日が完全に暮れ落ち、ダンジョン帰りの冒険者たちで溢れ返った頃、和馬と香はようやく宿に帰りついた。
現代日本の電車や車を使った交通機関。そこまでいかなくても自転車などといった移動に便利な道具。
これらがなく、うし車と呼ばれる和馬主観で言う所の馬車しかないこの世界。
正直言って少し舐めてたなぁ、とぐっとり疲れ気味な和馬である。
それでも宿に入った時間帯は昨日に比べると幾分早い時間なためか、宿の酒場の部分は夕食やお酒を求めてきた冒険者でごった返していた。物凄い喧騒で声が良く聞こえない。
「うわ、すげーなマジで……」
と、少し茫然と呟く和馬をよそに、香は宿屋内をキョロキョロと見渡し、
(女将さんの咲良さんや円さん、香苗さん達に声をかけようかな?)
と思うも、忙しそうで気が咎める。
ここは声をかけずに、喧騒が一段落するまで部屋に戻っていた方がいいかなと思っていたら、香は円と目があった。
円はこちらに気づくや、スタスタと軽快な足取りで2人の前にくる。
「おかえりなさい。こっち席あいてるわよ? さっさと座ってパパっと食事すませてね」
【おかえりなさい】単純なその言葉が、香はとても嬉しかった。
思わず頬が、ほにゃっと緩んでしまうほど。
故郷を出てからこっち、とんと聞かなかった言葉なんだから、仕方ないのだ。
そう思ったら、自然と「ただいまかえりました」と香は口にしていた。
和馬も同じように「ただいまー」と続く。まるで本当の家族みたい。香はなんだか胸が暖かくなった。
せっかくだから、なにかお話ししよう。そう思って香が口を開きかけると、
「後がつかえてんの! いいからさっさと座る!」
「は、はいー!」
世間話とかしてる状況ではなかったらしい。
円のあまりの剣幕に、和馬を連れて慌てて席に座ると、彼女は背を向けて厨房の方へと行った。
(や、やべぇ……円さん、めっちゃ怖ぇ……)
(か、和馬さん!? 聞こえますよっ!)
小声で話す2人の方を、円がキッと睨みながら戻ってきた。
(まさか聞こえたか)
(だから言ったじゃないですか! 怒られるなら和馬さん一人ですからね!)
(いやいやちょっと待ってくれ。俺たちはPTだ)
(だからなんです?)
(だから一緒に)(いやです)
と、今度は目だけで会話する。
なんとまあ、意思疎通がうまくできるようになったものだ。
これならダンジョン探索も大丈夫。なんて思う間もなく、
「はい、どうぞっ」
円は2人が座る席のカウンターテーブルに、トン、トン、とリズミカルにお皿を置いていく。
香は身体がビクッと跳ね、硬直した。
まずいなぁ。今度こそ考えてることがバレちゃったかなぁ。
「今日のおススメメニューよ。美味しそうでしょう? あったかいうちに食べて」
……大丈夫だった。
気付かれぬよう、ホッと胸を撫で下ろし、温かい湯気が出ている料理に視線を移した。
海産物っぽい何かを使った料理だ。
食欲を増すいいにおいに、見栄えも中々素晴らしい。
砂漠の真ん中で海産物なんてないだろうから、これは違う何かだろうが。
それともこの世界の川や沼には、イカやタコがいるんだろうか? 流石は異世界。奥が深い。と、和馬。
まさかこのイカっぽい何かが、昨日散々ぶち殺したイカマンだとは思いもよらない。
知っていれば、食欲なんて吹っ飛んでいただろうから、和馬は知らずにすんで幸いだった。
昨日ダンジョン内で殺されたイカマンが、三流冒険者たちに回収されて市場に流れ、そこからこの宿屋に卸されているんだろうことも。
もしかしたらこのイカマンの中に、和馬が殺したイカマンが混じっているかもしれない。
ちなみに香はもちろん知っている。知っているけど気にしない。
香にとってみたら、釣った魚を食べるのと、なんら変わりはないからだ。
流石は異世界。釣った魚とイカマンを同一視するなんて、地球は日本産の和馬には出来そうにない。
にしても、まるで帰って来るタイミングが分かっていたみたいに、料理が出された。
それとも流れでパパっと作って、来た客に有無も言わせずに出してるのだろうか?
