※この作品はR-18です。

【R-18】レッドキャップ 【後日談】   作:WhatSoon

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「16 ボーン・アゲイン part3」後の出来事です。


Vol2

「……何してるの?ピーター」

 

 

今日もピーターの部屋、ベッドの中、布団の下……二人、就寝する直前だった。

付き合い始めてから、性交渉とは関係なく一緒に寝る事が日常となっていた。

 

少なくとも、私が二日連続で休みの時はピーターの家に寝泊まりしに来ていた。

 

だから、日常なのだ。

 

それなのに……。

 

 

「ピーター?」

 

「え?いや、何でもない……よ?」

 

 

私に背を向けて、顔も合わそうとしない。

……何だが、寂しい気持ちだ。

 

手を伸ばして、ピーターの身体に触れる。

 

 

「ちょ、ちょっと、ミシェル……?」

 

 

グッと抱き締めて、密着する。

どうしてこうも、今日は距離を取ろうとするのか……分からない。

 

だから、私はピーターに対して己の好意をぶつけて──

 

 

「あ」

 

 

手が、硬い物に触れた。

 

 

「……ピ、ピーター?」

 

 

ピーターは、その、勃起しており、硬くなった男性器が……生地の薄い寝巻きを押し上げたていた。

 

 

「ご、ごめん、ミシェル……」

 

「う、ううん……?」

 

 

申し訳なさそうにするピーターに、首を振る。

 

……そうか。

これを私に悟られたくなくて、ピーターは私に向き合えなかったのだろう。

 

しかし、私とピーターは『性交渉は月に一度』という決まりを決めている。

ピーターは凄く気持ちいいかも知れないが、私は……いや、私も気持ちいいけれど、凄く疲れるのだ。

あんな事ばかりしていると、盛った猿みたいになってしまうと、強く自制しているのだ。

 

そう、ピーターと私は二週間前に致したばかりだ。

次に『する』のは来月だと、そう決めている。

 

なのに……ピーターは、今、勃起してしまっている。

出来ないのに、こんな状態なのだと……自分は我慢出来ないのだと思われるみたいで、嫌なのだろう。

 

しかし、それは生理現象だ。

……いやーな話だが、私は成人男性一人分の記憶がある。

だから理解している。

 

ピーターは悪くないのだ。

生物として当然の現象なのだから。

 

……それに。

 

 

ぐにぐに、と私は今、ピーターに体を押し当てていた。

……ピーターは私の事が好きだ。

性的にも、かなり好み、なのだろう。

 

そんな私が密着している状況は……今のピーターにとっては毒なのだろう。

 

 

「……その、えっと……」

 

 

言い訳を考えている情けないピーターの声に……私は嗜虐心を煽られる。

だって、ピーターは可愛いのだから。

 

背後から、さらに密着して……ピーターの耳元に口を持っていく。

 

 

「ピーターのエッチ」

 

「う、あ……」

 

 

そう囁くと、ピーターは凄く、情けない声を出した。

……普段、ベッドの上だと私の事をメチャクチャにする癖に、こういう所は気弱なのだ。

今はきっと『嫌われたくない』と怯えているのだろう。

……私がピーターを嫌いになる訳がないのに。

 

手を、服の下に入れる。

ピーターの筋肉質な肌を撫でて、楽しむ。

 

 

「あ、ちょ、あっ、ミシェ、ル……やめっ……」

 

 

私の事を止めようとしながらも、悶えている。

それは逆効果だ。

私は疼かせている。

 

手を止めて、また強く抱きしめる。

 

 

「ピーター」

 

「……う、うん?」

 

 

困惑するような声。

そして、少し期待するような声色。

 

 

「次の、エッチは……二週間後、だから」

 

「……そうだね」

 

 

一気に落胆するような声色。

隠しているつもりなのだろうけど、バレバレだ。

 

ピーター、前まではそんな事なかったのに、随分と性欲に忠実になってしまった。

誰の所為だろう。

 

