※この作品はR-18です。

メッツァー様がチート級能力を得て魔法戦士ヒロインたちを手籠めにして無理やりハーレム化する話~RPG式セクハラバトルZERO シナリオパート~   作:ろむ1000/為五郎

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・ゲームの試作版 01-09話までが収録されてます。ゲーム内での話数とは別ですのでご注意ください。試作版とは、前作をひな形にイラストとテキストだけを入れ替えたものです。
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17話 分岐一日目終了

 

11話の選択肢

A 策を発動させる

B 姫は明日以降に見送る

 

B 姫は明日以降に見送る を選択した場合

 

※策の発動を見送った場合、その策でほかの仲間が捕えられたという報告を聞くことになり、ティアナが捕えられた時点で分岐が合流します。

 

 ◇◇◇

 

 これまで以上に怪しい言葉を並べ立てていたメッツァーだったが、結局これまでと同じように戦いは推移し、ティアナはなんとか勝利を収めた。

 しかし、いつもなら適当なことを言った後逃げ帰るメッツァーに逃げる様子がない。

 

メッツァー

「姫、お疲れのところ恐縮ですが、もうしばらくお待ちいただけますか? 今とてもいいところでして」

 

ティアナ

「…………なんのことです」

 

メッツァー

「もちろん、私と魔法戦士たちとの愛の交歓です。そろそろ一区切りつきそうではあるのですが、念のためもう少し時間に余裕を頂きたく……ククッ!」

 

ティアナ

「……………………え…………?」

 

 あわててデータリンクをチェックする。バイタルデータは戦闘中、もしくは後なのでティアナを含めて全員乱れているが、回復傾向にある者とそうでない者に分かれている。

 まだ下魔の掃討中なのか、それともメッツァーに犯されているのか、これだけでは判断がつかない。

 

メッツァー

「これもまた失策ですね。このメッツァー・ハインケルを相手にするというのに、性的興奮の度合いをデータとして把握できないとは。これではどこに救援に向かうべきかも定まらないでしょう。まあ、どちらにしろ私が許しませんが」

 

 そう言って倒れている人々に手を向ける。

 

メッツァー

「さて、待っている間姫もお暇でしょうから、種明かしといきましょう。事前に変身システムに介入し、セキュリティホールを作っておきました。それを介してスーツの耐久性を部分的に下げて簡単に破れるようにしてありまして。…………ん? どの部分か、ですか? 破れていると見ていて楽しい部分、とだけ言っておきましょうかね……ククッ!」

 

ティアナ

「あ、貴方という男は…………!」

 

メッツァー

「フフッ、本来ならここまでたやすくできることではないでしょうが…………不用心ですよ? 見知らぬ他人を、それもあれほど大勢うちに上げるなど」

 

ティアナ

「……ま、まさか、魔法療法士の方々が……!?」

 

メッツァー

「ククッ、精神系魔法で洗脳し、侵入の手引きをさせました。しかもあれほど無防備に治療、浄化魔法を長時間受けて……その間、魔法の効き方などからじっくりとハッキング経路を考察できました。…………申し上げたでしょう? 私の本領はそちらだと」

 

ティアナ

「……そんな……では、これからどうすれば…………」

 

メッツァー

「そんなわけで、現在お楽しみの真っ最中なわけです。詳細については後ほど動画でアップロード致しますのでそちらをご確認ください」

 

ティアナ

「……………………今、何と言いましたか……?」

 

メッツァー

「ですから、今お仲間の身に何が起きているかは動画データとしてフリーの動画投稿サイトやサーバーにアップロードしておくので、そちらでご確認ください。多数の高性能カメラで様々なアングルから撮影したものを、臨場感が感じられるよう丁寧に編集してからとなりますので公開は明け方頃になるかと思います。関係者である姫を一般の視聴者と同じタイミングまでお待たせして誠に申し訳ございません……ククッ!」

 

ティアナ

「……冗談……ですよね…………?」

 

メッツァー

「……かつて私にされたことを覚えていらっしゃるなら、むしろなぜ冗談だと思えるのかが不思議なのですが」

 

ティアナ

「…………聖涙石には女性としての尊厳を守る加護が備わっています。そのようなことをしたところで、大した効果は────」

 

メッツァー

「────無論存じております。その加護によって動画データが破壊されるのを防ぐ術法の開発に成功しましたので、これまでとは少し違った結果が得られるかと」

 

ティアナ

「…………なぜ、そこまでして魔法戦士を辱める必要があるのですか……!」

 

メッツァー

「ありますとも。戦いに勝利しておきながら殺すことも略奪することもできないのでは、どちらが勝利者なのかがわかりづらいでしょう? 勝たねば舐められる、それが人の世というもの。しかし強者を舐めた者の末路は悲惨です。無用な争いを起こさぬためにも、これは必要な処置というものです」

