メッツァー様がチート級能力を得て魔法戦士ヒロインたちを手籠めにして無理やりハーレム化する話~RPG式セクハラバトルZERO シナリオパート~ 作:ろむ1000/為五郎
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追加の登場人物紹介
スイートリップ(本名 七瀬 凛々子「リリコ」)
魔法戦士シリーズの初代ヒロイン。魔法戦士スイートナイツのひとり。
地上世界の人間だが女神近衛団所属で、現在はミネルヴァ・ガードに出向中。国際教導学園魔法学科にも在籍している。
メッツァー様を中心に見た場合はティアナと同格以上の魔法戦士ヒロインですが、今作では触れる余裕がありません。このゲームは原作で出番の少ないティアナのために作ったので、リップについては原作で!
◇◇◇
霧沢 瑠々香
ミネルヴァ・ガードの司令。シュガーにも劣らない天才科学者でもある。
魔法戦士ヒロインではありませんが舞台設定としては重要な役職なのでシナリオ上は触れざるを得ません。個人的には量産型M3スーツ大好きなんですが、魔法戦士すら触れる余裕がないので…………
◇◇◇
この日は戦闘終了後すぐにブリーフィングルームに集合することとなった。全員に同じ異状があったためだ。
シュガーなどは多数に同じ異状が出ていると知った時点で大いに慌て、状態異常魔法や毒物、細菌兵器まで疑い──しまいには感染する可能性もあると言い出して、ミネルヴァ・ガードの医療設備で緊急医療態勢を敷こうとした。
ティアナやスイートリップが恐る恐る自身の経験を説明──これは欲情というもので、媚薬や性魔術で強化されるとここまでになることもある──すると、しばらく愕然としたあと、ようやく厳戒態勢を解除した。
緊急性があるわけではないことがわかったので、こうして会議ができているわけだが────当然ながら笑い事ではない。
まずは全員が基本的なメディカルチェックを受けたが異状の原因は特定できなかった。次に変身システムの戦闘情報履歴から状態異常魔法の痕跡を探しているが今のところそれらしきものは見つかっていない。
現在、検査の順番が来た者が順次ぬけながら、今日の戦闘の報告や互いの見解などを述べあっている。
シュガー
「────今は瑠々香さんが戦闘中の履歴から状態異常魔法の可能性を探っています。ただ、もしそうだとしてもある程度はレジストできているはずなので、万全の状態でこんなに長引くことはありえないはずなのですが…………」
ロアの魔導師にとって戦闘中に後方から麻痺毒や催眠ガスなどの状態異常魔法で支援することは常套手段である。それらへの耐性を魔法戦士には当然ながら施してある。全くかからないとは言えないが、極端な消耗状態でもないかぎりかかったとしても効果はある程度軽減され、長引くことはない。
そしてメッツァーの性魔術による状態異常も、すでにこのレジスト対象に含まれている。にもかかわらずここまで長引いているということは、全く違う原理による状態異常、もしくはそもそも魔法ではないということになる。
リリー
「菜々芭ちゃんご苦労様。このあとちゃんと休んでね? ……言わないと瑠々香さんの手伝いに行くつもりだったでしょ。さすがに今回は菜々芭ちゃん自身も調子が悪いんだから、休養を優先すること。これは命令ですっ」
シュガー
「ですが…………いえ、たしかにその通りですね。大人しく休むことにします…………当然、莉々奈さんも一緒ですよね?」
リリー
「……あはは…………まあ、今回ばかりは私も大人しく休もうと思うんだけど────その前に、みんなに提案があります。以前話題に出たペアでの作戦行動態勢…………当面はそちらに変更したいのだけど、どう思う?」
ローズ
「それは………………いえ、異論はありませんわ……メッツァーがどう出るかは不明ですが、そこを含めて様子を見るためにも、それが適切だと思います…………誠に遺憾ですが……」
皆、慣れない性感に戸惑いながら、必死に普段通りに振舞おうとしている。それは聖涙石に選ばれた者の気丈さゆえか、それとも──高い貞操観念ゆえの恥じらいか…………
