ。そして様々な疑問はあれど、この未来と思わしき事柄にアリーシャが深く関わっていることを直感する。
――ふぅん? いやはや……私はどうするべきかしらね?
取るに足らない路端の石が如く興味の湧かなかった異母妹が急に輝いて見えた。アリーシャを消すのは簡単だが果たしてそれでいいものか。何しろこれは神が私に与えた啓示だ。私の推測が正しければ使い道は色々ある。全ては私次第、大切に扱ってやらねばなるまい。
「……なんでも無いわアリーシャ、私は貴女の姉になるキャロライン、どうぞよろしくね」
「は、はい! キャロラインお義姉さま!」
「あら私は本当の姉妹だと思っているのよ、どうかキャロルと呼んで」
「あっ、ありがとうございます。き、キャロルお姉さま」
私が優しく微笑むとアリーシャはホッとしたように頬を緩めた。
「いいのよ、たった2人の姉妹ですもの。仲良くしましょうね」
「え、えへへ……キャロルお姉さまがやさしい人で良かったです。うれしいです」
「私も嬉しいわ。そうだ私の部屋で遊びましょう? 屋敷は広いから手を繋いでね」
「はい!」
純真な笑顔が眩しいぐらいに綺麗だった。宝石みたいにキラキラしていて、明るい未来を信じて疑わない無垢な瞳、それがいつまでも続いて欲しいと私は願った。
だって、その方が絶対に楽しいに決まっているから。
☆☆☆
私の世界が急速に色を失ったのは、この屋敷に来てからだった。女手一つで育ててくれたお母さんが病気で死んでしまってから、豪奢な馬車に乗った男の人が私を迎えに来たのが始まり、きっとお母さんが最期に手紙で知らせてくれたんだろうけど、こんなことなら孤児院にでも入っていた方がマシだったと思う。
私は姉のキャロラインによって完全に支配されている。
初めて会ったとき、なんて綺麗な人なんだろうって思った。緊張して必死で覚えた文言も間違えて、なんとか言い終わってからも思わず見惚れてしまった程だ。この人がお姉ちゃんになってくれるなんて私は幸せだ! と純粋に喜んでいた。
「アリーシャ」
「……っ!」
いつからいたのか、突然後ろから声を掛けられ飛び上がりそうになるのを我慢した。
「もう今日のお勉強はお終いでしょう? 私の部屋でお茶にしましょう。いいわね?」
「はい、ぜひご一緒させて頂きます。お姉さま」
引き攣りそうになるのを抑え、振り返った私は笑顔で了承する。姉はそんな私を見透かしたように目を細めると、何度も目にしてきた動作で私の首筋を優しく撫でる。それは首輪をするように、私は姉の所有物なのだと刻むように、流麗で艶めかしい愛撫だった。
「良い子ね。それじゃあ行きましょうか」
クッと息を漏らしかけたところで姉は、私の手を取り先導する。周りのメイドや執事は私達が仲睦まじい姉妹であることを認識し、微笑ましそうに眺めている。
「これからアリーシャとお話するから呼び出しがあるまで待機なさい」
「かしこまりました。お嬢様」
部屋に入るやいなや姉は侍女を追い出す。姉付きの侍女は裏の関係を知っているだろうけど、行為を見られたくはないので有り難い。
姉が衣装部屋から戻ると手にはリードつきの可愛らしい首輪が握られていた。これは最近のお気に入り、姉がおいでおいでと手招く姿をみとめ、そっと覚悟を決める。
私は着ている服を脱ぎ、生まれたままの姿になると膝を曲げ四つん這いの姿勢になった。
「わんわん!」
元気にそして笑顔でひと吠え、四足歩行で姉の元へ向かう。ベッドに腰掛ける姉の前にたどり着いた後、犬座りになって首筋をぐっと差し出す。
「すっかり言われたことを覚えたわね。偉いわよアリーシャ」
姉は私の頭を優しく撫でるとそのまま髪を巻き込まないように掻き分け、首輪を装着する。
カチャリと音を立て、しっかり首に嵌め込まれたのを確認した姉は嬉しそうに笑った。
