※この作品はR-18です。

ホロミルク 二号店   作:ナルキケーネ(ハーメルン支店)

2 / 31
甘くて良い香りのあったかい究極

「あはは、見事に戸惑ってますねぇ……まあ、こういうのは実際に体験した方が早いかもね。オーナー、ちょっとこっちに来てください」

 

 強引に手を引くミオに連れられ、ミルクや食事にアルコール、そして女の子の甘い香りが漂っている『ギラギラ』な店内を通り抜け、空いていたブースに辿り着く。

 

 そこは和風でほんわりとした雰囲気が満ちており、鳥居や鈴、しめ縄が飾られる……ミオのイメージにぴったりの場所だった。

 

「ふふふ……♡ お客様、どーぞこちらへ……♪」

 

 半円形のカウンターを挟み、くすくすと笑っていたミオと間近で向かい合う。こうして対面していると……昔参加した、少しの間だけ会話体験ができたイベントのことを少しだけ思い出してしまった。

 

 しかし……あのピュアで甘酸っぱい、言葉が喉で引っ掛かるような空気とは……何もかもが違いすぎる。向き合うアイドルの顔も、周囲にムラムラと滾っている性欲も、胸元から香る甘いミルク臭も……すべてが生々しくて、非日常的なのだ。

 

 大昔に接待として連れていかれた、ホール型の会員制風俗店に入ったときのような……ふわふわ、ドキドキとした焦燥感がぶり返す。あのときは知らない女の子相手でも緊張したというのに……大好きなアイドルに「緊張してんのか~?」なんて鼻をつつかれて、おっぱいが間近でプルプルっ♡と揺れているのを見せられて……もう鼓動の高鳴りで死んでしまいそうだった。

 

「……おっと。サービスを実演するよりも先に、こいつをお返ししておきますね」

 

 ミオから、重厚な光沢が眩しい真っ黒のカードを受け取った。

 

「あなたから『使わない』って言われて、うちが今日まで副店長として管理をしてきたんですがねぇ……これからは必要になるかと思いますよ。そのブラックカードがあれば、他のお客様たちが『お気持ち』を出して利用しているサービスを、ぜーんぶタダで受けられますからね!」

 

 あどけない笑みを浮かべたミオが周囲を見渡し、こちらの肩をちょいちょいとつつく。指で示された先を見ると――ちょうどそのとき、男の手からラミィの胸元に赤いチップが1、2、3……するりと乳を撫でて4、谷間に指を突っ込むように5枚と挟まれる。

 

 すると、ラミィは甘ギレをしながら、恥ずかしそうに制服のファスナーを下ろしてチューブトップ部分を脱ぎ去り、乳房を丸出しにする。水色のニップレスを剥がし、男が差し出した小さなお猪口に乳首を当てて、ミルクを直接注ぎ始めた。

 

「赤いのは『8桁チップ』、黄色いのが『7桁チップ』、青いのがベースの『6桁チップ』……といろんな『お気持ち』があるわけですね。オーナーの記憶にも、なんとなく覚えがあるのでは?」

 

 ……ミオが言いたいことも、明言しない理由もよくわかった。察するに、あれはアイドル……いや、キャストを応援する『気持ち』というわけだ。

 

 ……きっと、あのチップは別のところで買うのだろう。そんな気がする。

 

「…………用意したチップがなくなると、みなさんフロントから出て右手に向かわれますねぇ。不思議だよねぇ」

 

 うーん、白々しい……だが、こういう世の中のご高説を舐めたような遊び心は嫌いではない。皮肉っぽくて、趣味はあんまりよくないと思うが。

 

「チップシステムの発案者はオーナーだけどな。『お店の中では自由恋愛とファンの応援……愛と夢だけがここにあるのだ』ってね♪」

 

 なるほど。今すぐにこの首をへし折った方が世界のためになりそうだ。

 

 ミオに斧か鉈の用意をお願いすると――出した手に、白いティーカップが渡された。

 

「まあまあ落ち着け~。キャストもウェイターも、ファンのみんなも……『オーナーがしてくれたこと』に感謝しているし、納得もしている……自分たちの意思でここにいるんだよ。だから、安心してほしいな♪」