……私か。

 

 

「……ピーター」

 

「……うん」

 

 

本番をするのは、ちょっと……約束を破るみたいだから、ダメだ。

だから──

 

 

「手と口でなら……その、気持ちよく、してあげよっか?」

 

 

ピクリ、とピーターの身体が動いた。

 

 

「い、いいの?」

 

「うん」

 

 

抱き締めているから分かる。

ピーターの鼓動音が大きくなっているのも……男性器が大きく、固くなっているのも。

 

私は手を解き、掛け布団を押し退けた。

折り畳んで……ベッドの側に掛ける。

 

 

「ミ、ミシェル……」

 

 

ピーターはと言うと、行儀良く座って、私の方を向いていた。

……ちょっと笑える。

 

 

「……しないの?」

 

「す、するよ……」

 

 

そう聞くと、ピーターは慌てて服を脱いだ。

……何だか、やっぱり可愛い。

ピーターがパンツを脱いだ瞬間……暴力的なほど、脈打つ……ペニスが顕になった。

 

……手や口でするだけなら、私は脱ぐ必要はない。

けど……私も寝巻きを脱ぎ捨てる。

サービス、という奴だ。

 

ショーツは履いたままだけど、上は……全て脱いだ。

ピーターの視線が、私も乳房に落ちる。

私の顔に視線を戻す。

また、落ちる。

 

……隠してるつもりなのだろうか。

頬を緩めて、ベッドから降りる。

 

ピーターは視線を私に向けて……足を、ベッドから下ろした。

腰掛けている状態だ。

 

そうすると、余計に……男性器が強調された。

 

そして、ピーターが何かに気付いたように口を開いた。

 

 

「あ、避妊具(コンドーム)を──

 

「いいよ、手と口、だけだから」

 

 

私は手を伸ばして、ピーターも男性器に触れた。

 

 

「う、ぁっ」

 

 

ピーターが情けない声を出すと同時に、ピクリ、と動いた。

……普段はゴム付きで触れているから、直接触れるのは初めてだ。

 

……ふぅん、こんな感じなんだ。

 

 

「あっ、う」

 

 

撫でる。

握る。

擦る。

 

 

「ちょ、ちょっと待って、ミシェ、う」

 

 

優しく触れて、そのまま握った。

そして、ゆっくりと上下に手を動かす。

 

 

「あ、ぅ」

 

 

ピーターの手が私を止めようとして……それでも止めたくないのか、宙で彷徨っている。

 

私が強く握ったり、男性器の先頭部分に触れると……一際強く、反応する。

 

……これ、凄く可愛いかも。

癖になりそうだ。

 

 

「ピーター、気持ちいい?」

 

「う、んっ。うん、凄く……い、いいよ」

 

「良かった」

 

 

開いているもう片方の手で、睾丸に触れる。

 

 

「うぁっ、そ、それ、まずいかも」

 

「……気持ちよくない?」

 

 

手で優しく、睾丸の感触を確かめる。

ころころと、痛くならないように繊細に触れる。

 

 

「ち、ちがっ、気持ちいい……けど」

 

「なら、良かった」

 

 

左手で睾丸を弄りながら、右手で男性器を擦る。

ピーターが汗をかき始めている。

手の感触が、少しぬるりとした気がした。

先走り汁(カウパー)という奴か。

 

つまり……ピーターは今、我慢しているという事だ。

 

……ぞくぞくと、私の中にある嗜虐心が煽られた。

少し早めに、彼の男性器を上下に擦った。

 

 

「ちょっ、ミシェ──

 

「いいよ、射精()して?」

 

 

そして先頭を弄った瞬間──

 

 

「うっ、う……くぅ……」

 

 

精液が飛び出した。

私の手に掛かり、飛び散らないように手で抑える。

 

……うわ、凄い量だ。

白濁とした液体が手の中で溢れる。

指と指の間に入って……糸を引く。

 

