以前要望にもありましたが、血のつながった姉弟ということでこのような展開にさせていただきました。
生まれてからずっとそばで一緒に育ってきたあたしと葵。
いつからだろうか。
こんな気持ちを抱くようになったのは。
いけないことだとわかっている。
だけど、あたしの頭の中は葵のことでいっぱいだ。
好きで好きでたまらない。
これが、恋をするってことなのかな。
「葵と、あたしが………………」
体育祭での出来事を思い出し、布団に顔を埋める。
頬に手を当てると、まるで焼けているかのように熱くなっていた。
とても見れたものじゃないが、多分真っ赤に染まっているんだろう。
気持ちを落ち着かせるように足をバタバタとしベッドを蹴る。
「やっぱり、デートとかしたりするんだよね…………あとは、あんなことも…………うぅ…………」
これからのことを想像し、さらに顔を赤くする。
そして、体育祭を終えた次の日。
葵と恋人同士になれたことが実感できず、眠ることなく朝を迎えた。
鏡を見ると、目の下にはクマができていてとてもじゃないけど葵には見せられない。
そんな時だった。
「おはよう。蘭」
「………………!?」
気付かぬうちに扉をノックしたのか、突如姿を見せた葵。
思わず背中を向け掌で顔を隠す。
「おっ、おはよう…………」
「どうしたの?」
心配するようにあたしの顔を覗き込もうとする葵。
あたしは何としても見られないように、葵から顔を遠ざける。
「黙っててもわからないよ。ほらっ」
葵に手を掴まれ、強引に顔を晒される。
鏡を見なくたってわかる。
あたしは今、とても恥ずかしい表情をしているのだろう。
「や、やめてってば!」
強引に振り払おうとするが葵も男。
その力に抗うことはできず醜態を晒してしまう。
「なんでそんなに顔が真っ赤なの?」
「………………バカッ」
それがあたしにできる唯一の抵抗だった。
葵と目が合い、必死に逸らそうとする。
「ふふっ。どうやら蘭も同じ気持ちだったみたいだね」
「え?」
「ボクも未だに実感が湧かないや」
優しい顔で笑みを浮かべる葵。
言葉とは裏腹にそのような態度を全く見せない弟に対し、少しばかりの怒りを覚えた。
「………………っ!!」
「ちょっ!?」
葵の腕を掴みそのまま力強くあたしのベッドに押し倒す。
仰向けになる葵の身体を四つん這いで覆う。
「えっと、蘭…………?」
困惑する葵。
その表情はみるみるうちに赤く、燃え上がるように頬を染める。
「やっと私と同じになった」
その様子に喜びを感じる。
「わかった、わかったから…………ちょっと、どいてよ…………」
視線を逸らそうとする葵の顔を掴み、その唇を塞ぐ。
葵の力なら強引に引き剥がすこともできただろうけど、抗うことなくあたしの口付けを受ける。
時間にして数秒だった。
そっと離れた時には、お互い恥ずかしさからかパッと目を逸らしてしまう。
「キスって、こんな感じなんだね」
「うん。ボクも驚いてるところ」
互いに初めての体験に興奮を隠しきれず、さらに顔が熱くなる。
「葵は経験あるんじゃないの?」
「あるわけないよ。付き合ったこともないんだから」
「ヘェ、以外」
「そういう蘭は…………いや、ないか」
「はぁ?ちょっと、それはいくらなんでも失礼じゃないの?」
「じゃあ今までそんな相手がいたんだ」
「それは……………」
「ほらっ、やっぱり」
「うっさい…………」
まるであたしのことを全て理解してるかのような言い草だ。
腹は立つけど、どこか嬉しい。
様々な感情が入り乱れあたしを更なる行為へと誘う。
「ねぇ、葵」
「なに?」
「
葵とキスをして気づいたこと。
それは男の子しかない部分が、いつも以上に元気だったことだ。
あたしだって多少の知識はある。
その部分をズボンの上から擦るように触れる。
「ちょっ、ダメだって」
「何がダメなの?」
「下に父さんも母さんもいるし………」
「いなきゃいいの?」
「それに朝だし………」
「夜ならいいの?」
「ほらっ、もう学校だよ」
「まだ登校まで時間あるし」
「ボクたちは姉弟だし…………」
「あたしたち、もう恋人同士なんだよ?」
葵の抵抗虚しく全てを論破する。
その間もあたしの手は止めることなく葵を触れ続けている。
「ふふっ。蘭には敵わないなぁ」
「ねぇ、葵の口から言ってよ」
「えぇ……………っ!!」
あたしの手はついにズボンの中にまで侵入し、その形をよりわかりやすい位置で触れる。
あともう一つ越えれば直接。
そのギリギリのラインで手を止めている。
「ほらっ、早く言って楽になりなよ」
イタズラな笑みを浮かべ、もう片方の手で葵の耳に触れる。
