変態紳士よ!ここに集え!!
「〜♪〜♪」
最近流行ってるアイドルの曲を聴きながらお菓子作りに励んでいる今日この頃。バレンタインデーが近いこともあり、みんなに渡すお菓子を作る練習をしている最中だ。
その試食してくれるのはわたしの彼氏、葵くん。
本命チョコを渡す相手に試食係を任命するのはズレてるとは思ったけど、Afterglowのメンバーの中で一番確かな舌を持ってるのは彼。
羽沢珈琲店のメニュー開発に携わっているほどだからその実力は間違いない。
「葵くーん!もうすぐできるから待っててねー!」
「はーい!」
ソファでくつろぐ彼にそう呼びかける。
今日、家にいるのはわたしと葵くんだけ。これはお家デートも兼ねた『ランデブー』なのだ。
「今年はどんなチョコレートにするつもりなの?」
「今年の干支は兎だからそれにちなんだチョコレートにしてみようかなあって思ってる!」
「兎かぁ。可愛らしいね」
「だから基本はホワイトチョコレートかな。葵くんは平気?」
「うん!チョコは甘いのもビターなのも好きだから」
彼氏が自分と同じ好みだと嬉しい。こうして共感してくれるし、何よりお菓子作りに精が出る。
溶かしたホワイトチョコレートを兎の型に流し込み冷蔵庫で冷やす。それともう一品。つぐのお店でも定番メニューにもなっているガトーショコラを自分なりにアレンジし、焼き上げてみた。
オーブンからチョコレートの香ばしい匂いが部屋に充満する。
「おっ、焼けてきたね」
背後から葵くんが顔を覗かせる。
「こっちも食べてくれる?」
「もちろん♪」
「わーい!ありがとー!」
気持ちが昂り、背後にいる彼の唇にチュッとキスを交わす。今やこういった行動がいつも通りになってきていて、葵くんからされることも多くなった。
もちろんわたしはそれらを全て受け入れる。キスだって、それ以上のことだって──────
「………んっ」
葵くんの男性らしからぬ滑らかな手がわたしの頬にそっと添えられ、今度は彼から口付けが行わる。私の時よりも深く濃密に。
数秒間、唇同士が混じり合い、気がつけば舌先で突きあったり絡ませたりといったディープキスに発展していた。
ちゅっ、レロっ、ちゅるっ、ちゅぱっ、んちゅ。
愛を育む水温がオーブンの音を掻き消し、次第に淫靡な雰囲気が立ちこめる。
「もう、まだお昼過ぎたばかりだよー?」
背後の彼の正面を向き、頬を紅潮させながら笑みを浮かべそう告げる。もちろん嫌なわけがない。それに、拒否したって無駄なことは先ほどから体に当たっている彼の硬い下半身を見ればすぐにでも理解できる。
「しばらく会えてなかったから、つい………」
申し訳なさそうな顔をする葵くんだけど体は正直なようで、空いたもう一つの手は私のお尻へと伸び、優しく触れる。揉むというより摩るって感じだ。
感度を徐々に高めるようにフェザータッチする。
「一人で、しないの?」
「あまり。家に蘭がいると、余計にね」
「んんっ………やっぱり気にするん、だ」
「蘭からすれば、ボクってわかりやすいみたい」
葵くんがお尻を触るたびにビクッと体が震え、声が漏れる。惚けた顔を見られないように、私はただ彼の身体にしがみつく。
「葵くん………エッチ………」
「自覚してる………」
それでも尚、スカートの上からお尻を摩る片手と、頬から耳へ移動し耳たぶを触るもう片方の手の動きは止まらない。
チラッと葵くんの表情を見ると、息を切らし、非常に興奮している様子だ。
わたしの身体に当たっている彼の下半身は今も尚、その硬度と大きさを増す。
「もう、今日だけだからね?」
わたしが折れた形で "イェス" のサインを出し、再度啄むようなキスを交わす。
散々焦らした葵くんの男根は、窮屈なズボンから解放されるのを今か今かと心待ちにしているように跳ね続けている。
上目遣いをしながら、その膨らんだ先端に触れると、葵くんがビクンッ!と激しく体を震わせた。
気持ちよかったのかな?
