※この作品はR-18です。

彼方の近衛R   作:瑠和

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コミケだぁぁぁぁぁぁぁぁ!てなわけでずっと前から書きためてた作品発表じゃぁぁ!


欲望の夜、幸せプロトコル

ある日の休日。普段は家族団欒を愉しむ時間だったが、珍しく一人だった近江彼方は優雅にティータイムを楽しんでいた。一通りの家事も済んでいるし、急ぎでやる用事もなく本当にのんびりできる時間だった。

 

しかし、することがないというのも存外暇なもので、彼方がどう時間をつぶすかを考えていると玄関の開く音がした。

 

「…ただいま」

 

暗い声とともに近江家の玄関に彼方の恋人である瑠和が現れる。

 

「およ?瑠和君、今日は来る日だっけ?」

 

瑠和が来た音を聞いて彼方が居間から顔を出す。

 

「…………今日、彼方の母さんも遥ちゃんもいないんだろ?彼方がよければ、泊まらせてくれないか?」

 

彼方の母は夜勤、遥は友人宅に泊まり込みでスクールアイドルの練習だ。それを瑠和に話した記憶はないがどこかで聞いたらしい。

 

「彼方ちゃんはいいけど………どうしたの?すごく元気がないけど……」

 

「…」

 

瑠和は何も話そうとしなかった。彼方は瑠和を心配しながらもとりあえず居間に通す。瑠和は居間に来ると、椅子に座って少し俯いたままでいた。

 

「紅茶でいい?」

 

「……ありがとう」

 

彼方はちょうど飲んでいた紅茶を入れ、瑠和に差し出す。瑠和はカップを両手で持って紅茶に口をつけた。

 

「あったかいな……」

 

「それで、瑠和君はどうしたの?何かあった?」

 

彼方も紅茶を持って瑠和の正面に座って肘をついた。瑠和は少し考えてから小さく唇を噛む。

 

「…………今から言うこと、聞いても俺のことめんどくさいとか………嫌いになったりしないか?」

 

急に突拍子もないことを言い出した。彼方は微笑んで瑠和の手を握る。

 

「大丈夫。彼方ちゃんは瑠和君のこと嫌いになったりしないよ。でも、もしもほかの子が好きになったなんて言ったら………ただじゃすまないかもねぇ?」

 

少し含みのある言い方をした。瑠和はずっと暗かったが、その言葉で少し笑顔を見せて事情を話し始めた。

 

「んなわけねぇよ…………実はさ、彼方が死ぬ夢…………見たんだ」

 

「夢?」

 

「雨、めっちゃ降ってて…………彼方…ボロボロで…俺の腕の中で……死んじまって…。夢なのに、感覚がまるで現実で…彼方が俺の手の中で冷たくなっていくのが分かって………起きてからも、ずっとそれが本当に夢だったのか………わからなくて…」

 

事情を説明しているうちに、瑠和の眼からは涙がこぼれていた。よほどリアルな夢だったのだろう。夢の話であれば彼方も普段なら笑って流すだろうが、今日は瑠和の様子が尋常ではなかったからか、茶化したりはしなかった。

 

小さく微笑み、後ろから抱きしめる。

 

「そっかぁ。でも大丈夫だよ。彼方ちゃんはここにいるから。ほら、あったかいでしょ?」

 

「…………うん」

 

「今日は家にいていいよ。一緒にご飯食べて、一緒に寝たら、そんな夢のことなんてすぐ忘れちゃうから。ね?」

 

「ごめん…………ありがとう」

 

その宣言通り瑠和はその日、近江家に泊まることにした。とはいってもわりといつも通りだ。近江家にはもう瑠和の寝間着や着替え、歯ブラシ、食器などが置かれている。急に来たからといって困ることは別段ない。彼方も瑠和がいた方が安眠できる。

 

「はい、お待ちどうさま。彼方ちゃんのご飯食べれば、みるみる元気になるよ~」

 

「そうかもな」

 

そのまま一緒に夕食を取り、瑠和は先に風呂に入って、寝室で彼方を待っていた。

 