恐らくは後者。普通だったらクレームのひとつやふたつ来そうなものだ。
しかしこれだけの喧騒の中、不思議とそれらしき物は皆無である。
和馬ももちろん文句を言うつもりはない。怖いし。
苦笑いの一歩手前くらいの顔して出された料理を口にすると、うん、美味いわ。
ほっぺが落ちそうだ。とまでは言わんが、安い値段で提供されている物として考えれば、最上級の出来栄えだと思う。
事実、お姫様育ちの香もはふはふ言いながら夢中で食べてるし、和馬は言うまでもない。口一杯に頬張りながら、ガツガツ、ガツガツ。
(これだけ美味けりゃ、そりゃ誰も文句は言わんわな)
感心しながら、香と一緒に夢中になって食べる和馬であった。
温かく美味しい食事を終え、一息。香は円に言われた通りにさっさと席を離れることにした。
ボーダーが帰って来るまで残っていたい気持ちが和馬にはあったようだが、忙しなく働いてる円たちの手前、ここに残るのも躊躇われる。
というか、残っていたら蹴り出されてしまう気がした。それだけの迫力が、今の円にはあった。
その円の視線が、香と和馬にさっさと部屋に戻れといっている。
香は思う。ここは素直に従った方がいい。
香は和馬の手の上に、自身の小さな手を重ねる。
そろそろ部屋に帰りましょう? という合図のつもりだった。
さっきは目だけで通じたし、和馬さんなら分かってくれる。
というのは、香の甘えだったのだろうか?
「ボーダーさん、はやく帰ってこないかなぁ」
などと呟きながら入口の扉の方を見ていた和馬は、その手の感触に、
「どうかしたの?」
これである。
鈍いにもほどがあった。
円のさっさと戻れという威圧に気づかないのか。
というか、そんなにボーダーが好きなのか?
いや、まあ、香は和馬がボーダーに相談したいことがあるってことぐらいは理解している。
祝福だ。これについて、彼の見解を聞いてみたいのだろう。
分かることは解るのだけれど、今は目の前の危機をどうするかが問題だ。
こんなに鈍くて、ダンジョン探索なんてやっていけるのだろうか? 心配である。
(ほんとう、私がついてないとダメなひと)
昼にも同じようなことを思った気がする。
確かあの時は……本当に手がかかる困った人……だったかなぁ。
香はうふふとちょっとだけ笑った。
ああ、楽しいなぁ、と思う。
JAPANを出て、こんな気持ちになれるなんて思わなかった。
和馬さんを拾ったのは、人生最高のファインプレーだったに違いない。
彼の特性を考えても、それは間違いないに決まってる。
香は昨日の自分自身に称賛を浴びせつつも、彼の特性を考え……ずぅんと、気が重くなった。
浅ましいと香が考える発想をしてしまったのだ。
そのおかげで、楽しい気持ちが翳ってしまうのを感じた。
でも一瞬、ほんの一瞬だけだ。翳った気持ちが表情に出てしまったのは。
これに気づけるのは家族である兄と義姉だけだろう。
同じ家族のような存在の3Gでは無理。きっと気付けない。なのに……
(なのに和馬さんは────)
眉を顰め、心配そうな目でジッと香を見つめる。
香の僅かな表情に違和感を感じたのだ。
感じ取って、くれたのだ。
さっきのは気付いてくれなかったけど。
それでも……
「えと、なにかあったの?」
訝しげにそう聞く和馬。
胸が暖かくなった。泣きそうになった。でも泣きたくなかった。
泣いたら心配させるし、彼に心配されるより、彼を心配したいのだ。
こんな風に思うなんて、まるで大人の女の人みたいだと香は思った。
もちろん錯覚だ。けれど楽しい気持ちに戻ったのは本当だった。
だから声が弾んだ。楽しそうに、弾んで、
「いいえ。なにもありませんよ」
元気一杯に答えたはずだ。
なのに和馬は、ますます訝しげな表情を浮かべる。
「ほんとうに?」
「ほんとうですよ、和馬さん♪」
これでダメなら倍プッシュ。そう考えながら満面の笑顔。
ほんの一瞬前には辛そうな……というよりも、どこか自嘲するような表情を浮かべてたのに……
けれど、やはりその一瞬後、楽しそうに相好を崩す。
(これが女心と秋の空ってやつか?)
