自分の余韻が醒める頃、少しずつミラーボールの回転がゆっくりになり、ぎゅうぎゅう♡タイムが終わりを告げる――穢れた影を払うように、明るく軽快な光がカッと降り注いだ。
「あひ、ぃいいっ……♡ へっ……へぃ……♡ オーナーのおちんぽ、ヤバすぎぃっ……♡」
大股開きでカクカクと腰を振り乱し、余韻潮をぴゅ~っ♡と噴いたあくあの股間をタオルで隠してやる。すると、すぐに水気を吸った布地がぴったりと張り付き、彼女のぷっくりつるまんがスジを浮かべ始めた。
股間と心に黒い衝動を湧かせる光景にゴクリと喉を鳴らしてから……今までで一番重くなっていた腰を上げて、ラミィの搾乳プレイを延長しようとして怒られているマリンに声をかけ、あくあの事後を任せた。
自分でやるべきだとは思ったのだが……先ほどまで生ハメをしていた女の子相手にピュアな介抱をできる気がしないため、最初からやめておいた。
ぎゅうぎゅう♡タイムが終わって、身支度を整えたキャストやウェイターたちが元の配置に戻っていく。10分後には全てが元どおりになっており……本当に、よくない夢を見ていたかのような、頭と意識が別々にフラつく感覚に襲われた。
「えっへっへ……ミオちゃんのおっぱいも美味しいねえ。おじさん、もっと飲みたくなっちゃったなあ」
「えー……♡ でもぉ、もう……うち、今日のおっぱいのストック、終わっちゃったんですよぉ……♡」
あくあのブースと同じように、後片づけが既に終わっていたミオのブースから甘ったるい声が聞こえてくる。
「そんなこと言わないでさあ。さっきパコッたおかげで、まだおっぱい出るんじゃないの?」
「……っ……♡ ちょ、ちょっとぉ……せくはら、ですよぉ……♡」
ぎゅうぎゅう♡タイムが終わっているというのに……おじさんの手がミオの乳房を揉みしだき、すりすりと指で乳首を刺激する。
せっかく着たチューブトップのチャックを勝手に下ろし、ニップレスを貼っていなかった乳房をギュッと搾り、ぴゅうっ♡と切ないミルクを溢れさせた。
「ほぉら、もうこんなにおっぱい張ってるじゃないか……VIPに行くかい?」
「はぁっ……♡ はぁっ……♡ だ、だめ……VIPは、自分のファンと入らないとだめ、だから……ぁっ……♡」
すりすり、ネチネチと乳首を転がされたミオが……何かに屈したように下唇を噛んで、おじさんをカウンターの下に連れ込む。
「あっ♡あっ……あ~っ……♡ ひゃ、ひぃっ……ちくび、ころころ……ちゅう~って、しないでぇっ……♡」
カウンターに手を突き、床に向けて垂らした乳房だけを隠しながら……ミオは口元を押さえて、禁断の行為に及んでいた。
下から伸びてきた手がミオの股間をくすぐり、濡れそぼったままだった膣肉からくちゅくちゅと蜜音を奏で始める。
そんなミオの罪深い姿を見て、股間に苦しいほどの疼きを感じながら……あくあの母乳で大変なことになった服を着替えるために、一度控え室に戻ることにした。
……何も見なかった。何も気づかなかった。いつもあくあにしているサービスを、ミオにも適用してあげるだけだ。
それだけを考えて……夜の光が咲き続ける、残酷なほどに煌びやかでいつもどおりのホールを後にした。
オーナールームで深呼吸を重ねて、自分の中でしつこく燃える興奮に冷風を浴びせる。
しかし……どれだけ平静に向かおうとも、ミオの痴態が頭をよぎり、あくあの膣肉の感触が粘膜を走り抜けて……ペニスがイライラを加速させるばかりだった。
「……は、ぁっ……♡ オーナー……ちょっと、いいですかぁ……?♡」
こちらの呼吸を詰まらせるノック音とともに、すっかり汗ばんだミオが入室する。
もじつく脚は愛液でべちゃべちゃに濡れ、ソックスに本気汁を絡ませている。興奮した乳首は制服を押し上げるほどに勃起し……ムワリ、とむせるほどに濃いミルク臭を放っていた。
「あのね……うち、今日も……お店の約束やぶって、他の子のファンに……生おっぱい、ご馳走しちゃったの……♡ はぁっ……♡ また……ルール違反、しちゃったんだよ……♡」
……『また』だ。すっかり発情したミオが腕に抱き着いて、『悪い子を戒めるために』わざと自己申告してくる。
「……オーナーは……お店のルールを守るために、さ……♡ うちみたいな、悪い子に……っ……♡ お仕置き、しないといけないよねぇ……?♡」
ミオのルール違反は今日だけではなかった。事あるごとに、自分にわざと見つかるような違反をして……オーナーに〝ルール〟を守らせようとするのだ。