「…………」

 

瑠和は二段ベッドに腰を掛けながらベッドの中を見る。

 

(………初めて彼方を抱いた場所…………何度も彼方と寝た場所……)

 

その日のことは忘れられないのに、その証拠は一つもない。当たり前のことだが、なぜかそれが妙にもやもやした。

 

「お待たせ~」

 

そこに風呂から上がった彼方がやってきた。彼方は部屋に入るなり瑠和に抱き着いた。

 

「ん~瑠和君いい匂い~」

 

「一緒のシャンプー使ってるんだけど」

 

「それがいいんだよ~。お揃いの香りがするのが」

 

「…………」

 

瑠和はそっと抱き着いてきている彼方の腰に手を回した。

 

「お?」

 

「…」

 

瑠和は何も言わないそして、腰に回した手をそのままさらに下に動かそうとした。しかし、その手は彼方の手が止めた。

 

「ダメだぞ~」

 

彼方に拒否され、瑠和は少し軽率だったと反省する。だが、わりと拒否されたことがショックだった。だが彼方は止めた瑠和の手に、自らの手を絡めて恋人つなぎの状態になる。

 

少し驚いた瑠和が彼方の方を見ようとしたとき、彼方は瑠和の唇を奪った。

 

「…………。―――――――っ」

 

始めは驚いていたが瑠和はすぐに彼方を受け入れる。少しして彼方は離れた。

 

「こういうのはムードとか大事にしなきゃ」

 

「そうだったな」

 

彼方は再び瑠和にキスするそして繋いでいない方の手で瑠和の陰茎のあたりを撫でる。

 

「ぷはっ……………」

 

「…………彼方」

 

しばらく見つめあう。彼方の身体から少し熱気が感じられるのはきっと風呂上がりだからという理由だけでないだろう。どうやら彼方もスイッチが入ったらしい。

 

「……電気、消すね」

 

部屋の電気が消され、ベッドについているカーテンが閉められる。

 

彼方は瑠和と手をつないだままベッドに寝転がった。瑠和は彼方の足を開かせ、局部に触れる。するとぬるっとした触感が瑠和の指に触れる。

 

「あれ………彼方…もう濡れてる」

 

「実は……………期待してました」

 

彼方は顔を赤くして少し視線をずらした。

 

「じゃあ、準備は必要ないな」

 

瑠和はそう言って自身のペニスを彼方の局部にこすりつける。

 

「ん………あれ?瑠和君ゴムは?」

 

「……………なくていいだろ。今日危険日じゃないだろ?」

 

「え?なんで知って……んあっ!?」

 

彼方が気を取られた隙に瑠和はペニスを一気に彼方の奥まで突っ込んだ。少し濡れは足りないが関係ない。彼方が反応する前に腰を小刻みに動かし始める。

 

「る、瑠和くっ………あぅっ!ダメだよ!?中に出しちゃっ……あん!」

 

こうなると彼方は反撃する手段を持たない。もう何度も彼方を抱いている。彼方の弱点なぞわかりきっていた。

 

弱点を集中して狙えば彼方に反論する機会は与えられないとわかっていた。

 

「………」

 

彼方の膣内が絡みついてくる感触が直に伝わってくる。その快楽を貪るように瑠和は一心不乱に腰を振る。

 

(………仮に)

 

仮にこの先膣内射精をしても、おそらく子供ができることはない。瑠和はそう思っていた。おそらく未来で生まれる子供は明日和が最初だ。

 

明日和が来たのが24年後で16歳なら今から8年後に生まれる計算だ。

 

瑠和と彼方の年齢を考えるとそれよりも前に子供を作るとは考えにくい。何より、もし明日和よりも先に妊娠してしまったとして、彼方の性格を考えれば堕胎なんてさせるわけがない。

 

あくまで推測に過ぎないが、逆説的に言えば、「この先タイミングさえ間違えなければ何回ヤったところで彼方は妊娠しない」といえる。

 

だから瑠和は容赦しない。必死に腰を彼方にたたきつけ、得られる快楽を全部得ようとする。

 

