※この作品はR-18です。

ホロミルク 二号店   作:ナルキケーネ(ハーメルン支店)

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pixivにはatahuta様の挿絵付きで投稿しています。


ホロミルクブライト シャイニー♡スプラッシュ

 ファンの歓喜とキャストたちの嬌声が響き合い、甘いミルクの香りと富の結晶であるチップが絢爛な空間に舞い踊る。夜の桃源郷である『ホロミルク』は、今日も元気いっぱいに、淫気たっぷりに営業していた。

 

 夜も深まり、客とキャストたちの体温が高まってきた頃、広々としたホールに闇が訪れる――ミラーボールがギラギラと輝いて、乱れる閃光が乳房の肌色と乳首の桃色を覗かせる。肉を打つ震えと本気の吐息、飛沫が床を濡らす水音をごまかせる、大音量の音楽が流れ始めた。

 

 ――男女の性欲を掻き立てる『ぎゅうぎゅう♡タイム』が始まった。『暗がりでナニをしてもバレない』という背徳を共有した肉棒がいきり立ち、濡れそぼった肉唇は濃厚なファンサービスを捧げる。黄色と桃色の混ざった喘ぎ声が織り重なり、母乳と潮がむわり♡とメス臭のミストを立ち込めさせた。

 

「あんっ♡あんっ♡団員さんのおちんぽ、すっご~い♡ だ、だんちょの、奥っ♡あっ♡ガチでキてるっ……♡コンコン、されちゃって……♡ おっぱい、噴いちゃうっ……♡」

 

「はうっ♡うぉっ♡お~っ……!♡ ゆ、雪民さんっ♡今日、なんでこんなっ♡硬いしっ♡激しっ――あっ♡ちょぉ、こらぁ~っ♡ おっぱい搾るのダメって言ったっ――あっ♡出るっ♡ミルク、もるっ……♡ もれるって……♡ぁっ♡はぁ~んっ……!!♡」

 

「ふーっ♡ふーっ♡ せ、船長、クスリ入れないと、ミルク出ないっ♡あっ♡あぁ……♡ やめっ……♡ち、乳首ぃ……♡だめ、ちょっと待って……っ……♡ そんな、先っぽ、てっぺん~っ……すりすり、やぁっ……♡ くにくにっ――うお゛っ!?♡ ち、ちんぽっ――お゛ぉおおっ……!!♡ 急にっ♡ブッ込むっ♡のっ♡ほぐぉ~っ!?♡」

 

 長椅子では、個性とミルクたっぷりな爆乳を揺らすキャストたち(とサブキャスト)が各々のファンたちによって大股開きでおっぱいを陳列され、背面座位で肉棒をむしゃぶりながら母乳を噴き散らす。

 

 時折、刺すような光がインモラルの闇を暴き、言い訳できないほどにむせ返る発情臭や甘いミルク臭の発生源を、ぶぢゅっ♡ぬぢゅっ♡ぷりゅんっ♡と露わにしてしまう。

 

 タレントとそのファンによる、秘密で濃厚な〝ふれあい〟があちこちで発生していた――店内で指折りの大人気スポットであるあくあのブースも例に漏れていなかった。

 

「んむぅっ♡くっ♡ぷっ♡りゅぷっ……んっ♡ん゛ッ……!♡ くっ……いふっ……♡んっ……んぅううっ……!!♡ くっ……んふぅうっ……!!♡」

 

 いくつもの暗黙が支配するイベントが始まる前からシミを作っていた床に、ゴム付きペニスで押し拡げられた陰唇から、ぷしゃっ♡ぶしゃあっ♡と新しい蜜雨が降りしきる。

 

 つい先ほどまで甘美な嬌声を奏でていた少女の小さな口には脈打つ巨肉棒が突き込まれ、ピストンに合わせて亀頭のエラがぷるぷるの唇をめくり、窄ませる。上下の――いや、前後のクチから大量の唾液を滴らせるあくあを快感で貫き、トンネルを開通させるような抽挿が続いていた。

 

 股布をずらしたV字紐パンに結ばれている使用済みゴムたちが、男の外付け陰嚢のように、ぶるんぶるんとピストンのリズムで風に揺られていく。

 

(ううっ♡やばい、やばいっ……!♡ さっきから……ずっと♡おっ♡おちんぽっ♡止まってくんないっ……!♡ あ、あっ♡また……っ……♡ そこっ♡ずんずんっ……♡ あ~っ……♡イくぅ……!♡)

 

 ファンたちの勃起の森に迷い込んだあくあは、最高級のミルクを溜め込むためにMカップまで育った爆乳を――たっぷん♡ぶるんっ♡ぶるるんっ♡ぶにゅるんっ♡と重たげに揺らして、甘雫が滴る乳首を激しくしならせる。カラダのあちこちからむわりと甘い発情臭を漂わせ、陰茎と陰嚢をくすぐる情欲で染め上げた。

 

「あー、あくたんの口マンコたまんねぇ……! もう出るよ……!チンポ汁、アイドルらしいキツキツ喉オナホに出すね……!」

 

「マンコの吸い付きやっば……!!マジでキスされてるみたいだ……! あー出る出る……!このぷにまん、いつか絶対孕ませてやるからな……!!」

 

「ふむぅう~っ!?♡んっ♡ひゃっ♡あぉっ……!!♡ ほぉっ♡おっ♡……んぉおっ……♡ やぁっ……♡いふっ……ひふっ……っ……!!♡ ひゃぐぅう~~っ……!!♡」

 

 ぶびゅびゅっ!!びゅびゅっ!びゅるるっ!!びゅううっ!! ビュルルルッ!!ビューッ!!ビューッ!!

 

 喉底と膣奥を同時に貫かれ、震えた陰茎の先端から二色の白濁が吐き出される。アイドルの神聖な喉粘膜を侵して精子をこびりつかせていく雄汁の熱さと、コンドームを伸ばして震わせる射精の勢いに理性を押し流され――あくあは視界を狭めて、ペニスにすがるように食みつき、天上の世界に吹き飛ばされる。

 

「んふーっ……ふ、ぐうっ……♡ん、ぼっ……じゅぼっ……♡ ん、ぐっ……ぐぷっ……♡ ちゅる、ぢゅる……♡ふーっ♡ふむぅ~……♡」

 

 ぶびゅぶびゅと吐き出される愛のあかしを受け取りながら、小柄なアイドルがエクスタシーの余韻に身体を震わせる。ピストンに合わせて暴れていた乳房が、快感でずっしりと重たくなり、ぷっくり♡と勃起した乳首から……ぶびゅびゅっ♡びゅるっ♡ぴゅううっ……♡と新鮮なあくあミルクが溢れ出す。

 

「おおっ!打ち止めになってたあくあちゃんのおっぱいがまた出たぞぉ!」

 

「ホントだ! あくたん!あくたんおっぱい!いっぱいぱい! 今度こそ俺にも飲ませてくれぇ!!」

 

「んふぅ……――ッ!?♡ んみゅっ♡おっふぁい♡ひゃわっ――んぁあああっ……!!♡ はぶっ……んむぅううっ……!!♡」

 

 亀頭で喉と子宮口をぐちょ♡ぐちょ♡とくすぐられ、身をよじった少女のMカップおっぱいが、飢えに飢えた手たちに掴まれる。もにゅり♡とたわみ、むにゅり♡と伸ばされ――乳輪をハメて乳首をくびらせたマグカップに、ぶびゅっ♡ぴゅううっ♡とぽぽぽぽっ♡どぽぽぽぽっ♡と最上級に甘いミルクが注がれていった。

 

「ごく、ごく……くぅ~……!! あくあミルク、やっぱ最高に美味いわ……! ぷりっぷりのおっぱいから直飲みしてぇ~……!」

 

「あ、おい! みんなのおっぱいミルクサーバーなんだから汚すなよ!?」

 

「わ、わかってるよ……! その代わり、ミルクはたっぷり飲ませてもらうからな……! あくたん、もっとおっぱい出してよ!」

 

「んぶっ♡ぎゅっ……んふ~っ……!♡ お、っひゃいっ♡やひゃひふっ♡ひゅっ――んぎゅ~っ……!!♡」

 

 どっしりと実る二つのミルクフルーツが横から鷲掴みにされ、左右に引っ張られながら搾られる。くびれて飛び出た乳輪が震え――パンパンに勃起した乳首から、ぼびゅっ♡びゅびゅ~っ!♡びゅう~っ♡と大量の甘露が溢れて、ミルキーな愛に飢えた男たちを潤した。

 

「ふー、出した出した! あくあちゃんのとろとろぷにまん、ナマでヤりたいんだよな~。また牛柄ビキニのときみたいな罰ゲームやってほしいな~」

 

「んふーっ♡ふーっ♡ぐっ♡ん゛ぉ゛っ……!!♡ んぐぢゅっ――ぢゅる、んぶぅううっ……!!♡」

 

 に゛ゅろろ……!♡ずぽんっ!♡と、膣口から這い出た男根が、惜しむように残ろうとするゴムを伸ばしながら引きずり出す。ピンポン玉のように膨らんで入り口に引っ掛かっていた精液風船が、卵のように膣口から産み出されて、射乳アクメに震える小さな女体を排卵快感でビクビクと跳ねさせた。

 

 下半身でファンサービスを受けていた男は、紳士のマナーであるコンドームを外し……キャストの制服であるV字紐パンに括りつけて、高額チップを何枚もテーブルに置きながら場所を譲る。特殊なルールが敷かれていない限り、〝双方の同意がなされていない行為〟は原則として禁じられているホロミルクにて――『キス以外ならなんでもOK』という破格の献身に見合う対価が積み重なっていく。

 

 すると、後ろであくあミルクを飲んで待っていた別のファンがあくあの桃尻を掴み――にゅぶ……♡ずにゅうっ……!♡と、ゴムを着けた紳士勃起でグズグズにとろけた蜜壺を突き上げた。

 

「んみ゛ゃあああああっ!?♡ ひゃふっ♡まっ♡ひゃっへっ♡まら、イッへふ……!♡ ありゃひっ♡イッへっ――へぅうんっ……!!♡」

 

「うっわ、すっげぇ絡みつき……!! おまんこが……マン汁じゃぶじゃぶで、育ったオナホみたいにほぐれてる……! 俺の推しオナホがエロすぎる……最高だよ……!一生リピしたい……!!」

 

「んぁっ♡おっ……るろぉっ……!♡ あ、ありがひょ、ごりゃいま――ぐっぷ……!♡ せ、精液、おっ♡おほっ……♡の、喉に……えぷっ……♡」

 

 満足した頭側の男がペニスを引き抜いて場所を譲ると、次のファンが剥き出しのペニスを眼前に反り返させる。膣を夢中で突き回される快感に身をよじり、爆乳をだっぷだっぷと揺らしながら……あくあは口に注がれた口内洗浄ジュースを、ひしゃげた顔で〝ぶくぶく〟して、先ほどの愛情の痕跡をお腹で受け止める。

 

「んぶっ♡くっ……ごくんっ……!♡ はぁっ……♡はぁっ……♡あ、イくっ……くぅっ……♡ ふーっ……はぁーっ……♡ご、ごめんねっ……♡おちんちんっ、お待たせ、しちゃった……れぅっ♡るぷっ――んむぅうっ……!♡」

 

 あくあは、気の毒になるほどの我慢汁を垂らしていた肉棒を口内へ引き入れる。ポルチオをガンガンと突き込んでくる性感にエクスタシーを迎え、快感に窄まった花弁から、ぷっしゃあああっ♡しゃーっ♡ぷしゃあっ♡と派手にアクメ蜜を噴射しながら口奉仕に努めた。

 

「あ、あくあちゃん……! うう、好きだ……もっとちんぽペロペロして……!」

 

「……ふもーっ……ふんもーっ……!♡ ふっぐ♡んっ♡んむっ……ん~……!♡ んふ……♡れろ……ちゅろっ……れぉれぉ……っ……!♡」

 

 ツインテールを掴まれ、ハンドルのように扱われてペニスを挿入されようとも、あくあは仕事の手を――口淫の絡みつきを緩めない。『今はこれが求められている』と学んだ、ほんのりとだけ下品なひょっとこ口でペニスに吸い付き、ちゅっ♡ぽっ♡ちゅーっ♡んぽっ♡と口性器らしい音色を奏でて男の性欲を啜り出す。

 

「あー!あくたん!マンコ締めないで……やっば、もう出る……!!」

 

「うう、こっちもだぁ……! あくあちゃん、ちんぽ気持ちよくしすぎ……!ちょっ、ああ、出る、出る……!! それヤバい……ああー!!」

 

 再び前後の陰茎が快感の頂点に達し――ぶびゅる!びゅるる!!びゅううっ!!ブビュビュビュっ……!!――とあくあの体内で男の射精欲が爆ぜるように解き放たれた。

 

 性感に喘ぐことしかできないあくあも、足をピンと伸ばして、頭のてっぺんから突き抜ける快感の電流に痺れ――痙攣したカラダのあちこちから、歓喜の体液を噴き散らす。快感でヒクついた乳首から、量と香りを増したミルクがどぽどぽと溢れて、甘味に飢えていた肉勃起の森を歓声で満たした。

 

「んぅーっ♡ふぅうっ……♡ ぐ、ぷっ……ひふっ♡ ひっ――んぅ~っ……!!♡ ほぉっ♡おっひゃい、へぅ……♡ぅふっ……♡んっ……くぅうっ……!♡」

 

 傍からは、ただ乱暴されているようにしか見えない光景でも――あくあにとっては大切な仕事だった。自分に向けられた性欲と愛情に包まれ、絶頂に白む視界の中で……ブースのテーブルに積まれていく〝見返り〟を捉えていると……夢に見ることしかできなくなった、輝きに満ちたステージの幻影がふわりと見えた気がした。

 

 ふうふうと、肉棒のニオイに染まった吐息を洩らして尻と背筋を波打たせ、射乳快感に悶えるあくあ。その頭が、満足げに震える手によって撫でられる。

 

「うー、気持ちよかった……! あくあちゃんのちっこいアイドル口マンコじゃないと満足できないよ……! 移籍しなくてホントによかったぁ……!」

 

「ほー……ほー……♡んぉっ……んろぉっ……!?♡ へぅ……あっ♡おぅ゛っ!♡ お、おちんちん、今ヌいちゃっ――あッ♡はぁ゛ーんっ……!!♡」

 

 じゅぽぽっ――でろんっ♡ にゅろろ――ちゅっ♡ぽんっ♡ 吸い付きの異なるクチから、粘液まみれのペニスが反り返りながら引き抜かれる。

 

