※この作品はR-18です。

メッツァー様がチート級能力を得て魔法戦士ヒロインたちを手籠めにして無理やりハーレム化する話~RPG式セクハラバトルZERO シナリオパート~   作:ろむ1000/為五郎

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・ゲームの試作版 01-09話までが収録されてます。ゲーム内での話数とは別ですのでご注意ください。試作版とは、前作をひな形にイラストとテキストだけを入れ替えたものです。
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・これの冒頭に前作のエピソードが挟まるわけです。


41話 グロリア編のあらすじ~最後の告白

 

 ティアナはその後、ロアの王宮へと移送された。

 そこで再会した母やエレニスたち、そしてメッツァーから改めてロアでの出来事を聞かされた。

 

 ────地上世界での戦いが始まったのとほぼ同時に、旧ゼーロウ支配領域でメッツァーは軍団を起こし王政に対し宣戦を布告。王都への進軍を開始した。

 女神近衛団を中核とする王国軍とそれを支持する封建領主の軍。それらは開戦後しばらくはメッツァー軍団と互角の戦いを繰り広げていた。

 

 しかし近衛団の魔法戦士たちの間に、不可思議な流行り病が急速に広がった。戦力の要である魔法戦士を失えば、通常の兵士だけでは上魔にはとても太刀打ちできない。

 こうして戦線は崩壊、前線の魔法戦士たちは全員が囚われの身となってしまった。

 

 もちろんこれはメッツァーの寄生体の仕業である。

 しかし近衛団は最後までそれに気づけなかった。寄生体の存在が発覚したのはティアナが地上の情報を持ち帰ったからである。

 性的な経験の薄い彼女らは自身の異状が何なのかを理解できず、強い責任感から隠したまま戦場に立ってしまったのだ。

 その結果、症状の重い者から捕えられ、開いた穴を塞ごうと無理をして侵食が進行、また捕えられ…………

 流行り病の存在が認識されたのは、前線を完全に突破され王都の目前まで敵が迫ってからであった。

 

 こうしてメッツァーは半壊した近衛団を王都防衛戦にて蹂躙。王都は陥落し、クイーングロリアまでが辱められることとなった。

 

 その後はクイーンがこれ以上の抵抗は人的被害が大きくなりすぎると判断し降伏、投降を全軍に通達。

 占領下の都市には戒厳令が敷かれ、土地の衛兵とメッツァー軍団が仮初めの秩序を維持している状態だという。

 

 そののち、改めてメッツァーとクイーンの間で講和条約締結に向けた交渉が始まった。

 ティアナと婚姻を結び、国王として即位することを望むメッツァー。

 この悪漢と愛娘の婚姻をなんとか避けようとするクイーン。

 

 しばらくは平行線が続くかと思われた交渉だったが、メッツァーはなぜか要求をあっさりと取り下げ、代案を提示した。

 

 その内容は────クイーンと決闘を行いクイーンが勝てば譲歩するという、悪ふざけとしか思えないものだった。

 だが提示された勝利時の条約案は「メッツァー軍団全軍の即時撤退」という破格のものであった。

 では敗北時はどうなるかというと、

 

・クイーングロリアの名において、メッツァーを女王の上位に立つロア皇帝であると認める

・女王位をティアナに譲る

・旧ゼーロウ支配領域を皇帝直轄領とする

・それ以外は王国領として自治を認める

 

 ────というものだった。

 

 この危険な男から娘と王位を遠ざけ、自治が認められるという、これもまた悪くない条件であった。少なくとも当初の要求よりはかなりマシといえる。

 

 ただ一点、

 

・グロリアは退位後メッツァーの皇妃となる

 

 ────という、完全に想像の埒外の要求が含まれていたが。

 

 しかしそれで娘と国民を守れるのなら是非もない────いまだ亡き夫を想い続けているグロリアにとっては苦渋の決断であったが、受けいれるしかなかった。

 

 ────のちにそれを母から聞いたティアナは「話が違うっっ!!」と叫びそうになる己を抑えるのに苦労した。

 けれど仕方がない。母はあくまで善意で自分と国民を守ろうとしてくれたのだ。

 もちろん感謝しているし、決して「余計なことを……」などと思ってはいない。

 いないのだ。

 

 ────こうして、ロアの命運を賭けた女王と僭帝の決闘が始まった。その様子はメッツァーによってロア全土に放送された。

 

 メッツァーは女王を寄生体の侵食によってじわじわと嬲ろうと画策し、決闘を一日一戦10本先取という長丁場と定めた。

 ティアナが移送されてきたのはその途中である。

 共に移送されてきたシンフォニックシュガーとともに、浄化魔法や情報面で母をサポートするティアナ。

 

 しかしやはり仕組まれた戦場、最終的にはクイーンの敗北で決着した。

 9勝10敗────実に19日もの間、クイーンは民に見られながら徹底的に嬲られ、犯された。

 最後は肉棒に口づけしながら敗北を宣言させられた。

 

 その様子を見ていた各地の封建領主のうち日和見を決め込んでいた者たち。彼らは体制の変化は永続的なものになると悟り、メッツァーへの恭順を表明した。

 