そうこうしているうちに瑠和は限界が来る。瑠和のペニスが膣内で少し膨らんだのを彼方は察した。

 

「るっ…ん……あぁ!瑠和君!?な、中は……」

 

「ごめんっ……もう!」

 

「まっ………んぅぅぅっ―――――――!」

 

彼方の制止も聴かずに瑠和は彼方の膣内に思いっきり精液をぶちまける。彼方も初めての膣内射精の感触に驚いたのか仰け反って歯を食いしばった。

 

「は…………は……」

 

一度絶頂した瑠和は息を整えながら彼方の乱れた髪を直して彼方の顔を見る。だが彼方の顔は明らか不機嫌な感じだ。

 

「もう……」

 

「ごめん」

 

瑠和はペニスを抜こうとしたが彼方は瑠和の腰を足で掴んで瑠和を止めた。

 

「待って」

 

「?」

 

「お布団、汚れちゃう」

 

このまま引き抜けば瑠和が容赦なくぶちまけた精液が垂れてきてしまう。それで布団が汚れるのを危惧して彼方が止めたのだ。

 

「新しいのなんていくらでも買ってやる」

 

「そうじゃないよぉ。お母さんになんて言って布団捨てるつもり?」

 

「そっか……」

 

「そっちにティッシュない?」

 

「はい」

 

彼方はティッシュを受け取ると足を外した垂れてくる精液を拭う。

 

「………どうだった?中だし」

 

「……気持ちよかった…かなぁ。瑠和君のの……熱さとか…すごくよく感じられて…。でも、勝手に出したの怒ってるんだからね?」

 

「ごめんごめん…………寒くなってきたな」

 

「え?エアコンの温度上げる?」

 

彼方が尋ねると瑠和は彼方を押し倒す。

 

「ひゃっ」

 

瑠和は掛け布団を持って彼方と一緒に布団の中に入った。

 

「彼方が冷たくなる感触、もう味わいたくないから。彼方の温もりを覚えさせて」

 

「え~もう、そういわれると…」

 

彼方は瑠和の手を掴んで自身の胸を触らせる。そしてもう片方の手を瑠和の背中に回し、抱き寄せてキスをする。

 

「断れないなぁ」

 

「案外ノリノリだな」

 

瑠和は彼方の胸を優しく揉みしだき、クリトリスをいじり始める。

 

「だって瑠和君とする時間が幸せだから」

 

彼方も瑠和のペニスの神経が集中してる部分を指先でなぞる。

 

「ファンが聞いたら怒るぞそれ」

 

「ファンから彼方ちゃん奪ったの誰?」

 

「ごもっと……もっ!」

 

瑠和は急に乳首とクリトリスをつまんだ。彼方は急に来た刺激に驚き、ビクンと大きく震えた。

 

「いっ!……痛いよ瑠和君!」

 

「なんか余裕そうだったから、激しいの好きかなって思ったんだけど……」

 

「ううぅ嫌いじゃないけどぉ………今日は優しくしてほしい……」

 

切なそうな目で瑠和を見つめる。なんだか別の興奮が一瞬瑠和の中に芽生えかけたが、それ以上にそんな目をしている彼方のかわいらしさに心打たれた。

 

「なんだよ、今日は随分甘えてくるじゃん」

 

「彼方ちゃんだって甘えたくなる時くらいあるよ……」

 

「じゃあ、今日は存分に甘えな」

 

そういって瑠和は再度彼方の膣に挿入する。彼方は身体をビクつかせながらも瑠和を受け入れた。

 

「キス……して?」

 

「いくらでも」

 

瑠和は腰を動かしながらキスをする。

 

静かな寝室に肌が打ち付けられる音が響き渡る。布団をかぶっての性行為はいくら冬とはいえ、かなり蒸れる。

 

「ん、あ………あぅ…瑠和…んぁ…」

 

布団の外に小さく喘ぎ声が漏れる。二回目だがまだまだ元気な瑠和のペニスは彼方の奥まで貫いていく。気づけば布団の中の二人は汗まみれで繋がっていた。

 

