※この作品はR-18です。

アリスダンジョン   作:uyr yama

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1話目の前半の続きがここになります。
解りづらくてごめんね?


香との絆を結ぶ日を・・・
10話目 微エロ(香)


 

 

 

 

ズキズキする痛みに正気に返ると、香がクスッと笑っていた。

壁に叩きつけた額から血が滲む。

それを乱暴に拭いながら、和馬は顔を痛みではなく顰めた。

ハッキリ言ってバツが悪いったらありゃしない。

年下であるはずの香が、自分よりも年上みたいに思えてしまって。

昨夜のことを完全に思い出した和馬は───香の笑いの主な原因───少し情けない表情を浮かべ、ポリポリと頬をかいて香の様子をうかがった。

 

「えっと、香ちゃん……?」

「なんですか、和馬さん」

 

柔らかく微笑む少女に、和馬はドキンと胸が高鳴る。

まるで初恋の人───男が出来て告白以前に失恋した苦い記憶───の隣にいるよう。

おかげで何か言おうとしていたはずなのに、言葉が口から出ない。

胸を押さえ惚けたように香の顔を見ていると、彼女の視線が徐々に下にいってることに気づいた。

 

なんだろう?

 

そう思いながら香の視線を追ってみると……

 

「うぁあああああッッ!?」

 

なんせモロ出しである。

考えてみれば、昨日の風呂上りからこっち、ずっと裸であった。

まあ、エッチしたんだから当然といえば当然だが。

朝立ちという生理現象に加え、昨夜の香との初体験を有り有りと思い返した和馬のソコは、見事なまでに天を向いている。

香はビンとソソリ勃つペニスを、興味深げに見ていたのだ。

和馬の顔がカッと熱くなった。

昨夜あんな関係になりはしたが、こうやって直で見られるのは恥ずかしいに決まってる。

和馬は音速の速度でそこを隠すと、気のせいだろうか?

香は残念そうに唇を尖らせ……でも急に気づいたように、くんくんと自分の身体の匂いを嗅いだ。

汗やその他諸々の匂いが気に食わなかったのだろう。僅かに顔を顰め、

 

「とりあえず、シャワーで汗を流しませんか?」

 

そう言って、自分の体を覆っていた布団をめくった。

和馬の視線はたちまち釘付けになった。

 

香の華奢な肢体のあちらこちらに散らばった桜色の痣。昨日、和馬が吸った……キスマーク。

更に股間の土手は明らかに腫れ上がっており、真っ赤になったそこは痛々しいにも程がある。

太腿には愛液と精液、そして処女血が流れた川の跡があり、香の股間の土手が腫れている理由を誇示していた。

こんな感じで幼く小さな身体には、あちらこちらに暴虐の跡がはっきり残っている。

そう、和馬が香に刻んだ跡。香を、女にした証……

 

思わず口から出そうになる謝罪の言葉を、和馬は飲み込んだ。

ここで謝るのは、あまりにも無責任。男として失格である。

その程度の良識を、和馬は当然持っていた。

和馬は股間を隠すのも忘れ香の傍に行くと、どうしたんだろう? と小首を傾げて不思議そうに和馬を見上げる彼女にそっと手を差し出した。

 

香は差し出された手を見、数瞬だけ思案すると、すぐに嬉しそうに顔を綻ばせる。

うっすらと頬を朱色に染めた香は、自分の手を和馬の差し出した手に重ねた。

手のひらを重ね合わせ、それを少しづつ横にずらしていく。

指と指の間に自分の指を滑り込ませ、互いの手の暖かさを堪能するように、指を絡めながらキュッと握った。

 

「ああ、もう! 可愛いなぁ……」

 

小さく和馬の口から零れた言葉。

多分、自分でなに言ったか気づいてない。

でも香の耳にはしっかり届き、

 

「あぅ~~」

 

