――都内某所。市民が電力消費を抑えているが故に都会でも広がるようになった満天の煌めきから、濃紺の闇が変わらずに降り注ぐ廃ビルの中で――大量のコード類が接続された〝コールドダイブ装置〟から冷却ガスが排出される。
「ぐ……く、クク……! やっと……見つけたぞ……! 今から、行くからな……ふふ……ハッハッハ……!」
鉄製の扉が開き、中から白髪交じりの頭を押さえた中年男が這い出る。足取りをふらつかせながら、くつくつと笑って……管理者権限を使って得た〝座標〟に向かおうとした。
すると――バチン、と光を叩きつけたような、鋭い明るさが男を焼き焦がす。〝罪人〟を捉えたライトが、大人数の影を作って男の表情を強張らせた。
「ようやく尻尾を出したな。下手な真似はせず、署までご同行願おうか」
「お前ら、警邏隊か……!?どうやって、ここを割り出した……!? 警邏隊のバーチャルネットワークからは絶対に探知できないようにしてあったはずだ……!」
強化シールドを構えた警官たちが、統率の取れた足音を鳴らして要注意人物を取り囲む。その動きを指揮していた荘厳な男が、わずかに歯を見せて笑みを噛み――スマホに表示された『2272』の数字を見せる。
「ホロミルクの店内では、顧客が持ち込むスマホ等の使用が禁止されている。その理由は、従業員たちの心身を守るための配慮――そして、顧客のプライバシーを守るためだ。そもそも、国内で一部の選ばれし人間がスマホを使えるようになったのも、ホロミルクの協力あってのことだからな」
「そんなことは知っている……だから、なんだってんだよ……? 今日、あの下衆で悪趣味な乳臭い店は定休日だった……スマホの持ち込みも許可されていたんだぞ……!?」
「ほぉ。では、これは知っているか? 『許可の有無にかかわらず、店内でスマホを使用した者は〝アクセス元や戸籍等の情報開示〟を了承したことになる』と」
「…………ッ……!? まさか……そんなものがッ……!!」
「あのような〝現代社会の桃源郷〟とも呼ぶべき幽世だからな、そのぐらいのセキュリティを敷いて当然だろう。VIPルームの常連なら、サービスを受けている最中にいくらでも聞ける基本中の基本ルールなのだが……どうやら、あの店にはあまり通っていなかったようだな」
「…………当たり前だろうが……! 僕が欲しいものは、あんな甘ったるい場所にはなかったんだ……!」
「まるで子供のように浅薄な物言いだな。何にせよ、用意周到、狡猾老獪なお前が本当に珍しいミスをしたものだが……それほどまでに浮足立ってしまう〝何か〟があったのか?」
「…………う、うるせぇよ……!! それより……情報開示から包囲までが早すぎるだろうが……!! いったい何をしやがった……!?」
「ふふ……ある人からのタレコミがあったんだよ。『定休日のホロミルクに彼が来る』と。『そのときに通話ができれば居場所がわかる』ともね」
「……なんだと……!? あのオナホの売買が……罠、だったってのか……!? おとり捜査なんてグレーなことしやがって……!」
「それは旧日本時代の狭苦しい話だ、米欧連合の国際規範ルールには反していない。我々は、お前がパコパコと腰を振っているあいだに着信情報からアクセス元を割り出すだけでいい。コールドダイブが可能な装置など、ホロミルクに入店できる国内では闇稼業を入れても多くない――それからは、ご覧のとおりだよ」
男が身じろぎをするだけで、揺るがない警戒を張り続ける機動隊が圧力をかける。逃げる隙など、どこにも存在しなかった。
ここまで、全てが上手く行っていた――はずだった。ホロミルクの評判を下げて経営難に陥れ、VIPルームの回転率を上げさせて遺伝子データや内部情報を性交中に回収する。そのデータからキャストたちのカラダの組成を研究しつつ、強情で厄介だった大神ミオの弱みを握り――管理者権限を奪うための攻略法を確立させたのだ。
(あいつらが大好きな仲良しこよしの連帯感で、快楽の水底に引きずりこめた……! クローン体の再現も、販売も……大神ミオの支配も……全部、上手く行っていた……! なのに……こんな、ところで……!!)
男は顔が歪むほどにギリギリと歯噛みをし、手に握っていたスマホを軋ませる。脂ぎった顔の表皮に汗を滲ませ、この世への憎しみ全てを噛み潰した。
「年貢の納め時だ……迷惑系配信者の最大手さん。お前は少し派手に遊びすぎた――我々の逆鱗に触れたのだよ」
「……我々だと……?」
荘厳な男――崩壊した旧日本における警視総監相当の職務を任される者は、重質な眼鏡を中指で押し上げ、レンズを輝かせながら口角を上げる。
「少しは考えなかったのかね? 『経済が崩壊した社会の中で、女子の乳房に対して湯水の如き金を使える人種』というものを――かつての現代社会で『国の事業にも関われるほどに席巻したアイドルたちの底知れぬ影響力』を」
「…………ぐっ……!! い、嫌味な高学歴共がVなんかに入れ込んでんじゃねえよ……!! もっとマシなことに金使えよ……!!」
「使っているとも。貴様のような小金持ちが想像すらできないほどの財産があるだけだ……まあ、中にはかなり無理をして通い詰めている献身的なファンもいるようだがね。金の価値を理解している……そして、愛の深い同胞だ」
荘厳な男は、部下たちから見えない位置に手を上げ、中指と薬指を付けてから――親指の腹とキスをさせる。そのハンドサインで、相手が全てを察せるように。
「……ッ…………クソッ……!! どうして、いつも僕の理想どおりにならないんだ……畜生っ……畜生ぉおおおおおおッ……!!」
「お前には……刑事事件としての逮捕令状だけでなく、民事の賠償請求の訴状もたっぷり届いているらしいな。全ての賠償を終えたとき、手元にいくら残るだろうな? その小癪な活動は、いつまで続けられるだろうな?」
指揮官の合図を受けて――緊張の糸を保ったまま、機動隊がじりじりと距離を詰めていく。
追い詰められた男は、後ろ手に回したスマホを操作し――刹那にディスプレイを掲げ、目を灼くほどの怪色閃光を炸裂させた。
「ぎゃあああああああっ!? め、目がっ……お、ぉおおおっ……!!」
「退け!愚図どもッ……!! 僕は、お前らの退屈な理論なんか認めない――僕が、こんなところで……諦めてたまるかよ……!!」
古びた脂が詰まった三段腹を揺らし、中年男は機動隊に突進を仕掛けて活路を開く。四つん這いで豚のように歩いてから、すぐに体勢を立て直して逃走を図った。
「まだ、抵抗するか――こんなビルの最高層から、逃げられるとでも――――ッ……!?」
「ハハハ――ハッハッハァッ!! お前らなんかに捕まって、全てを諦めるぐらいなら――僕は、命を捨ててでも生きてやる!!」
「待てッ……!! 『必ず生かして、ちゃんと悪事を反省させてほしい』と言われているんだ……!! やめろッ――『毒島三段腹』ァっ!!」
助走をつけた毒島は、全身を肉弾として射出し――割れたガラス窓を突き破り、廃ビルの高層階から地面へと落下した。
重たいものが風を切る衝撃。衣服がはためく音。そして、男が顔いっぱいに滲ませた執念が――地面に激突した瞬間に〝一つ〟となり――その闇色の事故現場を、スマホのディスプレイから溢れた鮮やかな太陽の光が、一瞬だけ包み込んだ。
――――――
地表に下りた指揮官は、男が落下したと思われる衝撃跡に残されていた機械の部品からデータチップを見つけて、すぐに中身を転送する。そして、コピーも取らずに取り出したチップを、ベキベキと指で粉砕した。
「死体の破片すら無く、いくつかのクローン体のデータが破損していたのが気がかりだが……あの高さから飛び降りて生きている人間はいないだろう。これで、くだらない鬼ごっこも終わりのようだ」
「……いいんですか? それ、ホロミルクの機密情報だったんですよね……コピーだけでも取っとけば、いずれ大金になったんじゃ……?」
周囲の安全確認をしてから武装を一部解除した機動隊長が、難しい顔をした指揮官に小突かれる。
「馬鹿者が。かつての大惨事を見て、『金だけあっても何もできない』と、『インターネットや技術ありきの生活を失った現代の人間は孤独で無力だ』と学ばなかったのか?」
「いや、それはわかりますけど……でも、ねぇ……? もったいないなぁ、って思うのが自然じゃありません……?」
「……フン。俺が小金を掴んだところで、国のためには何もできん。もっと高位のお偉いさん方や、壮年の働き手たちの〝楽しみ〟――そいつを確実に守る方が国益に繋がるだろう?」
「……相も変わらずご立派なことで……頭が下がりますよ、ええ……。国益って言っても、今は国すらないんですけどねぇ」
「何を言うか。現在進行形で、再独立の準備が爆速で進んでいるというのに。10年以内に日本円すら復活する見込みだぞ」
「……へぇ……あの噂、マジだったんですね。それもこれも、国内だけで使える疑似インターネットのおかげなんですかねぇ……まあ、紙社会に逆戻りした世界でこのアドバンテージはデカすぎるよなぁ」
「他人事みたいに言うな。米欧連合の治安維持組織の中で唯一、俺たち極東警邏隊が無線やネットワーク機器を使えるのも、彼女たちの協力があってこそだ。その多大な恩義を裏切り、信頼を崩すようなことはできんよ」
「……へいへい、わかっとりますよ……その信頼とやらが、一方的なモンじゃないといいっすけどねぇ……」
「……お前も、あの店に通っていればいずれわかる。長きにわたる金の支配を抜け、ようやく人間が取り戻せた〝本質〟がな」
「本質、ねぇ……頭の良い人や心が豊かな人の言うことなんて、いっつも意味わかんねぇっすよ……金に勝るモノなんて、この世にあるワケねぇのにさ……」
「……では聞くが……お前は、その稼いだ金で何をする?」
「え……? ん、まあ……飯食ったり、遊んだり……普通に生きるために使いますけど? それ以外に何かあるんすか?」
「なるほど。では、お前は生きて何をするんだ?」
「はぁ……? 〝何〟って……そんなもん、特にないっすよ。人生の意味とか、生きる理由とか……そういう〝見えない物〟を探すのは青臭い学生時代ぐらいのもので……みんな、大人になったら目の前の世界だけ見て、『そういうもんだ』って割り切るじゃないですか」
「……そうか。それなら……俺は一生、子供のままでいいのかもしれないな」
「……はぁ……そっすか……。歳も近いハズなんですけどね……やっぱ、アンタのことはよくわかんねーっす」
「奇遇だな。俺もだよ」
すっきりした顔に面食らった機動隊長は、やれやれと肩を竦めて、世渡りと崇高な思想を両立させ続ける上官を見やる。
その真面目な横顔には――恋心を持て余した若き青年のような、ほのかな甘酸っぱさが口元に表れていた。
――――――
――ホロミルク店内、従業員用のシャワールームにて。しゃわしゃわしゃわ、と絶え間なく流れ続けるお湯が、少女の瑞々しい肢体を飾るように光の粒子をしぶかせる。
「落ちない……落ちないよぉ……。くさいの……うちの、ナカから臭ってる……最悪だ……最悪だぁ……!」
きれいな思い出と臭い穢れの混合汁を全て呑み下し、絶頂地獄の余韻から戻ってきたミオは、すぐに身体を清めようとした。
