メッツァー様がチート級能力を得て魔法戦士ヒロインたちを手籠めにして無理やりハーレム化する話~RPG式セクハラバトルZERO シナリオパート~ 作:ろむ1000/為五郎
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・ゲームの試作版 01-09話までが収録されてます。ゲーム内での話数とは別ですのでご注意ください。試作版とは、前作をひな形にイラストとテキストだけを入れ替えたものです。
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ティアナ
「────ハァ……ハァ…………こ、これで、囚われた皆への陵辱をやめてくれるのですね?」
メッツァー
「は? おかしなことを仰らないでいただきたい。姫お一人が身を捧げられただけなのです。当然やめるのは一人のみです」
ティアナ
「なっ……!? そんなっ、約束がっ…………!」
メッツァー
「全員などと約束した覚えはありませんよ。ただでさえこちらは中出しし放題と胸だけという、不平等な交換条件を呑んだのです。…………ああ、なるほど、そういうことですか。やれやれ……見損ないましたよ、姫」
ティアナ
「えっ…………な、何のことですか……?」
敵からの「見損なった」という言葉にひどく動揺してしまう。
メッツァー
「ようするにこう仰りたいのでしょう? 『王女たる自分と庶民の貞操を一緒にするな』と────まったく。いけ好かない貴族連中の中でも、姫だけはそのようなことは仰らないと信じておりましたのに……ククッ!」
ティアナ
「……ちゃ、茶化さないでくださいっ、そんなわけがないでしょうっ……!」
────そしていつもの戯言だとわかり、ひどく安堵してしまう。いつもと変わらないいやらしい笑い方を、妙に暖かく感じてしまう。仲間のほとんどを守れないことが判明したところだというのに────
メッツァー
「────さて、大変お待たせいたしました。ずいぶんと脱線させてしまいましたが────そろそろ始めるとしましょうか」
ティアナ
「……………………え……?」
メッツァー
「フフッ、もうお忘れですか? 何のためにこうして対峙しているのか。まさか先ほどのように乳繰り合うためではなかったでしょう?」
ティアナ
「…………あ………………」
このときティアナは初めて気が付いた。自身が随分と歪な思い込みをしていたことに。
────陵辱が済んだのだから今夜はもう終わり────
そんなわけがないのだが。かつて夜ごと敗北し陵辱調教されていたときには、そういう淫猥なルーティンとなっていた。
だがそれはメッツァーの都合──聖涙石の加護による捕縛結界の破壊を恐れた──であって、普通そうはならない。
戦闘→敗北→陵辱→解放という行程を何度も繰り返した結果、陵辱→戦闘という展開が考えに浮かばなかったようだ。
メッツァー
「ククッ、どうもそんな気はしていましたが、陵辱の後に戦うという展開が思い浮かばなかったようですね。胸だけという条件にした途端にあっさりと呑まれたのでおかしいとは思いましたが。────このメッツァー・ハインケルに、胸だけとはいえ無抵抗に嬲られた後ではまともに戦えるはずがない。よってそのまま敗北、拉致されるだけであり、譲歩したように見えて何も変わっていない────そういう突っ込みを期待していたのですが」
ティアナ
「……くぅっ…………甘く見ないでください、この程度で魔法戦士がもう戦えないなどと……!」
だがその程度で心折れるティアナではないし、勝利を諦めるつもりもない。結局のところ、気づいていても決断は変わらなかっただろう、もう少し迷いはしただろうが。
全身全霊で陵辱を耐え抜き、これまでどおりの戦闘力を発揮する────精神論に基づいた希望的未来予想である。
絶対に不可能であれば使命のため非情な決断をすることもあるが、仲間を救うわずかな希望でも見えればそれにすがってしまう。勝率を高めるためだけに仲間を見捨てるほどの非情さを、慈愛深き魔法戦士は持ち合わせてはいない。
メッツァー
「ええ、戦えはするでしょうとも。ですが勝てる見込みがあるかは別の話。不利であろうと気高く立ち向かうその精神は美しいと思いますが、勝率を見誤っているだけであれば滑稽噺へと堕ちましょうに」
ティアナ
「この胸に聖涙石がある以上、正義の勝利を諦めることは許されませんっ、万全でなくとも人々のため戦い抜くのみ…………! 貴方こそそこまでの油断、慢心はどこから来るのです……!」
メッツァー
「どこから、ですと? ────無論、姫に頂いたこの魔力からです」
────そう言ってメッツァーは戦闘態勢に移り、魔力を開放した。
ティアナ
「……っ!? …………くっ……これは………………」
どの程度魔力を奪われたか体感でははっきりわからなかったが────どうやらあの短時間で3割は持っていかれていたらしい。
