※この作品はR-18です。

この素晴らしい仲間と過ちを!   作:早見 彼方

3 / 5
第3話

 シーツに覆われた股間に違和感を覚え、カズマは目を覚ました。

 

 目蓋を開くと、カーテンの隙間から見える窓の外はまだ暗かった。しかし、最後に眠った時間から考えると、外が白み出すのはそう遠くはないだろう。仮に今からセックスを始めると、朝まで突入してしまいそうだ。

 

「アク……」

 

 股間に顔を寄せていると思われる少女の名前を呼ぼうとして、カズマは左から聞こえる微かな寝息に気がついた。

 

 横に顔を傾けると、そこにはカズマに添い寝をするアクアの姿があった。目を閉じていてもわかる造形の美しい顔。雄の心をがっちりと掴んで離さないスタイルの良い体。普段纏っている青い衣もパジャマもなく、白皙の裸身を晒している。

 

 隣にアクアがいる。では、シーツの中にいるのは誰だ?

 

 生じた疑問が意識を覚醒させていき、カズマは動揺を露わにし始めた。

 

 その間にも、何者かがカズマの股間で元気よく起き上がるカズマさんに挨拶をするように頬擦りをしている。ぷにぷにとしていて、柔らかい感触。まだ幼さのある肌だ。そして、時折太股に擦りつけられる胸元と思われる部分の控えめな感触が、カズマに確信を与えた。

 

「この感触。めぐみんか」

 

「どこで私と判断したのか教えてもらおうか」

 

 突然頭を持ち上げ、邪魔になったシーツを振り払って現れたのは、案の定の人物だった。黒く艶々とした髪と真っ赤な双眸。それら紅魔(こうま)族という人種の特徴を持つパジャマ姿の十代半ばの少女は、カズマたちの大切な冒険仲間、めぐみん。

 

 彼女がカズマのシーツに潜り込んで、カズマの相棒を撫でたり、頬を擦りつけたりしていたらしい。

 

 だが、なぜそんなことを。

 

 と、わざわざカズマは考えるまでもなく、めぐみんの目的を理解した。

 

「ついに来たか。待ちくたびれたぞ」

 

「何気取ってるんですか! カズマが一向に私を誘わないばかりか、事もあろうにアクアと先に関係を持ってしまったから、こうして私のほうから出向くことになったのでしょう!? どうしていつまでも誘ってこないんですか! あの約束を忘れたんですか!?」

 

「ちょ、声大きい……。アクアが起きるって……。いや、約束のことは勿論忘れてないぞ……? でも、いろいろあったし、めぐみんのほうから来てくれると思ってたから……。そうこうしてたら、アクアと過ちを……」

 

 カズマがブツブツと言い訳がましく言葉を弄しているのを、めぐみんは興奮気味に赤い眼を光らせながら聞いていた。

 

 約束というのは、今から少し前、カズマたちがまだ魔王の討伐を果たす前に交わしていた約束のこと。一人で勝手に魔王退治の旅に出たアクアを追いかけようとした際、アクアを無事に連れ戻したら、その日の夜に二人で凄い事をしようと、めぐみんから提案された。

 

 カズマはそれを了承した。

 

 そして、カズマたちは魔王を倒し、アクアを連れて屋敷に戻ってきたのだが。

 

 カズマの言葉通り、その後もいろいろなことがあって、めぐみんと凄い事をしている暇もなかった。そうした慌ただしい日々を過ごし、ようやく落ち着きのある時間を持てるようになった頃、カズマはアクアと過ちを犯して交わった。

 

「わかりました……。ええ、わかりましたとも……」

 

 アクアとの過ちはともかくとして、めぐみんはカズマと共に過ごしていたからこそ、時間に余裕がなかったことも理解しているのだろう。だからこうして、不承不承ながらも納得しようとしている。

 

「これまでは間が悪かったと思うことにします。……ですが」

 

 めぐみんはそう言って、再び頭を下げた。

 

 カズマの勃起が収まることのない肉棒に、めぐみんが顔を寄せる。

 