しかし……シャワールームに入ってから一時間以上が経とうとした今でも、ぐすぐすと鼻をすすりながら、カラダを洗い続けている。性処理道具として使われた乳房や腰には、べったりといくつもの手跡が残り……はたかれた尻には紅葉が咲き、内ももには精液と愛液のセメントがしつこく苦味を残していた。
毛量が多い髪に絡みついた精液のダマを取り、膣内から溢れ続ける白濁汁をぐぽぐぽと指で掻き出してから洗浄液を何度もブチ込む……性暴力に遭った後の少女のように、嫌悪すべき男の痕跡を消そうともがいていた。
「文字、消えない……痛いのに、消えない……。こんなの、オーナーが見たら……また、つらい気持ちにさせちゃうよぉ……ぐすっ……う、うぅ……」
内ももに書かれた『中出し専用オナホ』の文字を消そうと、瑞々しい皮膚が赤くなるまで擦って、何度もボディソープで洗い流していたが……その屈辱的な烙印が消えることはなかった。その色素を、細胞が〝カラダの一部〟として認識してしまっていたのだ。
それからしばらく負の遺産と戦い続けたが……明日の昼間に行う開店準備に支障が出てしまいそうだったため、ミオは諦めてシャワーを止める。
タオルで挟み叩くように髪の水気を荒めに取ってから、湯気が漂う香りの森を抜けて戸を開く――。
「…………あ……」
――その先には……今だけは、絶対に顔を合わせたくなかった……真っ白な髪をさらりと揺らす少年が、大きくてふわふわなタオルを持って立っていた。
「…………あのぉ……うち……おふろ、入ってたんですけど……ノンデリかぁ……?」
カラダを硬直させてしまったミオが、戸惑いを隠せずに視線を迷わせ――ふと、少年の股間に目を向けてしまう。
亀頭や陰嚢を舐め回すように最高潮の興奮を維持していたせいか……我慢汁も勃起も止まらず、べちゃべちゃに濡れた肉山が膨らんでしまっている。今もなお、びくん、びくん、と切なそうに肉欲を訴えていた。
「……おちんぽ、びしゃびしゃ……。ずっと……うちが裏切りエッチしてたところ……見てるだけ、だったの……?」
「あ、ごめん……どうしても、ミオと一緒に気持ちよくなりたかったから……」
「……ど、どんな誘い文句だよそれぇ……あんまりキュンとしねぇよぉ……!」
少年が申し訳なさそうに股間を動かしたせいで、いろいろと恥ずかしくなったミオも手跡が残っている乳房を手で隠し……濡れた尻尾を太ももに巻き付けて、恥辱の刻印とみっともない抵抗の跡を隠しながら視線を逸らす。
「…………これ、洗っても……落ちないの……。こんなオナホ女……イヤだよね…………ごめんね……」
ミオが視線を逸らしながら、自嘲気味にから笑いをする。その儚げな表情は、少年の心をぎゅうっと締め上げた。
「…………うち……犯されながら、ひどいこと、言った……。オーナーのおちんぽだけが欲しかったとか……あんなクズおちんぽの方が……気持ちいい、とか……。淫乱で、最低だよね……オナホおまんこ……あはは……ぴったりだ……」
ぴちゃん、ぴちゃん、と湿った空気の心音が刻まれるなかで……少年は、ミオにタオルを差し出しながら、迷いなく口を開いた。
「ミオのことを信じているし、ずっと信じるよ」
「…………え……? あ、ああ……それ……うちが、聞いたから……?」
ミオはパッと顔を上げようとする……が、すぐに視線を落としてしまう。
話したくもないことを暴露させられ、カラダの本音をさらけ出されて……ココロに秘めていた醜悪な内面と、痴態以上に恥辱的なことをされた外面を全て見られた相手に、気まずさを覚えないわけがなかった。
「…………あの……でも……ごめんなさい……。さっきのだけじゃない……うち……オーナーに……言ってなかったことも、言いたくなかったことも、たくさんあってね……それで……」
「人間……ああ、狼も同じだけど……それが普通だよ。こっちも、伝えていないことぐらいあるから」
「っ……違う……そんなレベルじゃない……! うちは、きっとあの人が言ったとおり……ほんとに、嘘つきで、悪い女で……『知られたら幻滅される』って……わかってたから……ずっと、隠してて……」
「〝そんなの〟は気にしないでいいから――大切なお仕事、お疲れ様でした」
男として、人間として最大限だった屈辱と苦悩を『そんなの』と言い放ち……少年が苦笑しながら素直に想いを伝える。
ミオは下唇を噛んで――親友と瓜二つで可愛らしい顔の奥に――誰かの影を重ねて、思い出す。
――『俺のことは気にしないで』。『ミオが幸せなら、それでいいから』。
「………………あー………………そっかぁ…………」
ミオとの唯一の接点でもあった記憶を失って、〝過去の責任〟という呪縛から逃れて……他の女性の甘くて温かい温もりを味わって……それでもなお、その人の言葉や優しさは、昔から何も変わっていない。
破滅的な愛情は、責任感からではなかった。狂気的な純心は、他の温もりを知らなかったからではなかった。
……ミオが、信じたくても信じられなかった――『どうしてもわからなかったこと』の答え合わせをする。
「……オーナーは…………うちのことを……信じて、愛してくれているだけ……なんだね……?」
崩壊した世界から隔離された、倒錯した価値観が広がる箱庭の中で。ミオの温かい胸を拠り所にしていた少年が、事実だけを見据えたまっすぐな目のままで、はっきりと頷いた。
その視線から届いた、熱くて真摯で、重たすぎてブレない想いが……ミオのココロの中にある、同じぐらいに重たい気持ちと響き合う。
あれだけの性感を味わっても。どれだけの不安に駆られても。結局、愛した人への想いが変わることはなかった。
「……はー……やっと、わかった……いや、受け入れられたのかも……。うちも……同じ気持ちだし…………なるほどだねぇ……」
ホロミルクの運営を通じて積み重ねた想いが、ミオの胸にじわじわと溢れ出す。
ムッと思うぐらいに不快なこともあった。受け入れたくないほどにつらいこともあった。それでも――手放したくない、熱くて切なる想いがあった。
――たくさんのマイナスなことがあっても、たったひとつの『好き』というプラスを打ち消せない。深くて、重たくて、だからこそじんわりと温かい……複雑なのにまっすぐで、強固で揺るがない愛情が、ミオのココロを内外から焼き焦がす。
目には熱く潤んだ雫が浮かび――口には、噛み潰せないほどに大きな甘酸っぱさが溢れていく。鼻の奥をツンと刺すような――一滴の激情が大きな波紋を生んで、広がって――ココロ全体をぶるぶると震わせた。
「………………だーッ……くそぉっ……!! いっつも、いっつも……一方的にスカしやがってぇ……!!」
自分よりも少しだけ小さなカラダに抱きつきながら、抑えきれなかった感情をさらけ出した。
「ぐすんっ……普通……あんなの見せられたら『もう無理』って思うだろ……! 『付いていけない』って、離れて当然なのに……! なんで……そんなに、尽くしてくれるの……うちのことも……自分の気持ちも、疑わないんだよぉ……!」
気配りが上手なミオらしくない――相手が濡れることを躊躇わずに、その人の身体を悲哀の涙跡で濡らしながら抱き締める。
――そのびしょ濡れの抱擁が、気持ちのどこかで嫌がられることはわかっていた。けれど……その相手が、この溢れてしまった感情の洪水を、不快感を含めて受け入れてくれることも信じられたから。
「ばか、ばか、ばかぁあっ……!! よかったよぉ……ほんとに、嫌われちゃったかと思ったぁあああっ……!! 胸が痛くてっ……吐き気が止まらなくてっ……もう、死んだほうがマシだって……! 思うぐらい……っ……わぁああんっ……!!」
珍しく、とても自分勝手なことを言いながら子供のように怒り泣くミオを……少年は、小さなカラダで受け止める。
風邪をひかないように、裸体にタオルを巻いて、全身をくっつけるようにして体温を分け合う。カラダ同士を揉み合わせる深い抱擁を交わして……ミオが落ち着くのを待ち続けた。
――――――
あれから自分たちは、泣き止んだミオの髪を乾かしてから、寝取られ配信に使った物とは別の特別なVIPルームに入室していた。そこには機能的なウォーターベッドではなく、ふかふかとした布団が用意されたキングサイズのベッドがあったのだ。
本当は、明日の準備に遅れないためにも早く寝ないといけなかったのだが……手を絡めるように繋いで、カラダを寄せ合うようにして温もりを感じている今は……とても、そんな気分になれなかった。
「オーナー……ん……っ……♡」
ベッドを前にしてスイッチが入ったのか、ミオが肩に手を回しながらキスをねだってくる。甘えん坊の子猫のように髪の毛を擦り付け、柔らかくて瑞々しい唇でこちらの熱を求めながら……もどかしそうにバスローブを脱いで、産まれたままの姿になる。
「ん、ふ……ぅっ……♡ オーナーも、ぬぎぬぎしようね~……♡ おてて、横にピーンしてね~♡」
慣れた手つきのミオに衣服を脱がされ……酷いシミだらけの下着までもがするりと抜かれてしまう。ぶるんっ!!と勢いよく跳ね上がった男根から我慢汁の雫が飛び、照明の光がきらりと反射した。
「あははっ♡なんだこれ……!おちんぽ元気すぎだろぉ……♡ こんなにべしょべしょなのに、よく我慢できたね……えらいねぇ……♡」
ミオはよしよしとこちらの頭を撫でてから、たぷん♡たぷんっ♡と陰嚢を手に乗せて弾ませる。
「うおっ、重い……気が、する……?♡ いや、気のせいか……っていうか、おちんぽすっげぇビクビクだよぉ……!♡ どんだけ溜まってるのぉ……!?♡」
血管が破れそうなほどに膨らんだ勃起とパンパンに張り詰めた陰嚢を見て、ミオがごくりと喉を鳴らした。
このまま、陰部を触られているうちに理性を飛ばしかねないので……先に、用事を済ませておくことにする。白上から渡されていた〝管理者権限〟を空中から取り出し、配信中にあったように、ミオの下腹部に押し当てようとする。
忙しそうにしてどこかへ行った白上曰く、『もう大丈夫。あの人はもうホロミルクには来ないし、借金とかもないよ』とのことで……ひとまず、一件落着らしい。
詳しくは聞かせてくれなかったが、彼女の言葉なら信頼してよいだろう。白上は、ミオの不利益になるようなことは絶対にしない……そう信じられるからだ。
「あっ……オーナー……。あの……それは……ちょっと、待ってもらっていいかな……?」
ミオはこちらの手を止めて、一つだけ深呼吸をして……意を決したように頷く。
「……それ……オーナーに〝返す〟ね。元々、うちが持つべきものじゃなかったし……今日みたいに、危ないときもあるかもしれないからさ……はは……」
……たしかにそれは、気まずそうに頬を掻いたミオの言うとおりだが……今日のような大惨事が今後も起こる予見はない。
副店長兼キャスト長というナンバー2の権限を与えるためにも、ミオに持ってもらいたかったのだが……。
「……それも、だけど…………うち……普通のキャストとして、もっとシフトを入れようと思うの。この一年で、オーナーも立派な経営者っぽくなったし……平キャストでも、経営のお手伝いぐらいはできるし……うちもちょっと、駆け足になりたい気分なんだよね……」