と耳たぶまで真っ赤になった。

幼いなりに柔らかい身体のラインを恥ずかしそうにくねらせる香の色香は、和馬の脳髄に直撃する。

香と同じく、耳たぶまで真っ赤になる和馬。

所作だけ見れば、まるで初々しい出来たてカップルである。

2人とも裸であることを除けば……だけれど。

しばしそうして見つめ合う2人だが、すぐに何かに気づいたように香は声を上げた。

 

「あ、あのっ」

「な、なに?」

「はやくシャワー浴びちゃわないと、朝ご飯の時間に間にあわなくなっちゃいます」

「そ、そう、だね。行こっか?」

「っはい」

 

和馬の手を借り立ち上がった香は、その和馬を引っ張るようにして浴室へと急いだ。

絡み合う指はそのままで、とても楽しそうな香。

和馬も嬉しそうに表情を崩す。

互いに顔は真っ赤のままだけど、胸の奥は暖かい。

 

「はやくはやくー!」

「ちょっ!? そんなに焦らんでも大丈夫だってー」

「もう! ごはんの時間が終わっちゃったら和馬さんのせいですからね!」

 

だからだろう。心の落ち着きは取り戻し。

パタンと閉じられた浴室の扉の向こうからは、シャワーの音と、さっきまでテンパッてたとは思えない普通の会話。

今日これからの予定……主に和馬の技能レベル『異世界人Lv3』や固有スキル『祝福』についての調査。

これからの生活に必要な必需品の購入や、一番重要な『ホーム』についての話である。

技能レベルと固有スキルについては簡単だ。

昨日行ったシステム屋に行けばいい。

手数料は取られるだろうが、この手のシステム周りの疑問は100%解消できるらしい。

 

……やっぱゲームなんじゃね?

 

和馬はチラリとそう思ったが……香ちゃんとのえっち。あれはリアルだった。

いい加減、夢だのゲームだの現実逃避するのはやめないと。と頬をパシンと叩く。

昨日までは……香の初めてを奪うまでは許された……と和馬は思う。

 

 

どこかフワフワした感覚のままでなければ『イカマン』との『殺し合い』は出来なかった。

でも、一度経験したことで、和馬の中ではある種の現実となった……んだと思う。

だから戦える。昨日は出来たと何度も自分に言い聞かせ。

そうしてどこか現実離れした感覚は、心の澱となって溜まっていくのだ。

和馬の、心の限界が訪れ、発狂するその日まで……

 

 

だけど、もう大丈夫な気がした。

……いいや、はっきり大丈夫だとは言えないけども、それでも大丈夫だと言い切ってみせる。

多分に強がり混じりではあるけれど、守りたい。香ちゃんを守らなければならないと思うから。

そうしなければならないと、心の底から思ったから。

 

 

に、しても……

華奢な肩。筋肉が殆どついてないように見える二の腕。

薄い胸に、絹のような肌。

黒く長い髪をシャワーで濡らし、幼い肢体に張り付ける。

その幼い肢体は、シャワーの熱気にあてられて、ほんのり赤く染まっていた。

 

 

 

 

……凄く、凄く、興奮する。

 

和馬は思う。

 

ロリがどうとかなど、なんてチャチイ。

好きになった子がロリだっただけで、俺はロリが好きな訳じゃな……いやちょっと待て。

13才といえば、戦国時代なら普通に結婚できる年。んでこの世界のJAPANもたぶん戦国。

 

 

ってことは……!

 

 

俺はロリではない!

 

 

こういう理論が成立する筈……ッ!!

 

 

オタク入ってる思春期の少年らしい思考のぶっ飛び。

処女を捧げられた少年が、処女を捧げてくれた少女に恋をする。

まったくもってチョロイ男だが、これこそ現代社会に相応しい少年の在り方なのかもしれない。

いや、現代社会には最早存在しない、真実の大和撫子の処女を貰ったのだ。

まあ、少しオープンすぎな気がしないでもないが、それでも間違いなく絶滅危惧種!