「ふふっ、やっぱり可愛い子にはコレよね。アリーシャも嬉しいでしょう?」
「わんっ」
首輪をつけているときの返事は全部わん(はい)だ。何故なら私はアリーシャと言う名の犬だから。姉の言いつけを破ると手酷い折檻が待っている。だから私は感情を殺して姉に忠実な様子を示す。
「いつものポーズよ、アリーシャ」
「……わん」
いつものポーズ、そのワードに一瞬戸惑いながら私はおずおずと体をひっくり返した。当然、手足は犬のように曲げ、口から舌をだらしなくこぼすのも忘れない。
寝そべった状態でお腹を向け胸の頭頂部、下半身の陰部をすべて曝け出す――服従のポーズ、その名の通り一切の抵抗をやめた負け犬の姿勢、初めてやったときは余りにもみじめで思わず号泣してしまったが、今もう慣れた。
「相変わらず綺麗な体ね」
立ち上がった姉が上から見下ろす。姉は徹底して立場を分からせる演出を好むのだ。どちらが上でどちらが下か、ご主人様と飼い犬のプレイもその一環、そこから逸脱しようと僅かでも反抗を試みれば容赦のないお仕置きが待っている。
時には何の理由もなく――例えば目つきが悪いなどといった難癖で――お仕置きされ少しずつ、そして着実に反骨心を削られていった。
「しゃぶりなさい」
「……ぁえっ」
姉は私の顔の横にしゃがむと露出した舌を自身の親指と人差し指でつまみ、いじくり回す。けっして乱暴ではなく、むしろ丁寧でいたわるようなシゴキ、コリコリと感触を楽しむようにくねくねと折り曲げては、ザラザラとした体表を楽しむようにそっとなぞられて。
「――っ!」
ぴくんっと体が反応してしまった。
私の芳しい反応が琴線に触れたものか姉の指は激しさを増していく、それに比例しお腹の奥がどんどん温まってきて、おかしな気分に引き込まれ酔いそうになる。
そんな自分の状態を自覚し……姉にだけは知られまいと媚び続ける。
「ほら、どうしたのアリーシャ。言われた通りなさい」
「わぁんっ……」
逃げる指を舌で必死に追いかける。チュパッっと指先に吸い付けた。溢れ出す唾液が潤滑剤のように纏わりつく、それを丁寧に舐め回す。さながら母乳を求める赤子のように私は姉の指を一心不乱にしゃぶる。姉の指先は絶えず刺激を与えてきて飽きさせず、私の中の熱を掘り起こそうとしてくるが理性でその情動を押し止めた。流されるのは簡単だ。それでも姉の思い通り舌をもてあそばれただけで、快感を覚える卑しい女にはなりたくない。
「よく出来ました」
不意に指先が引き抜かれる。テラテラと艶やかに光りながら宙を描いた指先は、スッと姉の唇へ消えていった。どうやら指遊びはおしまいのようだ。名残惜しいという感傷が沸き起こり――努めて感情を殺す。
私は何も感じていない。ただ命令通り姉の要求を受け入れるだけだ。
「良い子にはご褒美を上げましょうね?」
「……わんっ」
ご褒美、その甘美な響きに激しく鼓動が波打った。その期待とは裏腹に私の中に渦巻くのは恐怖、体が小刻みに震え出す。姉はそんな私を眺めながら楽しげに首輪のリードを引っ張るのだ。逆らうことなど出来る訳もなく、ずるずると引きずられるようにして四つん這いで後に続く。
「最近は慣れてきたし、今日は少し多めにしましょうか」
姉の手に盛られた不気味な錠剤、それが真っ当な薬剤ではないことを身を以て知っている。
あれを飲んだら最後、私は私でなくなってしまう。
あぁだから……私は、私は――
☆☆☆
最初は躾ける過程でのちょっとした遊び、それが高じるにつれ私は妹に潜む巨大でおぞましい淫欲の沼に気がついた。
妹は天性の変態だったのだ。私が餌を与え水をやり育んだことは事実だがそれを差し引いても度し難き淫婦だった。これと半分も血が繋がっているなんて信じられないわね?