「もう、逃がしませんからね……? いい加減、こちらも我慢の限界ですから……」

 

 はぁぁああ、とめぐみんは吐いた熱い息が、カズマの肉棒を襲う。

 

「っ……!?」

 

 ビクンッと肉棒を震わせ、カズマは小さく呻いた。

 

 危うく大きな声を出すところだった。しかし、隣にはアクアがいるため、声を控えた。

 

 場所を変えよう。そうめぐみんに提案しようとしたカズマだったが、めぐみんは止まらない。

 

「カズマの、本気になると、こんなに大きいんですね……。以前見たときは揶揄ってしまい、すみませんでした……。これはもう馬鹿にはできないですね……。両手でやっと握れる長さで、厚みもあります……。んっ、この先端の反り返りも、格好いいですね……」

 

 めぐみんは両手で肉棒を優しく掴むと、軽く扱きながら観察している。

 

「め、めぐみん……」

 

 カズマは手を持ち上げかけたが、すぐにそれをベッドに戻した。

 

 めぐみんと親しい関係になってから、いつかは来ると思っていたこの瞬間。それを、臆した感情によって邪魔する気にはなれなかった。それよりも、ちゃんと身を任せて、後には引けないことをめぐみんとたくさんしたい。

 

 アクアと肉体関係を築いたことで、度胸が身についたようだ。

 

「めぐみん、舌でチンポ、舐めてくれ……」

 

「んっ……わかりました……。れるぅっ……ぬちゃぁ……こんな、感じですか……?」

 

「ああ、それで……ぉっ……」

 

「ぐぢゅぅっ……ぶちゅぅっ……ぬろぉ……れろぉぉ……」

 

 めぐみんの舌が亀頭を這い回る。カズマが悦びそうなところを探りながら、早速見つけた弱点である裏筋を舌先で擦る。上下左右に揺れ動かした舌が唾液を擦りつけながら、ぐりっぐりっと刺激を加える。

 

「ぅ……」

 

「ぬちゅっ……ぐ、ぷぷぅっ……」

 

「っ……」

 

 咥えるのは初めてだというのに、めぐみんはあっという間に上達していき、艶めかしい動きで窄めた口内に肉棒を誘い入れた。ぢゅぶっと唾液がこぼれないように啜りながら、肉竿を口内に差し込んでいく。

 

「ぬぷっ……ぬくっ……ぢゅっ……ぢゅるっ……」

 

 めぐみんはカズマに愛情を注ぐことに躊躇いはないようだった。アクアのように酔っているわけでもないのに、いやらしい行為を率先して行っている。カズマの目を見ながら、口の中でずりゅりゅとチンポをしゃぶる。

 

「ぢゅぞぞぞ……ぬぢゅっ……」

 

 口から取り出して。

 

「ぐぷぅっ……ぢゅぷぷぷっ……」

 

 口に収める。

 

 暗闇の中、瞳を真っ赤にさせて、興奮の鼻息を吐きながらめぐみんが男根を可愛がる。その表情は柔らかい微笑みを湛えている。可愛らしい少女に肉棒を咥えてもらいながら、そんな笑みを送られて、カズマの熱い感情が一気に高められてしまう。

 

「んっ……ふぅっ……ぶぢゅぢゅぞぞぞぉっ……!」

 

 そんなとき、タイミング悪く襲い掛かってきためぐみんの吸引。肉棒に纏わせた唾液を吸い上げる目的のそれがカズマの意表を突き、体液を搾り出した。

 

「んぐぅっ……!? んっ……!? っ……!?」

 

 びゅくびゅくと脈動に合わせて吐き出た白濁液に、めぐみんは狼狽していた。だが、驚いて口を離してしまうということはなく、喉を鳴らして精液を飲んでいる。途中、カズマにこれでいいのかと伺いを立てるように目線を送ってきたが、カズマが気持ちよさそうに頬を緩めているのを見て、嚥下を続けた。

 

「ごくっ……ぢゅるっ……んっ、ぐ……ごくっ……ごくっ……ごくっ……」

 