何も言わず必死に抗っているようだけど、依然として葵のあそこは膨張したまま。
しばらくして、葵の様子が変わった。
「……………それ以上はダメっ!!」
ようやくといったところで葵はあたしの腕を掴む。
その時には既に、あたしの片手は葵のパンツの中へ。
もう片方の手は葵の服のボタンを外していたところだった。
「今更?」
呆れながらそうこぼし、あたしは以前として手の動きを止めない。
「蘭…………ダメだって……………」
「ほらっ、葵も触っていいんだよ」
ボタンを外していた手で葵の手を掴み、あたしの胸へと導く。
驚いた様子を見せる葵だったけど、手を離すとほんの少し、触れるかどうかわからない力であたしの胸を優しく掴む。
「ふふっ。ようやくその気になった?」
「……………ボクだって、男なんだからね?」
「うん。知ってる」
これでようやく二人の自制心は崩壊した。
あたしは葵の乳首をいじりながら陰茎を上下に動かし、葵は服の上からあたしのおっぱいを優しくほぐすように触りながらショーツの上から撫でる。
互いの息遣いは荒くなり、顔もより紅潮し、手の動きも激しくなる。
「蘭……………ボクっ、もう……………」
「いいよ。あたしも、もう…………」
二人で達しようとしたその時だった。
「蘭〜!葵〜!」
「「……………っ!?」」
1階から母さんの呼ぶ声が聞こえ、すぐさま手を止める。
「何してるの〜?早く降りて来なさ〜い!」
二人して顔を見合わせ、手を離す。
「続きは夜に、ね」
「うん」
あたしはそう告げ先に下へ降りた。
……………………
……………
学校で授業を受けている間も、朝の出来事を思い出して全く集中できなかった。
その様子は葵には筒抜けだったようで、昼休みに屋上でお昼ご飯を食べている最中に話のネタにされる。
「蘭はいけない子ですな〜」
開口一番、モカがイジってくる。
「そういうモカだっていつも寝てるんでしょ」
「いやいや〜。あたしは1時限目かお昼後の5時限目しか寝ないよ〜」
「いや、結局寝てるじゃん」
わざとらしくてれた様子を見せるモカをみんなで笑う。
「それにしても二人がこんな関係になるとはなあ」
「ボクもまだ実感がないんだけどね」
「昨日はどうだった?何か進展はあった?」
「「……………………」」
食い入るように訊いてくるひまりに、二人で視線を逸らす。
朝起きた出来事を思い出したからだ。
「……………えっ?もしかして」
「あらら〜。これは、やっちゃったのかな〜?」
「モカッ!!」
「モカちゃん!!」
こういう時、モカは本当に察しがいい。
助かる時もあるけど、今は完全にその逆。
揶揄うように笑うその笑顔にもどこか怒りを覚える。
「やっちゃったって、どういうこと?」
「つぐは知らなくていいことだ」
「うんうん。つぐはそのまま純粋無垢に育ってもらわないと」
話について来れていないつぐは首を傾げたまま、巴とひまりに宥められる。
ここまでピュアだとむしろ感心するほどだ。
つぐは何も知らないまま大人になって初めて知ると思う。
人がどうやって生まれるのとか。
今でもコウノトリが運んでくるとか言いそうだし。
「それでそれで〜?二人は昨日何をしたのかな〜?それとも、
「モ〜〜カ〜〜!!」
いい加減しつこいモカの頭をグリグリと拳で押し付ける。
反応は様々だけどAfterglowのみんなには感謝してる。
血のつながった実の姉弟だけど恋人関係になったことを受け入れてくれて。
けど、内心はわからない。
快く思ってない人だっているかもしれない。
それでもこれだけは言える。
あたしは、葵が誰よりも好きだ。
大好きだ。
たとえ結婚できない間柄だとしてもこの気持ちは誰にも負けない。
葵だって、きっと同じ気持ちのはずだ。
昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴り、あたしたちは屋上から出ようと立ち上がる。
その最後尾を歩く葵の袖を掴みそっと告げる。
「あと、もう少しだよっ」
イタズラに笑いそう伝えると、みんなの背中を追い歩き出す。
チラッと顔だけを覗かせると、耳まで真っ赤になった葵の恥ずかしそうな顔を見れて、少しだけ気分が昂まった。
***
午後の授業も悶々とした気持ちを抱えたまま終わり、放課後を迎えた。
今日はバンド練習も休みで特に予定がなかったからそのまま家に直帰する。
葵は寄り道して帰る、とのことだったので少し散らかった部屋を片付けることにした。
まずはベット。
「………………」
シーツに触れ少し考える。
「朝、ここで、したんだよね……………」
今朝の出来事を思い出し、顔を紅潮させる。
あたしってこんな性欲が強い方だったかな?