妹は今も薬に釘付けで目がハートになっている。
それでもすぐにガッツカず、葛藤するようにうなだれる――演技。
その浅ましい姿が可愛らしいと思う私もかなりアリーシャに毒されてしまった。
ねぇアリーシャ、貴女はどうして私が通る廊下でぼっーと突っ立ていたのかしら。
勉強部屋から戻ってきたにしては、自分の部屋を出ておかしなところにいたものね。
大人しく部屋で待てなかったの?
本当は、この倒錯した状況を心の底から楽しんでいるって言わなくても分かっているわよ?
どうしようもないメス犬の性が、退廃的で淫乱な本性が、姉に全てを蹂躙して欲しいというマゾヒズムが、メスの淫臭となって部屋に漂う。
指をしゃぶっただけ、薬を見ただけで妹は発情していた。
その痴態に気づかない振りか、或いは本当に分からないものか、彼女はまだ人間であろうと振る舞う。もうとっくに、快楽を貪る獣へと堕ちているのに。
人間としての尊厳を奪われ、全てを支配される喜びに浸かっている事実から妹は目を背け続ける。
否、私にその仮面を無残にも破り捨てられて、メチャクチャにして欲しい……それが貴女の本音なのよね?
――まったく、欲しがりな妹だこと……そんな可愛いおねだりにも応えてあげましょう。
姉として妹が正直になれるように、そっと手助け、全部悪いお姉ちゃんのせいだものね?
「アリーシャ、いつまでそうしているの、早く飲まないとお尻から食べさせるわよ? あぁもしかしてそっちがご要望?」
「……っ!」
薄く笑うと俯いていた妹は弾かれたように顔を上げた。
あらダメじゃない、そこは絶望に顔を歪めていやいや薬を飲まされるところでしょう?
妹は許しを得た犬のようにお尻を揺らしゆっくりと錠剤を口に含む、私は水差しを直接注いでやり全部飲み込むのを手助けする。
ゴクンっと美味しそうに飲み下した妹は、あーと口を大きく開けて締まりのない表情を向けてきた。
「ふふっ、ちゃんと飲めて偉いわね」
妹の首の下とふわふわの髪の毛を両手で撫で回す。すっかりメス犬らしくなった妹はくぅんと鳴き身を寄せる。タレ目はいつも以上に下がり、ほっぺたが熱を含んだように上気している。
そこまで強い媚薬ではなくとも妹にとっては麻薬に等しい効果があった。
何しろそれは心を剥き出しにしても許される私からの福音であるからして――。
「ぶっ壊してあげる」
「わんっ、わんわんっ……!」
そう耳元で低く囁く、妹の息が途端に荒くなりペロペロと舌で私の頬を舐めるように求めてくる。
「あら、本当に堪え性のない娘ね? ベッドに行くわよ」
首輪を引き誘(いざな)う。強引に強く引っ張りながら妹をベッドへ押し倒す。馬乗りで更にのしかかるように体重をかけて動きを封じる。
こんなことをしなくても抵抗はしてこないが、被虐趣味の変態犬はこれが何よりの好物、きゃっなんて言っているが、悦んでいるのが手に取るようだ。
両手を重ね合わせて恋人繋ぎ、そのまま見つめると情欲に塗れた妹の瞳が嗜虐心で満たされる私を映した。
「好きよ。愛してるわアリーシャ」
「~~~っ!?」
不意打ちで愛を告げると繋がれた両手からぎゅっと力が伝わってきた。アリーシャがなにか言う前に私は小さくて愛らしい唇を奪う。別に思わず口をついて出て、恥ずかしかった訳ではない。
ぴちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅっぱ♡ ぱちゅっ♡
力づくとは正反対にぷりっとした柔らかな唇を傷つけないように、優しく舌で舐め回す。上唇から下唇へ順繰りに甘噛みして、ふにゃけてきたところを再度、口づけして浅いキスを繰り返す。
こうしていればそのうち、焦れた妹が舌を伸ばして――ほらきた。
「っ!!!」
その瞬間を逃さずに私は妹を舌を吸い込むようにして、迎え入れる。