 出されるものを遠慮なく飲み続けるめぐみん。

 

 やがて射精が収まったのに気づいて、口から肉棒を解放する。

 

「ん、ぷ、はぁ……はぁぁ……はぁああっ……」

 

 精液を付着させた舌を口から覗かせ、乱れた息を肉棒に吹きかけている。めぐみんの手で竿の根元を掴まれた肉棒はまだ萎えることなく、逆に調子に乗ったように硬さを増して強い熱を放つ。

 

「まだ行けますよね、カズマ……」

 

 めぐみんが頬を寄せ、肉棒に頬擦りをする。

 

「このまま、最後まで、してもいいんですよ……?」

 

 発情したように頬を紅潮させ、思いを紡ぐ。

 

「カズマの、恋人として、できること全部、してあげたいです……」

 

 むにゅぅっと頬を擦りつけて頬擦りをし、人差し指で亀頭を撫でてくる。ごぽぉと尿道から精液の残り汁が溢れてきたが、すぐにめぐみんの舌で見せつけるように舐め取られ、目の前で嚥下される。

 

「アクアにしたみたいに、私を、カズマのものにしてください……」

 

 こんな風に頼まれて、カズマに断れるはずもない。

 

 カズマは体を起こし、めぐみんをベッドに押し倒した。

 

「っ……」

 

 めぐみんに覆い被さるカズマ。そこに邪魔は入らない。

 

「ぁ……」

 

 めぐみんの薄赤色のパジャマのボタンを外し、胸元の肌を晒していく。そうして白い肌が露わになっても、これまで事あるごとに良い雰囲気になるカズマたちの邪魔をする者は、今回に限っては現れなかった。

 

「ぅぅ……」

 

 パジャマがはだけ、表に出ためぐみんの乳房。本人が気にしているように、大きさは随分と大人しいものだ。だが、手に収まる形も、頂のピンク色の乳輪も綺麗で、カズマの手がそこを優しく覆った。

 

 そして、ゆっくりと指を沈め、ふにふにと揉んでいく。

 

「ぁぁ……は、ぁ……」

 

 少しくすぐったそうに、それでいて感じ入るようにめぐみんが息を吐く。カズマはそんなめぐみんの反応を確かめながら、決して痛みを感じさせないように両方の胸の強張りを解していった。

 

「っ……んっ……ぁ……」

 

 じっくりと。自分の手垢で、大切な恋人の胸を汚す。そんな興奮にチンポをビキビキと怒張させながら、焦ることなく愛撫する。

 

 ひとしきり、胸を揉んで、そろそろ頃合いかとカズマは片手をめぐみんの下腹に移動させた。

 

「ぁ、そこは……」

 

 めぐみんが何かを言おうとしたが、その前にカズマがパジャマのズボンを手に掛け、膝下までずり下ろした。そして、美味しそうな太股の付け根を隠す黒い下着を見て、その下着がやけにぐっしょりと濡れそぼっているのを見て、カズマは呆気に取られた。

 

「……濡れすぎじゃね」

 

「っ……仕方ないでしょう! カズマたちが卑猥なことをするたびに、声や音が屋敷中に響いているんですよ!? さっきも、全く抑えることなく! わざとですか!? 私を嫉妬させるためにわざと大声出してるんですか!?」

 

「ぃ、いやぁ、そこまで響いてるとは……」

 

 カズマに自覚はなかった。いつも目の前のアクアの顔や声に夢中になっていて、脳みそを空っぽにして交尾に耽っているのだから。こうやって初めてのめぐみんに優しく接するような情緒もなく、がっついてくるアクアを受け止めて猿のように発情するのが常だった。

 

「ごめんって。謝るからさ……」

 

「ぁ、ちょっ……」

 

 カズマは謝罪を口にしながら、めぐみんの下着を掴み、上に引っ張った。ぐっしょりと濡れたそれが割れ目に食い込み、中に隠れている敏感な場所を擦る。

 

「んんっ……」

 