 

 ミオはそんなふうに、無邪気たっぷりで怖いことを平然と言い放った。こちらの危惧や杞憂を全て察しているところが逆にタチの悪さを表している。

 

 自分が記憶をなくしている期間――彼女たちがバーチャルアイドルとして活躍していた全盛期から今に至るまで――に、いったい何があったのだろうか。

 

 ……この光景と体験を〝狂気〟だと感じているのは、自分だけだとでも言うつもりなのか。

 

『しかし、納得しているとは言っても』――と渋ろうとしたところだった。ミオはこちらの言葉を遮るために……じいっ……とチューブトップのチャックを下ろし始めた。

 

「……あ、あはは……♡ ちょっとおっぱい見せただけで、そんなに固まっちゃうものかねぇ……?♡」

 

 少しずつ面積を増していく肌色と、丸みが強い膨らみがふるりとまろび出る。以前よりもたくさんの夢が詰め込まれたボインな迫力は、光を受けて宝石のような艶を放ち、男の言葉と心配を封じて意識と視線を奪い尽くした。

 

 焦らすように布地がめくれていき……お椀型に膨らむ大きな丘陵の頭頂部が露わになり……赤色のハート型ニップレスに浮いた乳首がツンと張り出ていた。

 

『そんな気軽に女の子がおっぱいを晒していいのか』。そんな正論が喉で詰まるほど、あのチューブトップ部分はなんの抵抗もなく脱ぎ捨てられ、乳房の付け根を重たそうに吊り下げるサスペンダーが露わになる。まるで『元から脱ぐために着ている』と言わんばかりにエロスが満ちた制服だ……考案したという自分の変態具合が身に染みる。

 

「……は、ぁっ……♡ はぁ……ふぅ……♡ 歩いているうちに、先っぽがこすれて熱くなっちゃった……♡ ね、オーナー……♡ うちのおっぱい、ふうふうして……冷ましてくれる……?♡」

 

 じゅわりと色香を溢れさせるミオの過剰な誘惑に、性欲と好奇心が掻き立てられて――ドクン、と強く脈打った。生唾を呑みながら、恐るおそる手を伸ばし……ぺろり、と禁断の扉を剥がした。

 

「んっ……あ、ぁ……♡ もうちょっと、優しくめくってよぉ……♡ ニップレス、おっぱいミルクではっついちゃうんだから……♡」

 

 艶美な乳丘の頂点で、〝和〟を思わせる雅な桜色がハッキリと色めいていた。そのなだらかでしっとりとした肉感の双丘にギャップを与える、ぷっくりと膨らむ乳首が最高に映えている……春になったらここで花見をしたいものだ。

 

 呼吸に合わせてたっぷりふるふると揺れる乳房は、記憶にあったミオの胸よりも明らかに膨らんでおり、詰め物も入っていなかった。ミルクが溜まっているせいで乳房が張っているのかもしれない。

 

 その溜まった熱を冷ますため、ミオの要求どおりに、ピンピンに勃起した乳首に息を吹きかけると……「はふ、んゃぁ……っ……♡」と切ない吐息が漏れ、ピクついた乳首からじわりと母乳が滲み出た。

 

「……は、ふぅっ……♡ はぁっ……♡はぁっ……オーナー……っ……♡ うちのおっぱいから……熱いの、出してぇっ……♡」

 

 ……もう何がなんだかわからないが、ミオが触ってほしそうに……いや、苦しそうに胸をたぷつかせ、男の手を求めている。

 

 この震える手は、絶対に抗えない引力によって……ぷにゅり……♡と、憧れのアイドルだったミオの乳房を、スーパーで果物を手にするかのように鷲掴みにしてしまった。

 

「は、ぁああっ……♡ あっ、や、ぁあっ……♡ オーナーに、おっぱい……やっと、触ってもらえたぁ……♡ あ、んっ……はぅうっ……♡」

 

 ミオの乳房は大きいだけでなく、とにかく手触りが良くて、手指に吸い付くほどになめらかだった。しっとりと指が食い込む柔らかさに、プリプリと元気よく跳ね返そうとする弾力が備わっている……食べ頃果実の瑞々しくて温かい肉感がたまらない。