 乳房を揉みしだかれ、乳首をつままれる快感だけを味わうことになったあくあが再絶頂に肩をビクつかせながらも、潮をぶしゃぶしゃと噴いて呼吸を整えていき……ふと気になったことに?マークを浮かべた。

 

「ふぅ……はぁ……♡い、せき……って……?♡ あたし……そんなの、知らないんだけど……」

 

「え? いや、だって――あっ……やべっ、あくあちゃんにはこれ内緒なんだっけ……? おかゆちゃんに口止めされてたんだった……」

 

「……おかゆが……? ちょっと、あんっ♡おっぱい、強くしちゃっ――あ゛ぁ~……♡ く、詳しひっ♡こひょっ……お、教えて……?♡」

 

「いや、だめだめ! 俺たちには知れ渡っていたこととはいえ、これはさすがに言えな――あふぅ! あ、あくあちゃん、あ、あ、おちんぽしゃぶしゃぶ……ああ、それ気持ちいい……! ダメだよ、アイドルが舌で亀頭責めなんて……わあっ……!? わ、わかった……話すよぉ……!!」

 

 じっとりした目で訝しみながら、あくあは取引の材料として快感を与え、ちゅぽ♡ちゅぽ♡とペニスを懐柔してザーメンと情報を引きずり出していく。純粋なファンや得意先に教え込まれたテクニックで、亀頭を舐めて鈴割れをほじくり……知らなかった情報に耳を傾けたのだった。

 

 

 

 

 

 

 ――――――

 

 ――その日の未明。閉店時間を迎えた後のホロミルクは、つい先ほどまでの熱狂が儚い夢だったかのように消え去り、人の気配も少なくなっていた。

 

 男と女の白濁まみれになってしまった全身をリラックスルームで洗った後――ずんずんと肩をいからせ、制服からこぼれそうな乳房をぶるんぶるんと揺らすあくあが、スタッフエリアの廊下を突き進む。そして、『オーナールーム』と書かれた扉をノックもせずに、ズバァン!と押し開いた。

 

「たのもーう!!」

 

『お゛っ♡ふほっ♡ほぉっ♡ん゛ぉ~っ……!!♡ こ、この、おちんぽ、すっごぉいっ!♡うちのっ♡大事なとこまでっ――おほ~っ……!?♡ ちんぽぶるぶるしてっ――あっ♡だめっ♡ブースでっ♡えっち、ダメなのにっ……ナマは、絶対ダメだよぉっ……!!♡ オーナーに、また、お仕置きっ♡サれちゃううっ……!♡あっ――あ゛ぁあああ~っ……!!♡』

 

「ぐっぷ♡ぐっぷ♡んぷ……♡ん~、ぢゅぞっ……♡ちゅる……♡んぶ――んぅぼっ!?♡」

 

 すると、室内には本日のプレイバックが大画面かつ大音量で流されており……オーナーのデスクの陰で股を開くようにしゃがみ込んでいたミオが、粘液でべちゃべちゃになった口を手で押さえながら、耳をビィンとおっ立てて起立する。

 

「ん、げふっ……ぢゅるっ……!♡ あ、あくあ……えっぷっ……♡ こんな時間に、どうしたの……ぐぷっ……?♡」

 

 元副店長のミオがオーナーのために流していた『お仕置き執行用の現行犯映像』を慌てて消しながら、精液臭が強い吐息をごまかそうとする。

 

 あまりにも〝ホロミルク〟な光景に……営業モードをオフにしていたあくあは少しげんなりしながら、焦り散らかすミオと息を荒げるオーナーを交互に見やった。

 

 熱く湿って、むわぁ♡とメス臭を漂わせる美少女狼の尻尾とテカテカにぬれた内もも。部屋中に咲き誇る栗の花の幻影。そして、顎に伝う男女のミックスジュース――ナニが起こっていたかを想像できないほど、あくあは無垢ではなかった。

 

「……いや、ちんぽ汁飲むか喋るかどっちかにしない……? さすがにばっちいんだけど……てか、隠すにしても今さらすぎるだろ……」

 

「うぐっ……ご、くんっ……!♡ それは、そうだよねぇ……あはは……♡」

 

 いつまでも常識を損なわない、まっすぐで鋭利な正論に貫かれたミオが気まずそうに、手で隠した口の中でねばねばの精液を唾液で固めて飲み下した。

 

「え、っと……それで、あくあ? 勤務時間外にここに来たってことは、オーナーに何か用事がある感じかな?」

 

「え?ああ、ええと、そうね……。オーナー……ってか、たぶんミオちゃんも含めた二人に聞きたいんだけど」

 

「……うちと、オーナーに……?」

 

「そ、そっ。このお店に持ちかけられてたっていう、あたしの移籍話について」

 

「……っ……! あ、あ~……え~……ん~……どれのことだろうねぇ……?」

 

「『どれ』ってなに!? 何度も来てる話なの!? なおさら、あたしが知らない意味わからないんだけど!?」

 

「…………っていうかさぁ、それ……誰から聞いたんだ? ファンやお客さんにも、箝口令を敷いていたハズなんだけどな……」

 

 指でケモ耳の付け根を掻いたミオの苦い表情から、耳にした情報がおおむね正しいことを直感したあくあ。複雑な表情で唇を尖らせ、「……誰でもいいでしょ、そんなの」とつっけんどんに言い退けた。

 

 やや重たい空気が流れるなかで――あくあの強い視線と憤りに観念したミオが、オーナーに代わってざっくりと経緯を説明する。

 

 

 

 ――――キスを禁止していたあくあによる『オーナーとの対面座位いちゃいちゃベロキス生ハメ』のプチ炎上(シン・ホロミルク&ミルキー♡スプラッシュ)。口伝で広まった〝余熱〟を帯びた灰を悪用した営業妨害(白濁エンゲージ)による経営困難に陥った時期から、〝あくあミルク〟を目的とした〝引き抜き〟の話が出てくるようになった。

 

 表向きに〝アイドルとしての移籍〟という表現が使われており、あくあには高い手付金や〝完璧な湊あくあのライブ〟をいつか開催するなどの見返りを、ホロミルクには小さな国一つが転がるほどのお金と利益が約束される好条件も提示されていた。しかし、どれだけベネフィットを吊り上げられても、経営権を持つオーナーの首が縦に振られることはなく、あくあへの情報共有も意図的に遮っていた。

 

 そして今、ホロミルクを陥落させようとした〝永燃の悪欲〟は白き祈りによって浄化され(■■■■■■■■■■■)、ミオをはじめとしたキャストたちによる〝ブラックルーム〟での華々しくも泥臭い営業活動(花咲く月下の乳吹雪、うしちちカーニバル)やファンたちへの誠意(ちちうしフェスティバル)が結実し、経営や信頼が上向き回復を果たしている。

 

 故に――この話はとっくの昔に〝過去〟のもの。それがホロミルクとしての見解だったのだ。――――

 

 

 

「……と、まあ……だいたいこんな感じですかねぇ」

 

「なるほど、わからん!」

 

 ミオの簡潔かつ最低限の言葉を、組んだ腕に重たい乳房を乗せたあくあがスパッと切り捨てる。

 

「まぁなぁ、そりゃあそうだろうよ。〝わからん〟の中で聞きたいことあるかぁ?」

 

「あ、あるに決まってんじゃん! なんであてぃしに『そういう話がある』ってことを知らせてくれなかったのよ!?」

 

「〝これ〟はね、あくあには不要な話だったから」

 

 ミオは副店長時代に使っていたデスクから、表紙に『ウシオカ』と書かれたロゴが刻まれている紙束を取り出し、一切の迷いなく断言した。

 

「っ……『だと思う』すらも言わないんだ……? たしかに、お給金は十分すぎるほどに貰えてるけど……あたしは、アイドルとしてステージに返り咲くのが目的なんだよ……? ホロミルクで……え、えっちなことをシたいから此処に居るわけじゃないんだけど……!?」

 

「まぁ、たぶんその仕事自体があんまり変わらないしなぁ。というか、そう言うわりには、いっつもチンポで気持ちよさそうにオ゛ンオ゛ン言ってねぇか?」

 

「そんなヤバい声出してないし言ってないっ!! いや言ってるかもしれない……けど……そういう問題じゃなくって……!」

 

「ファンと交流するのが問題ってこと?」

 

「………………まぁ、その……なに……? みんなの……アツい気持ちを、アツくなった身体で感じると……『がんばんなきゃ!』って思う……よ……? でも……『これがえっちな気持ちじゃなかったらなぁ……!!』とはマジで思ってるからね……!?」

 

 わずかに赤らんだ顔にそっぽを向かせて、体躯は小さくても〝器〟の大きさを誇る少女がたっぷり♡と肉厚な乳房を重たげに揺らし、ちゃぽん……♡とミルクの香りを漂わせた。

 

 あくあは自分に『そういう需要がある』ということも、仕事として求められているものが何かということもわかっており、夢のために割り切っている。自分に向けられている気持ちと、正面から向き合い続ける覚悟はとうの昔に決めていたのだ。

 

「……そっくりだな、ホントに。どいつもこいつも、心配になるほどの覚悟ばっかりしやがってさぁ……」

 

 ……ぽつり、と。心の吐息をこぼしたミオが、隣に在るパートナーの端正で真剣な横顔を眺める。そこに見える、二つ分の面影が重なって見えていた。

 

「ミオちゃんだけには言われたくないし……!ってか、やっぱり、話だけはしてくれてよかったくない……!? 同じような仕事をするにしても、アイドルとして活動できるようになるなら、良い条件になるかもしれないじゃん。それなのに――」

 

「あー、うん。〝逆〟なんだよ、あくあ」

 

「……? 逆って、どういうこと?」

 

「夢を叶えるための〝仕事〟の条件じゃなくてさ……叶えられる〝夢〟の質が違うってこと」

 

 ミオは書類をパラパラとめくり――引き抜き後の扱いについて記した項目に目を細める。そこには、決して悪いことが書いてあるわけではなく、前時代の一般的な認識では最高峰に思われる見返りも約束されている――人によっては、ノータイムで嬉々として飛びつくほどの好条件が書かれていた。

 

 それでも、『あくあには絶対に合わないだろう』と二人で判断したうえで、念のためにおかゆの確認を取った。おかゆも『あくあには詳細どころか存在すら伝えない方がいい』という方向性に同調したのだ。

 

「ま、そもそも、この人たちが『欲していた』のは〝あくあ〟じゃなくて〝あくあミルク〟だからねぇ。『それなら旨い汁だけ納品してりゃよくねぇか?』って思うのも自然だろ」

 

「んっ、ん~……その理屈はわかる……けど、ちょっと待って? さっきの『夢の質が違う』って……良い意味で? それとも、悪い意味で?」

 

「どっちの意味でも。オーナーとうちを信じてくれるなら、そのカラダとココロで『どういう意味か』を理解できる機会を作ってみてもいい。どうする?」

 

 ミオは口元をわずかに緩めて――それでも、目を一切笑わせずに、書類の束をポンポンと叩いた。そして、隣で口を噤んでいたオーナーと視線を交わし――強い意志による首肯を受け取った。

 

 ――あくあは口元を手で隠して逡巡する。なんとなくだが、今ここで『その書類を見せて』と言えば、ミオはきっと、抵抗も言い訳もすることなく、素直に応えてくれるだろうという予感があった。

 

 しかし――迷いやためらいを妥協して答えを保留にした瞬間、地続きとなっている〝道〟が途切れてしまうような気がした――曖昧ながらも、強い〝選択〟の気配を感じていた。

 

「…………ふふっ……♪ こんなのさ、聞くまでもなくない?」

 

「大事なことだから、一応聞くぞ。聞くまでもないのは、どっちの答えかな?」

 

 口を引き結んだミオの視線を感じながらも――あくあは、此処に実在している自分の手を見下ろして、感覚を確かめるように拳を握る。

 

「……インターネットが壊れて、あたしたちの存在も無くなりかけて、みんな散り散りになりそうだった……あの時から、ずっとさ。オーナーとミオちゃんは……こんなに回りくどくて、信じられないくらいエッチな方法で……〝雰囲気〟と〝居場所〟を、現実的な方法で守ってきたよね」

 

「…………まぁ、事実だし、否定はできないけど……それがどうしたんだ?」

 

「……うん。あたしは……そういう、ふたりの〝これまで〟を信じる」

 

 あくあは――とんでもなく世話焼きで、想像できないほどに強欲で――『大切なものを意地でも守ろうとしてきた人』を交互に見やる。

 

「ミオちゃんが、あの黒い扉の部屋とかで頑張ってたことも……オーナーがあたしたちのために、すっごく……すっっっごく、たくさん頑張ってくれたことも……このココロが、わかってるもん」

 

 目を閉じて、絢爛なホールに設けられたショー用の小さなステージを瞼の裏側に思い描く。光る軌跡が見せてくれる再起の〝夢〟は、働いているときにも、すぐ傍で確認できるようになっていた。

 

 ……長く下ろしていた気がする幕を、ようやく開ける。暗がりでも目に光を宿し続けていたあくあは、ステージ上と同じ心持ちでミオに近寄り――その股間から漂うとんでもない精臭に思わず笑いながら――受け取った書類を一気に破り捨てて、輝きの花吹雪を光に還した。

 

 

 

 ――【『もっと楽に生きられる道』があっても……気持ちは変わらない?】

 

 

 

 小さなステージで行った〝禊〟の際に聞いたこと――珍しく真面目な声色だったおかゆの言葉が、途端に、ずしりと重みを増したようだった。

 

 ――それでも、あくあは自分の選択を後悔しなかった。〝二人の言葉〟だけではなく――これまでを――〝自分が歩んできた道〟を信じると決めたから。

 

 過去を振り返るあくあが我に返り――ミオとオーナーの顔を交互に見やって、なんだか生温かく感じるニマニマとした視線に頬を掻く。

 

「……な、なによ、その顔~っ……!! てか、その、ちょっと聞かせて……!? なんであてぃし本人じゃなくて、ミオちゃんたちが夢のことを判断できんのよ!?」

 

「そりゃあ、うちの知ってるあくあだったら……あの人たちの言う〝完璧なライブ〟なんかで満足できるわけないからねぇ」

 

「…………え……?」

 

「ふふ♪ お金は『あくまで夢を叶えるために大事な手段』。んでもって……百点満点程度の〝夢〟で喜ぶような良い子じゃねぇだろ、オメーはよぅ」

 