そういったことはどちらかというと無関心な方だったはずだけど、葵といるとそんな自分は影も形もなくなってしまう。
そうだ。全て葵のせいだ。
葵がカッコ良すぎるのが悪いんだ。
「…………ふふっ」
自分で言っていて思わず笑ってしまう。
だって、別に恥ずかしいことじゃないし。
好きな人の身体に触れたいとか、触れられたいとか、そう思っているのはあたしだけじゃないはずだ。
そう考えながら乱れたシーツを鼻歌を歌いながら正す。
「〜♪」
早く、帰って来ないかなあ。
そんな期待を寄せ掃除を続ける。
ボクの姉は強引だ。
我が強くてよく人と衝突するし、自分の意見は絶対に曲げないし。
だけど、そんな蘭だからこそボクは好きになったんだと思う。
自分にはない魅力っていうのかな?
そこに惹かれたんだと思う。
今朝の出来事だって、本当は男のボクの方からするものなんだろうけど、我ながら意気地なしだ。
蘭の方が彼氏だと言われてもなんら不思議ではない。
「もっと、男らしくならなくちゃっ」
そのためにまずは何をしたらいいか。
こんな時に頼れそうな人は……………ダメだ。
一番仲の良いAfterglowの中にその話題に適している人が見当たらない。
つぐみちゃんはまず除外だし、ひまりちゃんもかなりピュアな部類だ。
モカちゃんは、話になるか危うい。
残るのは─────。
「もしもし?」
『おお、葵。どした〜?』
消去法、という形で選ばれたのは巴ちゃんだった。
「実は、相談したいことがあって…………」
それからボクの胸の内を明かす。
今日起きた出来事。
そしてボクの本心。
包み隠さず全てを打ち明けた。
「どう、かな?」
しばらく巴ちゃんは黙り込み、うーん、と考えたのち答える。
「アタシにはよくわからないけど、好きならそれでいいんじゃないか?」
「はははっ。巴ちゃんらしいね」
「だって難しく考えたところでだろ。好きなものは好きなんだ。シンプルにいこうぜ」
サバサバとした考え。
だけど、それが正解だったのかもしれない。
「でも、父さんと母さんに伝えるにはまだ怖いかな」
「それはおいおいでいいだろ。焦る必要はないと思うぞ」
「ごめんね、みんなには迷惑ばかりかけて」
「気にするな。いつものことだろ?」
消去法とは言ったけど、やはり相談相手として一番頼りになるのは巴ちゃんだ。
この中では唯一のお姉ちゃんだからかな?