ジュルルルッ♡と淫靡な音を巻き立てて、無防備にやってきた柔らかい舌を囲い込んでなぶり尽くす。
驚いた妹が顔を背けようとするのも許さない。
拘束していた両手を離し、妹の顔をハグする。
しつこく執拗に妹の舌をしゃぶり犯して、堪能していると妹は自由になった両手で私を抱きしめてきた。
――いじらしいこと、してくれるわね♡
たっぷりと味わった舌に別れを告げ、今度はアリーシャの口内へ侵略を始める。ようやく解放された妹の舌はすぐさま私の舌に捕まり、にたびの蹂躙ぐにゃりぐにゃりと舌同士でまぐわいながら、脳みそを混ぜ回すようなイメージで狭いお口をこれでもかと掻き乱す。
アリーシャは力の加減が馬鹿になったものか、抱きついたまま締め付けるように力みながらも、私の責めを一生懸命に受けとめた。
その健気な態度が一層、私の心を焚きつける。幾ばくか残った配慮を拭い去り、より深く妹を求めた。
「――っ♡♡」
どれぐらい絡みったものか妹が一瞬ぶるっと震える。あれほど私を抱きしめていたアリーシャの腕が下ろされて、全身がくたっと弛緩したように力が消え失せた。
「……アリーシャ?」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「もしかしてキスだけでイッてしまったの?」
「…………ふぁい」
アリーシャの体から退いてみれば、下半身はビシャビシャでまだ生え揃っていない陰毛が黒光りしていた。幼い少女の薄っすらとした縦筋から、愛液がタラタラと滴る様子はとてつもなく卑猥で、私の官能をどうしようもなく刺激する。
「あらあら、どんどんエッチな体になっちゃうわねぇ」
少しばかり乱暴に扱われ口づけを交わすだけでこの惨状、妹の体はあまりにも快楽に弱くてだらしがない。しかし、それがひどく魅力なのだ。
脱力するアリーシャの瑞々しいスベスベとした素肌――下腹部を手のひらでさすり、さすり、中指でトントンと軽く弾く、そのままグリグリと軽く押し当てれば俄に体が微動しだす。
「……ぁっ♡ ……ん♡ ……っ♡」
今からココ、女の泣き所を責めるぞという合図であった。
この奥をぶち犯されたかったら、早く準備しなさいと妹の体に語りかけるのだ。
言葉はいらない。これまで躾けられ覚え込まされた快楽がしっかりと息づいている。
湿った陰毛を引っ張ったり撫でつけたりしながら、まばらに繁る密林への入り口へ徐々に向かっていく。綺麗なカーブを描いた恥丘をゆっくり、ゆっくり、茂みを指で掻き分けるようにしながら下る。
「んぁっ♡ ぁっ♡」
その意図をしっかり理解したものか、期待したように鳴いたアリーシャのロリマンコから、よだれのようにダラダラと透明な蜜が垂れてきた。
今すぐ、ぐちゃぐちゃにしてください♡ と丹精込めて育ててきた従順で未成熟な肉壺が懇願するも、その訴えを退けて私は小さな割れ目に這うように、そっと指をすべらせながら撫で上げる。
「……やっ♡ ……んっ♡」
まだまだ潜らない、挨拶程度に何度も何度も筋を指で割くように往復を繰り返す。コショコショとくすぐって開門を促せばメスの汁が更に溢れ出てきた。一体、どれだけ溜め込んだものか濡れ濡れになった媚肉はキュン♡ キュン♡ と襲われるのを待ち構えるよう、指を軽く差し込んだだけでヌップリと沈み込み、たやすくアクメ地獄へ突き落とせることが知れた。
――ころあいね♡
私は窮屈な縦穴を2本の指で優しく横へ広げていく、外気に触れた淫内はヒクヒク♡ わなないていて完全な無警戒、侵入者に対し全面降伏の姿勢を決め込んでいた。
薄っすらとしたピンクの色味が眼前に広がり、脳みそから貪れッ! と催促される。
もう止まらない。
あぁ、貴女はやっぱり最高よ。私をこんなに昂ぶらせてくれるのはアリーシャだけ、だから存分にお返しするわね?