────メッツァーの巡らせた謀略の糸に、再び絡めとられかけている────
ティアナには、そう思えてならなかった…………
…………そのあとすぐに解散となり、各々休養を優先した。しかし…………
ティアナ
「────やっぱり……眠れませんよね、こんな状態では…………」
いやらしく疼く体を抱え、自嘲気味に呟く。
かつての戦いでは、もっと狂おしいほどの情欲に悶え、自身を慰めながら明かした夜もあった。それに比べれば今は…………まだ、自嘲できるくらいの余裕はある。
しかしそれも、かつて経験があってこそ。メッツァーを知らない者たちは今頃、精神的にも追い詰められているだろう。
かといって別れる前に「今夜は体が疼いて眠れませんよ」なんて伝えることもできなかった。もし伝えていれば、眠れないことへの動揺を多少は軽減してあげられただろうに。
純粋に仲間のことを想うなら、伝えるべきだった。でもできなかった。メッツァーの手口を説明するときにはできたというのに。
────あれに比べれば重要性が低い────
そう、思ってしまった。
どうしても恥じらいが先に立ってしまう。それをメッツァーは「人間が獣であることから目をそらす偽善者」となじっていた。つまり…………
ティアナ
「……結局これも、貴方の手の内なのでしょうね…………」
────早く眠ってしまいたい。そうすれば体の疼きだけでなく、自嘲も自責も忘れられるのに────
◇◇◇
────眠れない夜を過ごした魔法戦士たち。
シュガーはそれでも、朝になると同時にこの異状の解析に参加した。彼女がいるのといないのでは、解析の精度にも大きな違いがある。優先度が高いため、シュガーには現場よりもそちらを当面優先してもらうことになった。
そして、再び夜が来る。メッツァーの襲撃は、これまで通り行われた。
それに対し魔法戦士たちはペアで出動。一か所目を早急に終わらせて、一人が二か所目に急行、もう一人は結界の基点を捜索し破壊してからあとを追う…………そういう作戦だったのだが。
────メッツァーには読まれていたようだ。一か所目に侵入したと同時にその結界担当のクローンは撤退。それに気づいて一人が二か所目に急行したときにはもう、多くの人が拉致された後だった。
結局、一か所目では拉致被害がなかったかわりに二か所目では激増。この夜の拉致被害は一日あたりで10倍────たった一晩でこれまでの総計を大きく上回った。
◇◇◇
翌日午前中、魔法戦士たちはまたブリーフィングルームに集まっていた。
昨夜はシュガーが手配してくれた睡眠薬を呑んだのだが……ティアナはそれでもあまり眠れなかった。疲労や眠気と興奮の疼きが同居し、もうろうとしてまるで悪夢にうなされているかのような質の悪い睡眠だった──それでも、眠れないよりはましだったが。
皆の顔色が悪いのは、疲労や睡眠不足かそれとも……昨夜の被害の大きさゆえか。
朝からの報道は被害の拡大を止めれれなかったミネルヴァ・ガードを糾弾する内容がほとんどだった。これほどの大規模なテロを連日起こされて犯人の一人も確保できないのでは仕方がないのかもしれないが。
拉致被害者の家族が悲しみ嘆いている映像を見て、ティアナの心も締め付けられる…………
シュガー
「────拉致された人数から見るに、マナ抽出用魔法陣の中にいた人たちをそのままさらっていったのでしょうね。ペアでの侵入を察知した時点でその結界を放棄、他の結界に連絡、それを受けたクローンは目の前の魔法陣の中の人だけ確保して撤収…………そういうことなのでしょう」
ライム
「今まではあの中でマナの量が大きい人だけをさらってたのに、急に目の前の人全員ってなったのはやっぱり…………」
ローズ
「警告、ということなのでしょう…………あのような報道がされるよう誘導してミネルヴァ・ガードを追いつめ、わたくしたちをこれまで通り単独で動くよう脅迫している…………」
シュガー
「完全に主導権を握られています。わかってはいましたが、とうとう遠慮がなくなってきましたね。とはいえ、この状態異常の正体がわからないまま単独で挑むのは危険ですが…………」
ローズ
「それでも…………それでもここまで好き勝手されて、市民の被害を見て見ぬふりをするなんて……わたくしには耐えられません…………っ」