「でも、声を聞いただけじゃ、これだけ濡れないよな? 自分でかなり触ってるんだよな?」

 

「そ、それは……ぁあっ……」

 

 カズマは下着を手から放すと、中に片手を突っ込んだ。

 

 下着越しではなく陰部に直接触った瞬間、ぐちゅりと音が鳴った。手の平全体が温められた愛液で濡れる。カズマは粘つく指をそのままに、ぷにっと弾力のある恥丘とその間の割れ目を指でなぞった。

 

「んぁぁっ……」

 

「かなり弄っただろ。処女膜、破ってないよな? めぐみんの処女膜は、俺のチンポでブチブチ破るんだからな」

 

「だんだんと調子に乗ってきましたね、この男……っ、ひぃっ……!?」

 

 秘所全体を塗れた手で撫で回し、見つけた陰核を皮の上から優しく摘まむ。それでも刺激が強かったようで、めぐみんの腰が浮いた。初めての刺激に歯を食いしばり、目を瞠って動揺している様子だった。

 

「クリトリスはあんまり触ってないんだな」

 

「か、カズマ、なんで、そんなに、触り方が上手なんですかっ……?」

 

「なんでって、アクアの体で勉強と練習してるからな」

 

 カズマとアクアは、肉体関係を持つようになってまだ日が浅いとはいえ、お互いの体を隅々まで把握していた。女の体がどうなっているのかは勿論、何をすれば気持ち良いのか、何をされると嫌なのかも理解しているつもりだった。

 

 女神という極上の女体を性教育の教材に使い、文字通り足先から頭までアクアを舐め尽くしたカズマならば、未経験のめぐみんを手玉に取るくらい造作もなかった。

 

「ほら」

 

「んっ……!? ぁあっ……!」

 

 もっと優しく、めぐみんの陰核を攻める。再び腰が浮かび上がったが、先ほどよりは蝕む刺激が弱くなったようだ。代わりに快感が電流のように走って、めぐみんの体を弛緩させていく。

 

「まだまだ」

 

「カズ、マっ……んぁぁっ……はぁぁっ……!?」

 

 陰核だけでなく、膣口も撫で回す。うっかり穴に指を沈めて膜を破ってしまわないように注意しつつ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっと卑猥な水音を鳴らして解していく。

 

 そうして、カズマの手でよくマッサージをすること数分。

 

「ぁっ……ぁっ……」

 

 めぐみんが完熟した。

 

 カズマはぐったりとしためぐみんの下着に手を掛け、ゆっくりと脱がしていく。黒い煽情的な下着は、もはや濡れていない場所がないほどに水気を帯びている。カズマは手に持った下着を鼻先に近づけ、思いっきり深呼吸して雌の匂いを嗅ぎ、自分の唾液で濡らした後、股間に移動させて遠慮なく肉棒を扱いた。

 

 ぬちゅっ、ぬちゅっと擦れるたびにチンポに愛液が付着する。良い感じに滑りがよくなっていく。ある程度、そうして濡らした後、用済みとなった下着をめぐみんの腕に巻きつけてあげた。

 

「今自然に行われた最低行為について、聞きたい事があるのですが」

 

「うん。それは後にしようか」

 

 カズマはこれをスルーし、そろそろやることを済ませようと思った。

 

 下着を脱がされ、完全に露出した股。ピッタリと閉じた割れ目から愛液の流出が止まらない。カズマは前傾姿勢になって顔を近づけ、割れ目をこじ開けては閉じ、こじ開けては閉じを繰り返し、無垢なピンク色の秘所を目に焼きつけている。

 

 くぱぁと開くそこはまだ未熟に見えるが、雄を誘う蜜で十分蕩けきっている。

 

「エッロ……」

 

「ちょ、くすぐったいですっ……」

 

 愛液まみれのロリマンコをじっくり観察すると、カズマは体の場所を移した。

 

 めぐみんの開いた股の間に体を割り込ませ、細い腰を掴む。正常位の体位でめぐみんの股間に肉棒を突きつける。

 