そりゃ、恋の一つや二つしても当然だろう。

……例えそれが、様々な条件下に絡み合って行われた、不安な者同士の傷の舐め合いに近い関係だとしても。

 

「和馬さん?」

 

突然黙り込んで、ジッと自分を見つめる和馬に、キョトンと小首を傾げる香。

どうしたんだろう? そう思い、名前を呼び掛けてみた。

すると、突然ギュッと抱きしめられた。

押し付けられる少年の胸板に、流れるシャワーの温水。

……うまく、息が出来ない。

 

「かず、ま……さん……くるし、い……です……よ……?」

 

でも、和馬さんの優しい鼓動が、とても心地好く感じる。

だから……うん。もう少しこのままが、いいかも……

 

「ご、ごめん香ちゃんっ」

 

だから慌てて離れてしまった和馬さんに、少し残念に思う。

とは言っても、ここは浴室。そんなに離れられる訳もなく。

ただ単に背中を向けただけ。

もうっ! と香は僅かに頬を膨らませる。

もっとも、後ろを向いてしまった和馬には、見えやしないのだが。

それはそれで残念なことだろう。

今の香の表情は、とっても魅力的だったのだから。

 

「あっ、と、さっきの話の続きだけどさ。ホームは、ここでいいんじゃない?」

「はい、私も賛成です。朝ごはん頂いたら、早速咲良さんと交渉してみますね?」

「うん、お願い。その辺は、ちょっと俺じゃあね……」

「とすると今日の予定は……ここの長期契約と、商店街で生活用品の買い出し。そして冒険者ギルドへ行って、システム屋さんで和馬さんの異世界人レベルや祝福について効果を聞いてみる。でいいでしょうか?」

「あー、それと、出来れば武器屋にも行きたいかな?」

「新しい装備ですか?」

「いや、下見。ほら、剣Lv1になったじゃん。だからどんな剣を装備できるかとか、その剣の値段はとか……まあ色々さ」

「じゃあ、武器屋さんに行って、それからどうします?」

「時間があれば、アリスダンジョンのある場所とか見たいけど……まあ、ぶらぶらしよっか?」

「ぶらぶら……ですか?」

「うん、ぶらぶら」

「ぶらぶら……いいですね。これから、この街に住むんですもんね」

「だからさ、ゆっくり見ようよ、この街を。今日だけでなく、今日みたいにダンジョン攻略を休む日はさ、出来るだけ……ね?」

 

身体の休憩だけじゃない。

心の休憩こそが必要なのだ。

 

「……はいっ!」

 

はずむような返事が背中から聞こえた。

後ろを振り返れば、きっと香ちゃんの満面の笑みが見られるだろう。

 

ってか見たい。

 

だけど、その香ちゃんは裸なワケで……

和やかに話をしながらも、和馬のアソコは相変わらずぱお~ん状態。

 

だってしょうがない。

香ちゃんみたいな美少女と、一緒にシャワーを浴びるなんてしたら、誰だってこうなるに決まってる!

和馬は内心で自分をこうやって慰め、勃起が治まるまでは決して香の方を見ないようしなければと思った。

 

でないと、香の中に……挿入りたくなってしまう。

そそり立つペニスを香のクレヴァスに押し付け、そのまま一気に……ッ! 

……多分だが、和馬が望めば香は身体を開いてくれるだろう。

 

だけど、香のアソコは痛々しく腫れていた。

それに、歩き方も少しガニ股である。

恐らくかなり痛むのだろう。

 

そんな香ちゃんに無理させる訳にはいかない。

 

と思っていると、ヒョイッと和馬の脇腹から顔を出す。

視線の先は、昨夜さんざん見た、和馬のいきり勃つ局部。

 

「……そこ、なんとかしないと食事に行けませんよね?」

 

なんでもない風に言われた言葉。

実際、今更なのだ。

昨夜、浴室でも、ベッドの上でも、散々見た和馬のあそこ。

触りもしたし、自分の中にだって入ってきた。

だからそうやって隠されると、ちょっとムッてしてしまう。

なのに和馬は素早く局部を手で隠し、香の視線から逃げ出した。

 

「冷水かけりゃそのうち治まるから!」

 

本当に?