和馬は何となく女の深淵を知った風な気持ちになった。もちろん気のせいである。
香はそんな和馬にいっそう楽しくなったけど、突如ゾクゾクっと背筋に怖気が走った。
円のこちらを見る目つきが、とても危うい。放たれる威圧も倍、倍、倍、である。
これは一刻も速く撤退しないといけない。怖い。
「和馬さん、そろそろ部屋に戻りましょう?」
そう言って、チラリとだけ視線を円に向けた。
和馬は香の視線をたどり……タラリと冷や汗。
鈍いし、気の利かない男の子の和馬だけど、流石にどうやら分かってくれたみたい。
香はほぅっと胸を撫で下ろした。
そして椅子からお尻を半分だけずり下ろし、床に着いた足にグッと力を入れる。
その力でカタンと音を立てて椅子が引き、香はそのまま勢いよく立ち上がった。
「ごちそうさまでしたぁー」
2人の声が重なった。
厨房の奥にいるだろう咲良に向けて大きく声をかけたのだ。
返事は返ってこなかった。忙しいのか、聞こえなかったのか。
ただ、2人は特に返事を期待はしていなかった。
だから返事を期待せずに、
「行きましょう、和馬さん」
「そうだね、香ちゃん」
香が和馬の手を引いて階段の方へと足を向ける。
すぐさま2人が使ってたテーブルの上から、料理を食べ終えてからっぽになった食器が片付けられ、あっというまにテーブル布巾でピッカピカ。
凄まじい手際だ。これが一流の店員さんの技というものなのかと、感心するやら呆れるやら。
しかもだ。新しい客がもう、その席に座ってた。「はやっ」と驚きながら、2階への階段を登り終える2人だった。
「いっしょにお風呂入ろうって言ったのに……」
湯に浸かりながら、そう呟くと、両手を組んで、うん、て伸ばす。
反った背に、突き出された未熟な胸。
淡く膨らんだ乳房の先端は、桜色の突起のデコーレーション。
幼いなりに女を感じさせる美しい肢体である。
和馬がいれば、間違いなくガン見して興奮しただろう。
しかし彼はここにおらず、だからこそ香は不満そうに唇を尖らせた。
「一日3回の祝福……せっかくなんです。使っちゃえばいいのに……」
でも……仕方ない。
初体験の半ば強引だった行為で、香のあそこは腫れあがっていた。
歩くという動作をするだけで、苦痛でまともに歩くことも難しい。
それらを必死で隠そうとしたけれど、やっぱり不自然だったのか、あっさり和馬程度に見抜かれた。
というか、もしかしたら、誰から見ても変だったのかもしれない。
「わたしのことなんて、気遣わなくてもいいのに……」
気遣って貰ったことが嬉しくないわけじゃない。
むしろ気遣わずにガツガツ求められるよりはずっといい。
「ずっと……いいんですよね。ずっと……」
だけど、抑え切れない不満がある。
昼の時点には考えもしなかった。でも、気づいてしまった。汚らしい、浅ましい、自分の本性。
純粋に彼に抱かれたい、愛されたいという気持ちなら、香はそんな自分に驚きはせよ自己嫌悪なんてしない。
根底にあるのが、祝福……そう、祝福を受けたいと思ってしまったことだ。
1日に3回の祝福は、毎日受け続ければひと月と少しで香は限界レベルに到達する。
香の限界レベルは40。これだけあれば、人類の中でも上位クラス。
織田家伝来の装備と合わせれば、屈強なんてレベルではすまない、真実の強者だと言えるだろう。
現在攻略中の試験ダンジョンどころか、先行き不明だったアリスダンジョンの攻略に光が射した。
JAPANに帰れたらの話になるが、戦場でだって役に立てる。
剣聖と名高い上杉謙信とだって真っ向勝負が出来る筈だ。
そうなれば、どれだけ織田家の役に立てるだろう。
