あの日以降、毎朝同じ時間帯に公園に足を運んでいるが、あの女の子の姿を見る事はなくなっていた。
渡した連絡先の着信音も一切鳴らず、あの女の子に会いたいという逸る気持ちばかりが先走り、何も手に付かなくなっていた。
あの夢の様な出来事があってから、僕の心には彼女が住み着いて離れない。
何人もの女性と身体を重ねてきたが、あれほどの衝撃的な体験など初めてで、依存症の様に僕の身体が彼女を求めて喘いでいる。
もう一度、あの安心感に包まれた安らぎの中で満たされたい。
全てを受け入れてくれる幸せな気分に包まれて、あのプルンとした唇を野獣の様に貪ってみたかった。
彼女が通っている筈の学校にも足を運んだが、下校中の生徒の中にもその姿は見つけられない。
あの時、抱きしめた彼女の身体が恋しくて、思い返す度に気が狂いそうなほど胸が締め付けられていた。
思い返せばこんな気持ちになるのは、初めての事ではないだろうか。
優柔不断な僕は、どんな相手と巡りあってもいつも本気に成れず、流されるままに恋愛を繰り返してきた。
好きになってのめり込んでも受け入れて貰えなくなれば、傷つくのは僕の方だ。
それなら本気にならない女性で妥協して、恋愛ごっこをしている方が気楽だし、面倒な事になっても直ぐに忘れられる。
幸いにも優しそうな外見に惑わされて、何もしなくても女性から僕の方に寄ってくる。
ある程度の性欲はそれで満たされていたし、それで満足してる筈だった。
しかし彼女との出会いでセックスは射精をする事だけじゃないと思い知らされる。
心まで満たされるセックスなど初めての経験で、そんな気分になれる事すら知らなかった。
どうしても彼女に会ってもう一度、あの感動が本物なのかを確かめたい。
僕は仕事を休んで、またあの公園に彼女が現れるのをひたすら待っていた。
清々しい空気に包まれた公園の中を、あてもなく彷徨い歩きどれ程の時間が経っただろうか。
公園の奥の人が寄り付かない木陰に差し掛かった時、更にその奥から聴き慣れた声が聞こえた気がした。
「そろそろ挿れちゃう?」
「ああ…」
その声を聞いて僕は、草木の生い茂る木陰の奥に息を潜めて侵入する。
荒れ果てた広場の様なその場所には真っ白なベンチがポツンと置かれ、そこには真面に歩けなさそうな白髪の老人が杖を付いて座っている。
その前で跪くジャージ姿の彼女は、その老人の股間に顔を埋めてゆっくりと頭を上下に動かしている。
衝撃的なその光景に、僕は頭が真っ白になりワナワナと身体が震えていくのを止められなかった。
夢にまで見た憧れの唇が、老人の貧祖な肉棒を柔らかく咥え、唾液で湿らせながら上下に動いている。
優しさに満ちたその動きに切ない気持ちが込み上げて、腹が立っているのに僕の肉棒はムクムクと大きくなっていく。
彼女の手厚い肉棒への奉仕に、老人は息を荒げて白目を向いている。
老人のその様子を伺いながら、彼女はゆっくりと立ち上がり、ジャージの上を脱いでその腰に巻きつけていく。
どこかで見かけたその光景に、僕は心の中で『やめてくれ!』と泣き叫んでいた。
しかしジャージのズボンとパンティが股下まで下がり、僕の大切な宝物が老人の目に晒されていく。
舐めまわす様にソコを見つめる老人の視線に、僕は込み上げてくる殺意を抑える事が出来なかった。
しかし無情にも彼女は老人の膝の上に跨り、手に添えた肉棒で割れ目を何度もなぞっている。
ゆっくりと彼女の腰が沈んで、老人の肉棒は彼女の中にズブズブと埋め込まれていった。
股間がピタリと密着すると老人は、彼女のTシャツを捲って純白のブラジャーを強引に剥ぎ取っていく。
露わになった彼女の発育途中の膨らみは、想像通りに小さくて真っ白な柔肌がとても美しかった。
その胸に顔を埋める老人の口が、頂点で膨らむ艶やかなピンク色の部分に吸い付いていく。
乳輪をジワジワと回るその舌先は、何だかとても卑猥に思えて、心なしか彼女の息が上がっていく。
するとクチュクチュと音を立てながら彼女の腰が動き出し、その腕は老人を抱きしめる様に背中に巻き付いていく。
その光景を見ただけで僕の鼓動は高鳴って、硬くなった肉棒が張り裂けそうなくらいギンギンに膨れ上がっていった。
出し入れが繰り返されて老人の肉棒が粘膜に濡れていくのを見つめながら、僕はいつの間にかジッパーを下ろして自分の肉棒を取り出していく。
僕は血眼の瞳で結合された光景に魅せられながら、強く握った肉棒を一心不乱に扱いていった。
老人の股間は滴る彼女の愛液で、ビショビショに濡れている。
僕には見せなかった彼女の悩まし気な表情が、その身体を感じさせているのをまざまざと物語っていた。
老人に乳首を舐められる度に、彼女の身体がビクンビクンと反応している。
ねちっこく腰を動かす彼女は、いつの間にか微かな声を上げて身体をくねらせていた。
大切なものが醜い老人に汚されているというのに、興奮は収まるどころか高まって限界を感じさせていく。
早く終わってくれと願いながらも、僕はその生々しい光景から片時も目を逸らす事はできなかった。
悶える彼女の腰の動きが激しさを増し、その身体が包む様に老人の身体を覆い尽していく。
泣きそうな顔でクチュクチュと股間を擦り付ける彼女を見つめながら、僕は有りっ丈の精子を辺りにまき散らしていた。
射精の快感で呆然とする僕の視界の中で、彼女がビクビクと痙攣しながら身体を仰け反らせていく。
絶頂を向かえたその美しい姿に、僕の胸は張り裂けそうな程の痛みを感じていた。
老人も一緒に絶頂を向かえたのか、結合された部分から白く濁った体液がトロリと流れ落ちていく。
2人は余韻に浸りながら暫く抱擁を繰り返し、弾む呼吸を落ち着かせて息を整えている。
2人のその姿に僕は悲しみに暮れながら、心の中には虚しさに溢れていた。
行為の最中の彼女の姿が何度も蘇り、僕はこの老人に負けた様な気がして、直ぐにでもこの場から離れたかった。
あれほど逢いたかったのに、今は彼女に逢う気にはなれない。
僕はその場を後にして、魂の抜けた様な足取りで街の中を彷徨い歩いた。
何もかもが淀んで見える光景の中を、空ろな瞳で闇雲に徘徊する。
既にどこをどう歩いて、ここがどこなのかもわからなかった。
そんな時、僕の腕を誰かがギュッと掴み、柔らかな温もりに包まれていく。
巻きつけられたその腕は、何とも言えない優しさに溢れていて、僕の心を穏やかにさせていた。
「久しぶりぃ~ホテルでも行こっかぁ?」
そう言って清純な優しさに包まれた笑顔を見せるその顔は、さっきまで老人と卑猥な事をしていたあの女の子で間違いない。
僕は彼女の温もりに心を安堵させながら、引きずられる様にホテルの中に連れ込まれていった。