 ひたむきで粘り強い――そして熱意ある努力を見続けてきた少女は、温かな目を向け、ぎらぎらと輝いて見える極光のアイドルに笑みかけた。

 

「む、ぐ、む……じ、じゃあ、もう一個だけ……。なんで、あたし一人のために……ホロミルクの大きな利益を蹴っちゃったの……? 経営、マジで厳しかったんでしょ……?」

 

 あくあは両手を軽く握って、身構えるように口を結ぶ。一人で戦うことに慣れすぎた不器用な態度が……ミオの鼻笑いを誘うとわかっていながら、力まずにはいられなかった。

 

「あっはっは~。それこそ聞くまでもない話だろ。ファンも、うちたちも――みんな〝あくあミルク〟じゃなくて〝あくあ〟が好きだからだよ。うちたちにとっては、こんなの最初から取引になってねぇんだ」

 

 ……恥ずかしがることなく、平然と、そんなにもミルク臭いことを言うものだから。自分とは違う、包むような輝きに魅せられたあくあも、「……みんな、あたしのこと好きすぎだろ……!」と、呆れたように呟くことしかできなかった。

 

「まぁ、どこかのデカチンさんのお気に入りだしなぁ?」と、意地悪に笑ったミオと――その視線の先でダラダラと冷や汗をかきながら、浮気ペニスをビィン!とおっ勃たせたオーナーを見て――あくあは、ココロに溜まっていた不安を吹き飛ばすように、突き抜けるような大声で笑ったのだった。

 

 

 

 

 ――――――

 

 ――壊れた世界の明け方が近づく。股から垂れ始めた中出し精液の後処理をしたミオは、あくあとオーナーを連れて重たい扉を開き――ホロミルクのメインホールに入室した。

 

「……静か、だね……。営業してないと、こんなに……広く感じるんだ……」

 

 富を思わせる絢爛な輝きも、愛を滲ませる淫靡な馥郁も――ホロミルクを構成する要素は何もない。そこにはただ、光無き闇を詰めた空虚なハコだけが広がっていた。

 

「…………ふー…………オーナー。あくあのためにも……ちょーっと、頑張ろうね。我慢できないぐらい痛かったら、すぐに言ってね?」

 

「……え? ミオちゃん、何を…………っ……!?」

 

 営業時間では爆乳スタッフたちが股をおっぴろげていた長椅子――ミオはそこにオーナーを座らせて端末を操作する。不穏なことが書いてあるボタンを押し、『DANGER!』のアラートをいくつも超えていく。

 

 すると、ホールの一角にあるショー用のステージがドット単位にばらけて、虹色の爆発を炸裂させた。ホール全体にモザイクと電流の波が広がり、光景を呑み込むように書き換える。

 

 バシン!バシン!と天から降り注ぐ強力なライトが光を生んでいき、刻むように、広々とした闇色を端から端まで塗り潰す。眩い波が引くと、そこには――いつもの小さなステージとは比べ物にならない、アリーナタイプの大規模なライブ会場が作り上げられていた。

 

 熱さを覚えるライトの煌めきが帯のように連なり、重なり、眩い希望を照らし出す。機械や人工物の香りが混ざっているのに、なぜか澄み渡っている――音が無限に広がるようなライブ会場独特の空気が、そこにはたっぷりと満ちていた。

 

「うわっ、すっご……!? これ、収容人数どれぐらいな――っ……!?」

 

 途方もないような、それでいて、確かに興奮させられるような――わくわくが抑えられない光景に圧倒されていたあくあが振り返る。

 

 しかし、そこには……借り物のカラダにノイズを走らせて頭を抱えるオーナーと、尋常ではない苦悶を目の前に下唇を噛み潰すミオの姿があった。

 

「ちょ、ちょっと……!? オーナー……どうしたの……!?」

 

「……ネットワークの復旧が限定的になっている今、このステージが……その、なんていうか……どれだけのリソースを使っているか、なんとなくわかるよね……?」

 

 ミオは敢えて口をつぐんだが……バーチャルワールドの残滓を人の夢想力で繋いでいる〝ホロミルク〟は、イベントを含めた営業や公共機関へのネットワークの分譲で容量の7割以上を常時稼働させている。

 

 その余剰分――とても貴重であるデータ領域のほぼ全てを、〝世界規模のアイドルとして返り咲きたい〟と願い、手を取り合ったスタッフたちのために、圧縮して保管し続けているのだ。

 

 ホロミルクという〝居場所〟や〝雰囲気〟――ミオが守りたかったものを夢に描き続ける〝核〟となる生体パーツを疲弊させ、軋ませながら――いつか必ず叶える〝希望〟を、片時も途絶えさせないように。

 

「……!! そ、それで、オーナーが苦しむって……いったい、どういうことなの……!?」

 

「……それは――」

 

 ココロの痛みに緩みかけたミオの口を、オーナーのたおやかな手が塞ぐ。脂汗をかきながらも、二人に心配をさせまいと決意した――その端正で可憐な顔によく似合う、強さのある笑顔で犬歯を輝かせた。

 

「……オーナー……もしかして――……むぎゅうっ……!」

 

 オーナーは、心配に曇ったあくあの顔に指を近づけ、その口角をむにゅりと持ち上げさせる。想像力を司る脳内のパイプが一気に拡がる痛みで最初は震えていた指が、徐々に気力を取り戻して熱を帯びる――笑顔でいてほしい少女に、『大丈夫だから』と本心を伝えた。

 

「……ふみゅ……わ、わかったって……! こんな立派なステージを見せられたら、あたしだって……我慢とかできそうにないもん……! めっちゃ……燃えてきた、って感じ……!」

 

〝再興〟というぼんやりした青写真ではなく、『このハコを満杯にする』というハッキリした目標を得たあくあが、静かに拳を握り締める。ホロミルクにアクセスできる端末の増設やメインサーバーの能力増強、そしてアイドルとしての知名度を高めるためにも、地道でエッチな営業活動を頑張る理由ができたのだ。

 

 これだけでも、仕事へのモチベーションやオーナーたちへの信頼は十二分に高まっていたのだが……ミオの薄い笑みが、その〝希望の明るさ〟をやんわりと否定する。

 

「……? ミオちゃん、オーナー……なんで笑って……きゃっ!?」

 

 覚醒状態に慣れたオーナーが指を鳴らすと――ステージの主役となるべき少女のカラダが光に包まれる。その柔らかで希望に満ちた肢体を飾るように、純白の煌糸が縒り合って布地を形成していった。

 

 輝きの奔流が逆巻く中で、清らかで熱のある心を表すかのような純白のドレスが彩りを重ねる――世界に潤いの輝流と開花の柔風を与える〝あくあ色〟に飾られ、混ざり合った宙の深みすらもその身に巻き込んだ。

 

 汚れを洗い流すために解いてしまっていた髪が、アイドルとしての艶美と可憐をくるくると渦巻かせてバッチリと整い、高貴なティアラにふさわしい輝きを放っていた。解けていた髪が、魅惑の水流を渦巻かせるように結われていき、アイドルらしさをギュッと詰め込んだツインテールを誇らせる。

 

 やがて、ヴェールのように溢れていた光が砂粒のようにほつれて収まり――その大きなステージに見合う〝最高のアイドル〟が、長き時を経て再誕する。

 

「……ん……っ……! あ……こ、この衣装って……あたしが、ステージで着てたドレス……!?」

 

「ふふ、イイ感じそうだねぇ。元の権利者との交渉で買い取れてたドレスなんだ。データはもちろん壊れちゃってたから……オーナーやお客さん、うちたちの記憶データを集めて再構成したんだけど……満足してもらえるぐらいには再現できててよかったよ」

 

 遠くて近い――近くて遠い。そんな、懐かしいはずなのに鮮やかさを失わない思い出と、煌びやかに彩られた現在が重なり合う。

 

 世界の理から、時の流れから切り離されて悠久の夢に生きてきたミオが……いつまでも変わらない、湊あくあの輝きに、静かに胸を撫で下ろした。

 

「……うおっ……! おっぱいもいい感じに収まってる……弾力がむきゅむきゅでプリっプリだけど……」

 

「あはは。そりゃあ、育っちまったおっぱいはゼロにできねぇさ。でも、これぐらいのご都合主義ならまかり通る……それがバーチャルワールドだっただろ?」

 

「……ふふっ……♪ たしかに、そうだったかもっ♪」

 

 太陽嵐によって電子機器の大半が破壊され、データが失われた世界になっても――人々の心に刻まれた思い出が、あくあの煌めきを支えている。その事実にココロを震わせたあくあは、言葉にできない歓喜を表すようにステップを踏む。

 

「……っ……あれ……? なに、この感覚……? なんか、いつもと違うような……」

 

「ああ。そのドレスには、ちょっとした〝魔法〟がかけられているんだよ」

 

「魔法?」

 

「そ、魔法。あくあの背中をちょっとだけ押してくれる、あくあ好みな、あくあのための魔法だよ。もうちょい本気で踊ってみたらすぐわかるよ」

 

「……ん、まあ、それじゃあ軽く――――っ……!?」

 

 ミオを訝しみながら、あくあは数えきれないほどに練習してきたダンスの振り付けを、歌うように、手足とカラダで軽めに諳んじる。

 

 すると――花びらのようにフリルを揺らしたドレスがほのかに輝いて、あくあの全身に温かな力を与え始めた。手を振る動作がなめらかに、足の運びが軽やかに――あくあの思いどおりに動いてくれる。

 

「…………あ、はっ……!! マジで……!? なによこれっ!動きやすいなんてレベルじゃない……! 今まで、鎖に繋がれてたのかって……思っちゃうぐらいに……っ……!」

 

 むっぎゅり♡とドレスの中に押し込まれた夢と希望が、肌色の北半球から眩しさをこぼさせてドレスの発光と織り交ざる。あくあ自身の想いと、紡がれた祈りが一つになるように、優しくて温かな光が喜びに舞踊する。

 

 カラダに刻まれた記憶が――ココロに刻まれた思い出が、考えるよりも先に手足で軌跡を描かせて、磨き抜かれたダンスを踊らせる。

 

「すごい……すごい、すっごいっ……!! カラダが羽になったみたい……!嘘みたいに軽やかなのに――夢みたいに動けるのに……あたしが、此処で踊ってるっ……!!」

 

 風を愛撫する指先は冴えて、地を躾ける足裏は淀みなく。頭に描いた理想の動きが、高ぶる感情を乗せて、手足を通して光を流す。手を使ったしなやかな動きも、足がもつれそうになる難しいステップも、全てあくあが思い描いたように華やいだ。

 

 ――花びらを舞わせるように、光風と踊るように、手を広げてステップターンを踏む。くるくると回る世界で、観客はたったのふたり――けれど、誰よりもまっすぐに、情熱的な瞳で見つめてきている一つの視線と目が合った。

 

(…………『輝いてる』って? そんなのっ……そんな、キラキラした目で言われなくても……! あたしが、一番わかってるっ……!!)

 

 そのカラダには、先ほどと同じノイズが――いや、それ以上に苦しそうな〝歪み〟が走っていた。それでも、そんな苦悶がどうでもよくなるほどに――舞台の上で振り撒かれる煌めきに魅せられ、夢中になり、命が刻む一瞬を『最高に楽しい』と感じているのが、輝かしいばかりの表情から見て取れる。

 

(……っ……ばかっ……! そんな目で見られたら、中途半端なパフォーマンスなんて……デキないって……! その、最高のアツい気持ちに……最高のアツさで応えてみせるから……!!)

 

 ――全力でステージに立つアイドルと、全力で応援しながら興奮するファン。物理的に距離は離れていても、同じ夢を見て、同じ〝光〟と〝熱〟に魅せられる繋がりは、一つに融け合えるほどに近く感じた。

 

「もうっ……最……ッ……高ッ……!! これなら……どこまでだって、飛べちゃいそうッ!!」

 

 感動と嬉々が満ちて、破裂して、つい力んでしまった脚でジャンプをする。ダンッ!――と爆ぜた脚力がステージに残光を刻み――煌めきをまとう少女のカラダをワイヤーで吊られたようにふわりと宙へ浮かび上がらせ――10メートルほどの高さから、煌めきを帯びた綿雪のように風と踊る白き翼が、人工的でも演出的でもない自然な動きで、なめらかに壇上へ舞い戻った。

 

「……っ……は、ぁっ……!! ふぅ……はぁ……はぁ……ぁー……っ……!!♡」

 

 慣れない動き。信じられない光景。抑えきれない衝動に――あくあが玉のような汗を垂らして、思わず笑みをこぼす。それほどまでに、この数瞬は、眩いばかりの希望を感じさせてくれていた。

 

 バチバチバチ!!と、激しすぎてやや下品に打ち鳴らされた本気の拍手を浴びながら、あくあは満足げに息を整える。

 

「カラダが全部思いどおりに動いただろ? そのドレスはね、カラダとココロを強く結びつけるようにできてんだ。その分、心身には重い負担がかかるんだけど……」

 

「ふぅ……ふぅ……そんなの、言われなくてもわかるよ……! ちょっと踊っただけで、こんなにくたびれちゃうなんて……あはっ……♪ あり得ないんだけど……!!」

 

 カラダには脚が震えるほどの疲弊が溜まり、ココロには数ヶ月分のストレスが積み重なったように、あくあの全身が鉛に巻きつかれたように重たく脱力する。

 

 しかし――あくあは表情を輝かせて、アイドルらしい笑顔を崩さない――それどころか、これまで以上に周囲を明るくさせるほど、キラキラとした光を発していた。

 

「……じゅるっ……♡ははっ……あはははははっ……!! もっと、練習、頑張らなきゃいけねぇっ……!! なによ、これっ……! はぁっ……めっちゃ、もぉっ……わくわくするじゃん……!!」

 

 ホロミルクでの営業活動という心身への大きな負担をかけた後であるにも関わらず、その疲労を物ともせずに――あくあはただ、目の前に開けた広い世界に心を躍らせ、充ち満ちた〝夢〟の煌めきだけを見つめていた。

 

「…………あくあらしいな、ホントに……」

 

 ミオは呆れたように鼻を鳴らし――微笑みながら、『完全に予想していたとおり』の光景に肩をすくめる。あくあが望む、現実離れした動きを〝自然なもの〟として妄想・再現するために、生体パーツのリソースを大きく割かざるを得なかった男の肩に手を乗せて。

 

 そんな、自分に無限大の夢を見てくれる男の疲弊した姿を心配しながらも……アイドルは、とても自然な流れで考え事をしていた。

 