ライム
「そうよっ、何が目的か知らないけどひどすぎるよ! 調子が悪いのはたしかだけど、ここまで馬鹿にされて黙っていられるほどじゃない…………っ」
シュガー
「……そうですね、私も同じ想いですので反対はしません。打ってでなければ別の方向から追いつめられるということもあります。ただ、異状は今のところ戦えないほどではありませんが、昨夜変身している間は少し悪化した感がありました。変身解除で元に戻りはしましたが…………注意してください」
ローズ
「構いません…………ミネルヴァ・ガードが罪なき人々の盾であることを、改めて示す必要があります」
シュガー
「私もまったく同じ想いです。市民の被害を見て見ぬふりをするなんて耐えられません…………ですので私も出動しても構いませんよね?」
ローズ
「え…………菜々芭さんには、その……異状の解析をお願いしたい、んですが…………」
シュガーには他にも重要な仕事があるはずだが、ローズとしては自分の言葉をそのまま返されて言いだしづらいのだろう。
シュガー
「私だけのけものですか?」
ローズ
「……そういうわけでは…………ただ……」
ローズは救いを求めるようにリリーを見るが、悟ったような苦笑いを浮かべ顔を振るだけだった。
シュガー
「まあ、意地悪はこれくらいにして────たとえ一か所でも放置すると、メッツァーが何をするかわからないというのがあります。結界の中には魔法陣以外にも大勢の人が取り残されていますので」
ローズ
「……それは、たしかに…………」
シュガー
「解析は瑠々香さんががんばってくださっているので、ね?」
ローズ
「……わかりました…………よろしくお願いします…………」
全員出動という形で決着したようだ。
ティアナ
「…………すみません、少しいいですか?」
リリー
「もちろんです、どうぞ」
ティアナ
「私も賛成ではあるのですが…………注意してください。次はおそらく使ってきます…………メッツァーの得意魔法、ファントムペインを」
ローズ
「ファントムペイン…………たしか離れたところから、その……体を触ってくる魔法、ですわよね?」
ティアナ
「はい。離れた位置の空気を手の形に固めて動かす魔法です。メッツァーの場合…………主に魔法戦士の……胸、などを……ま、まさぐるために使ってきます……」
「………………………………」
場に沈黙が降りる。メッツァーを知らなかった者にとっては、始めに聞かされたときは実感がわかなかった脅威が、敏感になり始めた体を抱え、今初めて肌で感じられるようになったということだろう。
ローズ
「……わかりました、十分に注意します…………それでも行かないわけには参りませんが……」
────彼女らにとっては、初めてメッツァーの脅威を体験することになる。そして今夜、おそらく自分も────
メッツァーと再会してから胸の奥で、そして下腹部でとぐろを巻いていた熱が鎌首をもたげるのを感じ……そんな自分を恥じるのだった…………
◇◇◇
その夜、またもメッツァーの襲撃が発生する。
魔法戦士たちは単独行動態勢に戻り、以前と同じように現場に急ぐ…………
メッツァー
「────昨夜はお呼び立てしておきながらキャンセルしてしまい申し訳ございません。ただ、あえて言い訳をさせていただくと、二人きりの逢瀬を期待している男のところに、いくら仲がいいとはいえ黙って友人を招待するというのはいかがなものかと」
ティアナ
「では改めて。次からは同伴ということでよろしいですか?」
メッツァー
「……失礼、それは生殺しというものかと。…………ただ、そのご友人と私との仲が深まった後であれば、その限りではないかもしれませんね……ククッ」
ティアナ
「……っ…………私たちの体に何をしたのですか」
メッツァー
「どうやら手品の種がわからず戸惑われているご様子。……ククッ、あのときのシンフォニックシュガーの慌てようといったら! なにやら毒か病気のような物騒なものと勘違いしていましたね。自身がムラムラしていることすら理解できないとは、初心すぎて笑いをこらえるのに苦労しましたよ。…………それに比べて姫はすぐに理解されましたね。さすがに経験豊富でいらっしゃる」