少しだけ恥ずかしそうにしたミオの決意は固いようで、琥珀色の瞳には静かな光がまっすぐに燃えている。個人的には、一緒に居られる時間と口実が減って寂しい気分だが……これ以上の束縛はよくないのかもしれない。
鍵を自分の心臓にしまって、ミオの裸体に抱きついてトクベツな関係への未練を寄せるが……ミオは女の子らしい微笑みを浮かべて、こちらの頭をぎゅ~っ♡と抱き締めてくれた。
「……んっ……♡あまえんぼだねぇ……♡ 気持ちは嬉しいけど、うちも頑張りたいんだぁ……。寂しくさせた分、今日みたいに〝たくさんムラムラしちゃうヤツ〟を届けられるようにするから……ね……?♡」
ミオが額にキスをして、妖艶な色味の眼でこちらを覗き込んでくる。見つめ合いながら、すりすり~っ♡と額を擦り合わせて、流れるように唇同士を吸い合わせた。
「んっ……は、ぁっ……♡ ちょっ……さすがに、がっつきすぎぃっ……♡ は、ぁっ……ん……んっ……ふぅ……♡ ね……ベッド、行こ……?♡」
劣情と愛情をこじらせた男体をミオにぶつけると、彼女は無抵抗でベッドの上に寝転がる。純白のシーツに広がる魅惑の肌色と麗しい癖毛の黒髪が美しく混ざり合い、見下ろす肢体はキャンバスに描いたアートのように艶美を完成させる。
日々の搾乳業務のせいか、記憶を失った当初よりもたっぷり♡と膨らんだMカップが……どぅるん……♡にゅうん……♡と、星に見初められたように重たく、柔らかそうにたわんでいる。その先端では、鮮やかな桃色に染まって期待に膨らむ乳輪が花畑のような香りを放ち、立派に実った木の芽のような乳首がぷっくりと咲いていた。
無駄な脂肪は付いていないのに光を艶やかに滑らせる腹部に、くびれた腰とムチムチな脚が魅惑的な曲線美を描いている。そして、ふっくらと盛り上がる無毛の恥丘には男の視線を集める肉感が満ちており、むわぁ……♡と色香を漂わせる蜜露の花びらが月光のような淡いライトに照らされる――永遠に飽きを感じさせない、究極のエロスがここにあった。
「……ん……♡ 見てるだけで、いいの……?♡」
ミオが薄く笑い、歯を見せるように挑発的な吐息を重ねる。紅潮した頬の赤みと相まって、淫魔すらも恋に落ちるほどの魅力で官能を刺激してくる。
いたずらの限度を超えている笑みに誘われ、恐るおそる、乳房に手を触れる――にゅむり……♡とろり……♡と、裏ごししたカスタードクリームのように濃厚で温かい甘美が手に広がり……もう、我慢ができなかった。
「ひゃわっ……!♡ ちょ、おっ……!♡急に、おっぱいっ……あぅんっ……!♡」
どこもかしこもエロすぎるミオのカラダに覆い被さり、デコルテに顔を埋めながら両手で乳房を揉みしだく。上乳のなめらかな張り、中ほどのふんわりとした柔らかさ、下乳のぎっしりと詰まった肉感をあちこちから堪能する。
「な、なんだよぉっ……あ、んっ……♡ さっきまで、おっかなびっくりだったのに……あぁんっ……♡ は、はふぅっ……きゅうんっ……♡」
いきり立った肉棒をミオの脚に擦り付け、痺れるような待望の快感を味わいながら、ミオの温もりに包まれる。体温が高いケモ耳少女のカラダは、触れ合っているだけでもココロが勝手に昂揚してしまうのだ。
「……ふへっ……んへへぇ……♡ ちょっ……もぉ、やだぁ……♡くすぐったぁいってぇ……♡ んっ……はぁっ……♡おっぱい揉むのやめてよぉ……♡ おちんぽスリスリしちゃだめぇ……♡」
乳首に触れないように、大ボリュームなMカップおっぱいを両手で堪能していると、ミオがカラダをよじって恥ずかしがる。「こぉら!♡」と、いたずらっ子をたしなめる母親のような、慈愛に満ちた顔をしっとりと赤らめて、幸せそうに吐息を漏らしていた。
「……はぁっ……は、ぁっ……♡ オーナーの、えっち……っ……♡ ふふっ……♡ホントに、終わってるぐらい物好きなんだよねぇ……♡」
快楽の絶頂で顔を崩している美少女も勃起を硬くさせるほどに魅力的だが……ミオは、少し余裕げな表情で魅せる官能的な火照り顔が、それ以上に素敵だった。
「うげっ……や、やめてよぉ……!♡ うち、そういうこと……言われるの……ほんとに、無理だからぁ……♡ こ、こそばゆいし……ほっぺた、痛くなっちゃうよ……♡」
そう言いつつも、ミオは照れの中に喜びを隠しきれずに髪を揺らめかせながら、にやけた顔を照れくさそうに逸らす。
女の子の大変さを感じながら、熱くなった顔に頬ずりをして、おでこを擦り合わせるようにして目を覗き込み……唇を食むように接吻をする。
「んぁっ……は、ふぅっ……♡ ちゅっ♡ちゅむっ……ふむぅ~……♡ ふぅ……ふにゅ~……♡」
ミオはキスを嫌がることなく、ココロの昂揚を唇で表すように注がれる愛情に応えてくれる。乳房を手の平で押し上げるように掴み、パン生地をこねるように乳肉をたわませ、肌色と桃色の大小の円を二つずつ描いていく。
「きゃふっ……む、ぅんっ……♡ ぷ、ぁっ……はぁっ……は、ぁあんっ……♡ おっぱい、揉みすぎっ……ひゃんっ……♡あ、ぁ~っ……♡ 気持ちよくて、キスに集中できないよぉ……♡」
つう……♡と離れた唇の間に銀色の橋を架けて、その愛情の繋がりは儚く消えていく。それでも、唇と舌に残る温もりが、ミオとの深い絆が目に見えないところで繋がっていることを教えてくれた。
「ふぅ……ふぅ……♡ っていうかさ……うちのおっぱい、すごいことになってないか……? ホントに重すぎてさぁ、そろそろ人が圧死するんじゃないかと思うんだが……」
さすがに誇張表現だろう……そう思ったのだが、「んじゃあ、こっち来てみ?」と言ってからベッド上に正座したミオに、ちょいちょい、と誘われて……ボディソープの甘い香りが香る膝枕に招待される。
「みんなが好きなひざまくらだよ~♡ そんで、ここからはオーナー専用で……よい、せっ……!♡」
どぷるんっ!♡だぷるんっ!!♡ そんな音が脳内に響くほどに大きな肉鞠が……ぱふん……♡たぷん……♡と思ったよりも優しく顔に押し当てられる。女の子の温もりと下乳の濃厚な香りが、しっとりと顔のカタチに合わせてたわみ……柔らかくて温かいのに、命の危機を感じる息苦しさに包まれてしまった。
ぷにん!♡ぷにん!♡とおっぱいをタップしてギブアップを示し、乳肉ホールドをといてもらう。爆乳を開帳してようやく見えた「だろ?」と言いたげなミオの顔に頷いてから身体を反転させ、ミオの股間に顔を埋めるように抱きついた。
「うおぉっ……!? あ、の……へ、へんなニオイとか、しない……? めっちゃ洗ったんだけど……大丈夫かなぁ……?」
ぽってりと肉付いたミオの股座からは、膣内洗浄液の残り香がかすかにする程度で、男の臭みのようなものはない。すう、はあ、と深呼吸をしていたら、「や、やめろぉ!ばかやろぉ!」と耳をつねられてしまった。
「ま、まったく……ド変態のドスケベ男なんだからなぁ……って……もはや、うちも人のこと言えねぇかぁ……。まさか……『オーナーに見られてる』って思っただけで……あんなに、感じやすくなっちゃうなんてねぇ……困ったもんだ……」
ミオはこちらの華奢なカラダを仰向けにさせて……むぎゅう♡と再び乳房を顔に押し付ける。なめらかにムれた下乳を目元に押さえつける程度のソフトなおっぱいスタンプをしながら、耳を手で包んで、しゃわ♡しゃわ♡と優しく癒やしを与えてくる。
視界には下乳の肌色が一面に広がり、大きな山を見上げているように感じる双丘の絶佳を味わえた。みっちり♡と肉の壁が詰まった爆乳の谷間は、下から見ても深くて狭い谷を形成していた。
「ひゃっ、んっ……♡ 鼻息、くすぐったい……♡フンフン言っちゃだめだよぉ……♡」
くすくすと恥ずかしそうに笑ったミオは、顔面に乗せたおっぱいを……たぷたぷたぷたぷっ♡と小刻みにバウンドさせてから、にゅっとり……♡と顔全体にとろけさせて、呼吸が苦しくならない程度に鼻や口の凹凸を埋め尽くす。
だぽだぽだぽっ♡にゅるるん……♡ だぽんっ♡たぽんっ♡にゅるうんっ……♡ ココロの弱点を刺激するようなドリブルが、何度も、何度も繰り返され……ミオの爆乳の包容力には、決して逆らえないことを心身の奥底まで刻まれたようだった。
……これぞ、おっぱいドリブル……。性感帯を刺激されているわけでもないのに、達成感と快感が織り交ざったような至福が脳内に融け込み、魂まで浸透してくるおっぱいドリブルのおかげで……無限に広がるおっぱいの魅力の、ほんの一部を理解できた気がした。
「ふふっ……男の子……っていうか、オーナーはこんなのがいいのかぁ……?♡ しょうがない人だねぇ……もうっ……♡ ふふふっ……♡」
ミオはこちらの顔に再び乳肉のカーテンを下ろしながらカラダを前に倒し……そわり……♡と優しく男根に触れてくる。痛いほどに勃起しっぱなしだった肉棒は、その少しの刺激だけで本能を完全に取り戻し――ビンビンに暴れ回った。
「ふわぁ……♡ おちんぽ、すっげぇことになってんなぁ……!♡ 腰もかっくんかっくんしてて……発情期のわんちゃんみたいじゃねぇかぁ……♡」
カラダを起こしたミオが、興奮した男体を抱き起こして正面からギュッと抱擁をする。乳房にこちらの顔を埋めさせるようにハグをしながら……我慢の限界を迎えてへこへこと腰を振っている男の肩を、たん……たん……たん……と優しくタッピングする。
「……んふふ……おちんぽ、限界かな~……?♡ もう、びゅーっ♡びゅーっ♡て出したいな~って感じなら……おちんぽ、三回振ってみよっか……?♡ わんちゃんの〝お手〟みたいに……〝おちんぽ〟やってみようねぇ……♡」
ふんわりとした温もりの中で、ミオはナチュラルにSっ気を出してきた。男として、とんでもない恥辱を感じながら……疼く股間と、もどかしい亀頭が我慢をできず……へこっ……へこっ……へこっ……と、ミオの刻むリズムに合わせて、太ももにペニスを擦り付けてしまう。
「うわっ、ホントにやりやがった……!♡ふふふっ……ッふっはっはっはっ……!!♡ へんたいだぁ……♡うちよりも負け犬っぽいわんちゃんになっちゃってさぁ……ふふふふふっ……♡」
ミオがやらせたクセに、そこまで笑わなくてもいいと思う……髪の毛の先まで羞恥で染まった顔で必死に抗議する。
「ふふ、ごめんねぇ……♡ じゃあ、ちゃんとできたご褒美に……うちのおっぱい、使う?♡ それとも……おまんこでぬぽぬぽしちゃう……?♡」
乳房をクッションのように使ってこちらの顎を乗せさせ、ミオが妖艶に微笑んでくる。至近距離で見つめた女神の顔は、神々しさを損なうほどに、本能的に赤らんでいた。
ミオは薄く笑いながら、自分の魅力がわかっているかのようにシーツに裸体を滑らせ、衣擦れ音をしゅるしゅると鳴らし……ベッドに寝そべって、大きく股を開く。
ふっくらと艶めく肉丘のクレバスに両手を添え……くちゅ……♡ぐ、ぱぁっ……♡と既に濡れていた秘部を晒した。
「……できれば、だけどね……?♡ うちはこっちの方が欲しいんだけど……えへ……♡ どう、ですかねぇ……?♡」
ボディソープと洗浄液の香りがしていたはずの股座から、むわぁっ……♡とおびただしい量のメスのフェロモンが溢れ出す。鼻腔を麻痺させるほどに濃い肉欲の香りが情念を刺激し、亀頭から精液のような我慢汁が湧き出てしまう。
