俺は時空間でウルトラマンジードと言う息子に光線の撃ち合いで、押し負けて爆死四散した
俺はヒヨっ子だからと、油断していたのやも知れない、まさか俺が負けるとは、まぁ俺、もう死んじまったけど・・
俺はそう思いつつ、怪獣墓場に行くのかと思っていた
そう、そう思っていた時期もあった
俺の魂は彷徨い続けた、その結果は俺は本当に時空を超えて全く別の次元の世界に来ちまった
したら、何か知らんが、俺は謎の空間で椅子に座っていた、そして目の前には女が1人いた
俺は何となく察した、あれは女神だと、そして青いダボッとした格好をして髪は銀髪?白髪?まぁどっちでも良いが、そんな小娘がいた
しかも、何だが、俺の座っている椅子より居心地の良さげな椅子に座っている
腹が立つ・・・・
そう思ってると、女は表情一つ変えずに口を開く
「私は女神エリス、・・ウルトラマンベリアル様、貴方は運悪く、いや所業が大罪人レベルなので、死んでも・・・まぁ亡くなりました。」
『ほぉ、俺様が死んだ?、そのくらい知っとるわ!!、だったら何だって言うんだ!女神様よ!』
「あれ?女神って分かるんですか?」
『あぁ、そんな格好してれば女神だって分かるだろう!普通!、それに人間の価値観は知らんが、たぶん一般の大人でもそんな格好してるのは信者って奴、或いはそれに関係する仕事をした連中の事を指すんだろうが、お前は明らかに神格だろう。』
ベリアルは口調は荒いもの、冷静に今の状況を分析していた
エリスは話を続ける
「貴方には3つの選択肢があります」
『ほぉ〜それでその選択肢とやらは何なんだ?』
ベリアル、少し興味が湧いたのか、選択肢が何なのかを問う
「第一の選択は、天国でおじいちゃんおばあちゃんみたいに、な〜んにも無い場所で、悠々と過ごす」
『これは却下だなぁ、次』
「第二の選択は、これまでの記憶を全て消して、新たに性を受ける」
『生前の記憶がねぇってのもありだが、やっぱ無いのは困る、次』
「第三の選択肢は、これ迄の記憶をそのままに別の異世界に転移させると言うものです」
『決めた、第三の選択肢で良い』
「えっ!?即答!、でも・・・その世界は魔王が・・」(もう貴方にはこれ以上戦って欲しくないのに……)
エリスは内心、ベリアルに第三の選択肢を選んでは欲しく無かった
これ迄ベリアルを天界から様子を見ていたエリス
彼女は、ベリアルの記憶を心眼で辿って、この目で見て来たからこそ戦いにはもう参加しないで欲しいと思っていた
ベリアルの人生を生き様を知って、エリスは好意を抱く様になっていた
最初こそは可哀想、哀れだと思っていたが、徐々に惹かれる様になり、気付けば惚れていた、だからこそベリアルにはもう戦いと言う人生から離れて欲しかった
『魔王!?上等、魔王何て俺様が捻り潰して、俺が魔王になってやる!』
ベリアルの、この言葉にエリスは微妙な反応を見せるが、選ぶ決定権は死者の方にある為、何も言えなかった
エリスは悲しい表情をしつつそのまま、異世界に行く時の特典を1つ選べる事をベリアルに言う
「では、・・・この中から、好きな特典をお選びください・・、まぁ、特典を選ばずとも既に貴方には膨大な力が秘められていますけど・・」
ベリアルはエリスの予想斜め上の事を言った
『ガイドが必要だからさ、お前な、女神。』
「はい、分かりました・・ではその魔法陣から・・・えっ?・・ちょっと待って!おかしい!、おかしいよ!!、まるでこれじゃあアクア先輩のミの前じゃあ・・」
『どうせ、何度かその世界に行ってストレス発散でもしてるんだろう?』
エリスは図星を突かれて何も言えなくなってしまった
すると、別の女神が現れた
「ウルトラマンベリアル様、貴方のご要望は規定に則り受諾されました、あ、後言語理解については、私達女神パワーで脳に負荷を掛けて分かるようになっております、まぁ・・最悪パーになりますが……」
『おい、パーになるってどう言う・・』
その女神は、ベリアルの言葉を無視してエリスと共に異世界に飛ばした
その後、1人になったこの女神は意味深ある事を呟いた
「貴方の様な異界から来た者を此処で何人も送って来たけど、・・・・あの世界大丈夫かしら?パワーバランスが崩れてなきゃあ良いけど・・・、まぁ崩れてたらそれはそれで、もう知〜らない!」
女神は1人そう言いながら、その場を後にした
異世界に飛ばされたベリアルとエリス
かけだし冒険者の集まる、アクセルと言う街に着いた
その町は、あちらこちらに家が建てられており、所々に市場もある、ファンだしー世界にある様な街並みだった
カズマやダクネスのよく知る人物である、クリスの姿としてエリスはベリアルの横に立っていた
「はぁー、アクア先輩も最初はこんな感じだったのかしら・・、後ベリアル様、名前とか変えた方が良いと思います、そのまんまだと・・・悪魔とかに思われますので・・」
『そうかぁ?、だったら・・ヴェリエンディーでどうだ?』
「禍々しい名前なのは変わらないですがらまぁ良いでしょう、ストレートにベリアル!よりはマシかと!、あ、此処ではクリスト名乗ってて、クリスって呼んで下さい、後は結構フランクに接しますが、殺さないで下さいね?」
『んな事で、殺すか!!、確かに生前の俺の行いを見ればそう思うのは仕方がねぇが、けど俺にだって常識くらいはあるわ!』
ベリアルは怒鳴り気味に言う
続けてベリアルはエリスに言う
『で、この世界の案内役頼んだぞ、エリス』
「分かったって・・クリスって読んでってば!、あ、そうだ、アクア先輩達のパーティーに入るのはどうかな、まぁまともなパーティーでは無いけど・・」
エリスは渋々言うのであった
そして、冒険者ギルドに向かった
ギルドに着くと、そこには騒がしいパーティーがいた、そしてベリアルはエリスが言うパーティーだと嫌でも理解した
「いや・・おかしい、俺の異世界ライフこんな筈は・・はぁーまともで強力な仲間増えないかなぁ〜」
ベリアルは嫌々ながらも、この世界を知らないので、緑色の短いマントを羽織り腰には短刀を腰にぶら下げた平穏そうな青年に話し掛ける事にした
『取り込み中悪いなぁ、・・パーティー募集について、このクリスから聞いたんだが、本当に募集してんのか?』
「あ、はい、募集はかけているつもりですが・・もしかして・・・」
『因みに、俺をパーティメンバーに入れると、クリスも付いてくるぞ』
ベリアルは一目見て、この男の性格を把握したのか、クリスをダシにして入れてもらうとする
「あ、ちょ!私をダシに使う!?そこで!」
「乗った!、入れましょう」(正直この人も滅茶苦茶綺麗だし、口調の割には女性の様な可愛い見た目、それに声も女の子と言っても良い、性別を聞くのもありか?)
青年は続けてベリアルに聞く
「あの、性別とかはどちらになるんですかね?・・顔立ちが良すぎて女の人にも見えるんですが、まさか男とかじゃあ・・・」
『まぁ、性別は今となってはねぇよ、ここの移動中に体の感覚で確認した』
青年は、驚きの余り目が飛び出る程ビックリしたのだった。