あこちゃんの相談にもきっと真摯になって訊いてくれているんだろう。
「それで、初めてのアレはどうだったんだ?」
少し食い気味にそう問いかける巴ちゃん。
お姉ちゃんといえどボクらと同い年。
思春期真っ只中なのだ。
「最後まではしてないよ」
「なら途中まではいったのか」
「う、うん。まあ……………」
「あっはは!生々しいなぁ」
「巴ちゃんも将来することなんだからね?」
「わかってるって。だからこうしてセンパイに訊いてるんだろ?」
「ぐうの音もでない………」
「せめて避妊はしとけよ〜」
「当然だよ!!」
「姉弟で付き合ってるやつがよくいうよ」
全く、反論の余地なしである。
「蘭もああみえて耳年増なところがあるからな」
「そうなの?」
「アタシたちの間でそんな話になる時があるんだけど、いつもの蘭なら『無駄話してないで練習するよ』とか言うだろうに、その時に限っては結構聞き耳立ててることがあるんだよ」
「知らなかった…………」
「それに例えば、ほらっ!ネットの広告とかでその…………そういう系のものがあるだろ?」
「確かにあるけど」
「それで多少なりとも興味はあったんじゃないか?蘭はそういうこと絶対言わないだろうし。まあ、こんな事言ったら絶対怒るだろうけどな」
「ははっ、間違いないね」
「またよかったら感想聞かせてくれよ。蘭は恥ずかしがって言わないだろうからさ」
「わかった。相談に乗ってくれてありがとう。巴ちゃん」
最後にそう告げて電話を切る。
話し終えた頃にはボクの家の前まで来ていて、扉を開ける。
「ただいま」
寄り道していたから少し遅くなったけど時間はまだ19時ごろ。
どうやら父さんも母さんも帰ってないらしい。
蘭は学校の靴があったから家にいると思うけど返事がないから、きっとまた部屋にこもって作曲でもしているのだろう。
リビングに荷物を置き、お風呂に入る。
いつもは30分近く入るけど今日は入念に。
悶々とした気持ちを抑えただ体を洗うことに没頭する。
お風呂から上がり、荷物を自分の部屋に置いてから蘭の部屋の扉をノックする。
「蘭。入っていい?」
微かな声で返事が聞こえそのまま部屋へと入る。
どこかいつもより綺麗に片付いていて、部屋の香りもいい。
珍しく掃除でもしたのかな?
肝心の蘭はというと、上下黒の部屋着を着て布団にうずくまっていた。
「何してるの?」
「えっと、瞑想?」
「なんで疑問系?」
蘭の不可解な行動に首を傾げる。
「それで、何しに来たの?」
「ああ。お風呂空いたからそれを伝えに」
「もう入ったよ。ていうか、沸かしたのあたしだし」
「そうだったんだ。ありがとう」
「ん」
いつも通りの姉弟の会話。
そこに不純物など一切混ざっていないごく普通の光景だ。
「「………………あのさっ!」」
二人して言葉が重なる。
「あっ、ゴメン。欄からどうぞ」
「そっちが先に言ってよ」
「わ、わかった。じゃあ、言うね」
蘭に譲られる形でボクは話を始める。
「まずは、告白してくれてありがとう」
「何?急に」
「蘭に好きって言ってもらえて本当に嬉しかった。ボクも、蘭と同じ気持ちだったから………その、嫌われちゃうんじゃないかなって思ってた」
「そんなこと言うわけないじゃん。あの場が無くてもあたしは普通に告白してただろうし」
「今朝はあんなことがあったけど、これからもよろしく」
「うん。こちらこそ」
ありきたりの言葉だったかもしれないけど、言いたいことは全て話した。
相談に乗ってくれた巴ちゃんには感謝しかない。
「じゃあ、次は蘭だね」
「うん」
蘭は布団から起き上がり、無言で頭を下げた。
「葵。ごめん」
「えっ?何、急に」
先ほどと同じ光景を繰り返す。
「今日の夜、しようって約束してたのに、その……………学校から帰ってきたら、きちゃってたみたいで」
「それって………」
その言葉だけで察することができた。
それは女の子の日。
人によって様々だけど、蘭は痛みがひどい方でかなりイライラするタイプだ。
しかし、そのような表情を見せないということは今朝の約束を蔑ろにしてしまった申し訳なさが勝っているんだろう。
「…………ふふっ」
「葵?」
「そんなこと気にしてたの?」
「だって……………」
「別に構わないよ。だって、今日できなくたっていつでもできるじゃん」
「あたし、結構我慢してたんだけど」
「それはボクもだけど」
「してもいいけど…………流石にベッドを血で汚すのは嫌かな」
「無理する必要はないよ。またできるようになったらしよ?ねっ?」
「うん、わかった」
不服そうに頬を膨らませ蘭はそう答える。