 多少、大きさが不釣り合いのように見えるが、問題なく入るだろう。

 

 それよりも、カズマのほうが膣の狭さに屈し、早めに達してしまうかもしれない。

 

 それでもいいかとカズマは結論付けた。

 

 とにかく今は、めぐみんと早く繋がりたかった。

 

 カズマは肉棒を握ると、亀頭を秘所に寄せた。陰裂を捲り、中にある小さな穴に亀頭を埋める。

 

「いくぞ、めぐみん」

 

「は、はぃっ……」

 

 少し緊張した様子で応えるめぐみん。

 

 カズマもまた、初めて入る穴に緊張を抱きつつも、膣穴に亀頭を潜り込ませた。

 

「くっ……」

 

 アクアも狭いのだが、小柄なめぐみんの中はさらにキツかった。押し返されるような圧力はあるが、解した甲斐はあったのか、少し力を込めれば進むことができる。

 

 亀頭が沈んでいき、やがてそれの感触があった。

 

 柔く、頼りないそれに、カズマは亀頭をめり込ませた。

 

 ブチッ、と破けたのは処女膜。めぐみんの初めての証。

 

「ぅ、ぁぁっ……」

 

 カズマによって純潔を奪われためぐみんは、大人の階段を昇った。その微かな痛みがめぐみんを襲っているのだろうか。それとも、膜を破かれたという事実を噛み締め、成長を実感して震えているのか。

 

 ともあれ、カズマの一部を受け入れためぐみんの膣内に、カズマが攻め入り続ける。

 

「ぉ……っ……は、ぁっ……!」

 

 肉棒がめぐみんの内側を満たし、カズマの体温を伝える。カズマもまためぐみんの体温を受け、膣肉の強烈な歓迎を受けている。油断をすればすぐに後退させられるような窮屈さと、膣ヒダによるマッサージ。

 

 蕩けるような気分を味わいながらも、カズマはやっと、めぐみんの最奥に辿り着く。

 

「んぁあっ……ぃ、今、奥に、奥に当たりましたよっ……」

 

 自分の体の中で、カズマの一部が入っていることを、めぐみんは喜んでいた。表情は緩み、瞳は潤んでいる。この瞬間を望んでいたのはカズマだけではなく、めぐみんも同じなのだと改めて実感し、カズマは堪らず腰を引き戻した。

 

「ぅうぅっ……! 亀頭で、引っ掻かれて……ぁあっ……!?」

 

 反り返るようなエラがめぐみんの膣壁に引っ掛かり、擦りながら後退する。滲み出ていた愛液が掻きだされ、ちょうど膣外に垂れ出ようとしていた血と混ざってピンク色の粘液でシーツを汚す。

 

 膣から亀頭が抜け出ない位置まで取り出したカズマは、改めて腰を前に動かす。

 

 未熟な穴を開拓する作業は、カズマに凄まじい快感と満足感を与えていた。油断をすれば理性が持っていかれて暴走してしまう。だが、めぐみんを傷つけないようにと踏ん張って、一定の速度を保つ。

 

「ぉっ……」

 

 奥まで埋め込んで子宮口に亀頭をゆっくりと密着させる。

 

「ぉぉぉ~……」

 

 膣壁を少しずつ削りながら後退し、また新しい愛液がシーツにこぼれ落ちる。

 

 単純だが、これほど気持ちのいいことはない。

 

 カズマは着実にめぐみんと性器を嵌め合わせる回数を増やしていく。そして、問題ない速さまで腰の動きを速めていく。

 

 めぐみんの体が拒否反応を起こせば、カズマはすぐに速度を落とすつもりだったが、そうではなかった。めぐみんはカズマの動きにすぐ適応し、処女喪失し立てのロリマンコがカズマの肉棒をガッチリと掴み込む。

 

 自然と、カズマの体位はより激しいセックスが行えるものに変わっていった。

 

 正常位からめぐみんの体に覆い被さって、抱き締めながら腰を上下に振る。

 

 いわゆる種付けプレスの体位。

 