股間付近を濡らすのが彼方の愛液なのか、汗なのかわからないくらいに。布団の中には愛液と汗が混ざり合った卑猥な匂いが充満する。

 

その匂いに乗せられてかわからないが、二人の行為は激しさを増す。

 

「彼方っ!彼方!」

 

「瑠和君!もっと!……突いっ……んぅ!!」

 

もはやそこにいるのはスクールアイドルなんてキラキラした存在ではない。互いに互いの欲望を満たすためのオスとメスだ。

 

ここまで激しくヤれているのはきっとお互いの姿が見えないからだろう。

 

「おっ……ん!」

 

「あぁ!すげっ!はっ………もっと気持ちよくさせてくれ!!」

 

しばらく激しい行為が続いていたが、さすがに布団の中の酸素濃度が薄くなったこともあっていったん布団をはがす。わずかに差し込む月明かりに彼方の顔が照らされた。

 

乱れた髪が汗で湿り、身体に張り付いている。その姿が妙に煽情的で、魅惑的で、背徳的で

 

 

美しく見えた。

 

 

「きれいだよ、彼方」

 

乱れた息で伝える。

 

「普段の彼方ちゃんは?」

 

「そっちもきれいだけど………この姿は俺しか見られないから。たくさんほめさせてくれ」

 

「しょうがないなぁ~」

 

「もっと味わわせてくれ」

 

瑠和はさらに腰を振る。絡みついてくる膣内がたまらなく気持ちよくて、瑠和はさらに激しく突きまくる。

 

「あぁ!!んぎっ!ま……奥に当た…んぅぅ~っ!」

 

「また、膣内に出すぞ」

 

「うんっ……あぁ………いい…よ?」

 

「イっ……ク…」

 

再び彼方の子宮に瑠和の精液が吐き出される。それとほぼ同時に彼方も絶頂する。

 

「あぅぅっ………また…いっぱいぃ…」

 

「………」

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「はぁ、もう、赤ちゃんできちゃってもいいの~?」

 

「多分、大丈夫だよ。それにできたらできたでちゃんと責任取るから」

 

「もう…」

 

彼方は納得してはいないようだが、瑠和はあまり気にしていない。

 

「のど……乾いたな」

 

「じゃあ、お水取ってくるね」

 

「俺も行くよ」

 

瑠和と彼方は台所に行き、水分補給をする。

 

「ふぅ……」

 

「なんか小腹もすいたな……」

 

「あ、じゃあ彼方ちゃん何か簡単なもの作るね。そこでまってて」

 

そういって彼方はエプロンをして冷蔵庫の中を見る。瑠和は水を飲みながらその様子を見る。今はお互いに裸だ。

 

「ん~あんまり何もないなぁ。おにぎりでいいかな?」

 

「ああ………」

 

「じゃあ作っちゃいま~す」

 

彼方は炊飯器に残った白米を取り出しておにぎりを作り始める。いわゆる裸エプロンのまま彼方は作業をする。

 

瑠和はその様子を黙ってみてたが、視線は自然としたの方に行く。普段でもあまりお目にかかれない彼方の裸の後ろ姿に自然と興奮していた。

 

コップを置き、彼方を残して一旦部屋に戻る。

 

そしてしばらくしてからまた居間に戻ってきた。瑠和が戻ってきてもまだ彼方は作業中だ。

 

裸エプロンという非日常の格好ではあるが、やっていることはいつものことだ。なれた手付きで進める。

 

そんな彼方に瑠和は近寄り、背後から抱きしめた。

 

「ん~あとちょっとだよ~?」

 

「みたいだな」

 

瑠和はエプロンの隙間から手を入れ、彼方の胸に触る。

 

「あ…ちょっと…」

 

「ごめん、また勃ってきちゃった」

 

彼方のお尻の辺りに熱いものが押し当てられる。

 

「まだできてないのにぃ…」

 

瑠和はペニスを彼方のお尻に擦り付けた。そのとき、彼方は瑠和のペニスが妙にぬるぬると滑るのを感じた。

 

「え?なにこのぬるぬる…」

 