その濃厚な馥郁に誘われて、淫靡に開かれた股間に顔を寄せる。太ももに巻かれた、少し汗ばんでいる敏感な尻尾をそっと握って引き剥がし……赤く腫れた肌と、『中出し専用オナホ』の文字を露わにさせる。
「あっ……!? そ、こ……み、ないで……! そんなの、ばっちい……きゃっ!?♡ あっ♡はふっ……んぅうんっ……!!♡」
ミオの自己嫌悪と消せない過去を幸せで上塗りするために、羞恥心と罪悪感に満ちた尻尾をこしこしとしごき、酷い落書きがされた肌と恥辱の傷痕を舐めていく。
できるだけ優しく、可能な限りゆっくりと……深く刻まれたココロの傷を、新しい快感で埋めていく。
「はぁっ……だめ、だめぇっ……♡ ココロまで……きもち、よくなっちゃう……♡は、ぁっ……♡ ん……んんっ……♡ くふっ……あっ♡あ~んっ……!♡」
狼少女は、シーツにお尻と尻尾の付け根を擦り付けるようにカクカクと腰を振り乱し、内ももに走る快感に身悶えする。
内ももだけでなく、ついでに股の付け根を舐められているうちに、痛みと哀しみがほぐれていったのか……ミオの淫花からは大粒の蜜液が滴り、さらにふくよかな雌の香りを漂わせた。
「んっ……く、んぅうっ……♡ ね、ぇっ……もう……いいってぇっ……♡ そろそろ……うちも……っ……♡我慢、できないよぉっ……♡」
もどかしそうに腰を突き出したミオの淫口から、とぷっ♡とぷっ♡と音が聞こえるほどに愛蜜が垂れ落ちる。力なくシーツに垂れ下がった尻尾が、ふりふりと男の本能を刺激してきた。
少女の誘惑に垂涎し……唾液でてらてらと光る内ももをさすりながら、ミオの秘部にいきり立ったままの肉棒を擦り付ける。
「あっ――くひぅうっ……!!♡ おちんぽっ……♡ん、ふっ……ぅ、ぁっ……♡ い、ま……ビリッ……♡て、キたぁっ……♡」
ちゅく♡ちゅくっ♡ぬるるっ……♡と亀頭を小陰唇に滑らせるだけで、愛液が粘膜に浸透してきて、細い糸を引きながらヒダが吸い付いてくる。ぴくぴくっ♡と大きく震える膣口が、ミオの呼吸と連動するように蠢いて……ちゅくる……♡ぬちゅっ……♡くぷぷっ……♡と亀頭をすするように食んでいく。
「あっ♡ああっ……♡ 入って、くるっ……♡ オーナーのっ……一番、好きなの――ぉおうっ……!!♡」
ぬちゅるっ――にゅるるるっ……!!♡ 柔らかめの膣肉を掻き分けて、ミオの蜜壺に亀頭を滑らせると……ミオが首を張るように仰け反って、ガクガクっ♡かくんっ♡と全身を痙攣させた。
「か、へっ……!!♡ はへぇっ……は、へぇっ……♡ ご、めんっ……ちょっと……くっ……♡ イッ……♡ちゃっ……たぁ……♡ はーっ……♡はーっ……♡は、ぁあああっ……♡」
高熱にうなされているかのような、気だるげなものになったミオの顔を見ながら……ゆっくりと腰を押し進めて、深く挿入する。やがて……こちゅ、んっ……!!♡と最奥でくぐもった蜜音を響かせ、とろとろに煮詰まった愛液の肉沼で、亀頭がじんわりと温まっていく。
「くっ――ひぅうううんっ……!!♡ う、ぅううっ……ふぅうっ……♡ は、ぁっ……♡ただ……おちんぽ、入れた、だけなのにっ……♡ はぁっ……ココロがっ……くすぐったいよぉっ……♡」
映像で見た中年おじさんペニスよりはわずかに小さいが、これでも自分は相当な巨根らしく……ふんわりとした肉感のミオの膣が、やや窮屈に思えるほどにぴったりと吸い付いてくる。
「うくぅっ……♡ふぅっ……ふぅ……おちんぽ、おっきすぎるなぁ……!♡ くっ……んっ……♡ こんなのっ……うちのおまんこじゃないと、キツく感じちゃうんじゃないかぁ……?♡」
他人の膣との比較はしたくないが……ミオの蜜壺はとても温かく、とろけるような汁気による一体感が最高の快感を生んでくれていた。
肉ヒダがざわめいて、ちゅっ♡ちゅうっ♡ちゅう~っ♡とフレンチキスをするように粘膜同士が融け合って……挿入しているだけで、すぐに果ててしまいそうなほどに気持ちがよかった。
「んっ……く、ぅっ……♡ はふっ……うちのおまんこ……っ……♡ ちゃんと……はぁっ……♡気持ち、いい……?♡」
ミオの肉壺はねっとり♡と蜜液で濡れ、ぷりぷりのヒダが粘膜や肉竿に優しく絡みつく。まるで魂が抱擁をされているように温かくて……挿入し、ゆるい膣圧でしゃぶられるだけでも果ててしまいそうなほどに官能的だった。
快楽に腰を震わせながらミオに頷き、首筋に顔を埋める。すると、ミオがくすぐったそうに肩をくねらせながら、こちらの頭と首を抱くように手を絡めて……脚を男の腰に回し、足裏で尻を押して……にゅっこ♡にゅっこ♡ちゅぽっ♡ちゅぽるんっ♡と強制的に膣穴をほじくらせてくる。
「……んっ……あ、んっ……♡ふふ……♡ 『だいしゅき~』ってやつだよ~……♡ もっと……もぉっと……♡うちの、深いところまで……あっ……♡キ、てっ……ぇっ……♡」
ぬちゅる、るっ……ちゅぷんっ……♡ ちゅる、るっ……むちゅ、ぬぷんっ……♡ ちゅ、こっ……♡ちゅ、こっ……♡ ちゅり♡ちゅり♡ちゅりりんっ……♡
ペニスを付き込みやすい角度に調整された膣穴が、垂直に抽挿を繰り返す肉棒に、はぷっ♡はぷっ♡ねとぉっ……♡と淫らに吸い付いて、粘り気を増していく唾液を粘膜の奥まで擦り込む。
「あっ♡く、んんっ……♡ おちんぽ、おまんこの奥ですっごいビクビクしてるぅ……♡ うちのナカで……気持ちよくなってくれて、ありがとね……♡」
貪欲に自分を求めてくれるミオのために、腰を回すようにペニスで蜜壺を掻き回す。子宮口を縁取るように、亀頭で膣壁をほじくり……ぬぷりゅっ……♡と、最奥にあるくぼみまで亀頭を突き込み、我慢汁から精子を泳がせた。
「くっ……♡はう、ぅんっ……!!♡ おちんぽっ……♡すっごい、感じてるねぇっ……♡ うちのおまんこ、そんなに気持ちいいかぁ……でも、一番……じゃない、よね……?♡」
ドキリ、とカラダごと心臓を掴まれて緊張した男を抱きながら……「ふぅ……♡」とミオが耳に吐息を吹きかける。
「うち以外の子と、たくさんエッチしたよねぇ……♡ たくさんのおまんこの中で、一番おちんぽが気持ちよかったのは……ノエルちゃん……?♡ ラミィちゃん、なのかなぁ……?♡」
ぱちゅっ♡ぱちゅっ♡ くちゅっ♡ぬちゅ……ぬちゅるるっ……♡ くち♡くち♡くちゅっ♡くちゅっ♡
ミオの詰問に合わせて……ねっとり♡ねっぷり♡と色めく淫肉が粘膜を舐めこそぐ。射精欲を煽るように……膣肉を陰茎に絡ませるように……粘着質な腰遣いで、禁忌の花びらを舞わせていく。
「……それともぉ………………あくあ、かなぁ……?♡」
くちゅっ――にゅりりっ……!♡ ミオが、子宮口にぴったりと亀頭を吸い付かせて……じれったそうに吐息を漏らす。ビククン!と一際大きく跳ねた亀頭が、ミオの子宮口に冷や汗のような我慢汁を擦り付けてしまった。
「……ふふっ……やっぱり……♡ うち専用のおちんぽのはずなのに……あくあとの相性、すっごく……んっ……イイんだねぇ……♡ あくあのおまんこ、すっごい気持ちいいみたいだもんね……♡ ちょっと……さすがに、妬けちゃうかも……んっ……ん~……っ……♡」
わかりやすく嫉妬したミオが、膣口で文句を言うように、ぎゅう~っ♡ぎゅう~っ♡と肉壁を締めつけてざわめかせる。真綿で首を絞められるような圧迫感の中にも……にゅるにゅるっ♡と絡み付くミオの粘っこい愛情を感じて、鋭い快感が股間に響いてきた。
「ぁ、んっ……♡ は、ぁっ……あ、ぁあ~んっ……♡ くひ、ぅっ……ふひぃっ……♡ 他の子のおまんこを思い出しながら……はぁっ……♡ うちのこと……んっ……♡イかせ、ちゃうなんて……ふふっ……ひどい人だよなぁっ……♡」
抱擁をといたミオが、うっとりと熱く湿らせた瞳でこちらを覗き込み……吸い寄せられるようにキスを重ねる。罪人の心をついばむように唇を食み合わせ、舌を絡ませながら腰を前後させ……くぐもった声と蜜音を漏らしていく。
「ん、ちゅっ……れぅ……♡ ふぅ……く、ぅんっ……♡ んっ……オーナー……♡ うちのカラダでも、気持ちよくなってよぉ……♡ そんな、資格ないけどっ……♡はぁっ……♡できれば……『ミオのおまんこが一番好き』って、言ってほしいの……はぁっ……はぁ、あああんっ……♡」
正常位でのピストンは、あまり捻りがないからこそミオのカラダを存分に味わえた。打ち付ける腰のリズムに合わせて、たぷんっ♡たぷんっ♡ふるんっ♡ふるるんっ♡と揺れる乳房を眺めながら、目をうっとりと閉じてペニスを下のクチでしゃぶるミオの痴態を見下ろす。
ハメ撮りの主観カメラなどでは補えない、絶対的で唯一無二の支配感――背筋が震えるほどの官能が、脳と心臓、そして肉棒に満ちていった。
「はぁっ……あぁああんっ……!!♡ おちん、ぽっ……あっ……♡あぁっ……♡ おくっ……♡おく、でっ……♡たんっ♡たんっ……て、キてるよぉっ……♡ あたま……ふわふわ、してきひゃっ……♡はひっ……くひぃいんっ……!♡」
ミオはペニスに貫かれたまま、接合部からはとろとろっ♡と粘ついた愛液を溢れさせ、口からは舌と涎を垂らしている。魅惑のトロ顔は、いくら見ても飽きないほどのルビー色を輝かせ、股間とココロをくすぐってきた。
……かなり快感が煮詰まってきて、それを耐えようとしている少女のいじらしい顔を……もう少し、激しい快感に歪めてみたくなった。
最奥まで突き込んだままのペニスを軸に、震えているミオの腰の横に手を突いて……ぬぞっ♡ぬぞっ♡と腰を波打たせるように抽挿を繰り返す。
にゅこっ♡にゅこっ♡ちゅくちゅくちゅくっ♡ ぬぷ♡ぬぷ♡ぬぷっ♡ずちゅっ♡ずちゅっ♡じゅる、るんっ……♡
「ふぎゅっ――んふぅッ!?♡ うっ♡うぉっ♡ぉおおお~っ!?♡きゅ、きゅうにっ♡ふぉっ♡ぉっ♡ぉおお~うっ……!!♡ こ、これっ♡おっ♡おくっ――ぅううっ……!!♡ くすぐら、れてるっ……んふっ♡みっ♡たいっ……へっ♡へっ♡ぇひっ……♡へっ♡へぇえっ……!!♡」
子宮口付近やその奥側にも敏感な性感帯が広がっているミオは、シーツを握って、首裏を縮めながら舌を垂らして快感に酔い痴れる。きゅう~っ♡と肉筒が狭まってビクビクと震え――ぷしっ♡ぶしゅっ♡ぶじゅじゅっ♡ぷしゅううっ……!!♡と勢いづいたアクメ潮が下腹部に飛び散った。
「んぁああッ……!!♡は、ぁあっ……ちょっ♡ちょっと、とまっ――にゃはああっ……!?♡ ほっ♡ぉ、ふぉっ♡ほへぇっ……♡イっ♡イくのっ……またっ――あ゛ぁああああああああ~ッ……!!♡」
ミオは、純愛セックスとは思えないほどに、へっこん♡へっこん♡と下品に腰をくねらせながら連続絶頂していた。ぷしゃっ♡ぷしゃっ♡しゃあああ~っ♡と何度も潮を漏らし、全身をわななかせて嬌声を漏らす。
エクスタシーに震えて、陰茎に吸い付く肉ヒダのざわめきに、理性で抑え続けていた射精欲が一気に沸き立ってしまう――ぬじゅっ♡ずじゅっ♡ぐじゅううっ!!♡――と、締め付けが激しい膣奥にペニスを突き込み、一気に衝動を弾けさせた。
――ぶびゅっ!!びゅるるる!!びゅっ!!びゅううっ!! びゅーっ!!びゅーっ!!びゅるるっ……どびゅうっ……!!