「んぁっ……ぁぁっ……カズマっ……ま、待ってください……。はぁっ、ぁぁつ……。これは、これは駄目ですっ……。こんなの受けたら、嵌まってしまいそうです……。うぁっ、ぁあっ……。ん、くぅっ……!?」

 

 ギシッ、ギシッ。ベッドを軋ませ、カズマがめぐみんを食らう。

 

 さっきまで余裕のあったカズマも、こうして交尾に夢中になると理性を失う。

 

「はぁっ……はぁっ……!」

 

 カズマは荒い息をめぐみんの頬に吹きかけ、吊り上げた口の端から涎を垂らす。それが頬を濡らすが、めぐみんは嫌がる様子もなく、ただ雄の本能剥き出しで食らいついてくるカズマに圧倒されているようだった。

 

「カズマっ……ぁ、ああっ……!」

 

 ギシッ、ギシッ!

 

「う、んんっ……!? あぁぁっ……!?」

 

 パンッ、パンッ、パンッ!

 

 股間を打ちつけ、気持ち良くチンポを挿入する。尻を持ち上げてまた奥まで突き入れて、快楽一色の表情を見せ、声を漏らす。あまりにも純粋な欲望を間近から叩きつけられて、めぐみんもその影響を色濃く受けていった。

 

「はじめて、なのですが……! こんなにはげしくて、よいのでしょうかっ……! あぁっ、んぁぁっ、ん、んんぅっ……! はぁっ、はぁっ……! あぁぁ、でも、これ、気持ち良いですっ……。カズマに上から押し潰されてっ、ぉっ、おマンコ、おチンポで苛められるのっ……。だ、大好き、かもしれません……。ぁっ、はぁっ……ぉっ……ぉっ……ぉっ……!?」

 

 普通のカップルが辿る性生活の過程を、一足飛びで駆け上がるような。凄まじい速度でめぐみんに経験を積ませる。これが当たり前なのだとめぐみんに思い込ませ、深く疑いを抱かせないうちに、快楽攻めで脳と体を犯す。

 

 そうしていると、めぐみんの体が震え始めた。

 

「ぁ……か、カズマ……カズマぁああっ……!」

 

 縋るようにめぐみんがカズマの体に両手と両足を巻きつける。それを受けて、カズマは速度を少しだけ落としながらも、めぐみんが感じられるように、深く、そしてゆっくりとした一撃を膣奥にお見舞いしていく。

 

「っ……ふぅっっ……!?」

 

 めぐみんがカズマの肩に顔を埋め、声を押し殺す。

 

「ぉっ……!?」

 

 直後の突きで、体を仰け反らせて上を向く。

 

「ぉ、ぉぉぉおおおおぉ~っ……!?」

 

 連続で子宮を突かれ、めぐみんが激しく痙攣を始めた。

 

 ピンッと両足を伸ばすめぐみん。

 

 カズマはめぐみんに圧し掛かって、ベッドに深く沈める。

 

 そして、先んじて絶頂しためぐみんに追従する形で、溜め込んでいた興奮を爆発させた。

 

「んぁああっ……。な、なかにぃ……! カズマの、あついのがぁぁ……。すごっ……。すごいですっ……。こんなに、いっぱい……!? ま、まだ、出てっ……。ふ、ぅうっ……。うぅうっ……!」

 

 再びカズマの肩に顔を埋め、声を抑えて震え上がるめぐみん。

 

 彼女の胎では、カズマの精液が激しく拡散していた。無垢だった場所を次々に白濁に塗り替え、ぷりっぷりの新鮮なザーメンの臭いを覚え込ませる。壁にへばりついてどんどん癒着していき、遂にはめぐみんの胎を完全に満たす。

 

「こんなの、すぐ、子供、できちゃいます……。ぉおっ……んんぅっ……」

 

 後悔ではなく、歓喜を含んだ声音でめぐみんは呟く。

 

「私と、カズマの、赤ちゃん……」

 

 めぐみんは嬉しそうにはにかみ、カズマの耳元に口を近づけた。

 