「ああ、部屋にあったやつ、借りたよ」

 

「っ!!」

 

彼方は顔を真っ赤にして振り返った。瑠和はその彼方の行動を予測していたように振り向き様に彼方の唇を奪う。

 

「んっ…!」

 

「ぷはっ……彼方があんなもの持ってるとはな……最近買ったのか?」

 

瑠和は彼方が風呂に入ってる間に、ふとベッドの下からなにかがはみ出ているのが見えた。興味本位で引っ張りだしてみるとそれは所謂アダルトグッズというもので、しかもお尻の方専用のだった。

 

瑠和はそれに入っていたローションを塗ってきたのだ。

 

「あれは……その…」

 

「いつもヤる時思ってたけど、彼方はお尻きれいにしてきてるよね……したかった?」

 

「…」

 

彼方は顔を真っ赤にして小さく頷く。

 

「彼方ちゃん、お父さん以外の男の人に抱きしめられたのあの時が始めてだったんだ」

 

「あぁ、あのときか」

 

それは遥が初めて同好会の見学にきたときの話だった。遥との関係に悩む彼方を、瑠和は思いっきり抱きしめた。

 

「キスしたのも、えっちしたのも…全部瑠和君が初めて。だから、瑠和君に初めて全部あげたくて…」

 

「…そっか」

 

「…」

 

少し間を置いてから、瑠和は彼方のアナルに指を突っ込んだ。

 

「…ひっ!?る、瑠和君!?」

 

「初めてなんだし、しっかりほぐさないとな」

 

瑠和は困惑する彼方を無視して指を動かす。

 

「ま、待って!いま!?」

 

「ああ。今」

 

「心の準備が…それに、こんなところでぇ…」

 

「いつかはって思ってると、誰かに奪われるかもしれない。だからもうもらうよ」

 

瑠和はよくアナルをほぐすと、入れる指を2本、3本と増やしいていく。

 

「俺はここいじったことないけど…彼方のここ、ほぐしやすいな」

 

「こっそり…練習したから…」

 

「案外やらしんだ」

 

「ん……瑠和君の…ため………だよ?」

 

「なら、責任取らなきゃな」

 

ローションもつかい、まぁまぁほぐれたアナルに瑠和はペニスを着ける。

 

「いくぞ」

 

「う、うん」

 

二人の頭からはもうおにぎりのことなど抜け落ちていた。本来の性交とはまるで歓迎な場所で欲望を満たすことしか考えていなかった。

 

少しずつ、彼方の直腸を押し広げて瑠和のペニスが刺さっていく。

 

「んぐ……お…あ…変な…気分ぅ…」

 

彼方も練習していたとはいえ、練習用の玩具に比べてずっと太いので頑張って受け入れようとしてくれている。

 

「くっ………大丈夫か?彼方」

 

「う……うん、すごく変な気分だけど…」

 

そこまで言って彼方は瑠和の方を見る。

 

「瑠和君とここまで来れて、彼方ちゃん…嬉しいぜ?瑠和君に、彼方ちゃんの初めて、全部盗られちゃった…」

 

若干ひきつっていたが笑顔で伝えてくれた。瑠和はその笑顔をみて、嬉しいような、楽しいような、不思議な気分になる。

 

苦しいだろうに必死に笑顔を見せてくれた彼方に応えなければならない。瑠和は彼方の腰を掴み、少しずつペニスを奥へ、奥へと突っ込んでいく。

 

秘部に比べ、ずっと締まりの強い直腸に強く刺激されながら瑠和は何とか一番奥まで挿入することができた。

 

「うぁ……締まりスゴ…これ……ヤベ…」

 

瑠和も彼方も挿入だけで息が荒くなり、乾いた筈の肌はもう既に汗まみれになっていた。

 

彼方は肩で息をしながら口を開く。

 

「う、動いていいよ………でも、ゆっくりお願い」

 

「ああ」

 

瑠和も締め付けがキツく、刺激が強いせいでなかなか思うように動けなかった。

 

少しずつ、ゆっくりと、瑠和は動き始める。

 