(たぶん、オーナーに何かしらの負担をかけちゃうんだよね……でも……こんなに立派なステージがあるなら……こんなに素敵な動きができるなら……もしかしたら、もっと――)

 

 あくあは夢想に再現されたほぼ完璧なドレスを見下ろし、カラダの動きに合わせてフリルを風に舞わせる。そして、花吹雪のような柔らかい布地の広がりはとても優雅で、地上での動きをなめらかに魅せてくれる一方で……あくあの〝全力〟を表現するとき、空中の動きに〝引っ掛かり〟を生んだ気配もあったのだ。

 

 ――『いやいや。こんなに最高のステージに立てるだけで、全然、十二分に頑張れるじゃん』。まだ遠くに、しかし確かに見える夢を見定め、ぺちぺちと頬を叩いたあくあが口を開こうとしたとき――。

 

 

 

 ――「ライブを開くときは、もっと、もっと素敵なステージを表現できるように……一緒に頑張ろう」。

 

 

 

「………………え……?」

 

 ――着飾るつもりがない、オーナーの心底から発せられたままの素直な希望が――その眩しさに面食らったあくあの胸を熱く照らし、強烈な光に翳った〝妥協〟を掻き消した。

 

 強すぎる欲求――どれだけ素晴らしいものを目の当たりにしても、〝もっと上を目指したい〟と、ココロが勝手に思ってしまう向上心。あくあ自身も〝悪いクセ〟だと自覚していながら、どうしても捨て去れなかった、飽くなき〝無限〟への好奇心。

 

 ……それは、自分だけの力では叶えられない夢を見て、誰かと一緒に歩んでいくためには、どうしても自制しなければいけないものだった。『クオリティを維持するためにも重要なことだ』と現実的に割り切り、歩幅を合わせるために、窮屈に畳んだ翼が広がり――理性に巻かれたがんじがらめの鎖が、生糸のように引き千切られた。

 

「これが、さっきの質問の答え。うちとオーナーが……ホロミルクが、あくあにしてあげられることの〝一部〟だよ」

 

 今はまだデジタル社会の復興も途上で、外付けのメモリやパーツを用意するのにも膨大な時間と費用が必要になる――それでも、ホロミルクの存在と母乳の甘味が人々に照らした復興の灯火は大きくなり続けている。

 

 ミオはホロミルクの現状と拡張性を説明してから、先ほどまで操作していた管理者用の端末をあくあに手渡し、プリンセスドレスを再構築したモデルデータを表示する。描き込み可能なレイヤーを上に重ね、小刻みに震えている少女の手にペンを握らせた。

 

「衣装への注文はここに描いといてね。少し時間はかかるかもだけど、オーナーと一緒に反映させてみるからさ」

 

「……あ、えっと……いや、あたしは、べつに……? そんな……じゅびっ……要望とか、ないんだけど……!?」

 

「だっははははっ! そんな嬉しそうな顔でニヤニヤしやがってさぁ、ごまかせると思うなよ――ってか、ごまかすつもりもないじゃねえか!」

 

「げげっ、バレてる……!? じゃ、じゃあ、遠慮なく……! あのね……! ここ、前はこうなってて……!でもこっちは、できればこんな風にしてほしくってぇ……!!それでそれで、もしできるならこっちも――」

 

 初めてクレヨンを与えられた子供のように、少女はきらきらと表情を輝かせて、ペンをすいすいすいすいすいすいと走らせる。光で染まった完璧なキャンバスに、虹色の夢を描いて究極の頂きを目指させ――さらに、さらに上へと飛翔させるかのように翼を彩る。

 

「おいおい!一気に全部は無理だよぉ……! モデルの調整ぐらいなら近々でやれるけど、オーナ……いや、システムの基幹部分は少しずつ増強していくから……その時々で〝最高のライブ〟を更新していければいいな、ってことで……ひとつ、勘弁してくれ……!」

 

「……あ、そ、そうだよね……! ごめん、さすがに欲張ったわ……あは、は……」

 

 しゅん、と地に足が着いていることを思い出したあくあのために、ミオが次の〝燃料〟を投下する――欲張りな少女の期待を決して裏切らない〝リスト〟を表示させた。

 

「……なに、このなま……えぁッ……!? この人、作曲家の……それに、こっちは……めっちゃ有名な演出家さん!? 連絡先に……受けてくれる仕事の内容も、打ち合わせ方法も書いてある……!! ネットもないのに、どうやってこんなコネを……!?」

 

「ふふふ♪ うちがよく働いている〝ブラックルーム〟にはね、ホロメンが大好きな人やおっぱい星人のお偉いさんだけじゃなくて、〝接待を受ける人〟もよく来るんだよねぇ」

 

 ミオは、他のキャストがなかなか入りたがらないハードなお仕事のことを遠い目で思い返し……じゅわぁっ……♡と、まだ物足りないようすの秘部を濡らした。

 

「そういう人たちと繋がって、『うちたちを好きになってもらうこと』……それも、ホロミルクの役割の一つだから。そのデザイナーさんなんか、おととい初来店して〝トリプルおっぱいズリズリ〟の虜になっちゃったんだよ」

 

「ねぇプライバシーっ!!それちょっとやめんか!? そんな情報聞いたら、顔を合わせたときに『あー、あのパイズリ好きの……』とか思っちゃうんですけど!?」

 

「もろもろOK貰えた人しかリストに載せていないし、いろいろな人が来るからちゃんとリスクはあるけどねぇ」と、ミオは自分の足跡と嬌声の残響を振り返る。そして、現在フブキが警邏隊の面々と協力して完全消去を目指している〝不適切な映像ディスク〟を宙から取り出し、もみ消すように、指パッチンで叩き割って残光と化した。

 

 あくあミルクを欲していた相手とも、警邏隊の上層部を交えた秘密裏の会合の末、向こう側に華を持たせるかたちで交渉がまとまりそうだった。〝農産物の物流網〟という虎の尾を踏まないように、上質なミルクを市場に出す際にはその一派を通して販売することを約束した――その見返りとして、ホロミルクは他の圧力から守られ続けることになる予定なのだ。

 

 ――『あくあちゃんって子、かいたかったんだけどな』。ノエルをいたく気に入っていた会長職が漏らした、粘っこい風味の一言――その呟きが本心かどうかなど、交渉の席に着いていたミオやオーナーには知る由もなかった。

 

「ま、シンプルに言うと、うちやあくあが……みんなが頑張ったら、その頑張った分だけ未来が広がっていって、叶えられる夢は確実に大きくなるってこと。関わる人みんなが笑顔になって、満足できて、成長していくような〝エンターテインメント〟を築き上げて――そのステージの真ん中に、自分の力と足で立つ〝アイドル〟として再起する――どう? あくあ、こういうの好きじゃない?」

 

「――――ッ!!!!」

 

 ぶるぶると、総毛だつほどの興奮があくあの足裏から脳天までを突き抜ける。筆舌に尽くしがたいほどの〝気持ちよさ〟が武者震いを生み、呼吸を荒げさせ、よだれを溢れさせ――あくあの瞳を、星々のように爛々と輝かせた。

 

「……じゅる……っ……♡ ふへ……えへへ……でへへへ……♡」

 

「……ははは……そのギラギラ顔とだらしないヨダレを見りゃあわかるな。このあいだ増強した補助パーツのおかげもあるけど、この時点でもお気に召してもらえてよかったよ♪」

 

 満足げに笑んだミオは、あくびをしながら端末を回収してステージを再圧縮する。小さな正方形の嵐が、幻のような光景を呆気なく〝畳んで〟しまったが……あくあの胸には、一生消えることのない鮮やかな夢が煌めいていた。

 

 発光するプリンセスドレス衣装が、興奮の余韻を滲ませるように煌めきを散らす。輝いている自分と――その輝きの根幹を担ってくれる、〝見惚れた以上に素敵だった男性〟を光の道で繋ぐように。

 

 目の奥に宿った芯の強さに痺れる。己を犠牲にしてでも、好きな人たちと同じ夢を見ようとする、良い意味での〝欲張り〟な姿勢に惹かれる。そして、アイドルのことをまっすぐに見つめて、その胸に秘めた燃ゆる熱意を伝えてくれる視線に――目が合って、心をギュッと締め付けられる。

 

「……あ゛-………………ミオちゃん、ごめん」

 

 ――『運命を感じた』。月並みな言葉だとわかっていても、それ以外になかった。『この人の〝トクベツ〟になりたい』という気持ちに――どうしても、抗えなかった。

 

「んぁ? あくあ、どうした――わひゃあんっ!?♡」

 

 衣装によって、カラダとココロが強く結びついたあくあが、絡みつく夢想を泳ぐようにオーナーへと近寄り……その左手を取って、痛ましい誓いの歯型が刻まれた薬指をねっとりと舐め上げた。

 

 薬指が疑似フェラチオのように咥えられると、不可視化されていたミオの首輪が強制表示され、闇を切り裂く赤い警報光が致命的な危険を報せ始める。ココロをむずむずと掻きむしるやきもちと鬱発情が女陰を刺激し、ボタ……♡ボタ……♡と中出し精液の残滓がホールの床にシミを作り始めた。

 

「はぁっ♡……は、ぁっ……♡ な、なな、ナニしてんだ……あくあっ……!? そ、それ……薬指……あっ♡だめぇっ……!!♡ ちゅぱちゅぱ……わはぁ~んっ……!♡」

 

「ちゅっ♡ぽっ♡れろ……んぽっ……♡ ふ~ん……♡やっぱり、ミオちゃんは抜け駆けしてたんだぁ……♡ 〝みんな〟に言っちゃおうかな~?♡」

 

 二人は『いい感じに隠し通せている』と思い込んでいたが、ミオとオーナーのいかがわしい関係は(ミオファ全員を含めて)そこそこ広めに認知されている。あくあも、『こんな揺さぶりでは交渉材料にもならないだろうな』と冗談半分だったのだが――。

 

「ひぁっ……!?♡ だめだって……!♡ それだけは……それだけは、勘弁してぇ……!♡」

 

 ――思ったより効果テキメンで、若干、拍子抜けだった。動揺するオーナーの顔を見上げ、紅潮する頬を緩ませたあくあは――ぺろり♡と噛み傷をくすぐるようにねぶって、よこしまな欲望を昂らせたのだった。

 

 

 

 

 ――――――

 

 甘美な泡沫の外では日の出が近づいている頃。交渉で渋りに渋ったミオをパッションで説き伏せ、全ての要望を貫いたあくあが、ルンルンと小躍りをしながら通路を渡っていく。

 

 自由に動きやすいプリンセスドレス衣装を着たまま、ゆっさ♡ゆっさ♡と希望が凝縮された胸を揺らし……近くに居るだけで、胸が甘酸っぱくなって、ドキドキと鼓動を早まらせる人と手を繋いだまま、閉店作業を終えたホロミルク店内のVIPルームへと足を運んだ。

 

 高級ラブホテルのような装いと絢爛な装飾に彩られた愛欲の巣に入り込み、外界と隔てる扉に鍵をかける。甘ったるくて淫靡な香りの漂う、ふたりきりの空間で、あくあの小さなカラダが……そっと、服を全部脱がせたオーナーをベッド上に押し倒す。

 

 ――『オーナーがあたしのことをもっと〝深く〟まで知ってくれたら、さっきのヘンなビリビリ……てか、オーナーの負担って減らせるの?』。固まったミオの首をギリギリと縦に振らせた、合理的な〝気遣い〟をさっそく実行するために。

 

「んへへ……♡ あてぃし、アイドルだから誰かと恋人になるのはダメかもだけど……『オーナーがあくたんのこと好きすぎ』るんだったら、クルーのみんなやお客さんと一緒だからOKでしょ……♡」

 

 過去を教訓にしながらも、最強の屁理屈武装でわがままを固持したあくあは無敵だった。部屋のライトを自分のパーソナルカラーに合わせ、ライブ会場に似た幻想的な色合いの世界で魅惑の肉香を漂わせ……清廉な白い布地に妖艶な光を滑らせながら……アイドルの希望を詰め込んだカラダで……もそ……♡のっぷり……♡と華奢な男体に乗っかる。

 

「よい、しょ……♡ ふふ……♡衣装を着たアイドルとエッチするのが好きな人、多いんでしょ……?♡ これから、オーナーのこと……最高の〝あたし〟で虜にしちゃうんだから……♡」

 

 再現したものとはいえ、まだまだ駆け出しの頃からアイドルとして身を包んできた衣装。性的なことに使うのは抵抗がなかったわけではない――が、それ以上に『みんなが心から愛してくれた』という自信を持てるほどの魅力に包まれている瞬間――今だけは、この輝きを、この人だけに見てもらいたかった。

 

 意中の男が、全裸で、情けない顔で、物欲しそうに見上げてくる――あくあはゾクゾクと肩を震わせる刺激と、口に広がった甘酸っぱさをもにゃりと食んで堪能する。

 

「……は、ぁ……♡ 衣装もそうだけど……パンツも、調整してもらわないと……♡ お尻が、ぱんぱんで……ちょっとキツイ……んっ……!♡」

 

 あくあはスカートの中に手を突っ込み……する……♡しゅる……♡とムチムチに育った太ももに純白の布地を滑らせる。丸型に張ったデカ尻のせいで伸びてしまったショーツがくるくると巻かれながら引き抜かれた瞬間、片脚を上げた少女のスカートが揺れて、ぷにぷにの花園が顔を出した。

 

「……あっ……♡スカートの中、そんなに見たいんだぁ……?♡ オーナーのえっち……♡ しょうがないから……ちょっとだけだよ……?♡ ちらっ……?♡ほーれ、ちらっ……?♡」

 

 男を手玉に取るという、普段の勤務では味わえない快感に舌なめずりをしたあくあが調子にノり始める。スカートの裾をつまんで、ギリギリ見えなさそうな高さまで布地をめくり上げて情欲を煽る――下から覗いている男に、濡れそぼった秘部をまるまる見せてしまっていることには気づかずに。

 

「……んふふっ……♡ガン見しすぎだろ……!♡ じゃあ、これも……ファンサービスっ……♡ はぁ、ふぅ……♡オーナー……♡好き……すー、きっ……♡ はぁ、む……ちゅっ……♡ んっ……んゅむぅ……♡」

 

 胸を高鳴らせる男体の胸板をまさぐり、乳首を指で弄りながら、ココロが燃やす欲求に従って口づけを交わす。柔らかな花弁を食み合わせ、互いの体温を貪り、二つの唇が交互に交差する――口内に詰まっていた果汁が優しくほどけて、甘味と酸味をふたりで味わい、分かち合うように。