 

ティアナ

「……だ、だからといって────」

 

メッツァー

「────まあ、そんなことは建前で、魔法戦士という最高の女を抱くところを他の男に見せびらかしたいというほうが大きいのですけどね」

 

ティアナ

「……やはりそういうことではないですか…………」

 

メッツァー

「それ以外にも理由がないではないですが、そちらは私の勝利が確定してからとしましょうか…………しかし、衣装が破れ乳房が露出しただけで戦闘に支障をきたすというのは、戦士としてどうかと思いますがね。近衛団の貞節の教え故に訓練するのは難しい部分かもしれませんが、魔法戦士の圧倒的な力に慢心していたという誹りは免れないでしょう」

 

ティアナ

「…………それは……………………」

 

メッツァー

「ククッ、ですが女としては素晴らしいの一言です。やはり恥じらいこそが最も男を煽り狂わせる最高の性魔術。片腕で胸元を隠しながら健気に下魔と戦う姿には、またぐらがいきり立つのを禁じ得ませんでした。ある程度弱ったところで『片腕なんて真面目に戦う気があるのか』と煽ってやったら、羞恥に震えながら乳房をおっぴろげてくれましたよ。ここぞとばかりにフラッシュをたきまくってやったから、どちらにしろまともに戦える精神状態ではありませんでしたが。そのまま消耗させて弱りきったところで組み伏せ、今まさにお楽しみの真っ最中、というわけです」

 

ティアナ

「…………貴方は……悪魔です…………」

 

メッツァー

「悪魔はひどいですね、少々サドの気があるだけです。惚れた女を困らせ恥ずかしがらせることに悦びを感じる────男ならよくある性癖ではないですか?」

 

ティアナ

「どこが少々ですか!」

 

メッツァー

「少々ですとも。問題があるとしたら性癖ではなく能力と周囲の状況です。惚れた女と敵対していること、それを殺さず無力化できる能力があること、しかし女の側に折れる気が一切ないこと…………これだけそろえばこうなるのは必然ではないですかな?」

 

ティアナ

「…………そうだとしても……そこまでしなくてもいいではありませんか…………」

 

メッツァー

「魔法戦士の常識ではそうかもしれませんが、世間の常識は違うと思いますがね、特にゼーロウの常識は」

 

ティアナ

「……………………」

 

メッツァー

「…………さて、どうやら終わったようですね。ただあまりに余裕がなく『挿れて出して終わり』という、女性に対し失礼なセックスになってしまったようです。このまま終わっては『メッツァー・ハインケルは性魔術師のくせにセックスが下手』などという不名誉な風聞が立ちかねません。ヤレばデキる男であるということを、しばらくアジトでお預かりしてじっくり体験してもらおうと思いますが、構いませんね?」

 

ティアナ

「いいわけありません……! メッツァー、お願いですからあのようなことを皆にはっ……」

 

メッツァー

「ご安心ください、私も以前のようにチンケな身分ではありません。懐事情も比べ物にならぬほど潤いました。姫のときのように殺風景な地下室に監禁するようなことは致しませんとも。女性を招いて恥ずかしくない程度の内装はしてあります。なにより……私のクローンが24時間付きっきりでお世話させていただきますので……ククッ!」

 

 そう言い残して去っていくメッツァー。ティアナはどうすることもできず見送るしかなかった────

 

 ◇◇◇

 

 翌日のミネルヴァ・ガード会議室。暗い雰囲気が立ち込めている。

 

・メッツァーに拉致された魔法戦士は全体の4分の1程度。

・魔法療法士の支援は断った。治癒、浄化を魔法戦士本人が行ったことで、再び魔力が回復しきらなくなってしまった。

・シュガーは変身システムの書き換えに気づかなかった自分を強く責め、戦闘で疲労困憊のままシステムチェックを夜通し続けていた。あまりに無理を続けるシュガーを案じたリリーがカフェインレスコーヒーに睡眠薬を混ぜて飲ませ、無理やり休ませたのでこの会議には来ていない。

・拉致された魔法戦士が陵辱される動画がネット上の様々な場所に公開された。ホテルの一室のような場所で、延々とメッツァーに犯され続ける様子が映し出されていた。迅速に削除するよう管理者に百合瀬財団が圧力をかけているが、何度消してもアップされ続けるいたちごっことなっている。

 

ローズ

「────なんて……なんて卑劣な……! 女性を……て、手籠めにするだけでも信じられませんのに、そのうえ正義のために戦った魔法戦士を晒しものにするなんてっ…………絶対に……絶対に許しませんわ……!」

 

ライム

「……その…………大丈夫……なんだよね……? 『聖涙石の加護』っていうのが、こういうとき守ってくれるって聞いたんだけど……」

 

