性に無知な美聖女が淫蕩サキュバスに捕まり、おち○ぽ生やされて精液を絞り尽くされたり、淫紋刻まれてえちえちにいじめられたり、らぶらぶになったりする話 作:sunaa
第十一話 使用人たちの日常②
昼食を済ませると、図書室の本の整理を再開した。
島ごとに異なるジャンルの本を区分けしていくのは案外、楽しかった。
いかがわしい本も多かったが、人族の街の因習や儀式など文化に関する本やエルフ語で書かれた中身のわからない本、禁忌や禁術をまとめた魔術に関する本など、幅広いジャンル本が積まれていた。
自分にはまだまだ知らないことがあることが、本の題名を見るだけでもわかった。
世界中を旅しているような気持ちになると同時に、リリィの頭の中を巡っているようでもあった。
数時間ほどでおおよその整理をしてしまうと、今度はリリィの部屋の掃除をすることとなった。
確かに散らかってはいたけれど、その部屋に入るのは躊躇いがあって扉の前で固まってしまう。
「ご主人様はいないので大丈夫ですよ。それともいた方が良いですか?」
「いない方がいいです。あんな人」
会ってもどんな風に話したらいいかわからない。
気持ちの整理がついていない上に、先ほどのエイラの話もある。
アリシアからすればリリィは敵だ。
魔族だし、ダンジョンの主だ。討たなければいけない相手だ。
それにえっちなことをしてくる。
気持ちいいとはいえ、あんな破廉恥なことを。いけないことをけしかけてくる。
でも昨日の夜はアリシアは自分からそんな相手に……。
頭の中の整理は追いつかないまま、立ち尽くしているのを、エイラが妙な視線を向けてくる。
「アリシアお姉ちゃんの頭はご主人様でいっぱいなんですね」
「ち、違います。ほら、入りましょう。たくさん散らかってるんですから、早くしましょう」
「はい、いきましょう」
部屋は昨日の夜のままだった。
ベッドとソファと姿見ぐらいしかない、簡素な部屋だ。
衣装部屋などは別にあるのだろう。
最低限の機能だけが詰めこまれているはずなのに、まるで画家の仕事部屋のようにキャンバスがあちこちに転がっている。
描かれているのはみな女性で、一人として同じ女性はいない。
昨日も目に入ってはいたが、じっくり見てみると、その絵の魅力に惹きつけられた。
モデルの女性は笑みを浮かべるものがあれば、泣いているものもある。
全裸で卑猥なポーズを取っているものもある。
描かれているものは様々なのに、どの絵にも切なさが感じられた。
どうしてそう思うのか自分でも理解ができなかった。
「多くの淫魔族は特定の男性を飼い続けるタイプか、ハーレムを築いて複数の気に入った男性が飼い続けるかに分かれます。安定して精を得るためにはそれが最適なのでしょう」
エイラが出し抜けに話し始める。
「ご主人様はそのどちらでもなく、一期一会です。酒場で会った女性や街を歩く女性に声をかけたりして、そのまま宿泊所に連れ込んだり」
「不埒です」
アリシアは抵抗するようにそう言った。
そうやって否定の言葉を口にしないと、絵の魅力に囚われてしまいそうだった。
「一人のひとと長く続くことはありません。正体がバレてしまえば、生活する場所が奪われますから。実際、街を追われたことが何度あったか」
魔族が人族の街に暮らす。
それは決してバレてはいけない嘘をつき続ける生活だ。
そんな生活を続けるのは、どういう気持ちで、どれぐらい大変なことなのだろう?
アリシアには想像もつかなかった。
「本人は楽しそうにしていますけどね。少なくとも、淫魔族の里にいたころよりはずっといい暮らしです」
エイラの言葉を聞きながら、キャンバスを一つ一つ見つめ直す。
片付けなければならないのに、それらをどういう風に扱ったらいいかわからない。
そんなアリシアの気持ちを察したのかキャンバスを片付ける役目はエイラが買って出てくれた。
エイラは他の部屋から取ってきたのかキャンバスを入れられるような何段にもなった棚を持ってきて、それを部屋の隅に置いて、キャンバスをそこに重ねた。
アリシアは箒で床を掃き、ホコリがたまっていた床を水拭きした。
天蓋付きのベッドの中に小さなキャンバスを見つけた。
描き始めたばかりなのだろうその題材が自分であることにアリシアは気づいた。
白いドレスに麦わら帽子をかぶって、海の近くの浜辺に立っていた。
横顔ながら満面の笑みをつくっているのがわかる。
あたりをとっている段階だけれど、その絵はあまりにも美しかった。
「ひとのことを勝手に描くのはどうなんでしょうね」
アリシアが本気で不平を言っているわけではないことは、きっとエイラにはバレているだろう。
その絵に惹きつけられていることを少しも隠せていなかった。
「たいへん綺麗な絵ですね」
「わたしはリリィの前でこんな風には笑わないですけどね。でもよく描けていると言ってもいいと思います」
「アリシアお姉ちゃんのイキ顔はもっともっとかわいいけどね」
精一杯の強がりを見せるアリシアを、エイラはからかってくる。
アリシアは指を弾いて、エイラのおでこを小突く。
「あいたー。ほんとうのことなのに」
「そんなわけ、ありません」
そのはずだ。
この絵の中の自分より魅力的な表情を自分が見せることなんてできないと思った。
アリシアは掃除を再開させながら、リリィに対する態度と同様、自分の気持ちに迷いが生じている自分に気づく。
(わたしはここから出ないといけない。たとえリリィを倒せないとしても、せめてここから出ては行かないと)
朝起きたときはこの場所からすぐにでも逃げだそうと思っていた。
エイラに監視されているから、難しいだろうけれど、それでも機を見て逃げだそうと思っていた。
なのに、今、アリシアは目の前にある絵が完成するのを見届けたくなっていた。
「さて今日のお仕事はこれぐらいにしましょう。アリシアお姉ちゃん湯浴みをしましょうか?」
「言っておきますが、今日は、一人で大丈夫ですからね」
「そういうわけにはいきません。わたしはアリシアお姉ちゃんの使用人でもありますから」
「でも……それじゃあ、私の身体に触るのはなしです。約束できますか?」
「それはお姉ちゃんのほうが我慢できるかな?」
「で、できるに決まっています」
もちろん、アリシアはできなかった。
案の定、アリシアはエイラに欲情した。
その大きな尻に欲情をした。
そのことを指摘されると顔が真っ赤になった。
そうしてエイラに言われるままに彼女の大きな尻に肉棒を擦りつけると、それがあまりにも気持ち良くて何度も何度も自分で腰を動かして擦りつけ、最後にはその尻を白濁液で汚した。
「お仕事終わりの一発はどう? アリシアお姉ちゃん?」
なんと答えたらいいかわからないアリシアはたじたじになって、固まっていた。