――頂きます♡
☆☆☆
薄っすらと霧がかった思考のさなか、姉の端正な横顔が鮮烈で目に焼きつくようだ。
ピアニストさながらの指さばきで、弱点を的確に探り当て私を支配していく。
もう何年もお世話になったせいで見ただけ、触れただけで私の下腹部が熱を宿して暴れだそうとする。
ましてや直接、意図をもって命じられてしまえば――指先だけで姉は私を思い通りに操れる。
私の下半身は、あっさりと支配権を譲り渡し本来阻むべき異物を容易に受け入れる。
姉の支配下に置かれた、はしたない貝口が姉の指を離すまいと媚を振りまき、簡単に淫汁を撒き散らす。
こじ開けられる……などとは烏滸がましい、内通し陥落した肉体が自ら明け渡した完全なる無血開城。
姉は開けっぴろげにしたままの秘所を暫く観察して――嗤った。
「頂きます♡」
いつもの姉とは不釣り合いな、甘い声だった。それに驚く間もなく途方も無い快楽が私の脳内を突き抜ける。
凄まじい音を立てて――それとは裏腹に繊細な舌使いで私の中を深く、深く掘っていく。
散々焦らされた待ちに待った本丸落とし、期待させられて燻り続けた火種に一瞬で火がつけられ、爆発する。
この体への理解度は姉が圧倒的だった。
何しろ真の所有者は姉なのだからそれも当然、私は情けない声を上げて絶頂する。
「~~~っぁぁ!!!♡」
仰け反り、ひときわ大きくなった声でイッたことを報告する。だからといって姉が攻め手を緩めることはない。これはほんの始まり、すぐに絶頂がやってくる。
緩急をつけた舌技、淫窟を所狭しと暴れまわり天井をえぐりあげ、過敏な神経の集中するクリトリスを裏側から穿ち、盛り上げる。
「あっいきゅっ♡ イッちゃう♡ またイッちゃう♡」
腰を浮かそうとして――押さえつけられる。
わずかにでも快楽を逃がすような行動は途端に鎮圧され、お仕置きとばかりイかされる。
「ひゃぁっ♡ ンンッ♡ イッてりゅ♡ イッてましゅ♡ おねえさまっ♡――」
お待ち下さい。連続はやめくださいという意味を込めて喘ぐ、それでも下の口は従順でイクたんびに新たな体液を供給してしまうのだ。姉はそれをいいことにバキュームを更に強め……絶頂、絶頂、また絶頂。
「お゙お゙っ♡……おねぇっ、……さまっ、んぁっ♡ ……まってぇ! すこっ……♡ しっ、まってぇ♡」
足がピンッと突っ張って下腹部を中心に痙攣、蜜を吐き出し達するだけの人形と化した私に姉は追い打ちをかけた。
「あ゙あ゙っ!?!?♡♡」
うるさいぞ――とばかり、今まで全くノータッチだったクリへの強襲、痛気持ちいい絶妙なさじ加減に、気を飛ばしそうになる。
「……ぁあ゙っっ!!♡ ……んお゙っ♡ ……やめぇで♡ ぞれらっ……♡ それだめぇ゙っ♡ イグッ!!♡」
バチバチとスパークするように視界が点滅する。バカみたいな快楽の波が押し寄せてなけなしの理性が弾け飛ぶ。もとより回らなかった思考は完全に停止し頭がおかしくなるぐらい私は乱れ狂う。姉の徹底した破壊活動が脳みそを溶かしていく。
「っお゙ぅ゙♡ ……ん゙ん゙っ♡ ……はぁ♡ ……はぁ♡ ……ぃひっ、ひぃっ♡ ぁ゙♡っ♡……ぃや゙っ、んぎぃ゙♡ ……お゙ぁ゙ぁ゙♡♡」
まともな言葉を口にすることができなくなるまで、あっという間だった。