少し、ぷるぷるとしている。

 

……鼻を近付け──

 

 

「……う、くさい」

 

 

私がそう言うと、ピーターが苦笑した。

 

 

「ごめん?」

 

「ううん、別に……」

 

 

そして私は口を開けて──

 

 

「え?」

 

 

舐めた。

 

 

「うわっ、ミシェル、何して──

 

「……まずい」

 

 

とんでもなく生臭い。

こんなもの飲めた物じゃない。

 

んべっ、と手の中に吐き出すと……ピーターは変な顔をした。

 

 

「……どうかした?」

 

「い、いや……その仕草、凄く……エッ、いや、良いなぁって」

 

「……そう?」

 

 

私は枕元にあるウェットティッシュを手に取って、手を拭う。

……手を嗅ぐと、まだ精液の臭いがした。

 

ピーターに視線を向ける。

 

 

「……気持ち良かった?」

 

「う、うん。凄く良かった」

 

 

恥ずかしそうに笑うピーターからは、世辞や嘘は見当たらなかった。

……本気で、気持ち良かったのだろう。

 

それは良かった。

 

しかし、一つ気になる事があった。

 

 

「自分で『する』よりも?」

 

「……うん」

 

 

随分と溜めたな。

アレだろうか、自慰行為をしているという事を、私に知られたくなかったとか?

少し、恥ずかしいのだろうか。

 

 

「ピーター?」

 

「な、何かな?」

 

「私もしてるから、大丈夫」

 

 

ピーターが目を瞬いた。

 

 

「え?何を?」

 

自慰行為(オナニー)、週に一回はしてる」

 

 

私の言葉を聞いて、ピーターは顔を見る見るうちに赤くした。

きっと、私の自慰行為を想像しているのだろう。

 

 

「……そ、そっか」

 

 

照れ臭そうに、頷くピーター。

また嗜虐心を煽られてしまう。

 

 

「私はピーターの事を想って……してるけど。ピーターは?」

 

 

凄く意地悪な質問だ。

顔を赤くしていたピーターが、顔を青くした。

 

 

「い、いや、それは……」

 

「ふぅん」

 

 

意図的に軽蔑する目を向けると、ピーターが慌て出した。

 

 

「い、いや、違うんだよ。その、えっと……え、う…………エッチな写真集を見て、してる」

 

 

項垂れたピーターを見て、背筋をなぞられたかのような心地がした。

下腹部の辺りがキュッと引き締められたかのような感覚。

 

頬を緩めて……ピーターに顔を近付ける。

 

そのまま、頬にキスをする。

口は……さっき、精液を含んじゃったし、勘弁しておいてやろう。

自分の精液を味わいたくはないだろうし。

 

 

「ミシェル……」

 

「ピーターにも、私で……自慰、して欲しい」

 

 

束縛するような言葉だ。

だけど、これは……まぁ、本音でもある。

 

ピーターは顔を真っ赤にして、黙って頷いた。

だけど、想像だけで自慰しろ、というのはピーターには少し可哀想だろう。

 

枕元の、ピーターのスマホを手に取り……彼に手渡した。

 

 

「え?ミシェ──

 

「する時、エッチな写真が欲しいんだよね?」

 

 

そう囁いて、私は自分の胸を……手で、少し持ち上げた。

そんなに大きくはないけれど、形は良い……筈だ。

 

扇情を煽る仕草に、ピーターが頬を赤らめた。

そして、私がスマホを渡した理由に気付いたのか、それを──

 

 

「撮って?」

 

 

カメラモードにして、私へ向けた。

 

 

「……あ、顔はダメ、だから」

 

 

パシャリ、と写真を撮られた。

 

 

「それと……誰かに見せても、怒るから」

 

「み、見せないよ」

 

 

ピーターがスマホを枕元に戻そうとする。

……一枚だけ?