 

と胡散臭そうに和馬の目を見るけれど、彼は必死になっててこちらの視線に気づきやしない。

 

むぅ~と唇が尖る。

 

もう! もう! もうっ!!

だったら! こっちにも考えがありますっ!

 

香は自分のちっちゃな胸を和馬の背中に押しつけ、腕を腰に回して抱き付いた。

 

「こ、こう……ちゃん?」

 

柔らかい感触が背中に伝わる。

昨日、香を抱いたあの感触を、思い出してしまう。

このままじゃ、我慢、出来なくなってしまうじゃないか……

 

でも香は戸惑う和馬をあっさり無視。

ただ、昨日の情事を思い出して顔が真っ赤にしたのは、ちょっと可愛いと思う。

くすくす笑いたくなるのを堪え、はぁ~と熱い吐息を背中にかけた。

びくびくっと体が小さく痙攣させる和馬は、更に耳まで真っ赤っか。

 

大丈夫。すぐに楽にしてあげますね?

 

まるで子供に諭すようなことを内心で思いつつ、香はちろりと舌をだし、小悪魔チックな表情を浮かべた。

更に腰に回した手を伸ばし、いきり勃つ和馬のおちんちんに手を伸ばす。

 

「えっと、どうすればいいのかなぁ? こう、でしょうか……?」

 

可愛く小首を傾げ、和馬自身に指を絡める。

 

「いや、だから……」

 

熱い、熱い、熱い……

火傷してしまいそうなぐらい、熱い……

これが私の中に入ってきたんだと思うと……

 

いまだ何かが入っている気がするお腹の奥が、キュンてした。

 

この感じ……これが、和馬さん……

 

香は、絡めた指をゆっくり上下し始める。

 

「あ、ちょ────ッ!?」

 

抵抗を始めた和馬の背中に、香は今までよりもずっと密着してみせる。

こうすれば、抵抗しなくなるだろうと思って。

香の考え通り、和馬の抵抗はピタリとやんだ。

華奢な美少女に後ろから抱きしめられて抵抗出来る男なんざ、この世にいるワケねーのである。

 

「うまく出来るかどうか分かりませんけど、でも……任せてください……」

 

しっとりと喘ぐように囁かれた言葉が、浴室の中でやたらと反響した。

背中に当たる柔らかい感触の中に、コリコリと僅かに硬い物が当たる。

 

これって乳首だよな?

 

そう思って息を飲むと、香の手の動きに同調するかのように、その硬い物も背中で上下した。

こそばゆいが、それ以上に、気持ちいい気がする。

香ちゃんの可愛い乳首だと思えば尚更だ。

和馬の意識は自然と乳首のあたる背中と、そしてペニスを摩る指先に集中し始める。

もう、抵抗しようという気は起きず、和馬の息は荒くなった。

香の手淫が、ぎこちない物から次第に的確に和馬の弱い所を責め出したのだ。

鈴の部分に小さい指をはわしつつ、反り返っている竿をギュッと握って手を前後させる。

手の中で、何度もビクビク痙攣する和馬のモノ……

 

「気持ちいいですか?」

 

そう言いながら、心の中で、私も気持ちいいですよ、と太ももをスリスリ。

こう、お腹の下辺りが、キュンとはちょっと違って、じんわりしてきたのだ。

 

感情が、「……香ちゃんの手、すんごく気持ちいいっ」爆発する。

 

和馬の声に、腰が抜けそうになった。足もガクガクする。息も荒げる。

だから、もたれかかった。

全身をはりつけるように、体重を預け、もたれかかったのだ。

互いの身体から感じる熱がいっそう強く感じる。

 

「かずまさん、かずまさん、かずま、さん……」

 

しごく手の動きが、香の感情の爆発と共に、激しく、激しく、激しく……

技巧もへったくれもない手淫。だけども、それは和馬も同じこと。

だから、あっという間に和馬も込み上げて……

 

「あっ! やっぱりちょっと……」

 

待って!