しかも、こちらへの配慮のつもりなのか、必ずカラダをキレイに拭いてから申告しにくる。まるで『そこまで含めてプレイだ』と言わんばかりに。これがずっと謎だった。
……その理由が、今日のぎゅうぎゅう♡タイムでわかった気がする……彼女は、ただイチャイチャするだけでは得られない、ハードな快感が欲しかったのかもしれない。
こちらも、ここでの『仕事』を軽く見ているつもりはない。やや腰砕けになっているミオを連れて廊下を渡り、キャスト用の仮眠室に入る。
「……あ、れ……? いつものお仕置き部屋で……晒し台に固定するんじゃないの……?」
『お仕置きだから、悦ばせては意味がない』と伝えると、ミオは恥ずかしそうに苦笑して……ギュッと、愛しさを込めたハグをしてきた。
「……オーナーのいじわるぅ……っ……♡」
ミオの乳房に顔を埋めて、甘い体臭とミルクが混ざった香りに包まれる。それだけで、ずっと感じていた背徳的な疼きが癒えていき……その代わりに、ムラムラと愛欲が昂ってきてしまった。
「……オーナー……? カチカチのおちんぽ、うちのおまたに当たってるよぉ……?♡」
ミオに股間を撫でられ……カッと熱くなった頭が全身を支配し、ミオをベッドに引きずり込む。罪人ならぬ罪狼を四つん這いにさせ、胸に搾乳カップを装着して、ぐずぐずに濡れていた花びらを肉槍で貫いた。
「んっ――ぁあああっ……!?♡ あ、ぁあああっ……♡ オーナーの生おちんぽ、キちゃったっ……♡ これっ……これ、すきっ……好きぃっ……♡ い、一番、好きだよぉっ……!!♡」
ミオの収まらない性欲を満たすように、限界まで勃起した陰茎で彼女の性感帯をゴリゴリとこそいでいく。
まるまるとスケベに太ったクリトリスの裏側をこすり、子宮口付近のプリッとした部分を突き上げると、ミオは獣声を漏らして喘ぎとミルクを散らしていく。
「あっ♡そこっ♡そこ、そこぉおっ……!♡ イイッ……いいのぉっ……♡ オーナーっ……オーナーのおちんぽっ……♡こりこりっ……んひぃいっ……♡ はぁ~っ♡イイっ……♡だい、好きぃっ……!♡」
小さな絶頂に震えた秘部からぴゅっ♡ぴゅうっ♡ぷしぃっ♡と潮を漏らし、タンクにミルクを溜めながら、発情メス狼が快感を貪っていた。
……あんなことがあっても……今日も、なし崩し的に彼女を抱き……いつの間にか、いつもどおりに種付けをしながら乳房を握り締めて、彼女の母乳を搾ることになっている。
これが良いことか、悪いことか――改めて判断を下すには、少し常識を毒されすぎてしまったようだ。
「あ、ぁあっ……♡ オーナーっ……おー、なーっ……♡ もっと……もっとぉっ……おっぱい、搾って……うちを、気持ちよくしてぇっ……♡」
ミオのプリプリと張った尻肉を激しく鳴らすように腰を打ち付けながら、熱く潤んだ膣肉に包まれ……茹だる頭で今日を問う。
納得された選択についての善悪は、きっと死ぬまでわからない。されど、これが――男のロマンであることに変わりはない。
「あっ♡あっ♡クるっ♡デカいのキてるぅうっ……!♡ オーナーっ……うち、イくっ♡イぐぅっ――イッ♡あっ♡あっ――ひぁあああああんっ……!!♡」
憧れのアイドルであり続ける少女の、深い欲望に濡れた最奥に精を吐き、絶頂に震える蜜壺と同じように視界が白む。
この痺れるような甘ったるい快感が全ての答えであって――これからも際限なく膨れていく夢を表しているかのようだった。
「は、ぁああっ……♡ はぁああっ……♡ お、オーナー、の……熱いの……たくさん……っ……♡ ぜ、ひぇっ……えへっ……♡ へ、ぇっ……ふひぅ……♡」
心の中に溜まっていた闇を吐き出すような、爆発的に膨らんでいた射精の快感に意識を上塗りされながら……ミオと一緒にベッドに倒れ込む。
あくあの膣内に吐き出したときのような、頭が壊れるほどの刺激ではない……だが、膿のように病んだ闇を吐き出し、疲れるほどにスッキリしていた心が一番求めていたのは……間違いなく、この充実感すら感じられる温かな快感だった。
乳房からカップを外したミオは、乳枕にこちらの顔を埋めさせ……頭を抱くようにぎゅう~っ♡と愛が溢れるほどに強いハグをする。
熱を帯びた乳肉はしっとりと顔を受け止めて、満開の花びらのような柔らかさで包み込んでくれた。
「はぁっ……んっ♡んぅううっ……♡ オーナーのおちんぽ……まだ、ドクドクしながら……はぁっ……♡ うちのおっぱいみたいに、ミルク出しちゃってるねぇ……♡」
散々射乳した後のミルキーな香りの乳房の抱擁は、思考がとろけるほどに気持ちがよかった。