 

なるほど、遠慮しているのだろう。

私は自分のショーツに指をかけて、脱ぐ下ろした。

 

 

「え、あ……」

 

「ピーター、もっと撮っても良いよ」

 

 

それから、凄く恥ずかしい撮影会が始まった。

私が何度も素人なりにポーズを取って、それをピーターが撮る。

 

パシャリ、パシャリ、パシャリ。

 

……気付けば、ピーターの男性器がまた大きくなっていた。

 

 

「あ、ありがとうミシェル……その、大事にする」

 

「……何だか、大袈裟」

 

 

私がそう言うと、ピーターは苦笑しながらスマホを机の上に置いた。

そして、全裸になった状態で二人で向き合う。

 

……下腹部が疼く。

私も濡れている事が、ピーターにはバレていないだろうか。

 

……ちら、と視線を向ける。

 

ピーターの目は私の性器に向いていた。

……あ、バレてるみたい。

 

意固地になっているのが、少し……どうでも良い気がしてきた。

 

 

「ピーター、避妊具(コンドーム)取ってきて」

 

「え?」

 

「……お願い」

 

「う、うん」

 

 

ピーターが棚にしまっていた避妊具の箱を取り出して……私に渡した。

……何て鈍いのだろう。

 

私は箱を開けて、ゴムの小袋を一つ取り出した。

ビリビリと開けて──

 

 

「え?ミシェル、その今日は……しないんじゃ──

 

「…………」

 

 

ゴムでピーターのペニスを覆った。

人に付けるのって結構難しいな、なんて思いながら。

 

ピーターは上で理性的な言葉を言いながらも、下は全く理性的ではなかった。

 

それを言えば、私も理性的ではないのだけれど。

 

 

ゴムをつけたピーターを押し倒して……上に跨る。

 

 

「ミ、ミシェル……」

 

 

困惑するような、期待するような……まるで子犬のような目に私は頬を緩めた。

覆いかぶさり……胸元に顔を埋める。

 

 

「一回だけ、しよ?」

 

「……う、うん。分かった」

 

 

そんなに嬉しそうにしないで欲しい。

私は自分に言い訳が出来なくなってしまう。

 

指で自分の性器を広げる。

……もう準備なんて必要がないぐらい濡れてる。

 

そそり立っているピーターの性器を押し当てて……体重を乗せる。

 

 

「う、くっ」

 

「ん、ん……っ」

 

 

互いに嬌声を漏らしながら、奥まで……届いた。

 

あぁ、全く。

結局、最後までしてしまっている。

何とも自制心のないカップルだろう。

 

ピーターのペニスを挿入したまま、私はピーターの胸元に顔を近づける。

舌を伸ばして……舐めた。

 

 

「あ、それ、や、やばっ」

 

「んぅ……ん……気持ちいい?」

 

 

腰をゆっくり、振りながら……ピーターの胸を……乳首を舐める。

普通は逆だろうけど、今はそうしたい気分なのだ。

 

ぬちゅ、ぬちゅと下品な音を立てながら腰を振る。

 

普段は、私がピーターに犯されている。

だけど今日は……私が、ピーターを犯している。

 

凄く、気持ちいい。

 

 

舐めながら、手を握って、腰を振る。

指を絡めて、呼吸を荒げるピーターを犯す。

 

 

「あっ、はぁっ、ミシェル、これ、すごっ」

 

 

愛おしい。

可愛い。

エッチだ。

 

メチャクチャにしたい。

 

 

腰を振るう速度を上げれば、ピーターは悶える。

私も凄く気持ちよくて、イッてしまいそうだから……諸刃のような物だけど。

 

 

「ミ、ミシェル……キス、したい」

 

 

ふと、ピーターがそんな事を言った。

……母性本能、というのか、むずむずとする。

 

 

「……さっき、精液口にしたけど──

 

「い、いい。いいから……したいんだ……」

 

 

やばい。

ピーターは可愛い。

それは知ってる。

カッコいいのも知っている。

 