それじゃあ、と部屋を後にしようとすると蘭はボクの袖を掴んで離さない。
「どうしたの?」
そう問いかけるや否や、蘭は手を後ろに回し強引に唇を奪う。
抗う間も無い唐突な状況に理解が追いつかない。
数十秒の口付けの後、蘭はボクの腕を引っ張り布団へと座らせ自分は床へと腰を下ろした。
「エッチは無理でも葵を気持ち良くすることはできるでしょ?」
そう言い、ボクのズボンを脱がそうとするが必死になって抵抗する。
「そんなっ!無理しなくても…………!」
「無理なんてしてない。あたしがしたいだけ」
やはりボクの姉は強引だ。
こうなってしまってはもうどうすることもできない。
「ねぇ─────やらさせて?」
目を潤ませながらそう放たれた言葉になすすべなく蘭に身を委ねる。
ゆっくりと腰を上げズボンを下ろされる。
パンツは少しだけテントを張っており、その様子を見て蘭は小さく笑った。
「期待してた?」
「…………うん」
指先で舐め回すように触れられる。
びくびくっと震えた反応を見せると蘭はまた嬉しそうに笑みを浮かべる。
「帰り、どこに寄り道してたの?」
「…………薬局で」
「うん」
「その、ゴムを…………」
そう、帰りに一人になった理由はコレだ。
あらかじめ蘭から今日することを聞いていたから自分で用意する必要があると思って一つ先の駅にある薬局に足を運んでいたのだ。
まあ無駄足にはなってしまったのだが、蘭にとってそれはとても嬉しいことだったんだろう。
いつもより優しい表情を浮かべている。
「ねえ、コレも脱ごっか」
「……………」
ボクは無言で頷き、再び腰を上げる。
蘭はパンツに指をかけ、ゆっくりと下ろす。
すると中で膨張していた肉棒は勢いよく飛び出し蘭の眼前へと姿を現した。
「…………すごい」
その様子に蘭はただただ驚いた様子を見せる。
あまりの恥ずかしさに手で覆い隠す。
「そんなに見ないでよ………」
「隠さないで見せて」
再びボクの肉棒は蘭にマジマジと見られ、そして先ほどと同じ指使いで触れられる。
下着の上からと直接ではやはり感触が違う。
ボクの反応を見て蘭は楽しんでいるようにすら感じた。
「気持ち、いいの?」
ボクは無言で頷く。
あまりの快楽に身を震わせながら、必死に耐える。
すると、蘭は唐突に手の動きを止め肉棒と顔との距離をグッと縮める。
「……………蘭?」
声をかけたその時、蘭はボクのあそこに舌を這わせたのだ。
「……………!?!?」
感じたことのない快楽が全身を襲う。
チロチロと下先で先端を刺激し、裏筋をゆっくり丁寧に舐め上げられる。
一体どこでそんな知識を身につけたのか。
蘭の行動に驚くと共に、絶頂に達する自分を抑えるのに必死だった。
「どう?」
肉棒を上下に動かしながらそう問いかける蘭だが、答えるまでもない。
紅潮したボクの顔を見ればすぐにわかるだろうに、ズルイ姉だ。
「……………もう、いきそう」
振り絞るように出したその言葉を受け、蘭は散々刺激した肉棒を咥え上下に揺らす。
じゅっ、じゅるる、っちゅ、ちゅるる。
二人だけの空間に卑猥な水音が響きボクたちをさらなる興奮へと導く。
「………!!ダメっ!!」
蘭の頭を抑え、引き剥がそうとするのも虚しくボクは限界を超えてしまい姉の口の中へ勢いよく出してしまった。
びゅっ!びゅるっ、びゅるる、びゅびゅっ!
大きく目を見開いた蘭だったけど、肉棒を咥えたまま溢れ出る欲望を飲み尽くす。
数秒の後、ようやく出し切ったモノから口を離し上目遣いでボクを見る。
そして─────
「あっ」
口を開き、全て飲み切ったことをアピールしてきたのだ。
「……………ごめん」
そう謝るボクだったけど、蘭は決して怒ることなく机からティッシュを取りボクのあそこを丁寧に拭く。
「ビックリした」
「ほんとゴメン」
「でも、気持ちよかったってことだよね?」
「それは…………もちろん」
「そう。なら、よかった」
嬉しそうに笑いティッシュをゴミ箱へと捨てる。
事が全て終わったタイミングで両親が帰ってきて、そのまま夕食をとった。
今までの出来事がなかったかのように、いつも通りの姉弟の関係を取り繕う。
そんな日々も、案外悪くないかもしれない。
もう執筆者の性癖をコレでもかと詰め込みましたけど(汗)
危険な恋、いいですねぇ。
ほんと、本編がこんなドロドロな恋愛にならなくてよかった!
また要望等があればご期待に応えるよう執筆してまいります。
そして、不快になってしまった方々。大変申し訳ございませんでした。
この場を借りてお詫び申し上げます。
最後になりますが、お気に入り、感想、評価お待ちしてます。