 

 ホロミルクでは、恋愛関係やキスを禁じているわけではない――だが、あくあは開業当初から『キス以外ならなんでもOK』として、他のスタッフがNGにしているアブノーマルな欲望すらも全て呑み込んできた。

 

 そんな自分が、目の前の相手だけに唇を許し……情熱的に愛熱を求めて吸い付く。背徳じみた優越感と歓喜に震えた男のカラダが、欲望をドクドクと昂らせていくのがよくわかる。

 

「ん、ちゅる……ぷぁ……♡ ん、ふふっ……♡ オーナーのおちんぽ、もうガッチガチ……♡あてぃしのお尻に当たってるんだけど……♡ キスしただけなのに、『トクベツだ』って期待しちゃったんだ……?♡」

 

 あくあは小悪魔チックに歯を覗かせ、手袋に包まれた指で胸板をくるくるとくすぐる。「でも、まだ、だぁめ♡」と息巻く男を甘い声で制止し、ぐぬぬ顔のミオから受け取ったメモリデータを口に咥えて、キスをしながら体内に光の波を吹き込んだ。

 

 すると、とろけるような温もりを享受した男のカラダが光に包まれ……普段の見た目とは異なる、一般的な男性の姿に変わっていった。

 

「……わっ……♡これが、ホントのオーナーなんだ……♡」

 

 ミオが独占していたはずのモノに触れ、頬を撫でて情欲を煽る。ごくり、と興奮を飲み下した喉仏を見やり、あくあがくすくすと笑いながら剥き出しの股間を見下ろす。

 

「……ん~……おちんちんは……おんなじ……っぽくない……?♡ あ~、まあ~、ミオちゃんのヤりそうなことだけどぉ……えへっ……♡なるほどね……そっかぁ……♡ そうなんだぁ……♡」

 

 重力に逆らって直立しようとしている巨木をまじまじと見下ろしながら……「よかった♡」と、誰にも聞こえない声量で呟いた少女が、パンパンに詰まった胸に手を当てる。

 

 とくっ、とくっ、と変わらずに――いや、先ほどよりも早いペースで刻む恋の鼓動に、じれったいもどかしさを感じていた。

 

 ――『好き』と。思わず、何も意図せずに言ってしまいそうなほどに、愛欲が止まらない。

 

「…………え、っと……そうだ……!♡ オーナーが大好きな……お、おっぱい……♡ 見せたげるね……♡ん、よいしょっ……!♡」

 

 トレードマークである錨の飾りが付いた布地に手を掛け……ぶるるっ♡だぷるんっ♡と解放した、食べ頃ミルクフルーツを元気いっぱいに跳ねさせる。ハリのある双丘には魅せられた光が滴り落ち、艶めく肉感に満ちたぷりぷりの乳肉が中に詰めた希望を甘く香らせる。

 

 重たげに流れているのにかたちが崩れない、神話上の果実が現れる。その先端側には、ぷっくり♡と隆起した花畑の丘が色づいており、その頂きには柔らかくもしっとりと張った膨らみをムチムチと実らせていた。

 

「はぁっ……!♡ やっぱり、ドレスから出しちゃうと重いかも……♡ 最近さぁ、ミルク搾っても全然小さくならなくって……♡」

 

 ずり下ろした衣服は着衣判定から外れ、あくあのもち肌を彩るように光砂と化して消えていく。愛の語らいに不要な布地は取り払われ、可愛さを際立たせる装飾だけを残した姿の少女が、トランジスタグラマーの熟した乳果を――たっぷ♡たっぷん♡と乳首をしならせるように揺らす。

 

「……くすっ……♡オーナー、おっぱいばっかり見てるし……♡ そんなに好きなら、ちょっと持ってみる……?♡」

 

 白くてなめらかな肌触りの手で導き、突き出した淫靡な乳果を下から持ち上げさせる。

 

 ミルクがたっぷりと詰まったMカップの爆乳は、ずっしりと重たく、ぷるぷるとゼリーのように揺れて……人のココロのように温かい。男の手指の隙間から、にゅっとり♡ととろけてはみ出るプリンのような熟れ具合が、触覚を美味な味わいで染め上げる。

 

「あ、ぁんっ……♡ やっ……♡触り方、エッチなんだけど……♡ も、ぉっ……♡はぅっ……♡おっぱい、出ちゃうっ……♡ん~っ……!!♡」

 

 もにゅ♡もにゅ♡と液体のようにたわんだ柔らかな果実が刺激され、内側に快感が反響する。疼いた乳腺がヒクつき――ぷぴゅるっ♡ぼびゅっ♡ぶびゅびゅっ……♡と、できたてのミルクが溢れ出した。

 

「んひゃっ♡ぅふうっ……!!♡ あ、あっ……♡も、もうだめ!おしまい……!♡ 今は、オーナーに……あたしのこと、たぁっくさん知ってもらう時間なんだから……♡」

 

 にやり♡と顔をいやらしく歪めた半裸のアイドルは、部屋全体に作用するリモコンを操作する。SMプレイ用のプログラムを起動し、ベッドに寝そべらせた男の手足から感覚を奪うことで疑似的に拘束した。

 

「にひ……♡あてぃしもよくヤられるけど、これ、手とかが全然動かなくなっちゃうのよね……♡ だから……♡こぉんなこと、されても、おちんちんのビクビクしかできないもんね……♡かわいそ~……♡」

 

 戸惑っている男を見下ろしながら、興奮しきったココロが発情しきったカラダを動かした――あくあはベッド上に後ろ手を突いて腰を突き出し、お下品な姿勢で男に陰裂を見せつける。挑発するように、ゆら♡ゆら♡と腰をくねらせ……粘つく淫蜜で濡れそぼった花びらから透明な雫糸を垂らし、パクパクと開閉する膣口と菊座を左右に揺らして……「あたし、何やってんだ……!?♡」と我に返った。

 

 しかし、その〝らしくなさすぎる〟メスの動きがオスの本能を刺激し、困惑を押し退けるほどの興奮を滾らせた。硬く反り返り、下腹部の上でビクビクと跳ねる肉棒に手を添えたあくあが、にんまり♡と小悪魔の妖艶さを頬に宿していく。

 

「ふふ……うふふふ……!♡ おちんぽ、がっちがちのとろとろじゃん……♡ 男の人の大きなカラダを好きにできるの……かなり楽しいかも……♡」

 

 流されるようにおまんこファンサービスを始められてしまうことが多かった少女は、ゾクゾクと背筋に快感を走らせ、ぷるぷると乳房に艶美を弾ませる。びっきりと直立させたペニスの上に、淫らながに股で腰を落とし――ぷにゅっ♡くっ、ちゅうぅ……♡と淫肉で濃厚な抱擁を交わす。

 

「あ、んんっ……!♡ は、ふっ……ふふ……♡ ざんね~ん……♡ アイドルと……ナマでえっち、できると思った……?♡」

 

 あくあは男の腹に手を置き、ぺっとりと吸い付く陰唇と肉厚な股肉の膨らみでペニスを包み、滴る淫蜜を絡めながら腰をスライドさせる。

 

 ぬ、っちゅ……♡ぐっ、ぢゅっ……♡ぢゅりゅっ♡に゛ゅぢゅっ♡ くちゅっ……♡ぷちゅうっ……!♡

 

「は、ぁあっ……!♡ これ、すっごい……かも……っ……!♡ おちんちんっ……♡あてぃしのっ、きもち、いいとこっ……♡ぉふっ……じゅ、るっ……!♡」

 

 花びらがめくれて、ぷりぷりに勃起した大粒のクリトリスが亀頭のエラや裏スジをこねくりまわす。糸を引きながら湧き出す粘蜜をデコボコした肉棒全体に塗りたくり、その溝や隆起を埋め尽くすように熱い粘り気で、男女の卑猥な水音を重ねていく。

 

 股座の表面から刺激が走り、きゅんきゅん♡と疼いていた子宮の欲していた甘美となって浸透していく。ヒクついた陰唇がディープキスをするかの如く陰茎を食み、勃起に苦しむ男を舌でねぶるように蜜液を垂らした。

 

「んっ……んんっ……♡ オーナー……♡すっごく、切なそうで……かわいい……♡ そんなに、唸っちゃうぐらい……おちんぽ……あてぃしのおまんこにイっ――いひっ!?♡……イっ……~~っ……!♡ ひーっ……♡い、イれ、たいんだ……っ……♡」

 

 ぷりゅんっ♡と陰核の付け根が亀頭に引っ掛かり、軽く絶頂したあくあが、ぷしゅっ♡と潮を漏らしながら、優位を保とうと踏ん張った。

 

『カラダ同士のえっちバトルではヤバいかもしれない』――これまで数えきれないほどのペニスにアクメさせられてきた少女が、強者の左手に弱点を見いだす。

 

「……ねぇ、オーナー……♡ あてぃしのことだけ愛してくれるなら……お、おちんぽ、ナマで入れさせてあげてもいいよ……?♡」 

 

 あくあは男の脱力した左手を持ち、誓いの歯型が刻まれた薬指にねっとり♡と舌を這わせる。将来の伴侶の犬歯が食い込んだ〝先約〟のあかしを舌先でほじくるように舐め、先端を陰茎に見立てて咥え、顔と乳房を振るうように疑似フェラチオを捧げた。

 

「ん、れぅ……ちゅぱっ……♡ くぷ、ぁ……♡ふ、ぅ……ふぅ……♡ ミオちゃん、どこかで……さっきみたいに、お股ガクガクでイッちゃてるかもなのに……♡ れろっ……♡オーナーのヘンタイおちんぽ……嬉しそうに、ビンビンしてる……っ……♡」

 

 不在のミオへの申し訳なさが男の股間を疼かせ、陰鬱とした性熱が肉棒をさらに昂らせる。最高のぷにぷに感やとろとろ感に満ちたあくあの生膣が、あまりにも都合が良すぎたのか……つぷっ……♡と開いた膣口に、肉槍の穂先が食い込んだ刺激だけで、白濁した我慢汁がびゅっと溢れ出た。

 

「あんっ……♡ねぇ~、このおちんぽ終わってんだけど……!♡ ほらほら、どうしちゃう……?♡ このまま……ぁっ……♡ な、ナマで……ファンサの、ぱこぱこ……♡シちゃおっか……?♡」

 

 爛れたメスの情欲が溢れ、肉棒の上にだらだらと粘液の雨を降らせるアイドルが、男の操をべろべろと淫靡に舐めしゃぶる。先走りだらけの亀頭と精子を量産する陰嚢が跳ねるように蠢くが……男は首を縦に振らなかった。

 

(……むむ……毎日みんなに種付けしてるクセに〝ガチ〟じゃんか……。それだと、ちょっとアレだけど……でも、この人のきれーな瞳を……他の子に、向けさせたくないっ……!!)

 

 ステージ上と観客席で交わした視線に、〝本物の相思相愛〟の片鱗を感じていたあくあ。子宮の疼きをこらえながら、頬から顎までの柔らかい輪郭ラインを指で掻き――ぴんっ!と〝イイコト〟を思いつく。

 

 ――ミオやオーナーが、自分のために無茶をして、たくさん世話を焼いてくれたことも、気を使ってくれたこともわかっている。その二人の純愛を壊すことだけは躊躇したあくあが出した答えは――。

 

「じゃ、入れるね……♡ あてぃし、あんまり上に乗ったことないから……痛かったら、すぐ言ってね……?♡」

 

 ――『とりあえずナマで挿入してみる』だった。

 

 バタバタと胴体や頭を暴れさせる男の腹に片手を乗せ、歓喜するペニスの根元に添え木をしながら……ずぷっ……♡にゅちゅんっ♡とぬるぬるに開いた膣口で咥え込んだ。

 

「あっ、つぅっ……!!♡ は、ぁっ……♡浮気ちんぽ、元気すぎてやばっ……♡ 大丈夫、暴れないで……♡ まだ、『ゲーム』は始まってないから……♡」

 

 裏切り挿入の快感だけで射精寸前まで滾っていた男の全身が硬直する。とろけた蜜肉に、少しずつ呑まれるように包まれていく快感で、鬱勃起したペニスだけが脈動していた。

 

 男が傾げた首を見下ろしながら、あくあは淫らに口角を上げて……ずっぽり♡と肉棒を咥え込んだ股肉を、ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡と上下に揺らし始めて、『みんなが得するゲーム』を口にする。

 

「ん、ふっ……♡ あてぃしがオーナーのおちんぽを……『10分以内に射精させちゃったら負けゲーム』ね……♡ あてぃしが勝ったら、オーナーは、フルスペックのライブを開催する……♡ でも、負けたら罰ゲームとして……あ、ぁんっ……♡ あてぃし……一生、オーナーの〝専用オナホ〟にさせられちゃいま~す……♡」

 

 あくあはリモコンを動かし、自分色に照らされているVIPルームに特別なゲームのルールを適用する。キャストを守るために、個人間で勝敗を決めるゲームを始めるには相応の価値を有する賞品の設定と、その実効性を示す担保が必要となるのだが――オーナーのポケットにあった『キャストのサービス受け放題』のブラックカードが輝き、ホロミルク全体の収益10年分以上のチップが勝負成立の担保として拠出された。

 

「あてぃしのおまんこ……お、オナホ扱いしたがる人、多いからさ……♡オーナーも、貰えたら嬉しいよね……?♡ オナホなら、お嫁さんが出来ても邪魔にならないし……お嫁さんより、激しいことシ放題だよ……?♡ おちんぽ、そそっちゃうんじゃない……?♡」

 

 ――通常のVIPルームには、本番行為の強要やミルクの直飲みなど、『片方が強く拒否している事柄は成立しない』という安全装置が備わっている。それでも、部屋の中に重大違反の警報が鳴り響かない理由は――ビキビキと最高潮まで昂ったペニスを受け入れる、あくあの膣が一番よくわかっていた。

 

 さまざまなドスケベ変態イベントを主催し、キャストも巻き込んでいたオーナーとミオは絶対に否定することができないプラン――ホロミルクと純愛の肉穴をズボズボに突く、本能とパッションに身を委ねた最後の手段。それが、オーナーの額に冷や汗を、そして興奮に燃えるペニスに我慢汁を垂らさせる。

 

「く、ふっ……あはっ……♡ チンポっ……ひゃ、ぁんっ……♡ あ、あてぃしのナカで喜びすぎだってっ……♡ そんなに、せっつかなくても……はぁっ……もっと、動くってば……♡」