 

「あっ♡あっ……♡オーナーっ……おっぱい、出ちゃうっ……♡ で、でる……出るからぁっ……♡ かっぷ……カップ、出して……っ……!♡」

 

 ミオの切羽詰まった甘い嬌声で我に返り、下向かせた乳首の先にティーカップを設置する。

 

 生フルーツジュースを作る要領でギュッと肉果を搾ると、ぷっくりつんっ♡と張り出た乳首から……ぴゅうっ♡ぷゅるる……とぴゅるる……♡と勢いよくミルクが溢れ出した。

 

「んぁああっ……!♡ あっ♡はぁっ……ひゃううぅ……♡ ち、乳首、かゆかゆしちゃうっ……♡んぅっ……♡は、ぁああっ……♡ もっと、もっとぉ……ぎゅ~って……ふゃああんっ……♡」

 

 きめ細かな乳蜜は線のように連なり、ぴゅっ♡ぴゅるっ♡どぴゅうっ♡と鼓動に合わせて太さを変えていた。その美しい白の恵みをティーカップで受け止めていくと、ほんのりと漂った湯気から甘い香りが立ち込めて鼻腔を突き抜ける。

 

 そのニオイは花の香りよりも柔らかく、蜜の芳香よりも扇情的だった。鼻がじーんと気持ちよくなるほどにイイ香りで、股間と心をムズムズとさせてくる。

 

「は、ぁっ……はぁっ……♡ オーナー、おっぱい搾るのお上手ですねぇ……♡ えへ……うちの生おっぱい、召し上がれ……♡」

 

 乳首から垂れていた乳滴をタオルで拭き……にゅっぷるりん♡と重たそうに腕で持ち上げられたミオの乳房を見ながら、さも当然の行為のようにティーカップを傾ける。

 

 ……そのミルクの味はやや濃厚で甘味も強く、口当たりがとてもまろやかだった。少し砂糖を入れてから掻き混ぜ、泡立てたホットミルクのような……優しい甘さと温もりで心が安らいでいくのがわかる。

 

 舌触りは少しとろみがあって、クリームらしい優しい色味と、自己主張しすぎない女の子らしい甘い香りが印象深い。特筆すべきは、生搾りだというのにミルクがかなり温かいことだろうか……舌の上で転がすだけで眠たくなるような……とんでもない癒やし効果があると思われる。

 

「……ふぅ……ふぅ……♡ どう、かなぁ……? うちのおっぱい……ちゃんと、オーナーのお口に合う……?」

 

 文句のつけようがない至高の味わいに、ブンブンと白い髪が揺れるほどに首肯する。今までの記憶にある全ての『美味』を置き去りにする、究極的に味わい深い逸品だ。

 

『人間の母乳はオトナが飲んでも美味しく感じない』と聞いて夢を壊されたことがあったが、そのサムくて古いリアルは、この甘い新世界で見事に上書きされた。これから自分は、牛乳で作ったホットミルクでは満足できないことだろう。

 

 コクがあるのにくどさがないミルクを口内で揉みながら、最後の一滴まで味わい抜く。バーチャルアイドルの母乳は、そのファンが飲んだら一番美味しく感じられるのかもしれない……ミオのミルクは、とても自分好みの味だった。

 

 そんな支離滅裂で意味不明なことを考えながら、すっかり空っぽになったティーカップをミオに返そうとすると……ミオは乳房を制服にしまいながら、首を横に振った。

 

「それはオーナー専用の、うちの『ファンカップ』だよ。今度こそ受け取ってもらおうと思ってたんだ……またうちのおっぱいが飲みたくなったら、遠慮なく使ってほしいな……♡」 

 

 照れ臭そうに微笑むミオから贈られたカップをよく見る。それは非常に質が良い最高級品の陶器のようで……カップの底裏には『オーナー専用ぉーん♡』の文字とミオのサインが書かれていた。『ぉーん』の字だけ妙に後付け感があるのは、普通に『オーナー専用♡』と書いてから個性を出そうとしたわるあが――いや、工夫の結果だと思われる。

 