ふふっ、気持ちよかったんだね♪
手のひらでグリグリと強く押したり、先っぽを円を描くように触れ、艶かしい指遣いで撫でる。
幾度となく体を重ねたから彼の気持ちいいポイントは熟知してるつもりだ。顔を見ずとも反応で全てわかるけど、射精するのを耐えるように必死になる葵くんの表情を見るのが一番好き。わたしまで興奮して、濡れてきちゃうから。
葵くんの素直な反応を楽しみつつズボンの上から陰茎を撫でていると、少し先端が色が変わり滲んできた。葵くんがずっと溜め込んでいた我慢汁。
私と会えるのを心待ちにし、欲望を耐え抜いてきた肉棒は呆気なく私の指遣いに屈服する。
「濡れてきたね………」
「うぅ………」
いつまでこのままでいるの?
そんな疑問の声が聞こえてくるようだ。
「ねぇ。葵くん」
見上げるように彼の名を呼ぶ。
「試したいことが、あるんだけど………」
以前エッチな漫画で見たシチュエーションを思い出し提案する。
それは、身体に甘いものを塗ってそれを舐めとるという
この機を逃してはこの先やることなんてないだろう。あまりに変態的思考に自分自身驚きだったけど、葵くんはこういったお願いをした時必ず断らない。
ありのままを全て受け入れわたしとの交尾に及ぶ。無言で頷いた彼が履いているズボンのボタンを取り、指に掛け下ろす。
グレーのパンツは先端から溢れた男露でビチャビチャに濡れそこから卑猥な匂いが漂う。
お菓子とは違った意味で鼻腔をくすぐられるような匂い。それに当てられてわたしの股も愛液で染まる。
「相変わらずおっきい………これ、絶対普通の人より大きいよね」
両手で握っても丸見えなそのフォルムに驚愕する。太さ、長さ、そして硬さ。
経験人数は葵くんただ一人だけど彼以上の男根の持ち主はいない。そう断言できるほどの価値がこれにはある。
「一人でしても、全然治らなくて………」
「1日最高で何回したことあるの?」
その場でしゃがみ、片手で竿を扱きながらもう片方の手で睾丸をタプタプと揺らす。
「………10回」
「10回!?」
「うん………なんか、足りないなぁって、なって………」
そして性欲まで人並み以上ときたもんだ。
彼と子作りに関して困ることは間違いなくないだろう。
「最近いつしたの?」
強弱と緩急をつけながら竿を扱き、エッチな質問を続ける。
「………ひまりちゃんと、会えるとわかった日から………してない………」
「ということは、1週間ぐらいかな?
「うん………」
先端から溢れ出た先走り汁がニチャニチャといやらしい水音を響かせながら、わたしの手をも濡らしていく。
陰茎から手を離し指を閉じたり開いたりしてその粘度を確かめ、エッチな露が絡んだ指を口に含む。
少ししょっぱくてクセになる感じ。
わたしの身体を火照らせるような、エッチな味わい。決して不快な物ではない。むしろ好き。それに好きなものが加わればーーー。
「葵くん。ちょっと不快に感じると思うけど、我慢してね?」
「えっ?」
ボウルの中にあるチョコレートをゴムベラで掬い、それを聳り立つ陰茎にコーティングする。
わたしの唐突な行為に葵くんは驚く。
「えっ!?こ、これが、ひまりちゃんがやりたかったやつ!?」
「うん………」
ポタポタと床にチョコレートが落ちているのに目もくれず、男根をじっと見つめる。
見た目はさながら、お祭りの屋台で見かけるチョコバナナ。それと違うのは、辺りからいやらしい匂いが立ち込めているということ。
早く………早く、これを口に………!