「ふはぁあああああッ!?♡ あ゛-っ!!♡出てる、滲みる――ナカっ♡あっ♡あ゛ぁああああんっ……!!♡ あっついの――あーっ!♡イくっ♡イぎゅっ♡イッ――くふゅううんっ……!!♡」
ミオが一番好きな膣内射精の刺激で、ミオが虚空に夢を見ながらガクガクガクッ!!♡と腰をくねらせてイキ散らした。垂れ出た舌や勃起した乳首を、ビクっ♡ビクっ♡と断続的に震わせ、尻肉にはたぷたぷと絶頂波を立たせていく。
「くッ♡ほぉ~っ!!♡これっ♡これしゅきっ!!♡ あ゛ぁあああ!♡やッばぁああいっ……!!♡ イっ♡イくのっ♡とっ♡とまん、にゃいほぉ……!!♡」
どぷどぷと注がれる性熱の奔流と細胞単位で染み入る子種の刺激が、快感に仰け反ったミオのカラダから、ぷしゅううううっ!!♡ぷしゃっ♡ぷしゃああっ!!♡と大量の失禁潮を押し出した。
「ぐ、へっ……♡へっ……♡へぇええっ……♡ へ、ひっ……す、ごいのっ……ぉおお……♡ き、キちゃ、ったぁっ……♡ ぜーっ……ぜーっ……♡」
たゆんっ♡たゆんっ♡と乳房をバウンドさせ、腰をカクンっ♡カクンっ♡と振りながら全力で呼吸を整えるミオは、誰がどう見ても激しく絶頂していた。膣のビクつきやうねりからも、疑いようがないほどに快感の頂点に達していた。
……だからこそ、引っかかった。ミオはあのおじさんペニスで最高潮を越えた性感にイキ狂っていた……どちらも嘘をついている様子はないが……。
「ふひぃ……っ……♡ おー、なー……ふぅっ……♡ うちと……ぎゅー、してっ……♡」
汗だくで真っ赤な顔を湿らせたミオが、手を伸ばしておねだりをする。その可愛らしくて艶美な顔に吸い寄せられ……ハグをしながら、触れ合うだけのキスを数回重ねる。
「ん、ふぅっ……ぷ、ぁっ……♡ はひぃ……はふ、ぅっ……♡ やっぱり……オーナーとの、エッチ……『ちょうどいい』から……一番、好きなんだぁ……♡」
ミオは少しだけ夢見心地のような表情を見せて、うっとりとした視線でこちらの瞳だけを見つめてくる。
「はーっ……はーっ……♡ すっごい、気持ちいいのに……わけわかんなく、ならないの……♡ ちゃんと……〝うち〟として……あ、んっ……♡ 気持ち、よく……してもらえるの……一番、好き……っ……♡」
……このまっすぐで一途な視線を信じられないなら……自分には、きっとミオを愛する資格はないのだろう。どろどろに熱されたぬかるみの中で、お互いの性器の熱を分かち合いながら……少しだけ疼いた胸の痛みを受け入れる。
「……ホント、だよ……♡ うち、すけべだから……激しすぎたら……なんにも、考えられなくなっちゃうの……♡ エッチだけの関係だと、満足できないんだよ……ふぅっ……ふぅ……♡ うちは……こうやって……あなたの、あっつい体温を感じて……はぁっ……♡顔を、見て……おはなし、したいよ……♡」
ミオの言葉は、びっくりするほどにすんなりと信じられた。自分もあくあの求愛が激しい蜜壺の快感を味わって、最高の射精体験をしたからよくわかる……今の自分は、ミオとまったく同じ気持ちだったのだ。
愛しているミオを寝取られて、背徳に震えた鬱勃起の衝動を他人の膣で発散した方が……刺激と解放感は強いと思う。それも、きっと嘘ではないし、少し残酷な現実なのだろう。
だが……『どちらを選ぶか』と言われたら……間違いなく、ミオとカラダ同士がとろけ合うほどに気持ちよくなれて……こうして、ココロまで寄り添えるセックスを選びたい。
……それは、心の底から湧いて出た純粋な本音だった。
「はぁ……はぁ……♡ふ、ふっ……ありがとぉ……♡ うちのおまんこが、クソザコだったせいで……不安にさせて……ごめんね……♡」
笑ってみせたこちらの顔に近づいて、ミオが唇を捧げるようにキスをせがむ。その愛らしいおねだりに応えると……ミオは顔をほころばせ、甘酸っぱい音吐を漏らした。
「……んっ……ん~っ……♡ ちゅ、う……ふぅ……ふぅ……♡ しかし、まあ……あれだよ……♡オーナーと、〝こっち〟でエッチするの……普通に、なっちゃったよねぇ……♡ 昔だったら、考えられないよ……えへへ……♡」
性器でつながったまま、汗ばんで艶めくミオの乳房を揉んで、頬ずりをしながらミオと乳繰り合う。彼女はくすぐったそうにして、こちらの頭を包むように撫でながら……意を決したように、ぽつぽつと語り出した。
……………………。
「……最初は……オーナーが記憶を失う前はね、うちたちとオーナーの間には、高くて、硬ぁい〝一線〟があったんだよ。堅物というか、強情というか……『自分は〝そっち〟じゃないから』って……拒絶されちゃってて……」
「……そうだよ。いくらオーナーに『エッチしていいんだよ~』って言っても、うちたちに手を出そうとはしなかった……だから、その……寂しかったし……ホントの気持ちがわからなかった……かな……?」
「あとは、想像どおり……かも……。オーナーは記憶喪失になって……うちと……ううん、『みんなと一緒に』ホロミルクで頑張るようになったんだよね……。『やっぱり本当はエッチしたかったんだな~』ってわかって……それは……嬉しかったよ……♡」
「……そうそう。こういう私的なエッチどころか、搾乳補助だってなかったし……ファンカップすらも受け取ってくれなかったんだから。義務エッチし放題のブラックカードもうちが預かってたでしょ? あれも、そういうことなんだよ」
「……理由……理由か~……。理由はねぇ……ハメ撮りとクスリでバラされちゃったから、もう言っちゃうけどさ……うち、なんだよねぇ……」
「いやいや、ケンカとかトラブルっていうか……考え方の違いっていうか……好意のすれ違い……みたいな……? ごめん、うちも上手く言葉にできないけど…………ついさっき、やっと、なくなったものがあったんだよ……♡」
「……『オーナーの仕事は何してた?』って……えーっと、普通に店舗経営とか、ホールの見回りとか……今はうちがやってることとか、まあ、いろいろ……かな……?」
「……うん、『見てるだけ』だった。でも、ホロミルクの雰囲気って、あんな感じだからさ……。今よりも健全な男の人だったオーナーは、もうね、ムラムラのね、びしゃびしゃだったの。おぱんつ、いっつも……切なそうに濡れてたから……」
「……それで、ある日……ぎゅうぎゅう♡タイムで……うちがサービスしてるときに……オーナーの鉄壁ズボンが、とうとうもりもりになっちゃったんだよ。あれはもう、すっごい……もりもりだったよ……!」
「そこからがもうすごかったんだよ! オーナーってば、どんどん……大切に想ってるホロメンが他人におちんぽブチ込まれてるところに興奮して、『最低だ~!』ってキレ散らかしながら自分で必死にシコシコするようになって……どんどん、こじらせて……ついに、性癖が終わりました……」
「……そういう経緯があって……オーナーは、寝取られてる女性を見ているときに一番興奮しちゃう、とんでもないカラダになっちゃったんだよ……。ついでに、うちも……オーナーに見られてると、興奮するようになって……共倒れの変態カップルになりました……」
「んッ……? あ、まあ……そう……昔から、一応……そういう関係……ですよ……?♡ お、おいおい、にやけんなよぉ……! 恥ずかしいんだけど……えへ……♡」
「いや、言わなくてもなんとなくわかるだろ……! じゃなきゃ、毎晩一緒に寝たり、毎朝おっぱい飲ませたりしねぇから……! うち、そんなにエッチじゃないよ……いや、エッチかもしれんけどさ……そうじゃないっていうか……!」
「……う、うん……。黙ってた理由は……寝取られ趣味でズタボロに傷つきながら興奮しちゃう、あなたのココロの負担を減らすため……が、一番大きいかな……?」
「ほら……うちも、けっこう重い女だから……気持ちがわかるんだよね……。たぶん、自他共に認めるってやつで……ココロがおもおもで、ぶよんぶよんのお肉たっぷりメス狼だから……わかっちゃうんだ……」
「昔の事務所のときから、ずっとそうだった……だからね、きっと……うちは、〝自分よりも重くていろいろ狂っている人〟なんて、信じられなかったんだよ……あなたのことも……心のどこかで、疑っていた部分もあったのかな……なんて……」
「……『この人、ホントにうちのこと好きなのかな?』って。『あのときの言葉、本心からなのかな?』って……ごめん……ほんとに、最低だと思うんだけど……どうしても、わかんなくってさ……」
「……うち、らしい……? あー……まあ、そう見えるんかなぁ……『みんなが喜ぶことをしてあげたい』ってずっと思ってるけど……あんまり器用じゃないから、なんか、上手く伝えられてないことが多かったよね……ごめんね……」
「『こういうのがいいのか~?』って思いながら手探ることも多くて……わかってあげられないことも、たくさんあったと思うの。エゴサとかしてたら、ちょっとネガな投稿に思い当たることがあって『あ~』ってなったり……『それはわかんねぇよ~』って思ったり……いろいろ……。そのまま、さよなら、って人も多かったんだよね……きっと……」
「……『それでいい』なんて思うわけねぇけどさ……わからないし、どうしようもなくて……。でも、ね……そんなうちでも、ずっと付いてきてくれる人たちもいたから……」
「いろいろ思うことも、言いたいこともありそうなのに……それでも、うちのわがままに付き合ってくれる人たちが、たくさんいたの。だから……うちも『がんばろ!』って思えたんだよ……!」
「……うちだって、ホントはいろいろ言ってやりたいし、思うことだってたくさんある……でも、それを押し付け合っても、誰も幸せになれないと思うから……。特に、うちはそういう人間……あ、オオカミなんだよね…………い、『今さら』とか言うなよぉ……!」
「ごほん……だから、なんと言いますか……そういう不満を、お互いに持ちながらね……それでも、だからこそ、優しい気持ちで寄り添える……そんな、家族みたいな温もりが好きなの。うちは、昔みたいに……みんなの〝帰る場所〟を守りたかったんだ……」
「……うち自身はね、べつに、おっきな幸せが欲しいわけじゃなくって。一番大きな存在になりたいわけじゃなくって……でも、『一番好き』って言ってもらえたら、それはそれで嬉しくてね……えへへ、何言ってんだろうね……♡ ちょっとねぇ、まだあたまがおバカ気味みたいでさ……困ったな……ふふっ……♡」
「……うん……ひとりだけで気楽になるんじゃなくて、みんなで幸せになりたいの。うちは……ふたりっきりだと、寂しいと思っちゃうから……そんな欲張りだから……『崩壊した世界の中では一番現実的な手段で、みんなで一緒に過ごせる』っていう、絶対に不可能だったうちの〝夢〟……ホロミルクが始まったんだよ」
「そりゃあ、ただでは世界なんて運営できないし、みんなにお賃金も出さないとだから……すごく、大変だったよ。あーでもない、こーでもないって……うちとあなた……あと、フブキも一緒にガタガタ言い合ってたなぁ……はは……懐かしいよ……あれ、もう何年前だ……?」
「……ん……エッチなことをしないと、お金を出すことに満足できない人もいるだろうし……でも、あんまりエッチすぎるのもよくねぇし……ってことで、『じゃあ、おっぱいとミルクとかどうなのよ?』って擦り合わせたんだよねぇ……。我ながら、ぶっ壊れてるよなぁ……ふふ……♡」
「……『水清ければ月宿る』。『水清ければ魚棲まず』。どっちも正しいし、どっちもいいと思うんだ……ミルクもおちんぽ汁も、そんなに綺麗じゃなくて、白く濁っているけれど……その分、人があたたかい気持ちになれるでしょ?」
「……だから……うちは、〝ここ〟がいい……。みんなで一緒に居られて、幸せを分かち合えるような場所……だから……潰さないために、お仕事……頑張りました……♡」
「ちょっと変わったことを頑張って……自分たちの居場所を守ろうとすること……。あんまり、理解してもらえないかもしれないけれど……うちには、これしかできないから……ね……♡」
……………………。
「……ごめんね……面白くない話、しちゃった……。クスリの効果、まだ残ってたのかも……んっ……♡」
ふう、とひと息をついたミオが、自分よりも小さなカラダにごろごろと甘えながら……柔らかめの胸板に顔を埋めて、表情を見せずに抱擁を強める。そして……まだカチカチに勃起したままの肉棒を……きゅぅ~っ♡と膣で抱き締めた。
「……ふふっ……♡なんか、まだ硬ェなぁ……!♡ ねっ……♡じゃあ、もっとシてくれる……?♡ まだ……あなたのおちんぽ、感じ足りないかもだから……♡」
セックスよりも、事後のピロートークの方が好きなはずのミオがこちらに気を使ってくれていた。
その優しさに無条件で頷くと……彼女は性器を繋げたまま、こちらをベッドに座らせて、背中を預けながらモニターを表示させる。