 明らかに特別なものを貰ってしまったようで、少し気が引けたのだが……ミオにそう想ってもらえるのはシンプルに光栄だったため、素直に受け取っておくことにした。

 

 

 

 

 

 ミオの生搾り母乳の深い味わいで、このカラダとココロが〝現実〟を受け止め始めた。

 

 そこで、ミオのおっぱいをおかわりしながら、再度ミオから説明を受けて――確認できたことをまとめる。

 

 ――ここは、ホロメンとファンが人目を忍んで触れ合う18禁の紳士専用ミルクバー『ホロミルク』。提供するのは、軽食とお酒をはじめとした飲料、そして母乳だ。

 

 1日で提供できるおっぱいには限りがあるため(オーナーである自分を除いて)完全予約制。ブースに立つ機会が少ないホロメンなどは1年以上の予約待ちとなっているほど見事な大盛況ぶりなのだとか。

 

 女の子の役割は、各ブースでおっぱいを提供する『キャスト』と、ホールで給仕を行う『ウェイター』の2種類。キャストはフォーマルにおっぱいを強調した専用の制服を、ウェイターはバニースーツ風の制服を着用する。

 

 ホロミルクの〝華〟であるキャストは、母乳とトークを振る舞ってファンたちのココロを癒やし、時にはカラダの欲まで満たしてあげる。ウェイターを務める子もたまにキャスト役を引き受けるため、予備の制服は人数分の用意がある。

 

 特にメインでキャストを務めるホロメンには専用の『ファンカップ』がある。来店時にフロントで管理しているカップを持ってブースに向かうと、彼女たちがサーバーに保存していたおっぱいミルクを注いでくれる。ミオのブースでいうところの『ティーカップ』だ。

 

 それで来店儀式は終わり、軽快な音楽と煌めくライトの下で乳地肉林の宴が始まる――つまみを食べながら談笑し、たっぷんたっぷんと揺れるおっぱいを間近で見ながらミルクを味わえる――ということだった。

 

 禁止事項として、『ある時間を除いて』過度なおさわりは厳禁……というのが建前らしい。ミオによれば、申告制なので基本はお咎めナシで済まされるが、オーナーには『違反キャストのお仕置き』の義務があるという。

 

 ――『紳士と淑女がルールを守って交流する』。オトナたちが楽しむ社交場らしい、秩序のとれた騒ぎと輝きを全身で堪能しながら……いまだに夢と見紛うほどのロマンに圧倒されるばかりだった。

 

「……しかし、記憶喪失かぁ。このタイミングでみんなにそんなこと言うのもなぁ~……」

 

 ……ミオの言葉は、どこか芝居がかっているように聞こえるが……気のせいだろうか。

 

 こちらの違和感を察しているのか、ミオはわざとらしくうんうんと唸ってからポンと手を叩く。

 

「んー、そうだねぇ……オーナー、記憶喪失になったことは他の子にバレないようにしてみましょうか?」

 

 その提案をしたミオに理由を問うと、狼少女は耳をピンピンと動かして――おどけたように、ぷるんっ♡と乳房で宙を波打たせながら答える。

 

「いえいえ、深い理由はないですよ~。オーナーに記憶があろうとなかろうと、うちらの関係は何も変わらないからねぇ」

 

 ミオのひたすら明るい表情から、後ろ暗さや悪意のようなものは感じない。とりあえず、あまり気にしなくていい……ということなのだろうか。

 

 しかし、気にしなければならない部分もあった。あくあがお客と同伴していった『VIPルーム』についてだ――あの部屋は、明らかに……このホールを包む絢爛な〝光〟から切り離された〝闇〟を感じるのだ。

 

「あはは……やっぱり、気になりますよねぇ。まあ、あの部屋の中では……うん、その……『なんでもアリ』です……はい……。もちろん、同意がなければ使用禁止ですけどね」

 

 先ほどのあくあの様子を見る限りだと、どこか割り切っている部分もありそうだが、いつもそうだとは限らない……彼女のように流されやすそうな子は少し気にかけてあげた方がいいかもしれない。

 

 自分がそんなことを考えていると……こちらの表情から何かを読んだのか、ミオは空になっていたカップをどけてカウンターに身体を乗せ……ぽふり……♡と、こちらの顔を胸元に埋めさせるように抱き締めてきた。