 

 寝そべるオーナーの顔横に表示された時計が、ゲームの残り時間をカウントし始めた。それを見たあくあが、男の腹に手を乗せて腰の動きに本気を滲ませる。

 

 ぱちゅっ♡ぱちゅっ♡にゅちゃっ――ぱちゅっ……!♡ ぬ゛ぱんっ♡ぬ゛ぱっ♡ぬぢゅ、つぱんっ……♡ ばちゅっ♡ばちゅんっ♡くちゅうっ……!♡

 

「あぁっ♡あっ♡すごっ……♡で、っかいっ……!♡ これっ……♡このちんぽ、やっぱ、好きっ……!♡」

 

 屹立した肉棒に膣奥を小突かれ、粘膜をめくる勢いでペニスを引き抜かれる反則レベルの快感が……波のように、交互に、寄せては返しての往復運動を重ねていく。

 

「はぁっ……♡あ、ぁっ……んっ……!♡ オーナーのちんぽっ……♡硬くて、アツくてっ……♡ きもち、いいっ……!♡ オーナーもっ……♡いっぱい、気持ちよくっ、なってっ……!♡」

 

 思っていたよりも強い快感に眉を困らせたあくあは、手袋越しに伝わる温もりを愛しむように、ほんの少しだらしないお腹を指先で撫でる。ねっ……とぉ……♡と興奮を湿らせた蜜肉を限界まで広げて怒張を呑み込み、ざわめくヒダで敏感な部分を舐めしゃぶる。

 

 男の人が大好きな、魅惑の果実を精一杯にアピールするように。カラダを前後と上下に艶めかしく振って、ぽってり♡と官能的に膨らんだ二つの丸筆で桃色の絵の具を宙にのばし、ぽっちり♡と主張する筆先から甘い輝きを迸らせる。

 

「あぁっ♡きもちいいっ♡最高っ……!♡ このちんぽっ……♡あたしのこと、好きすぎっ……あぁんっ……!!♡ やばっ♡おっぱいでるっ……♡もれちゃ……うひぅ~っ……!!♡」

 

 だぷっ♡たっ♡ぷんっ♡ たぷるんっ♡ ぶるっ♡ぶるっ♡るるんっ♡ ぶ、びっ――びゅっ♡びゅっ♡びゅびゅ~っ♡

 

 絶世のオスに全身で求愛するメスのように、あくあはMカップの乳房を魅惑に揺り乱し、弾力に満ちてしなる乳首からミルクの甘橋を宙にかける。

 

 騎乗位の手綱でくびられた乳肉が、根元からにゅっぷり♡と立体的に飛び出て男の視界をミルクとおっぱいで埋め尽くす。少女は心身から溢れ出した全霊の愛をミルクに変えて――自分だけのモノとするように、相手の世界をあくあ色に染め上げていった。

 

 

 

 

 illust:atahuta

 

 たゆたゆと揺れる爆乳が光を散らし、にゅんにゅんとしなる柳のように乳首を乱して、びゅるびゅると噴き出た煌びやかな甘露が世界の闇すら呑み込んだ。ミルキィな希望が詰まった重たい肉が打ち合わされ、弾むようにたわんで、たて、よこ、ななめ……たっ♡ぷるんっ♡と勢いをつけた曲線……桃色の夢が、無限のキャンパス上を自由自在に、のびのびと広がっていく。

 

 おっぱいボールが高めにバウンドしたときに覗く股座は、大量のアツい雫をしぶかせ、隕石がぶつかったクレーターのようにたわむ尻肉が淫靡な波を打ち拡げていった。

 

「はぁっ♡はぁっ――あ゛っ♡ちょっ、い、イきそっ……♡あ、あっ……♡ やっばいっ……♡あたし、イくっ……♡ だめ……っ……♡ オーナー、先にイッてよ……!♡ もっと……興奮しちゃえっ……!♡」

 

 ぶるぶるぶるっ♡と太ももから膝付近まで伝播するほどの快感に痺れ、ぷしゃっ♡ぷしゃあっ♡と股から蜜雫を噴き散らしたあくあが、手段を択ばずに男の劣情を煽った。

 

 ベッドに後ろ手を突き、ぐっぽり♡とペニスを咥え込んで潮を漏らし続けている接合部を見せつけながらピストンを続ける。肉筒の浅部でゴシゴシと亀頭を揉み洗ったり、奥側でふんわりと包んでエラをこそいだり……男が悦びそうな膣遣いで奉仕し、蜜肉をさらにとろけさせていく。

 

 ずっちゅ♡ずっちゅ♡ ぬっぽ♡ぬっぽ♡ぐぢゅうっ……♡ぬるるっ……ずっぽぉっ……!! ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡ぐ~っ♡ぢゅううっ……!♡

 

「はぁっ♡はぁ、ぁあ~んっ……!!♡ このっ♡はぁっ♡ちんぽっ♡やばすぎだろっ……!♡ お、おっ♡おふっ♡奥までっ♡ずこずこ、キてるっ……♡ オーナー、見て……へっひぃいいっ……!!♡」

 

 吸い付くようにペニスを食む陰唇がめくれながら愛液まみれの肉幹を晒し――一息に、大樹の根元が隠れるまで深々と呑み込まれ、その刺激で女体が震えて狭まった恥穴からアクメ潮が飛び散った。

 

 にゅろろ……ずぷんっ……!!♡ にゅぢゅ、ろろろろ……ずっぷんっ……!!♡ ずぽっ♡ぬぽっ♡ぬぽっ――ぬぽ♡ぬぽ♡ぬぽっ……!♡

 

 開いた花びらで文字を書くような、品性と理性を失った淫靡な動きが男の視線を釘付けにさせ、ぼゆんっ♡ぼゆんっ♡とMカップおっぱいをドリブルするように跳ねさせる。あちこちに振り乱された乳首が贅沢にミルクシャワーを散らし、空気をあくあの甘い香りとじっとりした湿度で上書きしていく。

 

「はぁーっ♡はぁーっ……!♡ や、ったッ……♡ おちんぽ、カチカチの、ビクビクになってる……!♡ なさけ、ないんだぁ……♡あっ……イく……イく……っ……くぅうううんっ……!!♡」

 

 だらしない顔でとろけかけていたあくあは、体勢を通常の騎乗位に戻そうとする流れで……うずくまるように、突然訪れた絶頂に悶える。乳首と股間から体液をだくだくと溢れさせ、びくっ……♡びくっ……♡と、丸まった小さな肩を震わせた。

 

「ふーっ……♡く、ぅううっ……♡ あぅ……いひっ……♡イって、ないし……っ……♡ オーナー……も……♡ まだ、頑張れる、もん、ね……っ……?♡」

 

 腰をヘコつかせたあくあが、フンフンと鼻息を荒げて騎乗位での抽挿を再開する。緩んだ口から、舌と唾液をとろりと垂らして、乳房を狂喜乱舞させていく。

 

(あぁ……♡オーナー、めっちゃ気持ちよさそうな顔……♡ あっ♡ちんぽイイっ……♡おっぱいガン見で、ちんぽ……どんどん膨らんでる……♡ ミオちゃんのこと、好きなままでいいからっ……♡ あたしを……あたしだけを……もっと、見て……っ……♡)

 

 肉の重みに合わせてゆるやかにリズムを刻んでいたピストンが、秒針よりもせっかちに恋心を焦らせる。ココロとカラダの熱に従う少女は、男体に尻肉をたわませ、女体に波打つほどの昂りを響かせた。

 

 スポットライトに当たっているような、茹だるほどのアツさと――雷鳴のように駆け抜ける気持ちよさに没頭する。まるで、全身全霊でダンスを踊っているときのような、浮遊感に似た快感が心身を満たしていた。

 

(……おどり……? そ、っか……このドレスなら、あたしの思うように……〝好き〟に動けるから……)

 

 ――『この人に、世界で一番愛してもらいたい』。わがままなココロがそう思った瞬間、膨らんだ果実から光の飛沫が弾けるように、熱くて悶えたくなる想いが溢れていく。

 

 きゅうん♡と――心の底から湧き出た感情が、胎の奥から突き抜けた衝動と重なって……どくん、どくん、と切なくて甘酸っぱい命の鼓動を躍らせる。

 

 

 

「――何をしても不器用で 何かとミスしてばっか ダメダメなわたしだって できることがあるの――♡」

 

 

 

 ――気づけば、歌っていた。情欲と本心が滲む吐息を絡めて、意識せずとも口ずさむメロディーと、考えずとも諳んじるリリックを。この想いを、このアツさを伝えるには――この歌しか、考えられなかったから。

 

 ぐじゅぐじゅと淫らな音を立てるピストンでリズムを取り、漏れ出る熱い吐息に歌声を乗せていく。不格好で、歪に見えるはずの痴態が、歌に合わせてまとまりを帯び始めた。

 

 ――カラダが動く。ココロが浮かぶ。一万回を超えた時から数えなくなるほどに練習したステップが、音楽に合わせて自分の脚でリズムを奏でる感覚と同じように、自分の想いを表現する。

 

「――好きになってもらいたいの 頭の中はキミばっか――♡」

 

 歌詞とメロディーが感情と重なって反響する。憶えた振り付けが自分のモノとなって深奥から指先までをなめらかに運ぶ。そして、誰にも渡したくない男根を独り占めするために、よだれまみれで頬張るようなひょっとこマンコで咥え込んだ肉棒を、ちゅっぱっ♡ちゅ~っ♡ぢゅっぱぁ♡と吸い上げる。

 

 思考を愛欲で茹だらせたあくあは、顔をとろけさせて前傾姿勢になり……もりゅんっ♡だぷるるんっ♡と重たい両乳房を男の腹上にのしかからせる。艶めくもち肌が重量感たっぷりに広がり……汗ばんだ下乳を滑らせ、乳首をローラーのように男体へ擦り付け、筆先からぶびゅう♡ぶびゅ~っ♡と湧き出る乳白の絵の具で肌色のキャンバスを埋め尽くしていく。

 

 歌と踊りが、自分の中にあった壁を壊して、融け合って……やがて、一つになっていく。思い描いた動きだけでなく、ココロに浮かんだもどかしい感情の波すらも、カラダの一部に浸透するようだった。

 

 

 

「――キミがいるから 私がいるの こんな私を 愛してくれる?――♡」

 

 

 

 快感にとろけた口が歌を結び、まっすぐに燃ゆる想いを紡ぐ。恋心を超えた、純真な愛で染まった全身は、自分の頭で指示を下すよりも素直に、本能的に――そして、あくあらしい踊りを魅せていた。

 

 自分だけでは、『重たくて動きにくい邪魔なもの』だとしか思えなかった乳房もダイナミックに揺らして、重量感がある魅力を活かした動きで乳白色な夢の軌跡を描いていく。

 

 両手からトロリとこぼしながら持ち上げて、愛してくれる人の眼前に見せつければ、その視線を釘付けにできる魅惑の乳果。膨らんだ乳首を口に含ませて、興奮と情熱を宿したミルクを注げば、心身を夢中にさせられる立派な武器になることをお店の中で学んできた。

 

 ――思えば、いろいろなお客さんがいた。エッチなこともしなくちゃいけなかったから、恥ずかしいことも、気持ちよくなってしまうこともたくさんあった――けれど、そのいろいろな味がする思い出の一つひとつには、同じものなど見当たらない。

 

 この、一人の男だけのために、恥ずかしい気持ちを我慢してアピールしている時間も、きっとそのうちの一つ。男体というステージの上で、女体を艶めかしくくねらせ……その人に、好きになってもらうために、『これぐらい好きなんだよ』って気持ちを表現しているだけなのに――どうしてか、こんなにも、自分は『アイドルらしく生きている』。

 

 

 

(…………ああ……これかぁ……。一番最初に、わたしが願ったもの……ずっと、ずっと、探して続けてきたもの――)

 

 

 

 ――いつかテレビの向こうに見た、〝アイドル〟という存在。いっぱいのライトに囲まれて輝く彼女たちに憧れたのは、『可愛くて綺麗だったから』だと思っていたけれど、それだけじゃなくて――。

 

 

 

(――〝あたしらしく輝くこと〟って……あたしだけの夢じゃ、なかったんだ……)

 

 

 

 ――その煌びやかな姿を見ていた〝わたし〟を夢中にさせて、夢と希望を与えてくれたからだった――。

 

 

 

 ステージで踊る自分を見ていた、オーナーのきらきらした目が――過去の自分と、ぴったり重なった。そして今、その人は、自分だけに向けている全身全霊の好意を滾らせている。

 

 ミオと一緒に消えかけた夢を繋いでくれたから〝トクベツ〟になって、いつの間にか気になる相手になって、あずかり知らぬところで好きになっていた。それが、時を重ねるごとに、顔を合わせるたびに、もっと、もっと、どんどん、どんどん、好きになっていく。

 

 重たい気持ちの向け先は……なんだか、自分よりも重たい気持ちを持っていて。同じ場所を目指して、同じ速度で走ってくれて――それでいながら、今以上に、自分が期待していたよりも煌びやかなステージが未来に在ることを教えてくれる人だった。

 

 そんな相手と身体で繋がって、心を通わせ――絶対に手放したくない〝ファン〟を虜にするために――自分に夢を見てくれた人のために、〝アイドル〟として最高に輝かんとする。

 

「……はぁっ……♡ オーナー……っ……♡ ごめんっ……♡ほんとに、我慢、できないの……っ……♡ すきっ……♡好きだよ……!♡ ココロもカラダも、染まっちゃうぐらい……♡世界で一番……だいすきっ……!♡」

 

 この溢れ続ける感情を、どう処理していいかわからないアイドルは、目尻に溜まったダイヤモンドを弾けさせながら、押し寄せる快感に眉を困らせて最高の笑顔を魅せていた。

 

 突き抜けるほどの刺激が男の感覚を支配し、心の内側から広がる水色と桃色の螺旋で世界を染めていく。視界を狭め、五感を研ぎ澄まさせ――あくあだけを見つめて、肉棒を最高潮まで硬くさせながら、最奥で射精衝動を解き放つ。

 

「あっ♡あっ♡あぁあああああっ!!♡ だめっ♡もうイくっ♡ すっごい♡すっごいの、クるっ――あっ♡――にゃはぁああああああああああんっ!!♡」

 

 どびゅるるっ! ぶびゅっ!びゅうっ!!びゅうううっ!! びゅるるるっ!!びゅるるうっ!!