姉の舌だけでなく指まで加わったからだ。メス穴をほじくり耕すように、或いは掻き出すように私のオマンコを可愛がるように泣かせる。
勃起したクリトリスは丸ごと頬張られ口内で嬲り倒し――ことさら敏感な箇所を掘り当てられたら目も当てられない。獲物に殺到する狩人のごとく確実に仕留めてくる。
「ゆ゙る゙じっ♡ ゆ゙る゙じてっ!!♡ ゆ゙る゙じでっ……おっ゙♡ おねえざま゙っ……ぁィっ♡ ……おねがっ、……ゆるじてぇっ♡♡♡」
姉の淫虐に耐えきれず、私は最後の力を振り絞り降伏の悲鳴を必死でさえずった。
「……」
――ピタリっと姉の責めがやんだ。唐突に生まれた空白、その意味、理由などを考える余裕なんてない。私は僅かに得られた休息で一息つこうとして
「っぁぁぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!♡♡♡♡」
今日一番の絶頂で果てた。絶え間ない責めからの時間をおいた一気呵成は絶大だった。
たとえそれが須臾の間でも、油断して警戒を解いた瞬間を狙った悪辣な一撃。
ついでとばかりシックスナインの体勢で上を取られた私は正真正銘、逃れることが不可能になる。
「――♡ ――♡ ――♡ ――♡」
わけも分からずヨガり、なにか叫ぶ。それでもがっしりと組み敷かれた体は少しも動かなかった。
そもそも姉はメス犬の分際で意見する愚か者を掣肘するためにやっているのだから、許されるはずがなかったのだ。
降伏者の分際で征服者に待ってくれなど、身の程知らずであった。
私は征服者である姉に犯され、奪われ、全てを捧げるために存在する。
これは、ただただ与えられる快楽を享受し頭を空っぽにして喘ぐペットだと再確認させるための儀式。私の意思など介在する余地がない。
――ふっー♡ ――ふっー♡ ――ふっー♡ ――ひゃぁあああ♡♡♡
姉は自分なしでは生きていかれないぞと、みっちりと私の身体に叩き込む。
苦しくて辛い、にもかかわらず興奮はとどまるところを知らず、精神が喜びで満たされる。
いまだかつてない精神的充足、私の心も体も間違いなく姉へ堕ちきっていた。
いや、本当は最初から。
初めて出会ったあのときから私は彼女に恋い焦がれ、こうして抱かれることを夢見ていた。
それが、こうして叶っているのだから私はなんと果報者だろうか?
やがて意識すら遠き私は幸福に身を委ねる。それはそれはとても心地の良い気分だった。
「――アリーシャ、アリーシャ」
「……ぁい」
姉の強烈な愛に溺れ体はすっかりとクタクタに。声をあげる気力すら失った私は姉の腕の中でまどろんでいる。
あぁ私は今、幸せだ。
本当の私を見つけてくれた。たった1人の愛する人、ずっとずっと一緒にいたい。また生まれ変わっても何度でも。
「あいしています。おねえさま……」
突然の告白に姉は目を見張り――優しい顔つきになって頬にキスをしてくれた。
「私もよアリーシャ。愛してるわ」
姉が私の気持ちに応えてくれたのが嬉しくて、その温もりが恋しくて、ようやく一つになれたことに安堵して、まぶたを閉じる。
こんな醜い女を受け入れてくれた最愛の姉、この人のためなら何でも出来る。だから……
――2人で素敵な未来を迎えましょう。お姉さま。