だって、年下の子の手コキでイかされるなんて、ちょっとヤダ。

だから再び抵抗しようと身体をよじり……でも手遅れ。

香の手の中の和馬のペニスが少し膨張したかと思うと……

 

「きゃっ」

 

小さい悲鳴よりも一瞬だけ早く、白く濁った液体をこれでもかと少女の小さい手のひらに発射する。

香は、ふぅ……と熱い吐息を漏らした。

熱く、ネバネバする和馬の精液。彼の、感じた証。

 

私が、気持ちよくさせてあげたのだ。

 

香は和馬の背中に抱きつきながら、ブルル……と身体を震わせた。

胸に去来するのは、これ以上ない満足感。

そして、身体は……

 

「ひぅ……っ、あ、ああ……んっ!」

 

小さい喘ぎ声と同時に、お腹の熱が外に吐き出された。

パシャアっとおしっこしたみたいにアソコからおびただしい水が流れる。

 

(イッた……私も、イッちゃいました……)

 

そう思いながら、肩を落とす和馬を強引に自分の方に振り向かせ。

瞳をトロンとさせながら、爪先立ち。顔を、和馬の顔に近づけ……

 

ちゅっ……

 

静かに、唇を合わせた。

そして、何度も、何度も、何度も、唇を啄ばむように合わせ……

 

「もう一回、してあげますねっ」

 

うっとりする声色でそう囁き、彼の精でべとべとの手で、もう一度……

 

「い……いやあうーっ!?」

 

和馬を青ざめさせた香であった。

 

 

 

 

 

 

それから10分後、仲良く浴室から出て来た頃には、和馬のぱお~ん状態は完全に治まり。

汚された……と涙をだくだく流す和馬と、妙にニコニコ嬉しそうな香がいたとかなんとか。

ひとつ言えるとしたら、香の手はとても暖かく柔らかく気持ちが良かった。

 

「和馬さん、硬くなったらいつでもいってくださいっ」

 

満面の笑みだった香に、和馬は何も言えず。

ここに2人の力関係がはっきりしたと、ただ静かにさめざめと泣いた和馬であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和馬がやや憔悴した顔で部屋を出、下階の食堂に顔を出した頃には、もういくつかの冒険者PTは宿を出る所だった。

起きた時間はまあまあ早かったのだが、色々とあったゴタゴタのせいか、少し遅め───時間にして朝9時前後───の朝食となってしまったのだ。

 

チェックアウトの時間が10時である。

 

少し急がないと不味いな……和馬がそう思うのも当たり前だろう。

なんせ宿代には、夕食と朝食の分も入っているのだ。

まあ、それにしては随分と安めな値段ではあったが、根が小市民な和馬である。

無駄にお金を使いたくはないし、ここで朝食を抜かすつもりなど一切ない。

そんな訳で、さっさとご飯を食べちゃわないとと、香の手を握り取り、急ぎ食堂の空いている席を探す。

忙しなく視線をキョロキョロさせると、巨漢がこちらを手招きしていた。

巨漢は、言うまでもない。ボーダーである。

 

そして、その隣、

 

「あっ、レイチェルさん、おはようございます」

 

ぺこりと頭を下げる香。

和馬もつられるようにボーダーの隣に座るレイチェルに頭を下げ、

 

「おはようございます、ボーダーさん」

 

と、続けてボーダーにも頭を下げる。

手招きして呼んでくれたのはボーダーだ。

だけど挨拶したのがレイチェルより遅れてしまったのは、別に彼女に気がある訳ではない。

 

「よう坊主に嬢ちゃん。随分と遅い朝だな……っと、まあ、遅い理由はバレバレだがな」

 

少しだけ、ひょこひょこガニ股歩きになってる香に気づいていたのだろう。

ニヤリと獣じみた笑みを見せるや否や、わはははは、と大声で笑った。

レイチェルはそんなボーダーの腕に肘打ちを入れ、

 

「品のない人でごめんなさいね?」

 

と申し訳なさそうだ。

とはいえ、そんな顔は少しだけ。

レイチェルはすぐに艶やかに笑うと、優しく香の背中に手を回し、席に座る様に促した。

香は素直に促された席に着くと、その隣に当たり前の様に和馬を誘った。

和馬は嬉しそうに香の隣に腰かけると、手を振って女将さんである葵咲良を呼んだ。

 

「おはよう、和馬さん、香さん。今日の朝食は、へんでろぱのモーニングセットがオススメですよ?」

 

へんでろぱキターっ!?