 

 窄まった膣内に白濁の奔流が押し込まれる――昂っていた感情が幸福に包まれて、湧き出す快感は、喉を張って仰いだ壁を越えて天へ昇る。

 

 雲を散らし、風を置き去りにした絶頂感が宙に嬌声を響かせると――全身を包むほどに眩い後光を得たあくあの背に、エクスタシーの羽が広がった。狭まった恥口が決壊したダムのように失禁潮を漏らし、跳ねた乳房の先端が疼いて――ぷひゅう~っ♡ぴゅらららっ♡ぷしゅうううっ!♡しゃらららっ♡と、乳白色に光り輝くミルクが溢れ出す。

 

「ひっ♡あっ♡あーっ……♡ひ、ゃぁあああんっ……!!♡ へひっ♡ひっ――イっ♡あ、ひぁっ♡――ぁっ――♡光、がっ――すっごい……すき、とおるっ……!!♡ きゃふぅううっ……!!♡」

 

 クリスタルが砕けたような音が永遠に響くなかで、あくあの体内から溢れた希望が青白く煌めき、小さな背中に大天使の蒼き光翼を織り成す。幾何学模様の細かな黄金結晶がしなやかに広がり、流麗の蒼銀が金の翼骨を繋ぎながら電熱を迸らせる神域の比翼――見上げた男の眼を焼くように心を奪う、天上の世界に在るべき神々しさの結晶が顕現し――はらり、はらり、と紐解かれるように薄い光膜を散らし、さらさらと昇天していった。

 

 禁断の巨大果実を揺らしたまま仰け反る女体が神々しい残響を広げ、包んでいた色とりどりの宝石が空気と擦れて、光の破片を散らしながら透明の霧を散らしていく。肉感的に艶めいて震えた乳房から溢れた乳白色のダイヤモンドは、金粉を絡めた練乳のような極甘の雫となって男とベッドを温かく浸した。

 

 ファンたちから受け取った期待をおっぱいに詰め込み、あくあ自身の夢と希望をたっぷりと絡めて吐露した、感情と興奮の結晶である完全愛蜜――〝ホロミルク〟が、射精快感に開かせられていた口に届く。

 

 男はその味わい深さに全身で驚愕したが――それよりも早く、既にペニスで感涙していた。爆発的に膨らんだ射精欲が、ぴったりと吸い付いていた肉筒を押し広げ、淫槍を震わせてびゅうびゅうと追い精液を漏らす。

 

「――っ、あっ……!♡ まだ、出てっ……くひっ……♡ぜ、ぇっ……♡はーっ……はーっ……!!♡ なん、か……うっ……ぐっ……♡ ヤバいの、見たっ……きが、するっ……♡ ふーっ……ぐ、ふっ……♡きもち……よかった、ぁっ……!♡」

 

 きらきらのミルクまみれになったベッド上で時計が残り2分ほどを示すなかで、ぶびゅぶびゅと膣内に注がれ続ける精液の熱に、あくあがアクメの余韻を味わう。

 

「は、ぁっ……んふっ……む、ふぅっ……!♡ オーナーの、おちんぽ……出させちゃった……♡ あはっ……♡あてぃし、負けちゃったね……♡ さいあく、なんだけど……っ……♡」

 

 脈動するペニスの存在感を堪能していた下腹部が内側から光り、受け取った精液のDNAデータを咀嚼すると――自分すらも視認できない子宮口の裏側に、敗者のあかしが焼き付けられ――〝オーナー専用オナホ〟の文字として刻み込まれたのだった。

 

 

 

 

 ―――――― 

 

「はーっ……♡は、ぁんっ……♡ これで、あてぃし……オーナーのオナホちゃんかぁ……♡ これからもよろしくね……〝ご主人〟……♡ んっ……!♡」 

 

 数分間に及ぶ射精が終わった頃――メイドアイドルらしい呼び方で〝ファン〟に囁き、純粋な愛情だけを乗せて唇にキスをした後……あくあは、にんまり♡と意地悪に笑みかけてきた。

 

 自分の陰茎を包んでいる蜜壺の、艶めかしい蠢きとねぶるような熱い抱擁を交わしてくる感覚に酔い痴れそうだった。こりこりとした子宮口が、お腹を見せながら甘える子猫のように、ちゅっ♡ちゅう~っ♡と濃厚なキスをしてくるたびに、とんでもないことをしてしまった〝勝利〟の美酒を浴びせられる。

 

「あ、んッ……!♡ ご主人の、あっついの……♡あてぃしのナカに、入ってくるっ……♡ じゅる、じゅるって……はうぅんっ……!♡」

 

 母乳分泌促進剤となっている精子が、ぴったりと張り付いた子宮口に一つ残らず吸い上げられていく。くぐもった音が響く下腹部から甘い響きが広がり、ぶるるっ♡と震えた乳房の先端から、輝くミルクのおかわりが滝のように溢れ始めた。

 

「あぁっ♡おっぱい、勝手に出ちゃう……♡ はひっ……きもちいいっ……♡ あ~、出る……でりゅっ……んひぅっ……!♡」

 

 どっぼどっぼと、壊れた水栓のような勃起乳首がヒクつき、貴重で美味なホロミルクを台無しにしているなかで……先ほど背中に見えた、天使のような翼は幻のように消えていた。店の仕様ではなく、ミオやファンの記憶から編んだ〝あくあが自分らしく輝けるドレス〟の意図しない動作だと思われるが……あの、遥か天空のような深みのある蒼き光をまとった神々しい有翼の姿は、何よりもあくあらしい魅力を強く感じられた気がする。

 

「ふひっ……ずびっ……でゅふ……うふふふっ……♡ ご主人のおちんぽ……♡専用のオナホに出せて……あぁんっ……♡めっちゃ、喜んでるっ……♡ ご主人があたしに夢中になっちゃえば……はぁっ……♡ きっと、ライブも……どんどん、クオリティーが上がるのよねっ……♡」

 

 ……あくあは太ももをプルプルと震わせながら腰を浮かせ……ずぬろろっ……♡にゅっ――ぬ゛ぽんっ……!♡と硬いままの勃起を引き抜いた。粘液まみれの肉棒が腹に付くまで反り返り、濁った汁を撒き散らしたところに――「はへっ♡はへぇ~んっ♡」とよがりながら再び絶頂したあくあのアクメ潮が、ぷしゃあっ♡と噴きかけられた。

 

「ん、っひっ……!♡ ごめっ……んっ……♡お潮、ぶっかけちゃった……♡ あ゛~……♡は、ぁっ……でも、いい、よね……♡ ご主人は、あたしのこと……めっちゃ好きだし……♡ オナホの粗相なんて……許して、くれるよね……♡」

 

 …………あくあの体調に変化がないかなど、検討すべきことはいくつかある――が――その前に、最優先でヤらなければいけないことがあるようだ。

 

 システムに異常が発生した影響か、四肢を封じていた麻痺が消えていた。ベッドに仰向けで倒れ込み、へっこ♡へっこ♡と絶頂の余韻を引き伸ばすように潮飛沫を飛ばしているオナホ少女の眼前に……ギラリ!と完全屹立した肉棒を翳す。

 

「ッ――ぁえっ……!?♡ お、オーナー……じゃなくて、ご主人……?♡ お、おちんちん……さっきより、エグいことになって……な、ひぃっ……?♡」

 

 あくあの顔を埋め尽くさんばかりの見せ槍に、頬を引き攣らせたあくあ。身の危険を感じたのか、四つん這いでベッドを歩き、たっぷ♡たっぷんっ♡とMカップおっぱいを揺らして逃げようとする。

 

 しかし、〝双方の同意がなされていない行為〟は原則として禁じられている店で規律を守り続けてきたこちらも、この反骨精神たっぷりなおてんばメイドアイドルを見逃すわけにはいかない。びくんっ!♡と揺れた桃尻を掴み、限界まで膨らんだ怒張の穂先をヒクつきまくる膣口にあてがう――際限の無い下心と飽くなき野心を丸出しにして、〝ちょっとだけ〟調子にノりすぎてしまった少女を躾けるように。

 

「はーっ♡はひーっ……!!♡ ご、ご主人……?♡な、なんで……怒ってるの……?♡ さっき、気持ちよさそうに、あたしのおまんこでびゅっびゅシたクセに……!♡ べつに、悪いことッ――お゛ほぉおおおっ!?♡」

 

 ――ずにゅっ……ぐぢゅぢゅっ……!!♡ ぶぢゅっ――ぬ゛ぢゅっ……ずぶぶぶぶっ……!♡

 

 精液を啜った子宮口が、よだれのように垂らした本気汁。白濁したそれは、あくあの濡れそぼった蜜壺をシロップ漬けにしたかのようにとろけさせていた。張り切った怒張が、なんの抵抗もなく受け入れられていく。

 

「あっ♡ひゃっ♡ひぃいいんっ!?♡ おっ♡おぉっ……♡おちんぽっ♡深っ、かぁあっ……!♡ どんどん、おくっ――うびゅうっ……!?♡」

 

 どぢゅんっ!♡とあくあの秘奥を貫き、子宮口裏に名入れをしてしまった専用オナホールの立場を、ぢゅりっ♡ぢゅりっ♡ぢゅりっ♡と粘膜越しにわからせる。すると、あくあは「んぎゅっ♡ぅっ♡お゛ぉ~っ……!!♡」と低く唸りながら絶頂し、ぷっしゃ♡ぷっしゃ♡とハメ潮を漏らし始めた。

 

「あっ♡あっ♡あふっ……♡ ご主人っ……♡は、ぁっ……♡ そこ、だめだよ……?♡ だ、大好きな推しに、そんなことしていいのっ……?♡ おちんぽっ♡ぱこぱこシたらっ……♡あでぃっ――っひぃいいっ……!?♡」 

 

 ずるるっ――ずぱんっ!♡ずぱぁんっ!♡にゅっ――ぱぁんっ!♡ にゅっぱ♡にゅっぱ♡ずにゅっ――ずっぢゅううっ……!!♡

 

 反省が足りない雌穴を躾けるように、ぷるっぷるにジューシィな尻肉を凹むほどにたわませ、肉打の衝撃を乳房と太ももまで伝播させる。限界まで膨張したペニスを、にゅろろ……♡と膣口付近まで引き抜いて――ずぼんっ!!♡と膣奥の壁を壊す勢いで突き穿つ、遠慮のない抽挿運動を繰り返す。

 

「あ゛っ♡はぁっ♡あ゛ぁああんっ……!!♡ ちんぽっ♡めっちゃちんぽぉっ……!!♡ おくっ♡ふ、っ、か、ぁあああっ……!!♡ イく♡イくっ♡イく……無理……イくっ……んっ――ぎゅうぅううっ……!!♡」

 

 ピストンの勢いに呑まれながら、あくあはベッドに顔を埋め、シーツを握り締めて絶頂に達する。ぶっしゃ♡ぶっしゃ♡と派手に恥液を漏らし、艶めく乳房は乱れながら揺れ、左右で互い違いに乳首を振り回して、ぶびゅぶびゅとアクメ射乳ミルクが快感に押し出されていく。

 

「おぉっ♡もぉおっ……ふんっ♡ぉおおっ……!♡ きもちぃっ……♡ ご主人のイライラおちんぽっ……♡きもち、ぃひっ……♡ぃいんっ……!!♡ あてぃしのことっ♡大好き、すぎてっ……かわい、いひっ……!♡」

 

 ……しかし、こちらの本心を見抜いているあくあの、男のペニスを舐め腐った態度が崩れない。仕方がないので、今の体格差を活かした体位に移行する――あくあの小柄なカラダに後ろから抱きつき、こちらの両腕で、肩部と腹部を細腕ごと拘束する。

 

「きゃあんっ!?♡ や、あっ……♡ぁあっ……!♡ ちんぽっ♡串刺しにされてるっ……!♡ はぁっ……はぁっ……♡ご主人っ、ナニっ――いっひぃいいっ!?♡」

 

 そのまま、ぴったり♡と吸い付かせた子宮口だけであくあの体重を支えさせ、オナホらしく上下に激しく揺さぶり――ごぎゅっ♡どぢゅっ♡どっ♡ぢゅううっ……!!♡――と、開発された性感帯を限界以上に掘削する。

 

「ふんっ♡ぎっ♡いっ♡むぎぃいっっ……!?♡ おっぎゅっ♡ぐお゛っ♡こっ♡これっ♡だめっ!!♡ おっ♡ごっ♡おっぱい、搾られる……っ!♡ さ、さきっぽ♡取れ、ちゃ、♡うっ♡ほっ♡ぉ゛っ……ん゛ぉおおっ……!!♡」

 

 下腹部からペニスのかたちがうっすらと突き出るほどに、激しく、しつこく、淫らなオナホまんこを調教する。ヒダの一枚いちまいをこそぎ、Gスポットを削って、ポルチオをゴンゴンと叩きのめす。

 

 乳房を上下から太い腕でサンドイッチし、乳輪と乳首〝だけ〟が揺れることを許す――このお仕置き用の『搾乳ギロチン』は、命名したミオ曰く『マジで効くぅ~っ!♡』らしい。母乳を出すことに慣れたカラダは乳房全体が性感帯になり、大きく育てば育つほどに感度も上がっていく――当然、乳腺で感じる射乳快感の大きさも比例するのだ。

 

「はっぎぃいいっ!?♡ おっぱいイくっ♡おっぱいトぶぅっ!♡ みるくっ♡あっ♡あ゛ッ♡あ~っ……!!♡おまんこっ♡ごりごりっ――くっほぉおおっ……!!♡」

 

 遠心力で引き伸ばした打乳首(うちくび)を、びぢっ!♡びぢィっ!♡みゅっ!♡ぢぃいっ!♡と下品に振り乱し、上下で圧迫した乳果からぶびぶびと母乳をひりださせる。煌めく半固形の乳白結晶が紐のように連なり、途切れて玉のように艶めき、部屋中を芳醇な光で満たしていく。

 

「あっ♡あぇっ♡はへぇえ~っ……!!♡ い、イってるっ♡マジイッてるっ……!!♡待ってっ♡これヤバいっ……!!♡ あっ♡おっ♡おっぱいもっ♡おまんこもっ♡バカになっちゃっ♡うっ♡ふぅうっ……!!♡ ごめんりゃひゃっ♡いっ……♡ごめん、にゃひゃいっ……!!♡ ゆる、ぢてぇっ……!!♡ あーっ♡イくっ……イっ……くぅううんっ……!!♡」

 

 ぶっしゃあああっ!♡しゃああっ♡ぷしゃあああっ!!♡ ぶびびるっ♡ぶびゅうっ♡びゅううううっ……!!♡

 

 ガクガクと全身を震わせた射乳&潮吹き絶頂によがり散らしながらではあるが、ようやく謝意が示されたので、ぶらぶらと揺れていた脚をベッドに着地させてやる。「ほっ♡」と油断しかけた女体と接合したままひっくり返し……ずっちゅ♡どぢゅっ!♡どっぢゅうっ!!♡と垂直に種付けピストンを重ねていく。

 

「うひっ!?♡ぎっ♡いっ♡いぃいいいっ……!!♡ おっ♡ごぉおっ……!!♡つぶれりゅっ♡おまんこっ♡おっ♡お゛っ♡お゛ぉおおおっ……!!♡ 負けちゃうっ♡せっかく、勝ったのにっ――おっぎゅっ!!♡うっ♡イく♡イく♡むりっ♡イくっ……~~っ……!!♡ いっ――っぐぅうううっ……!!♡」

 

 割り開かせた太ももがビックンビックンと跳ね、秘部からホースのように潮を噴き散らすあくあが絶頂する。ぎゅ~っ♡ぎゅ~っ♡と窮屈に締まったオナホの膣圧にせがまれたせいで、持ち主である肉棒が震えたので、駄賃として精液をくれてやった。

 

 ぶっびゅううっ!!びゅるるっ!!びゅううっ!!びゅううううっ!! どびゅるるうっ!!ぶっびゅうっ!!びゅるるるるっ……!!