奪った魔力を上乗せしたメッツァーの魔力は、今のティアナとほぼ互角だった。
メッツァー
「……フフッ、やはり強い力というのは良いものですね……! この全能感……意味もなく気分が高揚します。まったく…………これ以上のものをいつも味わっているのですから、魔法戦士というのは羨ましい存在だ」
ティアナ
「…………その力に酔い、驕るようでは魔法戦士となる資格はないということです」
メッツァー
「ククッ、しかしこうして実際に資格なき者が聖涙石の力を揮うときは来てしまいました。侵食が浅いのでまだ序の口ではありますが、現時点ですでに魔力はほぼ互角といったところ。そのうえ我らは男と女──体格や筋肉の量にも差があります。それだけでも厳しいというのに、さらに姫の玉体は昂るだけ昂っておられる…………慢心も致し方ないところでは?」
ティアナ
「そうであろうと……! そこまで慢心が極まれば、勝機は十分に見出せます。魔法戦士の強さを魔力だけと侮ったこと、後悔させてあげましょう……!」
メッツァー
「……ククッ、なんと凛々しきお言葉か……! なればこそ、男の腕力の前に惨めに屈する魔法戦士の姿がなんとしても見たくなりました。ゆえに、我が慢心に形を与えて差しあげましょう」
ティアナ
「…………どういう意味です」
メッツァー
「下魔を盾にしてせせこましく時間を稼ぐというのは、やはり男らしくありません。正面から正々堂々たる決闘…………ようは再会した日と同じですね。我らの力関係がどう変わったかをご理解いただくには、この対比が最も効果的かと」
ティアナ
「……よくもそこまで侮ってくれたものです。私がもう戦えないとでも思っているのですか?」
メッツァー
「いいえ? たしかに下魔なしでは絶対に勝てるとまでは断言できませんね。100回繰り返せば1度くらいは負けそうです」
ティアナ
「それを侮っているというのです……! 魔力の差が埋まった程度でこれほどの侮辱……!」
メッツァー
「姫のほうこそ、やはり高貴なる魔法戦士たる御身には機会がなかったようですね。魔力の差、男女の差────それらを骨身に染みるまでわからされる機会が。そのうえで、現在のご自身の体のことまでわかっておられない…………慢心しているのはどちらかな?」
ティアナ
「…………いいでしょう。魔法戦士を、そして女性を侮ったことを後悔させてあげます……!」
◇◇◇
バトルイベント
この戦闘中に「痛みを警戒」ステート、かつ組み付き状態になったとき
※「痛みを警戒」ステートとは、ゲーム版バトルシステムにおいてヒロインに強烈な一撃がクリーンヒットしたときに付与されるステートで、セクハラ攻撃への回避率が著しく低下します。
メッツァー
「────姫、もう諦めてはいかがですか?」
ティアナ
「……っ!? な、何をっ…………私はっ……まだ負けてなどいませんっ…………この体が動くうちに悪に対し敗北を認めるなど、魔法戦士には許されないのです……!」
メッツァー
「しかし、姫の体はとっくに敗北を認めておられる。痛みへの恐怖に負けては戦いになどなりません」
ティアナ
「それはっ……それはぁ…………」
メッツァー
「侮辱しているつもりはございません。本来の姫であればたとえ力及ばずとも痛みや恐怖を律し、凛々しくも冷静に戦いぬかれたことでしょう。ですが相手がこの私の場合、話は別となる……ご自身でももうお気づきなのでは?」
ティアナ
「……………………」
メッツァー
「姫のお体はもともと私に抱かれたがっておられるのです。男に襲われたとき、大人しく体を開いて身を守るという女性本来の敗北仕草に流れるのは仕方のないこと。さすがの姫も痛みへの恐怖と生殖欲求、ふたつの本能を同時に律することは叶わなかったということですね」
ティアナ
「…………それでも…………それでも、私はっ…………」
メッツァー
「……そうですね、だからといって従順に受け容れられるものでもありませんか。プライドや面子の問題もある。…………ククッ、よろしい、では好きなだけ抗っていただいて結構です。その抵抗ごと優しく押しつぶして差しあげましょう。────愛らしくぐずる女性を抱きしめ、リードすることも男の甲斐性というものでしょう?」
ティアナ
「……………………くぅ…………う……うぅ…………」
戦士としての心に屈辱が、女としての心に安堵がもたらされる。そして安堵している自身に気づき、また屈辱を深くするティアナ。
はたしてメッツァーの思惑どおりなのか────事態を打開するための懸命な抵抗ではなく、恐怖による必死な抵抗でもなく、女としてのプライドを守るためだけの、男の情欲を煽る弱々しい抵抗に……徐々に変わっていった…………
・私は「男より強いヒロインがセクハラ攻撃で翻弄される」のが好きです。
・同時に、「戦うヒロインが男の腕力にわからされる」のも大好きです。
・当然ですが、この二つは両立しません。できるかぎり自分の性癖を満たせるものを作ろうと詰め込んだのが当作ですが、やはり限度がありますね。