「………はむっ」
我慢なんてできるはずもなく、フェラを始める。初めに感じたのはチョコレートの甘さ。普段口にするわたしの大好物。
しかしその後から先端から滲み出るカウパーの味わい。しょっぱくてクセになるその味がチョコと絡み合い、不思議な味へと変貌する。
かつて経験したことのない行為に夢中になり、ジュポッジュポッと、暴れるように陰茎を口内で掻き回す。
甘い。しょっぱい。甘い。しょっぱい。甘いしょっぱい。
舐めては吸い、扱いては唾液と絡ませる。
その無限ループが思考を支配しわたしをフェラチオに没頭させた。
「ひ、まり………ちゃっ………!激しっ………!」
ビクビクとまるで生まれたばかりの子鹿のように足を震わす葵くんなんてお構いなしにその行為を行い続ける。
かつてこれほど積極的にフェラをしたことってあったかな?
どちらかというと好きでやってた方だけど、わたしの好物と掛け合わせることでこれほどまで夢中になれるとは驚きだ。こんな行為、アダルトビデオの女優さんでも経験をした人はほとんどいないだろう。
誰かに話すことなんて、恥ずかしくてできない。けれど今はただこの時間を、葵くんとの性行為の時間を二人だけで過ごしたい。
未だ膨張を続け、口内を支配する陰茎は射精に備えグツグツと精液を煮えたぎらせる。
数分と経たないうちに、葵くんはフェラをするわたしの頭を抑え勢いよく欲望を解放した。
ビュルルルッ、どぷっ、ビュルルルッ、ドクンッ、、ブビュッ!
「んうぅっ!!」
逃げ場などなく彼の種子が口内をあっという間に埋め尽くす。
ゴクゴクとどれだけ飲み干そうとしても思春期を迎えた男児が1週間も溜め込んだ精液はとどまることを知らず、放出を続ける。
生きている中で一番射精が気持ちいいこの歳でこんな快楽を覚えてしまっては、後戻りなんてできはしない。
「はぁ………はぁ………」
数十秒の射精を終えガクンっと膝をつき、肩で大きく息を切らす葵くん。
チュパっと音を立て口を離すわたしの頭をそっと撫でる。
「すごく………気持ちよかった………」
頬を真っ赤にし興奮し切った顔を見ればその言葉以上の気持ちが伝わる。
だが、それ以上に───
「ひまりちゃん?」
葵くんは、口に手を当て俯いたままのわたしを気にかける。今のわたしは、葵くんがイッてくれたことの喜びや、久しぶりのエッチに酔っていたわけでもなく、ただ口内に混じったいろんな "味" について考えていた。
チョコの圧倒的な甘味。
カウパーのほのかな塩味。
そして、精液の苦味。
それぞれの味が混じり合い、わたしは幸福感に満ちていたのだ。
「えへへ………もう、冷静でいられない、かも………♡」
目の色を変え、未だ衰えぬ陰茎を握りお掃除フェラを始める。
チョコレートは全て舐めてしまったけれど、精液の苦味は残っていた。これもわたしの好物。葵くんの体の一部。そう考えるだけでもう、汚いだの、卑猥だのといった感情は消えて無くなっていた。
ちゅるっ、ぐちゅ、んちゅっ、ずちゅっ!
テカテカと光沢する精液を舐め取り、口をあーんと大きく開け全て飲み切ったと見せつける。
「今度は………葵くんの番………♡」
誰に言われることもなく、スカートをたくし上げグチュグチュに濡れたショーツを晒す。ピンク色のフリフリとした可愛らしい下着は愛液で汚れ、内股からトロトロと流れ出るほどに溢れていた。
調理場にはチョコレート以外にも甘いものはある。
葵くんは一体どんな食べ物でわたしを汚してくれるのだろう。妄想をするだけで、触ってすらいないのに甘い蜜が膣奥からどんどんと生産される。
「じゃあまず………服を脱ごっか………!」
葵くんも目の色が変わった。どうやら本気だ。
ねえ、葵くん。早く、早くわたしを汚して………どんな事でも、受け止めるから………。
ありのままのわたしを、受け入れて………♡
我ながらマジモンの変態だなあと感じながら執筆してました。
リアルでこんな事、絶対出来ねぇよ笑
次回は後編。どうぞお楽しみに。
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