その言葉に頬を赤くするティアナ。
ティアナ
「す、全て貴方のせいではないですか! 嫌がる私に無理やり快楽を教え込んで…………あのあと、私が王宮でどれだけの目にあったか…………」
メッツァー
「参考までに伺っておきましょう。どのような目に遭われたので?」
ティアナ
「…………純潔を重んじる王国で、次期女王が敵に手籠めにされるなど許されることではありません。王家に敵対的な貴族からは廃嫡にすべきとの声もありました。最終的には、女神近衛団と王家のこれまでの実績から信任を得ることができましたが…………今でも時折感じるのです。敬っているような言葉と笑顔の裏に、穢れた者としていとう蔑みを。そして…………その、殿方からの、欲望のこもった絡みつくような視線を…………」
メッツァー
「フフッ、姫ほど美しければ以前は気づいていなかっただけではないかという気もしますが、それだけではないでしょうね。おそらく皆も気づいてしまったのでしょう。高貴の極みたる次期女王といえども、一皮剥けばただの女であるという当たり前の事実に。……とはいえそのような穢れは、世界にはありふれたものでしかありません。特にロアはこの地上世界に比べると自由に乏しく秩序が厳しい世界です。その分穢れとされるものも多い。現実の市井の在り方を体感されたことは為政者として決してマイナスではない…………私などはそう思ってしまいますがね」
ティアナ
「……まさか、それを教えるための狼藉だった、などとは言いませんね?」
メッツァー
「…………いえいえ、さすがにそのようなことは申しません。穢れを知らぬ姫君の肢体を思うさま貪り、私の色に染め上げたあの甘い快楽の日々…………それがそのような野暮な目的だったなどとのたまえば、それこそ女性としての姫に失礼でしょう?」
ティアナ
「くっ……また卑猥な言葉で愚弄して……」
メッツァー
「とはいえ馬鹿正直に公表した、と聞いたときは驚きました。確かに隠しきれるかどうかは怪しいところでしたが、『なかった』で押し通すことも可能だったはず」
ティアナ
「……たしかに政治的にはそうすべきであったのかもしれません。ですが、ことは私だけの問題ではありません。同じように凌辱を受けた魔法戦士たち全ての問題なのです。辱めに傷ついた皆を『正義のために戦った戦傷のようなものだから恥じる必要はない』…………そう鼓舞した私が自身の傷だけ恥じて隠そうとするなど、皆に対する裏切りです。そのようなことは断じてできません」
メッツァー
「……愚かな…………しかし、美しい愚かさです…………ご安心召されよ姫。この私がロアの王となった暁には、姫のこの高潔さを理解できぬような俗物はすべて処刑台に送ってしまいますゆえ…………ククッ!」
ティアナ
「わ、私はそんなことを望んでなどいません! だいたい、元凶である貴方にだけはそんなことを言う資格はないはずですっ」
メッツァー
「やれやれ、そのような生ぬるいことを仰っているから俗物につけこまれるのです。これはもう元凶として責任を取り、姫の傍らで生涯お守りするしかありませんな……ククッ!」
ティアナ
「……っ!? ……………………お、お断りしますっ。貴方のように、人を傷つけることを何とも思わない男性におっ……よ、横に並ばれては……迷惑です……!」
メッツァー
「もちろん存じております。ゆえに私が立つべきは横ではなく上…………おまえのような女を真に守りたいと願うなら、上から支配する形でしか成しえないと学んだからな…………凛々しく成長した勇姿は十分に堪能させてもらった。そろそろ思いださせてやろう、男に支配される悦びを…………俺のファントムペインでな……!」
(バトル)
07話 完
・このシナリオ原案を考えた段階では、まだエターナルティアは発表もされてませんでした。そのあと完結編アペンドまでプレイしましたが、正直まだ足りてないと思います。完結編はストーリーに比重が取られてティアナのHシーンがメインのわりに非常に少なかったのと、私が悪堕ち苦手なのでティアナだけ悪堕ちフォームHでシーンが埋まるのはむしろマイナスにはたらいたという…………