 

 ────そうして現在。

 

 ここは王城の内側、王宮の程近くに建てられた女神の神殿。

 世俗の君主としての女王ではなく、女神信仰の最高司祭としての女王の居所。

 政務の中心は王宮であるためそれよりは小さい。しかし女神近衛団の本拠地は神殿のほうであり、魔法戦士の活動に関する機能もそちらに集約してある。

 数千年の歴史と権威を感じさせる荘厳な佇まい。必要な場合を除いて男子禁制を基本とする、乙女の園。

 その聖域は今、一人?の男のための後宮と化していた。

 

 神殿内の儀式用大広間────出征式や閲兵、叙勲などを執り行う、正義の団結と権威の象徴。

 神殿の中でも最も神聖なその場所において、女王のための御座に座るは女王どころか女ですらない、銀髪の男。

 当の女王はその足元に跪き、男の股座に顔をうずめている。

 

 男の眼前の広間には、きらびやかな戦装束で整列する魔法戦士たち。

 その数80にも及び、ロアと地上の魔法戦士全てが集められていた。

 魔法戦士たちの目には新たな主君に対する敬意など欠片もない。皆一様に女王を目の前で辱められる屈辱と怒り、それでも抑えきれない肉欲の疼きを堪えていた。

 

 この場に集められたのは、明日からの皇帝戴冠式、および新女王戴冠式についての説明をするとのことだったのだが────来てみればコレである。

 

 ちなみに今日までどのような式典を行うかは一切説明されていない。

 全てメッツァーが企画し執り行うので当日言われたとおりに動くだけでよいとのことだった。

 戴冠式という最も重要な式典がそんな調子でまともに動くはずもない。伝統や慣習を一切守る気がないということだろう。

 

ティアナ

「────それで。用があるから呼び出したのでしょう、そろそろ始めてもらえませんか。時間の無駄というだけでなく、この悪趣味に付き合わされるこちらの身にもなってください」

 

 整列した魔法戦士たちの先頭に立つティアナが催促する。

 

メッツァー

「ククッ、何を言っている? これも明日の式典のための練習のようなものだとも。無駄なことなど何一つない」

 

ティアナ

「…………どうせまともにやるつもりはないと思ってはいましたが…………いったい何をするつもりです」

 

メッツァー

「おまえの戴冠についてははっきり決まっている。グロリアと二人で俺の眼前に跪き、肉棒に奉仕しろ。その間に俺がグロリアの頭上の王冠をおまえに移す。……ククッ、どうだ? 今の力関係を端的に表すわかりやすい絵面だろう?」

 

ティアナ

「………………………………」

 

メッツァー

「問題は俺の帝冠のほうだ。ものは俺のほうでそれなりのものを用意した。あとは受け取り方でな、普通なら跪いた俺にグロリアが被せるのだろうが、絵面がNG過ぎる。こういった演出はわかりやすくなければならん。となると捧げものとして受け取るという形になるんだろうが、その場合頭に被るのは自分でやることになる。『認められた』ということをよりわかりやすく示すためには、被せるところまでグロリアにやらせたいのだが…………ククッ、それにできれば、俺好みの演出も加えたいな……」

 

ティアナ

「…………いつまで、このようなことを続けるのですか」

 

メッツァー

「………………………………」

 

ティアナ

「貴方の体が……その……魔法戦士を必要としていることはわかりました。だからといって、ことさらに公衆の面前で辱める必要はないはずです」

 

メッツァー

「…………そこまで含めての契約だったはずだが」

 

ティアナ

「それはわかっています。ですが愛していると言いながらいたずらに傷つけられては、信じることなどできるはずもありません。…………衆目の中で尊厳を奪われることは、それだけでも筆舌に尽くしがたい苦しみなのです。近衛団への恨みがそうさせるのか、権威を完全に失墜させ今後の主導権を握るために必要なのか、それはわかりませんが…………どうか皆を、これ以上苦しめないでください…………」

 

メッツァー

「…………近衛団の面子を完全に潰すつもりはない。無論こんなことをしていればある程度潰れるのはわかっているが、重要なのは俺がその上に立つことだ。そこさえ確定していれば、むしろ権威をできるかぎり温存できたほうが都合がいい。土台が上がれば乗ったものはそのぶん高くなるかもしれん」

 

 ────初めて聞く話だ。

 理屈としてはそうなのかもしれないし、そうであれば少しは希望も見えてくるが。

 

ティアナ

「…………そ、そうなの……ですか……? けれど、本当にそんなことが可能とは思えないのですが…………」

 

メッツァー

「そうだな、普通の王であればそんなことは到底不可能だ。近衛団の……魔法戦士の力は強力過ぎるうえに実績も十分だ。そんなものを競争相手として内側に抱え込んだままでは、政権はとても安定すまい。潰せるときに完全に潰すしかないだろうな。だが俺には寄生体がある以上、魔法戦士は俺の競争相手足りえん。怖くないから寛大な対処も可能になるわけだ」

 

ティアナ

「…………少なくとも今は、近衛団を尊重する寛大な対処をしているようには見えませんが…………」

 