ウェンリーナの血を入手出来ずに帰ったとしても、これなら堂々と実力を示し、その上で和馬を婿として織田の分家を作ることだって可能なんだ。
そう考えてしまうのが、とても不純だと香は感じた。
純粋に和馬を気遣って抱かれた時にはなかった気持ちだ。
昨夜も、今朝も、感じなかった感覚だ。
「和馬さんが、お風呂にいっしょしてくれないのが悪いんです」
だからこんな嫌な事を考えてしまう。……考えついてしまった。
と、そこで香はぶんぶん勢いよく首を横にふった。
これはよくない。不健全なだけの思考で、出口のない迷路に入ってる。
「もう、なにも考えられなくなるくらい、めちゃくちゃに抱いてくれたらいいのに……」
こう考えるのも、祝福をして欲しいからなのだろうか?
香は湯船から出ると、憂鬱な表情を浮かべながら身体を洗った。
「やっぱりいっしょにお風呂に入りたかったです。そうしたら……」
顔を真っ赤にして私を見る和馬さんをからかって。
そうして上手くいったら……ああ、もう。本当に、ダメ。
今日は和馬さんの言う通り、明日に備えてさっさと寝るのが一番だ。
これ以上一人でいると、嫌なことばかり考える。それはもうゴメンですと、香は急いで身体を洗い流した。
お風呂からあがったらキスしてもらおう。
いっぱいいっぱいキスをして、いっぱいいっぱい甘えさせてあげよう。
朝のように手でしてあげるのもいいかもしれない。
そうだ。口でするのはどうだろう?
鈴女さんに教えて貰った男の人の悦ばせ方10選の中にあったはず。
悦ぶ……喜ぶ……よろこんでくれる……うん。してあげよう。
きっと、とても幸せな気持ちになれるスキンシップだ。
そう考えたら、さっきまでの憂鬱が治まって、少し冷静になった。
和馬が喜べば香も嬉しくなる。
だからといって、彼に恋をしたわけではないと思う。
だからといって、好きじゃないわけでもないと思う。
恋愛感情よりも、庇護欲が先にあった。
と、そう思った時、香はふと気付いた。
ああ、そうか。そうかもしれない。
試験ダンジョンで和馬は前にでて、囮となって戦う盾職をしてくれた。
とても危険な役割だ。だからこそ、出会ったばかりのはずの彼という人間が、心から信頼できた。
そして香は、和馬が引きつけたモンスターを討ち取る役目のアタッカー。
これがとてもうまくいき、モンスター退治もさくさく進んだんだけども……これが多分違うと香は考える。
自身の本質はアタッカーじゃない。守る人だ。和馬ではなく、自分こそが盾なのだ。
祝福。
超希少スキルの持ち主である和馬を守る盾。
「なんか、しっくりきます」
和馬は強い武器や防具を装備出来ない。
限界レベルが無限だろうと、上がらなければ意味はない。
そして、レベルを上げるのは大変なことだ。
だから上位の冒険者になるためには、レベルを効率よくあげるために強い装備が必須なのだ。
その強い装備の代わりが女の子。それが祝福。それが和馬なような気がする。
突飛な思いつきかもしれない。けれど、香はそれほど的外れではないと直感した。
もちろん、ただの直感だ。女の勘と言ってもいい。外れてるかもしれない。
けれども、
女の子ごとに決められた上がるステータス。
抱かれた女の子には経験値が入るという餌。
この2つ……間違いない。
と、香は確信できた。
「だったら、そうですね……私で上がるステータスって……やっぱり守備でしょうか」
もしも本当にそうだったら……
織田香が盾となって守るなら、剣で敵を倒す女の子。
後衛タイプで弓で矢を放つ女の子や、攻撃魔法を唱えて敵を殲滅する女の子。
治療魔法で傷を癒す女の子もいるかもしれない。
アリスダンジョンの探索をするのなら、やはり2人きりのPTは辛いものがある。
なら、これから出会うのだろうか?