「赤ちゃん……。赤ちゃん……。赤ちゃん……」

 

 何度も、カズマを誘惑するように囁く。

 

 めぐみんの囁き声と、涙をこぼして微笑む顔。

 

 それを向けられたカズマは、我慢が利かなくなった。

 

「めぐみん……」

 

 名前を呼んでから、カズマは言い淀む。

 

 しかし、意を決して続けた。

 

「俺は、めぐみんも、アクアも欲しい……。ダクネスも……。他の子も……。俺の女にして……。この世界で死ぬことなく、永遠に、一緒にいたい……。別れたくない……。めぐみんたちのことを、忘れたくない……」

 

 カズマの口から吐露したそれは、アクアの想いを強く受けている。とはいえ、全てがアクアの感情ではなく、カズマの想いも混ざり合っている。これはアクアの願いであると同時にカズマの願いでもあった。

 

 普通の人間ならば、眉を顰めそうな都合の良い欲望に塗れた言葉だ。

 

 相手によっては、ここでカズマの肩を突き飛ばすこともあるだろう。

 

 だが、めぐみんは少し驚いたように目を瞠った後、優しい笑みを浮かべた。

 

「何があったかは、後で聞くことにしましょう……」

 

 カズマの体を抱き締めて、めぐみんは落ち着いた声色で、返事をする。

 

「たとえそれが過ちであっても、カズマが望むのなら、いつまでも一緒にいますよ……。賢く優秀なセーブ役の私がいないと、不安ですからね……。ずっと、ずぅぅっと、あなたの傍にいさせてください……」

 

 めぐみんの答えは、深くカズマの心に染み入った。

 

 返事を受けたカズマは、止まっていた腰を、ゆっくりと動かした。

 

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ!

 

 どぷぅっ、ごぷぅっ、びゅるっ、びゅるるっ!

 

「ぁっ……! んっ……! んんっ……!」

 

 夜の闇に交尾の音を響かせて、少女の胎に子種を敷き詰める。種付けプレスのみと言わず、バックでも、騎乗位でも、相手を求め合う。邪魔な服は脱ぎ捨てて、肌と肌を直接擦りつけて、甘えるように抱き合って、舌も絡ませた。

 

 同じベッドで、すぐ横で、そんな激しい蜜月を過ごされて、アクアが目を覚まさないはずはなかった。しかし、アクアが起き上がって二人の邪魔をすることも、混ざろうとすることもなかった。

 

 アクアは寝返りを打って、カズマの上で踊るように腰を振るめぐみんから顔を背ける。

 

 そして、誰も見ていないところで目を薄く開き、微かに口元に笑みを刻む。

 

 髪色と同じ綺麗な水色の瞳は、深く澄んでいるはずなのに、暗闇以上に濃い闇を孕んでいた。その闇は少しずつ、自身の天使であるカズマへと共有される。

 

 そして、カズマを通じて計画に賛同しためぐみんにも、泥のような闇が共有される。

 

「カズマぁっ……。ぁ、はっ……。馬乗りピストン、気持ち良いですかぁっ……。ぁんっ……あんっ……! あぁっ、チンポ硬くなりましたねっ……。赤ちゃんの部屋、そんなに激しくノックしてっ……。まだ、そこには赤ちゃんはいませんよっ……。これからっ、これからですからねっ……。カズマと私の、かわいい赤ちゃん、たくさん作っていきましょうねっ……」

 

 初夜にしてはあり得ないほどの盛り上がりを見せる二人。

 

 明らかに悪い影響を受けているのだが、二人は気づかない。

 

 そして、薄く開いた扉の外で、めぐみんとカズマのセックスを覗き見ている女がいることも気づいていない。もう何度も絶頂し、廊下を愛液で濡らしながら荒い息を吐いているのだが、めぐみんの声はそれを上回っている。

 

「カズマとぉ、あんっ、あぁんっ、私たちの、理想の世界を、作りましょうねっ……」

 

 めぐみんの真っ赤に爛々と輝く瞳の底には、アクアと同じ欲望の闇が沈殿していた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。