 

「……やっぱりオーナーは、根っからの真面目君なんだなぁ……。もうちょっとぐらい、おっぱいバカになっちゃっても大丈夫だよ~……♡ ほれほれっ……オーナーが大好きな、うちのあったけぇおっぱいだぞ~……♡」

 

 よしよしと頭を撫でながら、ミルク臭が香る乳首を口元に寄せてくる。本能をムラムラと刺激する魅惑の突起に抗えず……はぷり……♡と、人が咥えるためにあるピンクな器官に吸い付いてしまった。

 

「んっ……♡ はぁっ……そう、そうだよ~……っ……♡ オーナーはね、難しいことじゃなくってぇ……ん、んっ……♡ おっぱいのことだけ考えてればいいんだよ~……♡」

 

 程良い弾力があって、唇をぷりっと押し返す触感が見事に吸着してくる。すべすべの肉突起はミルキーに香っており、唇でついばめば、わずかな乳首の凹凸と……ぶびゅるるっ♡と溢れる乳蜜の勢いを感じられた。

 

 とぷとぷと溢れてくる母乳は、直飲みするとさらに温かさと甘味が増すように感じる。ぷにぷにとしたおっぱいの温もりに包まれているせいで、このまま爆睡してしまいそうなほどに癒やされていく。

 

 赤ん坊のように乳首を舌で転がしながら乳房のナカまで吸い上げると、ミオの嬌声が艶を増して、溢れ出るミルクの量もどんどん増えていく。

 

 快感によって射乳量が増えるのだろうか……ミオは乳首を強めに噛まれると、「きゃひぅんっ……!!♡」と背筋を震わせ、どぷぅっ……♡と赤ん坊が溺れるほどの母乳を先端から染み出させた。

 

「はぁっ……はぁっ……♡ も、もうだめっ……♡ これ以上ちゅうちゅうされたら……うち……っ……我慢、できなくなっちゃうよぉ……♡」

 

 ミオはそう言いながら、少しだけ名残惜しそうにギュッと抱き締めて、ようやくこちらの頭を解放する。その顔は真っ赤に染まっており、口端から涎が垂れている……興奮や発情による明らかな火照りを見せていた。

 

「う、うぅ……♡ 奥手に見えていたオーナーが、意外とヤリ手だったよぅ……はぁ……♡ ちょっぴり、嬉しいビックリだぁ……はふぅん……♡」

 

 ハァハァと息を切らせている発情狼の体臭と濃厚なミルクの味に官能を刺激され、すっかり濡れていたパンツの中で怒張が暴れるが……歯を食いしばって深呼吸を繰り返し、どうにかその猛りを鎮めようとする。

 

 しかし、そんな努力をあざ笑うかのように……カウンターから出て、丸出しのおっぱいを擦りつけるように抱きついてきたミオが、竿の裏にある膨らみを指でなぞり上げてきた。

 

「……はぁっ……♡おちんぽ、おっきくなっちゃったねぇ……♡ オーナー……物は試しで、VIP……行っちゃいますか……?♡ そうしたらぁ……♡このお店の……もっと、深ぁいトコロまで……♡わかっちゃう、かも……♡」

 

 憧れの存在だったミオに股間を弄られ、耳元で挑発するように囁かれて……その甘く香る禁断の果実にかじりつかないほど、自分はデキた人間ではなかった。

 

 痛いほどに勃起した股間をミオに握られながらVIPの扉を開き――この店に差した〝影〟にナマで触れることになったのだが……『この部屋は絶対に必要だな』とカラダに教え込まれてしまった。

 

 トロトロになって陰茎に絡みつく蜜肉の感触に、甘酸っぱく香るメスのニオイと飛び散る母乳の甘美な芳香……耳に残る低めの喘ぎ声と、甘味と温度が増したホットミルクの味わい。そして、『快感で射乳量が増加する』という仮説の正しさが証明された、びゅうびゅうと溢れたミルクシャワーの視覚的甘美。

 