『こ、こんばんみぉーん……!♡ オーナー、見えてますかぁ……?♡』
「……っふっはっはっはっ……!♡ おっぱい丸出しでなに呑気にあいさつしてんだ……!!」
ミオのふわふわの癖っ毛をよけて画面を見ると……そこには、つい先ほどまで、自分を興奮の牢獄に閉じ込めていた苦悩と肉欲の種が広がっていた。大好きなミオのカラダが、おっぱいが……脂ぎった中年の男に好き勝手されていく。
その悪夢のような背徳の興奮が……とろとろにほぐれたミオの膣にペニスを包まれ、両手の平をミオの乳房に包まれて……彼女のカラダの温もりを全身で受け止めているだけで、優越感に似た禁忌の快感に変わっていくようだった。
『はひっ……ひ、あぁっ……♡ あっ♡あぁあんっ……!!♡ も、もういいってぇっ……♡ おっぱい、出ちゃうっ――きゅうんっ……!!♡』
「あ、んっ……♡ うちのおっぱい、早漏すぎねぇか……!?♡ あくあのこと、言えないよねぇ……く、へっ……♡きゅうんっ……!!♡」
乳輪の付け根を五指でつままれ、びゅうびゅうと気持ち良さそうにミルクを噴き出しているミオの声が、すぐ近くで反響する。それに負けじと、ミオの背後からおっぱいを激しく揉み回し、手指の間からとろける乳肉を五感全てで味わっていく。
「はひぃ……は、ふぅっ……♡ おっぱいばっかり……そんなもみもみしてさぁ……♡ よく飽きないよなぁっ……んっ……んっ……♡」
乳搾りアーカイブを一緒に見ながら、先端の花園をくすぐるようにこね回し……乳首をギュッと押し潰すと――ミオは腰をくねらせ、締まった肉壺からとろりと蜜液を垂らした。
「や、ぁんっ……!!♡ ん、はぁっ……はぁっ……♡ このぉ……♡いい趣味、してんじゃねえかぁ……♡」
ミオが背後に手を回し、こちらの頭を抱くと……開かれた脇から、むんわり♡とした雌フェロモンが漂ってくる。股座の三角形と同じく、官能に訴えかけてくるような……甘さに体温が融け込んだ馥郁に包まれた。
「ぎゃ~っ!?♡か、嗅ぐなってぇ……!!♡ わ、腋はいいから……脚、ぴーんって伸ばして……!♡」
ミオの指示に従うと……彼女は脚を開いてシーツに膝と爪先を立てて、こたつがかりの体位で腰を浮かせ……ぬちゅっ……♡ぬちゅっ……♡ず、ちゅんっ……♡と背面座位の抽挿を開始した。
「は、ぁっ……♡ ん……くっ……ぅうっ……♡ 後ろ、から……だとっ……ヘンなっ♡あっ♡とこっ……ぉっ……♡ あ、当たっちゃうね……あっ……ぅうっ……!!♡」
ゆったりと、艶めかしい腰遣いでベッドを軋ませるミオ。性泥でぬかるんだ性器同士を擦り合わせて、性感帯の出っ張りを噛み合わせて……ペニスに押し出されるように、ミオは悩ましい吐息を重ねる。
『やだっ♡やだぁああっ……!!♡ イくっ♡イきゅっ……!!♡ イきたく、ないのにっ……♡あーっ♡イくっ……!!♡ うちっ……うち……ま、まけっ……負けるッ……まけちゃうっ♡あっ♡やだ♡やだぁっ!!――いやあぁあああああんっ!!♡』
種付けアーカイブのミオが、ハメ撮り視点で本気アクメの無防備顔を晒していた。『そんなに他人とのセックスが気持ちよかったのか』を聞くと……ミオは耳をぺたりと畳んで、ふるふると首を横に振る。
……その明らかな嘘を窘めるように、ぎゅう~っ!!♡と乳首をつねると、ミオが背中をビクつかせながら嬌声を漏らす。
「ふぎゃあんっ!?♡ あっ♡やっ……♡ちくび、こりこりしにゃっ――にゃぁあんっ……!♡ ご、ごめんねっ……♡気持ちよく、なっちゃったの……♡がまん、できなかったよぉ……!♡」
その申し訳なさそうな言葉とは裏腹に、ミオは背徳感に膣ヒダをにゅるにゅると波立たせて、しゃぶっているペニスから快感を貪ろうとしていた。大好きな中出し快感を得るために、肉棒を搾って、エラをこそぐように肉粒が蠢いた。
『いぎゅ……う゛ほぉおっ!?♡ おぎゅっ♡いひっ♡イ、イッでるぅっ……!!♡おまんこ、イッでるのにぃいっ……!!♡ おっ♡おぅおおっ!!♡イ、イひゅっ♡イひゅのとまんにゃいっ……♡ ひっ♡あっ♡キひゃっ――ひッ、ぎゃああんっ……!!♡』
生ハメアーカイブのミオが、こちらに酷く崩れたオホ顔を見せながら、乳房を乱舞させて後背位で犯されている。
……あの他人のペニスで乱暴に突き抜かれた女陰を、今、自分がナマで味わっていると考えると……どうしようもなく背徳感が湧き出て、ペニスがざわざわと震えてしまった。
「んっ♡あっ♡は、あんっ……!♡ あ、あんなんで、おちんぽ硬くしないでよぉ……♡っていうか、あんまり〝あっち〟ばっかり見んなってぇ~……♡」
ミオは浮気ペニスの事情聴取をした手前もあって、自分の締まらなさを恥じらいながらも……こちらのペニスの抽挿に合わせるように、淫らに腰を振ってくれていた。
「ね、寝取られてる、うちっ……♡ すっごい、やべぇ顔してっから……♡ッふっふぁっはははっ……♡ とんでもねえブス顔じゃねーか……!♡あはっ……あはははっ……♡ あれ、やばいねぇ……!♡」
ミオは歯を見せるように小悪魔チックの笑みを浮かべて、視線だけでこちらを誘ってくる。寂しそうに窄まった唇に吸い寄せられるように……鼻息を融かし合わせながら、ディープキスを重ねていく。
「ふぅっ……じゅぱっ……れぉっ……ちゅっ♡ちゅっ……ちゅるっ……♡ ん……ん~っ……♡ ちゅる♡ちゅるっ……♡ ちゅっ……んふぅ~……っ……♡」
ミオの猫撫で声のような喘ぎが喉から漏れて、吐息となって熱を伝えてくる。両脇から差し込んだ手で、Mカップまで育ったおっぱいを……むにゅる……♡にゅっ♡むにゅうっ……♡と揉みしだくと、ミオが背中を揺らしてイタズラを阻もうとしてくる。
「んっ……く、ふっ……ぷ、ぁっ……♡ はぁっ……はぁ……♡ ねっ……♡ちゃんと、うちのこと見て……?♡ 〝寝取られている大神ミオ〟におちんぽおっ立てるんじゃなくってぇ……♡目の前に居るうちのこと、ちゃんと見てほしいよ……♡」
愛撫を止めさせ、ミオが髪を翻しながら身体をこちらに向けて、伸ばしていた男の脚にあぐらをかかせる。ゆさぁっ……♡だぷん……っ♡と重たそうな余韻を残しながら乳房を揺らし、股座を覆うように脚を開いてペニスの上に跨った。
ミオのデカすぎる乳房がゆっさ♡ゆっさ♡たぷっ♡たぷっ♡と眼前で甘ったるく暴れるせいで、中年ペニスに犯されるミオの姿は隠されてしまう。さらに、ミオの手が温かく耳を覆い……しゃわ♡しゃわ♡にゅわわ……♡と揉み込むようにして、嬌声や汚い水音も掻き消してしまった。
「うちのことだけ、感じてね……♡ んっ……あ、ぁっ……♡ 硬いの……もっと、熱くっ……♡ あっ……はぁっ……♡はぅううんっ……♡」
ミオは対面座位で腰をくねらせ、雌のフェロモンがたっぷりと香る陰唇で亀頭を食み……にゅぷるっ……♡じゅっ♡ぬぷぅっ……♡と肉壺が陰茎を貪るように舐めながら、下のくちびるで肉幹をしごいていく。
その快感に抗うために、ボールのように激しく弾む乳房を横から掴み、ぷりんぷりんとしなる乳首に吸い付く。乳輪を唇でしごくようについばんで、先っぽの乳粒を舌で転がすと……びゅっ……♡ぶしゅっ……♡びゅっ♡びゅるっ♡ぼびゅうっ……♡と、湧き出たミルクが少しずつ量を増していく。
「あっ♡ぁふ、ぅんっ……♡ おちんぽも……ちゅーちゅーも、気持ち、よくって……は、ぁっ……♡ おっぱい、また出ちゃったっ……♡ はふっ……はぅ~んっ……!!♡」
精液と快感がカラダに馴染んだのか、少しだけ張りが強くなった乳房を揉みしだきながら母乳を貪る。咥えていない方の乳房も、先端を手で覆うように肉房を掴んで、ぶじゅっ♡ぷちゅうっ♡と溢れるミルクローションの温もりを五感で愉しんでいく。
「え、へへ……♡ オーナーは、昔っから……はふっ……♡おっぱい大好きだもんねぇ……♡ あんっ……♡あ、はぁっ……♡ おまんこを感じながら、おっぱいに包まれて……んっ……く、うっ……♡ エッチ、するのが……っ……♡いい、んだよねぇ……♡」
ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡ ちゅ、こっ♡ちゅ、こっ♡ちゅ、こっ♡ にゅぷにゅぷ――にゅぷるるっ……!♡
おっぱいに甘える男体を愛しげに抱きながら、ミオは馬を乗りこなすように腰を柔軟に、そして艶美にくねらせる。まるでエロティックにダンスを踊っているかのような腰遣いで肉壺を陰茎に絡ませ、ヒダのぷりぷりとした感触で亀頭を舐め回した。
「はぁっ……はぁっ……あっ♡あっ……あぁあっ……♡ おちんぽ、ビクビクって……あ、ぅんっ……♡ いいよっ……いつでも、うちのおまんこにっ……あっ♡ぁっ……ぁっ……♡ うちもっ……キ、そうっ……♡」
陰嚢が熱くなるような激しい衝動に苛まれ……無意識にミオのお尻を掴んで、ずぽっ♡ずぽっ!♡ずぽっ!!♡と深めに肉棒を咥え込ませる。
「あ゛ーっ!!♡いいっ♡いいっ……♡それ、いい~っ……!!♡ ほんとにっ♡これ、好きっ……!♡ あっ♡あっ♡あぅっ♡はぅっ……!!♡はっ♡はやっ――ぁあああっ……!!♡」
パンパンパンパン!と拍手をしているかのような肉叩音を繰り返し、ミオの脚に腰を打ち付け、きゅっ♡きゅっ♡きゅう~っ♡と求愛をしてくる蜜壺を深々と抉る。亀頭で子宮頸部をゴツゴツと小突き、下りてきた子宮を孕ませる勢いでポルチオを掘り続けた。
「はぁっ♡あぁ~っ……!♡あったかいのっ……好きなのっ、伝わってくるっ……!!♡ あっ♡あぉっ!!♡ぉおおおっ……!!♡ やだっ、いやぁっ……♡ こんな、汚ェ声っ……聞かせたく、ないっ……♡」
膣を刺激する性感のせいで、ケダモノの本能が牙を剥き始めてしまったのか……ミオは瞳孔を狭めて、ねとねとに愛液を垂らす花びらと乳房を振り乱し、こちらに食い入るようにキスをしてきた。
「んふーっ♡ふーッ……フーッ……!!♡ ふみゅっ……んぅう……ぐ、ゅううっ……!!♡」
ミオが必死に抵抗をして、理性を保ちながら、自分との愛情を意識し続けようとしている気持ちが伝わってくる。
その熱くていじらしい想いに応えるように……上下のクチで深く繋がったまま、意識をとろけさせるほどの快感を二人で共有するようにピストンにスパートをかけ……限界まで昂った肉槍で、ごぢゅんっ!!♡と大きすぎる愛情を響かせた。
「ふぎゅううううっ!?♡ んむっ♡ん゛っ♡ん゛-ッ……!!♡ く、ぷっ……きゅうっ――むふゅうううっ……!!♡」
どびゅるるっ……! びゅっ、びゅるるッ……!! ぶびゅっ!ぶびゅッびゅうううッ!! ぷしゅっ♡びゅっ♡びゅるるっ♡ ぴゅっ♡びゅうっ……びゅうううっ……!!♡
ペニスから精液を、おっぱいからミルクを大量に吐き出し……ミオと自分は同時に絶頂し、全身の痙攣を重ね合わせた。早すぎてバラバラだった鼓動が、次第に歩調を合わせていき……やがて、二人分のココロとカラダがひとつになっていく。
「ん……ふぅうっ……!!♡ ふぅっ……く、ぷぅっ……♡ ふひゅぅ……じゅ、ろっ……れるるっ……!!♡」
唾液を泡立てるように舌を擦り合わせる。精子を擦り込むように秘部を蠢かせる。呼吸すらも煩わしい。皮膚すらも邪魔に思えた。
質量を持ったカラダ同士が反発する理由がわからなくなるほど、湧き上がる愛情と情欲を揉み合うようにぶつけ合う。
びゅるっ……!びゅうっ……♡と本気の絶頂白濁でお互いを汚し合いながら……ミオの膣内に、たっぷりと時間をかけて種付けをした。
肉ヒダや子宮口に精液が馴染んだ頃に、ずぬるっ……♡ぬじゅ……ぐぽっ――じゅろんっ……!♡と、白濁に染まったペニスをしならせながら引き抜く。
「ん、ぷぁっ――きゃふっ♡ぅ、んっ……!!♡ はーっ……はーっ……♡ すっごぉい……♡ナカで、ちゃぽちゃぽ響いてるっ……んっ♡ぁ、ああ……♡ 出しすぎだよぉ……♡」
こちらのカラダを寝転がせ、ミオは四つん這いでお尻を持ち上げたまま、猫のように胸板に甘えてきた。
くぱっ♡くぱぱっ♡とピクついた膣口から、粘度の高い子種汁が溢れ出す。気泡が浮いた、とろろのように濃い粘液が秘肉を伝い……どろぉ……♡とシーツに事後の汚れを広げていった。
「んっ……♡ まだ、気持ちいいのっ……残っ……は、ぁっ……!♡ ふーっ……ふぅっ……ん、んっ……♡」
ぴくっ……♡ぴくっ……♡とカラダを痙攣させ、全身で絶頂の余韻を味わっていたミオの乳房から……ふわぁっ……♡と甘くて濃厚な香りが漂い始めた。
まるで、バターをたっぷりと混ぜたクッキー生地が焼き上がったときのような……甘みが強くて、嗅いでいるだけでも陶酔してしまうほどの至福が鼻腔をねっとり♡とくすぐってくる。
「んっ……どうしたの……?♡ おっぱい、まだ飲みたい……?♡」