だけど、今、これ程に可愛いと思った事はない。

何でもしてあげたくなる。

そんな気分だ。

 

 

顔を近づけて、舌を絡める。

くちゅ、くちゅと唾液を混ぜ合わせる。

 

身体の中も外も、全部まぐわう。

 

手が伸びて、凄い力で抱きしめられる。

負けじと私も抱きしめ返す。

 

今日は私が主導する。

したいのだ。

 

ぐりぐりと股間を押し合てれば、気持ち良すぎたのか手が緩む。

 

その隙に私は上半身を上げて、ピーターから離れた。

 

 

「……す、ごく、綺麗だ」

 

「……そう?」

 

 

私の裸を見たピーターがそんな事を言うから、照れる。

 

……っ、ダメだ。

ペースを握らせまいと、腰を振るペースを上げる。

 

ぐちゅぐちゅと、淫美な音を響かせて……ピーターをメチャクチャにする。

 

彼の口から嬌声が漏れる。

 

 

「うっ、あっ、あっ」

 

「……ん、ふふ、気持ちいい?」

 

 

自分も快楽で気が飛びそうなのに、自信のあるフリをして挑発する。

……返事もできないピーターに満足して、より強く、速く腰を振る。

 

 

「あ、うあっ、ミ、ミシェル、これ、だめだって……!」

 

「んっ、う、くっ、ふっ、ふふ」

 

 

笑いながら嬌声を溢しながら、ピーターを犯す。

ペースを上げて……ピーターの身体が痙攣し始めた。

 

イきそうなのだろう。

私はピーターの胸に手を当てて、勢いを強めて──

 

 

「イくっ……!」

 

 

ピーターが短く声を出した瞬間──

 

彼の手が、私の腰を掴んだ。

 

 

「え?」

 

 

そして、そのまま……強く、己の腰に向けて強く押し当てた。

 

深い。

深い部分に、ピーターの陰茎が当たる。

 

自分では想定していなかった、急な刺激。

それに私は──

 

 

「ひゃぁっ……!」

 

 

悲鳴のような嬌声のような言葉を漏らした。

 

想像だにしないタイミングでの強烈な刺激。

それは私の、ピーターに対する優位という心地よさを全て打ち砕き、一気に絶頂へと導いた。

 

 

「うくっ!イ、っくぅ……ぅう、ぅ、うう……!」

 

 

涙を流し、唾液を溢し……膣の中でピーターの付けたゴムが膨らんで行くのを感じた。

ゴムを付けてなかったら、絶対、私の奥に沢山出して……孕ませるつもりだったのだ。

 

それを自覚すると、余計に疼いて……小刻みに小さな絶頂を繰り返させた。

我慢していた分、それは重く、強く、響く。

 

大きな汗の滴が垂れて──

 

 

 

「あ、ひっ」

 

 

 

ぷしゃ、っと、いう音がした。

 

 

 

「「あっ……」」

 

 

 

私は人の家のベッドの上で、漏らしてしまったのだ。

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

「ピーター……ごめんなさい……」

 

「え?いいよ、いいよ……仕方ないから。生理現象なんだから」

 

「うぅ……」

 

 

深夜。

洗濯機を消音モードにして、シーツを洗っている。

 

凄く恥ずかしい。

情けない気持ちでいっぱいだ。

 

全裸のまま、洗面所で……蹲る。

ピーターが頭を撫でてくれる。

 

慰めも、少し辛いものだった。

 

 

「……それに、今日のミシェル……すっごく、その……えっと」

 

「下品だった?」

 

 

雰囲気に流されて、酷く欲情していたのは認める。

幻滅されても仕方ないとすら思っていた。

 

しかし、ピーターは首を横に振った。

 

 

「いや……えっと、良かったと思う。うん」

 

「……そっか」

 

 

酷く気まずい空気の中。

全裸の二人で……ぐるぐると回る洗濯機を眺めていた。




バカ二人。
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