 

「はっひぃいいいいっ!?♡ ナカっ♡おちんぽっ♡出てる――ぅん゛ぉおおっ……!!♡ イくっ♡イくのっ♡とまんなっ――あっひぃいいいいいっ……!?♡」

 

 ベッド上で仰け反り、弦のように張った首を限界までひん曲げたあくあが呻きながらエクスタシーにブッ飛んだ。重力に引かれて左右に広がった乳房が、全身の痙攣に合わせてぶるるるるっ!!♡と震えて――ぶびゅるるるっ!!♡びゅううっ♡ぶびゅううっ……!!♡と噴水のようなミルクを限界勃起乳首から射乳する。

 

「おーっ♡お゛ぉぉおお~っ……!♡ ミルクっ♡おっぱい出るッ……!♡ どっちも止まんないッ……!!♡あっ♡はぇえっ……はっへえぇえ……っ……!!♡」

 

 中出し射精の快感に腰を震わせながら、どっぷ♡どっぷ♡と母乳を噴出する、活火山のようなあくあの乳房を左右から寄せ上げる。その刺激だけで、ぶっぴゅううっ~♡と噴水のようなミルクを噴いて、煌々とした乳白色で世界を彩るぽってり乳首を、新しい世界遺産に登録したい気持ちに包まれた。

 

 あくあのホロミルクは、馥郁たる女の子とミルクの香りに特徴があるミオの究極ミルクとは、また少し異なる良さを持った最高峰――極限を超えたミルクの頂きに達していた。

 

 天使の羽を思わせる煌めきを孕んだ純白は、磨き抜いた宝石のように、強い〝力〟を持った光を放っている。見ているだけでも勇気が輝きを増して、飲めば三日三晩働き続けられるほどに元気が湧いてくる。個々が粒だつほどに芯が通った光の雫を手に溜めれば、パウダースノウのように細かな光が、香る湯気のように宙を踊る。

 

 口に含めば、つるりとしているのに湿度が高い粘り気も感じる不思議な食感が細胞一つひとつに浸透し、心身が昇天するほどの多幸感に包まれる。後を引くほどに甘味と旨味が強く、なめらかな舌触りはカスタァドクリィムのように艶やかだった。きめ細かく泡立てたブランシールのように繊細で濃厚なコクを持ち、もちもちパン生地の焼き上がりを思わせるふくよかな芳醇にも長けていた。

 

 ……この光の蜜雫は、内包されるエネルギーの質が破壊的に高すぎる。粘膜に程よく絡みついてクセになる喉ごしの液体を飲み下すと、射精したばかりのペニスが震えて鋼のように硬く上向き、狭まろうとするオナホ肉穴をメリメリと拡張する。

 

「ぐっひぃいいっ!?♡ ご主人っ♡今っ♡あっ♡ぁ゛っ♡今っ♡ちんぽ動くの、やっ、ばいっ……♡んぎいいっ……!!♡ 抜けるっ♡おまんこ抜けちゃうっ――ふんっ♡ぐぎゅう~っ……!!♡」

 

 ずぬ……ぬ゛ろろろろっ……!!♡と肉槍を引き抜くと――精液を全部飲み込もうとギチギチに締まった膣口が、にゅうっっっっ……ぽぉおおっ……!♡とモチのように伸びて、カリ首を貪ってきた。

 

 秘肉の弾力に任せるように、粘液まみれの幹が見えていた男根を――ずっ!!♡ぢゅうっ!!♡――と一気に奥深くまで叩き込む。今度は貪欲な膣肉を内側まで巻き込む勢いでヒダをざわめかせ、あくあの開発されきったポルチオをブチ抜いた。

 

 膣内に出した古い精液を掻き出しながら、その蜜月な往復を、何度も、何度も繰り返す。あくあの弱点を突き込むたびに、ぶっびゅっ♡ぶっびゅ♡とミルクの塊が乳首から飛び出て、あくあの足指が、ぐっ♡ぱっ♡と赤子の手のように悶えていた。

 

「はっぐぅうううっ!!♡ あーっ♡あ゛ーっ♡イくっ♡すっごいイくっ!!♡ ご主人っ♡ごしゅじんっ――ん゛ッ♡ぉ゛ぉおおっ……!!♡」

 

 あくあミルクに毒された限界怒張が、内臓を引きずり出すようなひょっとこマンコを晒させ――ズドンっ!!♡と一気に子宮口を突き上げた。

 

「おっ♡おほっ♡ほぉおおおおっ!?♡いっ♡イ、くっ……イくぅううっ……!!♡ おまんこ死ぬっ♡おっぱいしぼむっ♡あ、あ、あ、イくっ……へびぇっ――へっひぃいいいんっ……!!♡」

 

 ――どびゅっ!!びゅるるっ!!びゅううっ!!びゅうううううっ!!――先割れた鈴口が震え、滾っていた射精欲が絶頂で爆発した。精嚢で作られたばかりの、あくあのために産まれた子種たちが這うように女体を自分色に染めていく。

 

 あくあも子宮口が開くほどの絶頂快感に包まれ――ぶびゅーっ!!♡びびっ!!♡ぶっぴゅううっ!!♡――とミルクと潮のメス汁シャワーを飛び散らす。主人に最高の射精をさせるために亀頭へ吸い付いた、専用オナホの精液おしっこ受け皿が広がって、あくあの一番ナカまで白濁の奔流を呑み込んでいく。

 

「おーっ……♡ほ、ほっ、ほぉおっ……♡う、ぉおっ……ふんぉおおっ……!!♡ あっ、つぅっ……!♡ ご主人、のっ……ちんぽっ……♡ し、びれりゅっ……♡んひぅっ……!♡」

 

 数分間続いた、びゅる……びゅる……としつこくて粘っこい愛情の白濁流がようやく終わる。その全てを呑み込み、ぽっこり♡と膨らんだ下腹部を白手袋越しに撫でたあくあが……ぐったりと脱力して、左右にでっぷり♡と広がった乳房から余韻ミルクをぶびゅぶびゅと漏らす。

 

「はーっ……♡はーっ……あっ……あふぅっ……♡ さ、逆らえない……っ♡あっ……んっ……♡ ご主人の、おちんぽっ……♡じゅるっ……♡ オナホまんこじゃっ……♡勝てねぇ~っ……♡」

 

 特濃のホロミルクをあちらこちらに噴きながら、自分のしでかしたことの重さをようやく思い知ったあくあが悔しげに顔を隠し……にへら……♡と口元を緩ませた。

 

 こちらも、大変な子を専用オナホとして〝従わせられてしまった〟ことを思い知りながら……まだまだミルクをたっぷりと孕んでいる乳房を両手で握り、にゅう~っ♡と伸ばすように持ち上げて、二つの乳首を甘噛みしながらピストンを再開する。

 

「うっ♡ほぁっ!♡ひゃあんっ!?♡だめっ♡直飲みはだめっ……!!♡ あっ♡かみかみっ♡はひぃ~っ……!♡」

 

 じゅっぱじゅっぱと、しっとりと潤う乳輪に吸い付き、弾力がある乳首を甘噛みすると、口内に極限の甘美と多幸感が広がった。飲み下すたびに、全身に力が湧いてペニスが限界まで膨れ上がる。

 

「あんっ♡はぁっ……にゃあんっ……!♡ 乳首、きゅっきゅされてっ……♡ミルクっ♡吸われてっ……!♡ おっぱいもっ♡ご主人専用にされちゃうっ……!!♡ だめっ♡ほんとに、今はだめっ――ああ~んっ……!!♡」

 

 喘ぎ交じりの言葉とは裏腹に、どぼどぼと愛情と興奮たっぷりのホロミルクを射乳しながら、ぐぢゅぐぢゅと接合部を掻き混ぜる快感にあくあがよがる。そして、自分の虜になっている男の情けない乳吸い姿を見て昂り、直後にペニスで弱点を突かれて噴乳絶頂までトばされた。

 

 あくあのミルクに元気を貰ったペニスをいきり立たせ、膣内に射精をしてたっぷりの母乳を作らせて、また男根を突き込みながら甘蜜を飲み干す――そのサイクルは、夜が明けても、再び日が沈んでも終わらず――営業開始目前で、カンカンのドロドロに怒ったミオが突入してくるまで続いたのだった――。

 

 

 

 

 

 ――――――

 

 日常が一瞬で崩壊し、かつてないほどの絶望に包まれた世界。人々に娯楽を提供してきたバーチャルワールドも消え去ったが、その残骸は悠久の幽世として夢幻に漂っている。

 

 その煌びやかな電子空間では、今も人々の心に燦然と輝くタレントたちが、おっぱいを揺らしてミルクを振る舞い――そして、濃厚なファンサービスと眩い笑顔で、絶望に打ちひしがれた心身を元気づけてくれていた。

 

 舌を震わせるほどに鮮やかなミルクの味わいと、心がとろけるほどに艶やかな人の温もり。現実世界から失われた癒やしは、疲弊した人々を希望で包み、背中を押して――世界は、地道だが着実に復興し始めていた。

 

 今日も多くの人々の心身を満たした、新たな世界の基盤とも言える『ホロミルク』の店内。明け方を迎えた営業終了後、管理者であるオーナーの執務室には、淫靡で甘美なニオイと蜜音が満ちていた。

 

『あんっ♡だめっ♡直飲み、だめだよぉっ……!♡ オーナーに怒られちゃうっ……あぁ~んっ……!!♡ 右も、左もなんてっ……♡ うち、だめっ……おっぱい、出ちゃうっ……!!♡』

 

「見て、オーナー……っ……♡ うちね、また……普通のときのホールで、おっぱい直飲みさせちゃったの……♡ これは、ダメだよねぇ……♡」

 

『ん゛げぇっ♡お゛っ♡ぎょっ♡ほひょぉおっ……!?♡ ちんぽっ♡動きながらっ♡出てる……ん゛ぉ゛おおおっ……!!♡ ちょっ♡待って♡イくっ♡あっ♡ナマだめっ――お゛~っ……♡生ちんぽやっば♡ぁは~いっ……!!♡ んひっ♡ひっ♡あ、あっついの♡奥にっ――ひにゃああああっ……!!♡』

 

「あ、あてぃしも……♡ ご主人専用のオナホなのに、たっくさん、ナカに出されちゃった……♡ オナホ失格の、だめだめおまんこっ……♡ はぁっ……はあっ……♡お仕置き、しなきゃダメだよね……♡」

 

 大画面に〝ルール違反の証拠〟を表示させ、仮眠用のベッドで仲良く並んでいた生尻が、ぷりっ♡ぷりんっ♡と艶めかしく左右に揺れ動く。

 

 まるで風に吹かれた花畑のようにかぐわしいメス臭を振り撒く花弁から、とろっ♡ねっとぉ♡と粘っこい蜜が滴り……〝お仕置き〟を欲する淫らなクチが、くぱっ♡くぱっ♡と開閉していた。

 

 毎晩のように規律を破り続ける常習犯たちの尻を両手で掴み、オーナーを務める男はため息を漏らす。違反のようすをライブカメラで確認していたときから昂らせたペニスを、二つの尻に順番に擦り付けてから、両手の内側3本指をそれぞれの膣口に引っ掛けて搔き乱す。

 

「ん゛ぁあああっ!!♡ やぁっ♡おててっ♡くちゅくちゅしないでぇっ……!♡それ好きっ……♡浅いトコっ……おっほっ……!!♡」

 

「あひぃいいっ!?♡ ちんぽっ♡ご主人のちんぽがいいっ……!♡ お仕置きになってないっ……あっ♡イく♡イくっ……♡やっば……マジ……イっ……くっひぃいっ……!!♡」

 

 ずっぽ♡ずっぽ♡と貪欲に咥え込んで愛液を染み込ませる鬱発情おまんこと、ちょっとGスポットをほじくっただけでイッてしまったオナホおまんこから指を引き抜き、男は股間を最高潮まで硬くさせる。

 

 ――「今日はどっちから躾けようか」。その一言で、びくくんっ♡と跳ねた二つの桃尻を見下ろし、ぶびゅ♡びゅるるっ♡とベッドを汚す四つのミルクシャワーに昂って――そのときの気分に合っていた、びちゃびちゃの膣肉に勃起ペニスをブチ込んだ。

 

「――ぁっ……♡ ちんぽっ♡キたっ――はぁあああああああああっ……!!♡」

 

 片方の甘いイキ声と、片方の羨ましがりながら膣口で不満を滴らせる粘着音が、アイドルたちのあられもない映像と合わさって小さな世界を包み込む。次は反対の不良マンコをお仕置きして、また物欲しそうな反省の足りない欲深マンコに精液を注いでいく。

 

 はち切れんばかりにミルクが詰まった乳房が交互に、互い違いに揺れ動き、あちこちに乳白の甘露を降り注がせる。終わりが見えないよがり声と幸福の肉打音が反響し――いつまで繰り返しても色褪せない夢を、ミルク色に華やがせるのだった。

 

 

 

 

 おわり

 

 

 

 

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