芳醇の気配に誘われ、乳果に顔を寄せると……ミオがカラダをずらし、こちらの背中を撫でるように手をすべらせて、頭を抱いてから乳首を咥えさせてくれる。
両方の手で、持て余すほどの究極の至福を揉みしだき、乳輪をついばむようにして乳首を舌で転がした。
「あ、んっ……♡ あんまり、ぺろぺろしなっ――ひゃっ♡わっ……♡あぁんっ……♡ あっ♡でちゃうっ♡でりゅ、うっ……♡あっ♡あっ……ふゃあああっ……!!♡」
ミオが胴体から乳房を揺らしながら、こちらの後頭部を抱く力を強め――びゅっ♡ぴゅるるるっ♡びゅるるっ♡びゅーっ♡……と、乳蕾から蜜液を湧き出させる。
……とぷんっ♡とぷぷっ♡とぷっ♡とくんっ♡と勢いよく口内に広がっていくミルクの味わいは……究極だと思っていたミオの母乳の口当たりの良さを、遥かに越えたものだった。
いつもより温かい愛情の温度が口に馴染み、濃厚でコクが深い甘みが舌に浸透する……上品で華やかな香りが鼻を抜けて、脳が痺れるほどの快感を与えてくれる。
「はぁっ……きゃっ♡あっ……♡ふにゃ~んっ……♡ やだよぉっ……♡ちゅぱちゅぱ、くすぐったいっ……♡猫みたいな声、出ちゃうっ……あぁ~んっ……♡」
乳房を揉んでいるだけでも溢れてしまうミルクを、たっぷりと口内に含んでから……ちゅぽんっ♡としなる乳首に情けない射乳をさせて、口移しで母乳の味を共有する。
「んぅ……くぷゅっ……!♡ う、うち、自分のおっぱいは、あんまり………………えっ……? これ、おいしい……! 甘くて、喉に絡まなくてっ……嘘ぉっ……!?」
毎日一番搾りを飲んでいる自分だからこそ、その〝違い〟がよくわかった。ミオは、〝一番好きな度合の快感〟と多幸感を味わった後に――自分と中出しエッチをした後にだけ、一番美味しい母乳が出るようになったみたいだ。
ラミィやノエル、あくあも搾乳補助で母乳の量や味が変わったことはあったが……ミオのミルクは、味わいの深みと液分のなめらかさが段違いに増している。普段から母乳が最高級に温かいため、〝その上〟があるとは思うはずがなかった。
この世全ての幸せを煮詰めたような全能の母乳――ホロミルク。ミオ以外のものを全部捨ててでも守りたい幸せが、ミルクを受け入れたお腹の中から湧き上がってくるようだった。
「……む、胸のドキドキが……愛情が……滲み出ちゃってるのかなぁ……? それって……うちのおっぱいが、ホントに『オーナー専用』になっちゃったってコトぉ……!?♡」
奇しくも、特製ファンカップに書かれたあの文字が、ミルクを生み出す母体にも意味を広げてしまったようだ。ミオは「こんなのプロポーズみたいなもんじゃねぇかぁ……!」と、真っ赤な頬をさすりながらはにかむ。
「う、うぅ~……!♡ そ、その……これ、誰にもナイショだからね……?♡ オーナーと……うちの赤ちゃんだけにしか、飲ませられないし……みんなを、がっかりさせたくないから……!」
ミオが羞恥心を噛み潰している、とてもいじらしい顔に胸を疼かされ……再び、乳房に食らいつく。腹を空かせたケダモノのようにおっぱいをふみふみしてこね回し、左右の乳首を吸い比べながら、自分だけに許された特級の味わいを飲み干した。
「はぁっ……は、ぁっ……♡ お、おっぱい……すっからかんにされちゃった、ぁっ……♡ 明日、お店でミルク出るかなぁ……?♡」
ミオは、射乳しきっても重たさがほとんど変わらないMカップおっぱいを自分で揉み、唾液で濡れ光る乳首から母乳が一滴も出ないことにため息をつく。そして、オーナー失格の要件を満たしまくっている罪人の顔を見て……「しょうがないなぁ……♡」と屈託のない笑みをこぼした。
「ねえ、オーナー……。うちのおっぱい、自分専用にしちゃったんだから……責任、とってほしいな……♡」
ミオが少し意地悪な顔で妖艶に微笑む。自分も覚悟を決めて、周囲を見渡しながら返答になりそうな物を探すが……見つからない。
……仕方がないので、ミオに左手を差し出した。
「……はー……なるほど、そう来るかぁ……。それじゃあ、遠慮なく……がっぷりと…………がう……っ……!!」
犬歯を剥き出しにしたミオが、薬指に思いっきり牙を突き立てる。肉を裂き、骨までかじって傷を付けるように、エサに食らいつく犬のように何度も噛みつき直して、じゅるじゅると血をすすり始めた。
「じゅっ……ちゅぷ……れぉ――うぶぉええええっ!! お、おふっ……げほっ!えーッほッ、えーッほッ…………おえっ……ゲホォっ……! うえーっ……血ィ、まっずぅ……鉄くせぇ……!!」
肉が破れた傷痕を舐めていたミオが突然えずいて、雰囲気を全部ぶち壊す奔流を起こしかけた――が、どうにかギリギリで踏みとどまる。「お、おぅ……おっ、おっ……やばっ…………ん、ぐぶぅっ……!!」と、嘔吐を耐えようとする青ざめた顔は……さすがに『可愛い』とは言えなかった。
「うーっぷっ……ぐっ、ふ、ぅ゛……あ゛-っ……やばかったぁ……! うぅ……フブキはなんか平気そうにしてたけど、これきっついよぉ……! ごめん……空気的にさ、ちゃんと血が止まるまで舐めた方がいいんだけどね……これで、勘弁してください……」
ミオはサイドチェストから取り出したガーゼと包帯で、くるくると薬指の付け根を覆っていく。その傷口の処置は……まるで、酷く歪な婚約指輪を贈られたようだった。
「……が、がっつりイッたから、たぶん……ずっと残っちゃうね……うちの歯型……。その、なんだ……今さらだけど……こんなめんどくさい女を捕まえちゃって……後悔しても、遅いからなぁ……?」
今さら不安になったのか、ミオが大変気まずそうにこちらの表情を窺ってくる。
安心させるために笑顔で頷き――オーナーとしての権限を使って、黒革と金色金具に赤い差し色が入った、他人には見えないおしゃれ首輪を作り出す。
「あ……そういえば、自爆プログラム……壊れちゃってたんだっけ……。ちゃんと着け直さないと、だよね…………ん……っ……♡」
ミオが目を閉じて、キスを待つように無防備な首を晒す。その、深い信頼が表れた姿勢にふさわしいように、できるだけ優しい手つきで首輪を巻き……ぱしゅん、とカラダに同化させて見えなくする。
「あ、んっ……♡ あ、あれ……? これって……中出し禁止の首輪じゃないの……?」
その見えない首輪に触れようとして、すかすかと指をすり抜けさせたミオが不思議そうに首を傾げる。特に行動を縛るようなものではないが……ただ、『ミオが必ず自分のところに帰ってきますように』と願いを込めてあることは伝えた。
「なんだそりゃあ!? ほ、ホントに犬みてぇに扱われちまってるじゃねえかぁ……ある意味、中出しイコール即自爆の方が純愛チックだったのでは……!?」
ミオはこちらの奇行に驚き続けていたが……「まあ……あなた、だもんねぇ」と呆れたように、穏やかな顔で目を閉じてしまう。
「……ん、わかりました。どんなに気持ちいいおちんぽがあっても、必ず、あなたのところに帰ります。だから……何があっても、うちのこと……信じて、待っててね。やくそく、ね?」
ミオの首筋に左手を触れて、見えない首輪と、薬指の噛み傷を擦り合わせる。そして……どちらからともなく、唇を深く重ね合わせるようにキスを捧げた。
…………たしかに……ミルクの味に慣れていると……ちょっとだけ、血の味はきつかった。しかし、母乳も元々は血液から出来ているはずだ……この鼻の奥に不快感が響く味わいも、ミオと結ばれた現実の味として受け入れることにする。
「んっ……ぷ、ぁっ……♡ はふ……あと、こっちも……。ホロミルクでの〝紳士のたしなみ〟をお忘れですよ……オーナーっ♡」
ミオが胸を張って、だぷんっ♡ぷるるんっ♡とMカップおっぱいを揺らす。その先端でぴんぴんに期待をして、甘い残り香を漂わせる乳蕾に誘われながら……下乳に手を添え、上向いた乳首に誓いの接吻を交わす。
「はうっ♡んっ……んぅっ……♡ やべぇ、ちょっとミルク出そうだったぁ……!♡ ふふっ……♡さすがに、明日にとっておかないとだからねぇ……あはっ♡あははははっ……♡」
頬に手を添えて、満面の笑顔を咲かせたミオの顔は、後光が差すほどに美しかった。
女神の肖像の如き魅力に心を惹かれながら……「おいで♡」とミオが差し出してくれた両腕に抱かれて、豊満に実った究極の温もりの中に融けていく。
「……ん……っ……♡ 幸せ……だねぇ……♡」
ベッドに寝転がり、童心どころか、赤ちゃん返りまでしてしまう頭でミオの乳房にもにゃもにゃと甘える。ミオはこちらの本心を優しく受け入れて……慈母のような温もりで抱擁をしてくれた。
「うちのわがままも聞いてもらってるからねぇ……♡ あなたも、わがままに甘えていいんだよ~……♡」
ふんわりした肉感の豊満な谷間に顔を埋めながら、しっかりと頷く。
ミオも自分も聖人などではなく、かなり我儘な性格をしている。だからこそ、違う人間に抱かれているところを見て、燃えるような嫉妬を覚えて……スリリングな快感に痺れてしまうのだろう。
正直なカラダに嘘はつけない。それでも、ココロには甘酸っぱいホントと温かい優しさを伝え合おうと努力する。『ミオと一緒に生きる』とは、そういうことなのかもしれない。
こうして、お互いに抱えている〝わがまま〟を少しずつさらけ出して、気遣いをしながら温もりを分かち合える関係が……一番自然に愛し合えて、一番好きだと胸を張って言える。
根拠はないが、自分にはそう思えて……そして、きっとミオも、そう思ってくれているのだろう。
「……ん、ふふ……♡ 一生、好きだからね……♡ 永遠に、大好きだよ……っ……♡」
柔らかで、すべすべで、温かい。そんな天上に昇ったような気分の温もりに包まれながら、額にキスを受けた自分は……すぐに眠りこけて……まどろみの世界に連れていかれてしまった。
――――――――。
――――お互いを強く結ぶ〝繋がり〟を確かめてから、数日が経った後のこと。自分はミオに誘われて、再びホロミルクの外に出ていた。
「うおッ、とと……! コールドスリープ明けは、やっぱり変な感じだねぇ……とはいえ、うちも意味なく歳は取りたくないし、仕方ないけどさ……」
かくん、と視野がズレるが、すぐに元どおりになる。視界の上部に半円形の影が二つ映っているのは、座っているときにミオが背後から抱きついてきたのと同じような光景であって……非常に馴染み深いものだった。
「……太陽嵐で世界中の電子機器が破損し、磁気でバックアップすらも灼かれたあの日――いわゆる〝インターネットが壊れた〟よりも前のことです。うちたちの事務所がもう一回バラバラになりかけた、ある事件が起こりました」
ドキュメンタリー映画のナレーションのように、自分の意識がインストールされたおんぼろタブレットを抱えるミオの声が淡々と事実を述べていく。
「まだ発展途上だったバーチャルワールドでは、新しい運営さんが主催した挑戦的な企画が動いており……そこで、大きな事故が起こったのです」
タブレットを持つ手が角度を変えて、冷たい闇色の部屋を画面の光が照らし――やや傷んだ装置の中で、永遠に眠っているかのように目を閉じた一人の少女が、透明な壁越しに見えてきた。
「実害を受けたのは、ここで眠り続けている一人の少女でした……いや、最初は二人だったはずなんだけど……傷だらけのこの子が、意地と気合でどうにかしちゃったので……結局、一人だけが犠牲になったわけですが……」
……細雪のように白い髪。液体の中で揺らめく、毛先だけが黒い尻尾。もふもふとした温もりと感情の機微を伝える獣耳には――おしゃれで着けているピアスがきらりと輝いている。
その女性は……今の自分と、まったく同じ顔をしている。その一方で……なぜか四肢が白い石のように変形しており、身体を侵食するかの如く、石化の波が心臓に向かっている状態で――凍らせたように時が止められていた。
「……あはは……ヘンな感じ、するよね……。ホロミルクで働いているフブキとあなたのカラダは、ここに居る〝オリジナル〟を基にしてバーチャルワールド内に作ったクローン体なんだよ。まあ、ちゃんと本人が受肉しているフブキはおっぱいが大きかったり、それとは違うあなたはケモ耳と尻尾の代わりにおちんちんが生えていたりと、ちょっぴり弄ってはいるけど……それ以外は、まったく同じだよ」
複雑な事情があったのだろう――ミオは多く語らなかったが、ここは旧バーチャルワールドからすると〝外〟であるはずなのに、目の前に〝白上フブキの実体〟が在るのは、明らかな異変が起こった証拠となっていた。
「フブキの主治医にもなってくれた〝とある天才科学者さん〟が、この意味わからん状況を打開するために、たくさん努力してくれたんだけどね……結局、フブキの身体を守るために、こうしてコールドスリープさせることしかできなかったんだよ」
女性はトントンとタブレットの縁を叩いてから、それを愛しげに抱き締めた。