 

もしかしてうにゅ~んもあんのかっ?

 

 

と、やおら興奮する和馬は、差し出されたメニュー表をガン見する。

カツ丼や焼き魚定食といったオーソドックスなメニューに紛れ、へんでろぱやうにゅ~んがある。

やっぱ、ランス世界に酷似した世界なんだな……と納得すると同時に、『あの』ランスが好きなへんでろぱやうにゅ~んへの興味がおさまらない。

 

「へんでろぱのモーニングとうにゅ~んっ!」

「じゃあ、私もそれでお願いします」

 

意気揚々と注文する和馬に、香は微笑ましい物でも見る様な生温かい視線を送りつつ、自分も同じ物をと注文する。

JAPAN出の香も、へんでろぱやうにゅ~んは初見であり、実際の所、和馬と同じく興味津々。

それでも私は和馬さんと違って平常心を保ってますよ~と、ちょっとおすまし顔だ。

ボーダーやレイチェル、それに咲良から見れば、どっちもどっちで微笑ましい。

 

3人それぞれ笑いを堪えながら、仲良く会話を始めた2人を優しい瞳で見守るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステータス

 

 

山本 和馬  18才

 

クラス 学生

 

Lv3(才能限界Lv∞)

 

経験値(152/200) 

 

HP 35/35

MP  2/ 2

 

力  17

守備 12

魔法力 2

魔抵力16

回避  7

速度  7

 

 

武器:なし(ロングソード)

防具:なし(アーマー)

アクセサリー:なし

GOLD:187

 

攻撃力 17(27)

守備力 13(21)

魔法攻撃力  2

魔法防御力 16

 

 

技能レベル

 

異世界人 Lv3

冒険者  Lv1

剣戦闘  Lv1

 

 

固有スキル

 

攻撃

戦術的撤退

祝福 弾数 3/3

財テク

 

 

 

 

 

織田 香  13才

 

クラス 姫 

 

Lv3(才能限界Lv40)

 

経験値(220/200)

 

HP 26/26

MP  0/ 0

 

力   9

守備 18

魔法力 0

魔抵力14

回避  3

速度  1

 

武器:なし(家宝の朱槍)

防具:なし(織田家伝来姫鎧)

アクセサリー:青いの印籠(被ダメージ30%減少)

GOLD:1920

 

攻撃力 9(84)

防御力 18(63)

魔法攻撃力  0

魔法防御力 14(34)

 

技能レベル

 

槍戦闘 Lv1

護身術 Lv2

国政  Lv1

毒料理 Lv1

姫   Lv1

 

固有スキル

 

攻撃

かばう

叱咤激励

戦術的撤退

 

 

 

PTステータス

 

織田香:リーダー

山本和馬

 

所属ギルド:なし

ホーム:未定

 

共有GOLD:132

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シークレットパラメータ

 

 

山本 和馬 Lv1(経験値 20/100)

 

精力  20/60

 

キス Lv 1 

愛撫 Lv 0 

正上位Lv 0 

 

 

 

人物リスト

 

 

織田 香 

 

妊娠度 5/100

 

相性 Lv10

愛情 Lv 6 ↑new!

 

仲間 Lv 2 

 

祝福:守備+1

処女ボーナス:剣戦闘Lv1

初性交ボーナス:財テク

 

 

 

竜胆 沙耶

 

相性 Lv 6 

 

後輩 Lv 0 

 

 

葵 咲良

 

相性 Lv 7 

 

お客様Lv 1 ↑mew!

 

 

琴月 円

 

相性 Lv 3 

 

お客様Lv 1 ↑new!

 

 

蓮間 香苗 

 

相性 Lv 9 

 

お客様Lv 1 

 

 

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