 全身ミルクまみれになってミオと一体になった快感は、自分の五感全てを彼女とおっぱいで埋め尽くしていた――この肉体的・精神的な快感は、生涯忘れることができないだろう。

 

「……はぁ、はぁ……ふぅ~……♡ オーナーったら、もぉ~……♡ 意外にSというかぁ、ガツガツにハードっていうかぁ……えへっ……♡ あんなに深いトコロまで……んっ……♡バコバコに犯されて、アソコがとろけちゃうかと思いましたよぉ……♡」

 

 赤らめたツヤツヤの頬をうっとりと撫でるミオ。何度も中出しをキメられたというのに、まだ余裕そうにとろけた笑顔を見せている。

 

 慣れない運動で悲鳴を上げていた腰を労わりながら、そんなドスケベすぎる狼娘と並んで部屋を出る……すると、ちょうどVIPルームから出てきたあくあ組とはち合わせてしまった。

 

「へ、へひっ……♡ も、もぉ、むりぃ……♡ ばかになる……おまんこ、ぉ……っ……♡ ば、バカになっちゃう……えひっ……♡」

 

「へへへ、もうアクメ潮が止まらないぐらいユルユルになってて可愛いねえ……おや、オーナーさんではないですか! いやぁ、貴殿には頭が上がりませんよ……今夜もごっくりしっぽりと堪能させていただきましてねぇ……」

 

 気さくに話しかけてくるおじさんと、その背中に背負われていたあくあは、同じミルク臭を漂わせているのに何もかもが対照的に見えた。あくあは全身をビクンビクンと痙攣させて、ミニすぎてお尻が見えるスカートのナカから、ドロリとした白濁液や透明なメス汁を垂れ流していた。

 

 相当ハードな『ファンサービス』をしていたようで、パンパンに膨らんでいたあくあの乳房がすっかり萎んでいる。踊るのに邪魔そうな脂肪がなくなったことが、彼女のメリットになっているといいのだが……。

 

 えひえひ♡と絶頂の余韻に震えているあくあを気にしながら、やたらと自分のことを評価してくれるおじさんと握手を交わし、再びミオのブースへ戻ることにした。

 

 その道中、フラフラとした足取りで控え室に戻ろうとしていたあくあがすっ転んで、ノーパン大股開き(事後)を晒したのは……さすがに目も当てられなかった。

 

「……とまあ、ホロミルクについてのお話はだいたいこんな感じです。まだ説明できていない部分もあるんだけど、それは追々……あ!あと、オーナーだけの注意点が一つあって……『フブキのおっぱいだけは』絶対に飲まないでくださいね」

 

 ミオが敢えて強調した注意事項――『白上の母乳だけは飲まないように』と。

 

 そのことが引っかかり、ミオに尋ねると……『危ないからだよ』と一蹴されてしまった。詳しくは、やっぱり教えてくれないらしい。

 

「それじゃ、今日はこの辺でオーナールームに戻ろっか?」

 

 勢いで締めくくろうとしているミオに、一つだけ問う。

 

 ――VIPルームを使うことに……『あの部屋が存在している店』で働くことに、みんな納得しているのか、と。

 

 ミオはじろじろとこちらを見て、小さく鼻を鳴らしながら唇を尖らせる。

 

「オーナーの不安もわかるけど、そのことで嘘はついていないよ。たしかに、全部が全部、みんなの望みどおりではないかもしれないけれど……ここに居る目的とか、どうしても必要なものとか……少なくとも、そういう〝譲れないもの〟のためなら……いろいろと我慢できるんじゃないかな?」

 

 ――『そもそも、なぜこんな店ができたのか』。そう聞いても、ミオは薄く笑うだけだった。

 

「ここは、オーナーが用意してくれた――『最も現実的な落としどころ』だったんだよ」

 

 ……どうやらいろいろと複雑らしい。そのことについて、ミオは詳しく説明をするつもりがないようだ。

 

 どうしても気になって、ミオの〝譲れないもの〟について尋ねると……彼女はにっこりと可愛らしく微笑んで――。

 

「……えへへ……♡ オーナーにだけは、秘密かなぁ……♡」 

 

 ――ちょっぴりいやらしく、艶っぽい雰囲気を醸し出すように目を細めていた。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。