「その真面目すぎるおばかさんはね、フブキのために……ううん、〝運営が一気に傾くほどに致命的だった不祥事〟を失くすために必死になってくれてね……その、事務所のために尽くす生き様が、フブキそっくりだったの。だから、うちも気になって……いろいろお手伝いしてて……そしたら…………ね……」
その人は『察してくれ』と言わんばかりに口ごもり、小さなため息をついた。
「……でも……結局、お断りをしたんだ。新しい運営さんが損切を始めたときの〝現状の財産で実現できそうなひとりだけの救済〟とか、先延ばしにしてた〝あれ〟とか……うちは……ホロメンとファンの人たち……みんなで作る〝雰囲気〟が好きだったから。これでも、真面目に活動してきたつもりでさ……自分だけ幸せになるような選択は、できんかった……あはは……」
酸いも甘いも噛み分けた、生々しい苦笑を漏らす。その『話さなくても、きっと伝わるよね』と言いたげな重たい息遣いは……間違いなく、自分が知る〝彼女〟のものだった。
「それから間もなくして、インターネットは壊れちゃった。みんなが途方に暮れていたとき……うちの言葉を鵜呑みにしたその人はね……事務所で開発していた『人の想像力を駆使した技術』を復活させて、応用して……自分の肉体と脳を〝生体パーツ〟に使って……バーチャルワールドの残骸から、小さいけど高度なバーチャルワールドを作り上げちゃったんだよ」
硬質な床で鳴る足音とともに視界が動き、実体無き科学者の手足となったであろうロボットたちが映されていく。そして……室内の最も奥に座していた、人の形をした機械群の頭部の中では光が球形に巡り続けており、〝夢〟を見続けているようだった。
「事務所が大きくなるにつれて、関わる人も、使える技術もどんどん増えていったからね……そりゃあ、無理をすればできちゃったのかもしれないけどさ……? これって、自分の身体を捨てるようなもので……普通に考えたら、選ぶはずのない選択肢というやつで……。うちが全部を理解してあげられないこと、たくさんあるって、知ってはいたんだけど…………まあ……びっくりしましたよ……」
……また、大きなため息が漏れ出ていく。その困った視線の先に居る〝人間だったもの〟には、たくさんヤキモキとさせられてきたようだ。
「身寄りがないとは聞いてたけど……まさか、そんなことをするほどに好いてくれてたなんて、思わなかったし……〝命を懸けて創った世界〟の管理者権限を、一番近くに居たうちに託すなんてさぁ……。『これからもみんな一緒に居られるよ』って……『君の〝夢〟だけは守れたんだ』って……バカかよ、って正直思ったよ……!! 何やってんだよ……ホントに……!そんなところまでフブキにそっくりじゃなくていいんだよッ……!!」
女性は感情を昂らせた足取りで床を踏み鳴らし……自分勝手で、破滅的な献身を惜しまなかった男の身体に拳を叩きつけようとして……寸前で、止めてしまった。
「……ぐすん……全部、うちのわがままのせいなの……。だから、うちは……この人の身体を元に戻したいと思ってます……。この人が居ないと……その……そう、フブキの身体をね、治してあげられないから……そういう、利己的かつ身勝手な理由なんだけどね……」
すとん、と視界が地面に近づいた。タブレットを抱えたまま、へたりと座り込んでしまったのだろう――彼女の行動も、考えていることも……目に見えなくても、全てが理解できていた。
「ホロミルクが……みんなのおっぱいがね、お偉いさんたちに夢を見せて、世界中の働き手を元気づけて……人の希望を繋いでいるの。インターネットも、経済も再興し始めているんだよ。だから、決して夢物語なんかじゃない……ただ『たくさんのお金と時間が要る』ってだけで……不可能じゃないんだよ……!」
夢と希望を自然災害によって破壊され、人が生きる気力を失った世界で――人類の未来を繋いでいるのは、美少女たちのおっぱいと、そこから溢れる愛の雫だけになっていた。
――ミオと自分の夢が続けば、いつか、必ず〝そのとき〟が訪れる。そう、未来を信じて生き続け、あの温もりと馥郁が織り交ざる絢爛な世界を維持していく必要がありそうだ。
「……一緒に、頑張ろうね……。オーナーが疲れたときは、うちが支えるから……うちが疲れちゃったときは、オーナーに甘えさせてもらうからね……♪」
彼女はタブレットを抱き締めて、気合を入れ直したように立ち上がる。いつか取り戻す大切なものたちに一時の別れを告げて――自分たちが守るべき場所に戻っていった――――。
――――「んえ? あ、あぁ~……〝あれ〟……プロポーズの返答、ですか……。あはは……まあ、その~……ね……?」
「……いや、まあ、そうだよね……エッチなお店を始める前に、聞いておきたいよねぇ……。引き抜きの話の前から……うちがフブキのために活動休止をしてたときから、ずっと引き伸ばしたままだもんね……優柔不断で、ごめんね……」
「えっとねぇ……うん……気持ちは、すごく嬉しかったの。それはホントだよ!うん! 嘘なんか言ってないし……今も、その気持ちは変わってない……かな……?」
「……まあ、その、あれかなぁ……。みんなのために……ううん、うちの我儘を本気にして、全部をなげうってくれたあなたの愛情は……ぶっちゃけ、重たいと思うときもあるんだけど……だからこそ、本物だって、信じたい気持ちはある……うん……」
「……ホントは、今すぐ『はい』って言ってもいい……んだけど……さ……。今はまだ……〝あなたが見せてくれたうちの夢〟が始まったばかりで、うちだけ幸せになるの、ちょっと違くないかな……って……思いましてねぇ……」
「それに……なんというか……うち、これからエッチな接客業をするわけでさ……? あなたも、ほら……うちのこと、嫌いになっちゃうかもしれないし……まだ、これからどうなるかわからないこと、多いでしょ……?」
「……だから……お店が軌道に乗ってさ……二人でフブキの身体を治してさ……そうだなぁ……じゃあ……全部! 全部を元どおりにできたときに……ね……!」
「…………そのときに、まだ……あなたが、懲りずにうちを想い続けてくれて……もう一度……プロポーズをしてくれたら……」
「……きっと、その気持ちを、心の底から信じられるようになっていると思うから…………よろこんで、お受けしますね……オーナー……♪」――――
――『ホロミルク』店内、マスターシートにて。今日も今日とて、人々に希望と夢を与えている理想郷の毎日を見守りながら……自分が開いた足元にエロ蹲踞をして膝を掴み、陰茎を深めにしゃぶっているあやめの顔を見やる。
「んぐぷっ……♡ちゅろっ♡じゅぽっ……じゅぽっ……♡ んふふっ……♡ おーなーひゃま……ひもひいい……?♡」
あやめはペニスを咥えたまま、舌で裏スジをこりこりこりこりっ♡と舐めこそぐ。ディープスロートを繰り返してりんりんと鈴を鳴らしながら、ぐっぽ♡ぐっぽ♡と下品な音を立てて喉を張り、上目遣いで可愛らしく表情を窺ってくる。淫らに腰を揺らし、秘部から甘い雌花の香りを漂わせながら、極上のフェラチオ快感を演出していた。
キャストとしての最終接客テストとは思えないほどのとろける快感を、股間の奥までズイズイと響かせる……あやめの口淫は、もう、とんでもないものだった。
「じゅろろろ~っ……♡ ふーっ……ふむぅっ……♡ んーっ……♡いふれも、イッへいいよ~……♡ んぐ……じゅろろろろっ……!!♡」
こちらの限界を悟ったのか、あやめはラストスパートをかけるように口奉仕の強さと速度を引き上げた。粘膜がぴったりと吸い付き、熱く濡れた口蜜壺に我慢汁が混ざって、男根が融けてしまいそうなほどに熱されながら揉まれていく。
このままでは、とても無様なかたちで絶頂してしまう……ミオが平キャストに降格した今、唯一の経営者として情けない姿は見せられない。
そう思い、あやめの性感帯である角をこりこりと揉みながら……モニターに映った、VIPルームの光景に集中する。
『ひゃんっ♡あっ……ふにゃああんっ……!!♡ あんっ♡あんっ♡おちんぽ、きもちいいでs――う゛お゛ぉおおおっ!?♡ そ、それ、ダメっ……!!♡ま、待って……きゃふううっ……!?♡』
『ふ、フブキぃっ……!♡ なんて声、出してんだ――あぁあんっ……!!♡ んおっ♡おぅっ♡お"ぉおおっ……!!♡』
『み、ミオもっ♡やべー声っ、出まくり――ふぉおおおおっ!?♡ あーっ♡やだっ♡やだぁっ!!♡ ふ、深いっ♡これイくっ♡イくっ♡ホントに、イッ――あっ♡あああっ♡――はぁあああんっ……!!♡』
映像の奥では、ぶるんっ♡ぶるんっ♡と暴れるミオと白上のおっぱいがアップで映っており、びゅるびゅるとミルクがとめどなく溢れ続けている。その甘い香りが伝播するように……あやめの乳房から、ミルキーな馥郁室内に漂っていた。
二人の嬌声と痴態が生配信されている映像を見て……滾る性欲を我慢できるはずがなかった。ぞわぞわと腰が動いてしまい……びゅるっ……!と、漏らすように精液を吐き出してしまう。
「んぎゅっ……!?♡ んふ……じゅるるっ……♡ ふーっ……くふっ……じゅぞぞっ……♡ んー……んくっ……んくっ……♡ れる……れるぅっ……♡」
あやめは射精された子種を一滴残らず吸い付くし、唾液と絡めて嚥下していく。濡れた肉竿をしごいて尿道の中にある子種の残滓も仲間外れにさせず、全員をお腹の中に収めた。
その接客態度を見て、許可を出さない理由がなかった。あやめに『合格』を告げると、彼女は……じゅろ……ちゅぽんっ♡!と半勃ちの陰茎を吐き出して、小さくガッツポーズを取る。
「う、け、ぷっ……♡ ふぅ……えへへ……やたー♡! これで余もキャストさんだ~!お給料がい~っぱい出ると噂なんですけどもね……ちょーっち、ヤバそうだよねぇ……あははははっ……!♡」
あやめは、モニターの奥でフブキとミオが性処理道具のように使われている様子を見ながら……ごくり♡と淫靡に喉を鳴らす。あれを『ちょっと』と言ってのけるのは、あやめの器量の大きさ故だろうか。
「ミオちゃん、フブキちゃんとおそろっちの可愛くてエッチな制服だ余~!どうかな?似合う~?♡ ミオちゃんとオーナー様のおかげで、余もおっぱいが出るようになったもんね♡余もこれから、おっぱいで頑張るぞ~♡」
少し前に採寸して作ったばかりのチューブトップをぱっつんぱっつんに張らせたあやめが、くるりとカラダを回し、短いスカートを翻らせて紐パンからこぼれた尻肉をぷるっ♡と晒した。
「ちょっ、お尻丸見えっ……あっははははっ♡こらこら~っ♪♡ 余は制服を見てほしかったのに~……オーナー様のえっち~……♡ っていうかさぁ、オーナー様のおちんぽ、またバッキバキなんですが……♡ ミオちゃんのおまんこ見ながら、もう一発イッとく?♡」
『い゛あ゛ーッ!!♡あ゛ーっ!!♡ん゛ぁ゛あああっ!!♡やめてっ!♡やめてよぉっ……!!♡ なかっ♡なかは、だめっ――あっ♡あっ♡あぉ――ぐぉほっ!?♡おぉっ♡お゛ぉおおおおっ……!!♡ またキたっ♡あーっ♡あ゛ーっ……!!♡イきゅっ♡イぎゅっ――ぐひぃいいいんっ……!!♡』
あやめの魅力的なお誘いを断りながら、太客のおじさんに腰を掴まれて激しくピストンをされ、びゅぐびゅぐと膣内射精をされてアクメ潮を漏らしているミオを見つめる。ココロには背徳の炎が燃え上がり……股間の疼きを爆発的に増加させていく。
ミオがVIPルームに1対1で入ったことは一度もない――少なくとも、自分が憶えている範囲では、だが。もちろんひとりだけトクベツ扱いをされるつもりはないらしく、誰かのバーターで入り、ゴム有りセックスや生セックスからの外出しをシていることは何十回もあった。
しかし、彼女が平キャストとして働く際に自分と交わした〝約束〟――『膣内射精はできるだけ避ける』、『最高の母乳はオーナーと自分の子供だけに飲ませる』という言葉は……その……できるだけ、守られている気がすると思う……たぶん……。
……けれど、それでいい。中出しや最高潮の快感を味わってしまっても、ミオは必ず全てを報告してくれて、毎晩同じベッドで寝てくれる――その深くて潔い愛情こそ、自分がミオの〝帰る場所〟になれていることの証左に他ならない。
男として光栄に思うもので……左手薬指の付け根に走る、もどかしい疼きに見合うだけの幸せだ――だからこそ、一生守っていく覚悟を決めている。この見えない絆が、自分とミオを繋いでくれる〝誓い〟なのだ。
このおっぱいだらけの桃源郷には、地獄のような苦痛はなく、天国のような幸せがあるわけでもない。汚い欲望と、清らかな志が一つに混ざり合って出来た白濁色の夢が、これからもずっと続いていくことだろう。
そう期待するだけで――口の中には、甘くて温かい、究極を越えたミルクの味が広がった。
おわり