自分が和馬さんと出会ったように。
和馬さんが他の女の子たちと、出会うのだろうか?
そうして仲を深め、抱き合うのだろう。
自分と和馬が、慰め合ったみたいに……
胸がなんだかもやもやする。
でも、これが嫉妬だとは思わなかった。
自分だけが守れる男の子が、自分以外の女の子に守られる。
そうだ。このもやもやは、たぶん恋の嫉妬なんかじゃない。
────さみしいんだ
「今日ははやく寝ましょう。明日も、あるんだし……」
香はポツリとつぶやき、頭から湯をかぶり、ふるると首を振ってお湯を切るとバスタブを出た。
脱衣室で素早く身体の水気を拭き取り、バスローブを羽織って室内に出る。
するとベッドの上でぼうっとしてた和馬と目が合い……途端に顔を真っ赤にする彼に、暗く落ちていた心が晴れるのを感じた。
(和馬さんは、私がいないとダメな人……でも、私も彼がいないと、もうダメなのかもしれません)
まだ、たった一日だけの付き合い。
なのに、おかしな話だ。
(それでも嫌な気分ではないですよ、和馬さん)
香はふふふ、と楽しげに微笑んだ。
バスローブの胸元が肌蹴て乳首ガン見え状態な自分に、まったくもって気付かない。
「お、お風呂入って来るからー」
だから、焦ってシャワールームに逃げる和馬に、
「おとうとって、こんな感じかもしれません」
香はとても嬉しそうにクスクス笑う。
心の澱は、たったこれだけのやり取りでなくなった。
ああ、やっぱり一人はダメだ。香はそう思いながら、
「和馬さんがお風呂からあがるまでに、お布団を暖めておこうかな」
布団の中に潜り込み、丸くなる。
ちょうど丸くなった場所は、さっきまで和馬が座っていた場所だ。
暖めるまでもなく暖かく、その暖かさが眠気を誘った。
お昼寝いっぱいしたんだけどなぁ。と思いながらも、香はその衝動に逆らうことなく目蓋を閉じた。
ほんのちょっとだけ眠ろう。ひとりぽっちは寂しいから、ほんの……そう、ほんのちょっとだけ……
これからも、ひとりぽっちの時は目をつむろう。
そして目を開ける時は、和馬さん。あなたが目の前にいるんですよね?
「だから……ちょっとだけ……和馬さんが……まで……ちょっと……だ、け……」
階下から聞こえてくる喧騒を子守り歌に、香はゆっくりと意識を沈めていく。
香が和馬がお風呂から上がるまでの短い時間で見た夢は、織田のみんなの夢だった。
病が治り、元気になった兄と、その兄を支える義姉。
そして3Gや勝家、乱丸といった諸将と談笑をし、自分の隣には彼がいた。
のほほんとしている彼に寄り添う自分は、もしかして彼の妻なんだろうか?
試しにと、夢の中で彼に寄り添ってみれば、真っ赤になってうろたえる。
それを囃す周囲の喧騒をよそに、
(やっぱり和馬さんは私がいないとダメなんだから)
と、香は確信した。
だからかもしれない。
和馬の気配に目を覚ましての最初が、
「旦那さま」
と小さい呟きだったのは。
もちろん、その後真っ赤になった香の照れ隠しの猫ぱんち(弱)が和馬に炸裂したのは言うまでもない。
シークレットパラメータ
織田 香
妊娠度 5/100
相性 Lv10
愛情 Lv 8 ↑new!
仲間 Lv 3 ↑new!
祝福:守備+1
処女ボーナス:剣戦闘Lv1
初性交ボーナス:財テク
琴月 円
相性 Lv 4
愛情 Lv 1 ↑new!
お客様Lv 2 ↑new!