メッツァー

「今はな。数千年続いた権威の上に俺という存在を上書きするため、ある程度は仕方があるまい。だがアフターケアはするつもりだ。これまでも少しづつはしてきたのだが、この戴冠式以降はそちらが主題となる」

 

 ────わからない。

 この男が何を考えているのか、本当にわからなくなってきた。

 

ティアナ

「…………いったい……どうするつもりですか」

 

メッツァー

「どうするも何も、逆に問うがおまえたちは、何か己の正義に恥じることをしてきたのか?」

 

ティアナ

「…………そのようなことは誓ってありません。近衛団は……魔法戦士はただ罪なき人々を……平和を守るため力を、身を尽くしてきました。それを否定することは、断じて認めません」

 

メッツァー

「なぜ辱めを甘んじて受けいれている?」

 

ティアナ

「そうしなければ貴方が無辜の民を害すると脅迫するからです」

 

メッツァー

「つまりそれもまた正義なわけだな?」

 

ティアナ

「…………そのとおりです」

 

メッツァー

「ではそれをそのまま説明すればいいだけではないか。人間というものは正義が大好きでな、ゆえに正義は権威となる。つまり辱められたことも権威となるのだ」

 

ティアナ

「…………そ、れは…………」

 

 …………全く理解が追いつかない。

 

メッツァー

「難しく考えすぎだ。ようは俺という魔王に身を捧げることでその暴虐から民を守っている、という事実をそのまま伝えるだけだ。守られている側としては文句を言えまい? たとえ純潔を重んじる信仰の持ち主でもな」

 

ティアナ

「………………………………」

 

メッツァー

「俺は大義を必要としない。普通の王であれば、人を従わせる権威の根源として大義を手放すことができないが、俺であればただ実力のみで人を従わせることができる。ゆえに俺は自身を正当化する必要がなく、敵対した近衛団から大義を奪う必要もない」

「それに魔法戦士が力を揮えなくなったのは俺に対してのみだ。俺の許可さえあれば以前と何も変わらん。力と大義、その両方がそろっているのなら、辱められながらであろうと面目を保つこともできるのではないか?」

 

ティアナ

「……それは……たしかに…………」

 

メッツァー

「むしろこの状態で自治権を王家に残すとなると、『体で篭絡した』『魔王と裏では繋がっている』などと疑われることになる。それを避けるためにもただ抱かれるだけでなく、衆目の中での辱めが必要なのだ。国民を守るため嫌々従っているだけで、根源的には相容れない敵同士であるとわかりやすく示すために。そうしてこそ権威は保たれるだろう」

 

ティアナ

「…………それは…………そうかもしれませんが…………」

 

 ────ここまで回りくどいことをする必要がどこにあるのか?

 ただ魔法戦士を抱きたいだけなら裏で抱けばいい。

 普通に自分を妻として国王となればよかったはず。

 近衛団にも至らぬ点はあったのだから、そのあたりを口実に正当化しつつ王家の口を塞げば、権威もあとから自ずとついて来たはず────

 

メッツァー

「そのような統治を進めていった場合、本当に辱められるのは近衛団ではない。その近衛団に守ってもらうしかない連中のほうなのだ。特に純潔、貞節を重んじているような輩にとっては屈辱だろうよ。本心では売女と罵りたい相手に守られるのだからな」

 

ティアナ

「…………それは……………………」

 

メッツァー

「自分を正義と信じたがる愚民どもに、自身の醜悪さを否応なく突きつけたとき、はたして何が起きるのか────ククッ、この俺にも想像がつかん。実に興味をそそられるテーマだと思うのだが?」

 

ティアナ

「…………まさかそのために…………貴方を排斥した、女神の教えを信仰する人々に復讐するためにこのようなことを…………」

 

メッツァー

「…………まさか。いい気味だとは思うが、そんなことのためにこれほどの労力を費やす暇人ではない」

 

ティアナ

「…………どちらにしろ、そろそろ教えてください。貴方の本当の目的を。ロアの王となった先にあるというそれを。勝利が確定したときには、誠意の証としてつまびらかにすると約束したはずです」

 

メッツァー

「……………………」

 

ティアナ

「それともまだ怖いのですか? 私たち魔法戦士が。こんな、貴方の許可がなければ剣もまともに振れなくなった私たちが。先ほどは競争相手にならぬと宣っていたではないですか」

 

メッツァー

「…………挑発など、似合わぬことをするものではないな。凛々しくなったおまえも美しいが、やはり慈愛の微笑みこそ、昔と変わらぬおまえの本質だと思うぞ?」

 

ティアナ

「…………そんな言葉っ…………母上にそんなことをさせながら言われたってっ……嬉しいわけがないでしょうっっ!!」

 

 ────ティアナが怒気とともに漏らした魔力が、周囲の空気を震わせる。

 

メッツァー

「…………ご苦労だったな、グロリア。少し下がっているがいい。────大事な話がある」

 

グロリア

「…………ちゅぷ、ん……………………わかり、ました…………」

 

 …………クイーンは立ち上がり崩れた衣服を正すと、メッツァーの少し後ろに控えた。

 

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