ティアナ

「仰るとおり、聖涙石の加護はこのような事態に対して大きな力を発揮してくれます。女神近衛団の長い歴史においても、魔法戦士を戦闘中に性魔術で辱めたり性的に調教することで寝返らせようなどと考えたのはメッツァーが初めてですが、女性としての尊厳を辱めることで勝利を喧伝しようとした者は珍しくありません。しかしそのような試みは聖涙石の加護に阻まれ、大きな成果を上げたことはこれまでありませんでした。…………その……原理も何もかも不明な『奇跡の力』としかいえないものなので、あまり当てにし過ぎるのはどうかと思いますが…………」

 

 そう前置きして、改めて女性としての尊厳を守る『聖涙石の加護』の内容を説明するティアナ。

 

・辱められる姿を第三者に見られたとしても、なぜかその記憶は長く保てず短期間で風化し忘れてしまう。正体を隠している戦士の場合は、正体についても忘れられる。

・辱められる様子の詳細を記録した情報媒体は、なぜか長く保てず劣化、消失する。

・男性に犯されたとしても、望まない妊娠をする確立が明らかに低い(ゼロではない)。

・強姦を目的として拉致監禁されても、力を封じる結界の破壊や帰還転移魔法、魔力の一時的な上昇などで脱出を手助けしてくれることがある(絶対ではない)。

 

ライム

「────なら、今ネットに流されているこの動画についても、大丈夫……なんですよね?」

 

ティアナ

「……それなのですが、この加護も当然ながら絶対ではありません。関わりが多く、深くなるほど忘れづらくなっています。そもそも、必要な方に忘れられては私たち自身も困ってしまいますし。たとえばこの国の政府機関の関係部署の方々は知っていますし忘れたりしておりません」

 

ティアナ

「メッツァーは言っていました。大本のデータについては劣化させない術法を開発できたと。あとはそこから何度でもコピーして、何度も何度も繰り返し見せれば加護を突破できるのではないかと。そして薄っすらとでも記憶が残っていれば、そのようなものを愛好する者は自ら関係する動画を探して記憶の定着をはかるだろうと。…………決して楽観はできません……」

 

ローズ

「……くぅ…………聖涙石が正義のために戦う魔法戦士を守るため、せっかく施してくれた加護を…………そこまでして…………そこまでしてわたくしたちを辱めたいんですの……!?」

 

 メッツァーの辱めに関する執着に、怖気を感じる一同。しかしかつてメッツァーに抱かれた者たちは、恐ろしさとともに怪しい期待のようなものを感じてしまうのだった。

 

ライム

「……そ、そうだっ、監禁されても脱出できるっていう加護、どれくらいで戻ってこられるのかな? …………戻ってこられるんだよ……ね……?」

 

ティアナ

「それについては大丈夫かと思います。もともと聖涙石の加護にはそのようなものがあると言われていたのですが…………その、私やスイートナイツの経験から安定的に発動するものなのか確認したくて、シンフォニックシュガーにお願いして過去の発動事例やメッツァーによる陵辱時における聖涙石の出力ログを調査してもらったことが以前あったのです。そして、そのほぼ全てにおいて『奇跡』としかいえないような不自然な力の発動を確認できました。…………本人にも発動のタイミングは読めませんし、消耗具合や捕縛結界の強度によっても変わってくるそうですが…………ただ、あのようなことをしていれば確実に発動は近づいています。発動を止める方法はただ一つ、魔法戦士の心を完全に折るしかありません。しかしそれは不可能でしょう」

 

ライム

「よ、よかった…………ようやく明るい材料が見つかったよ……」

 

ティアナ

「……ただメッツァーによれば……その……ち、膣内に……射精、されると……寄生体の侵食が、急速に進行するとのことでした……その言葉を信じるなら、帰還できたとしても戦闘に耐えられるかどうかは…………」

 

ライム

「……………………それでも…………それでもいいから……早く、帰ってきてほしいです…………みんな、なによりも大切な……仲間…………なんですから…………」

 

 使命に殉じる覚悟を認め合った魔法戦士同士といえども、やはり本心はなにより仲間の身を案じる心優しき少女たちなのだ。

 魔法戦士としての表情が崩れ、友人の身を案じる素の心をのぞかせたライム。それを見てティアナは、魔法戦士の在り方を糾弾するメッツァーの言葉を思い出すのだった。




・原作の魔法戦士は服が破れても全然動じないですよね。むしろ必殺技の頻度が上がって強くなってる…………
・原作メッツァー様のキャッチアンドリリースなど非合理なストーリー展開に理由をこじつけるのに、「聖涙石の奇跡」ってめちゃくちゃ便利ですよね。
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