イタズラをするようにきゅんきゅんっ♡と締められる膣にペニスを翻弄されながら……ミオのよしよしを享受する。
「……はぁ……ふぅ……♡ オーナー……♡ さっき、うちがさ……他の人のおちんぽでパコパコされてるの見て……どう思った……?♡」
どろりと逆巻いた心の闇で深めに抉られたところが、まだ塞がりきっていない〝傷口〟をミオにくすぐられ……思わず、彼女に強く抱きついてしまった。
ミオのことを所有物のように思っていることはないし、恋人やそれ以上の関係として契りを結んでいるわけでもない。
それでも……ミオが他人の陰茎を深々と咥え込み、潮吹きアクメをキメるほどに絶頂させられている姿を見て……抑えきれない、嫉妬心や焦燥感のようなものを感じてしまった。
「っ……ん、んっ……♡ おちんぽ、うちのナカで硬くなってるねぇ……♡ そんな……鬱勃起しちゃうほど、エッチに見えちゃったか~……♡」
ぬかるんだ膣肉を蠢かせ、敏感になっている亀頭をちゅっ♡ちゅう~っ♡とマッサージするミオ。こちらの腰のビクつきをくすくすと笑いながら……溢れそうな感情で震える唇に、勃起した乳首を含ませる。
「んっ……♡ そうだよ~……オーナーはね、誰よりもうちのおっぱいを好き勝手に触って……自分のモノみたいに、ちゅーちゅー吸っていいんだよ~……♡」
ミオの毒花のように甘い誘惑に惹き込まれながら、口内に染み出すあったかミルクと乳房のすべぷにな柔らかさに、心が痛んでいたキズを癒やされる。
……まるで快薬と劇毒のマッチポンプだ。ミオが何を考えているのかはわからないが……この関係が、ホロミルクの中でも格別に狂っていることだけはわかる。
「……鬱勃起しながらの浮気射精……きっと、すっごく気持ちよかったよね……?♡ うちも……オーナーに見られて、余計に気持ちよかったもん……♡」
ちょっぴり恥ずかしそうに……しかし、決して悪びれていないドスケベ狼が、膣をきゅう~っ♡と締め上げながら、くすくすと笑っていた。
……あれもこれも、ここに居るふたりが気持ちよくなれるように仕組んだ〝プレイ〟だとでも思っているのだろうか。
思うところも……悩ましいところもいっぱいある。けれど、ミオが『それでいい』と言うのなら……自分があれこれと言う必要はない。不思議と、そう思えた。
肉地獄で絡まれるような罪悪感と、天上で味わうような甘美が入り混ざって、頭と心がパンクしそうだったが……ミオの優しい吐息と、とくん、とくんと刻まれる儚い心音が、感情が壊れる限界寸前で狂気を押し留めてくれていた。
「……ふふ……♡ 甘えんぼで、やきもち焼きだねぇ……♡ やっぱり、オーナーはこれでいいんだ…………記憶なんて――――」
まだ、ミオの声を聞いていたいのに。体力の限界を迎えたカラダが、極上のまどろみの中へ沈み込んでいく。
この世界の光と影の狭間で、静かにたゆたいながら……ふと、オトナならではの付き合い方と、記憶の中にある過去を思い出していた。
――バーチャルワールド黎明期。エロや刺激という深い闇を上手に飼い慣らしながら、共に歩んで、希望の光を集めるように成長していった彼女たちの姿をよく知っている。
もちろんホロメン全員がスケベ要因ということはなかったし、そもそも彼女たちの魅力はエロ以上に輝くものがたくさんあったから大成したのだろう――しかし、まだ未熟だった箱をググっと押し上げたのは、ムラムラと昂る勃起の力もあったように思う。
……エロは、ゼロから立ち上がるパワーそのものだ。そんなどうしようもない、時代遅れで頑固な思い込みに苛まれながら……自分が建てたらしいこの店が、やけにバブリーなキャバレーをベースにした意味をわかった気がした。
『……気持ちは嬉しいけど……うちだけ助かっても困るんだ。うちは……みんながいないと、〝うち〟のままでいられない気がするから……だから、ごめんね……』
『…………本当に、いいの……? それって……オーナーの命だけじゃなくて、この国も……』
『……〝全部〟を捧げて『最も現実的な案』を実現してくれたオーナーもさ……お客さんみたいに楽しんでもらいたいんだよ。そうじゃなきゃ、うち……困っちゃうよ……』
――そんなことを言う、ミオの声……かすれた記憶の断片が見えた……気がする……。
……あり得ないはずの記憶に既視感を覚えながら――するりと、融けるように意識を手放す。
翌朝、ミオの胸で目覚めたときには――自分が何を思い出しかけたのかすらもわからず、きれいさっぱりと忘れてしまっていた。