「んっ…んっ…んっ…はうっ…」

 

最初はゆっくりと小刻みに。

 

ローションと腸液がならしてくれるまでそれを繰り返す。瑠和はそれだけで絶頂しかけるが、彼方はまだ快楽を得ていない。

 

彼方を満足させるために瑠和は歯を食い縛ってピストンを続ける。

 

「うっ、うぅ……」

 

「か、彼方……気持ちいいか?」

 

「まだ……変な気分だけど、ちょっとずつ…」

 

そこで瑠和はふと、後背位で彼方を犯すのは初めての経験だと気づく。普段は正常位でしか性交をしてないからだ。

 

「っ!」

 

背面しかみえていないのが、なんだか逆にいやらしさを増幅させてそそられる。

 

瑠和はおさえが効かなくなり、彼方に覆い被さるように抱きつき、胸と秘部をさわり出す。

 

「あっ!?ちょっと瑠和君!?」

 

「すぐ…気持ちよくするから」

 

彼方の秘部をいじり、胸を揉みし抱き始める。

 

「んぁ!ちょっ……今ダメェ!エ、エプ、エプロン汚しちゃ…んん!」

 

「いいよ。多分簡単には良くならないから一回ハデに…」

 

完全に油断していた彼方は激しい愛撫に耐えきれずすぐに限界を迎える。さらに耳元で囁かれ、力が抜けたところを狙われて絶頂した。

 

「イッ………んぁぁ!!」

 

派手に潮を吹き、彼方は痙攣する。その痙攣は瑠和のペニスまで伝わってくるが瑠和は必死に耐える。

 

「はぁ…あ…」

 

腰が抜け、脚がガクガクと震えている。その場に倒れかけるが、台所の縁をつかんでなんとか踏ん張る。

 

「じゃあ、動くぞ」

 

「まっ……待ってぇ!かな…彼方ちゃんいま動かれたらホントに壊れ…」

 

瑠和はペニスが抜けるギリギリまで引き抜き、一気に奥まで突っ込んだ。

 

「ーーーーーっ!」

 

声にならない声を上げて彼方は仰け反る。

 

絶頂したばかりで敏感になっていることと、アナルセックスの独特の感覚が相乗され、練習の時は感じたことのない快楽を脳に直接叩き込まれるようだった。

 

瑠和はもう加減せず一気にクライマックスに持っていく。動きを激しくして彼方に休む暇を与えなかった。

 

「ーーっ!あっ!ん!あぅ!」

 

次々と襲ってくる快楽に彼方は歯を食い縛って必死に耐える。

 

「くそっ!もう、限界だっ!」

 

「あっ!あぁぁぁぁぁ!」

 

腸内に射精されているのを彼方は感じた。その感覚を感じながらも僅かに絶頂してることも意識できた。

 

行為が終わると瑠和も彼方を支えられなくなり、彼方は力なく台所に座り込む。アナルから抜けたペニスはビンッ!と上を向く。

 

瑠和も彼方も全力で走ってきたかのごとく過呼吸で、頭は真っ白だった。しばらくなにも考えられなかった。

 

(や……ヤバかった…こんなん…そう何回もヤるもんじゃないな…)

 

ようやく息が整ってきた瑠和は再び水分補給をしようと冷蔵庫に手を伸ばす。

 

しかし、その手を彼方が掴んで制止させた。

 

「彼方?」

 

「…」

 

彼方はなにもいわず瑠和に抱きついてキスをした。だが普通のキスではない。

 

瑠和は口の中にキスと同時に、なにか液体を口に流し込まれた。拒否する間もなくその液体は瑠和の身体の中に入っていった。

 

少しして彼方は口を離す。

 

「な、なに飲ませたんだ?」

 

「…エッチなお薬♪」

 

「え…」

 

彼方は瑠和の腕を掴んでソファまで連れてきた。そしてソファに押し倒し、自らも瑠和の上に乗る。

 

「スイッチいれたの瑠和君だからね?」

 

彼方は荒い呼吸で妖しく笑う。

 

さっき飲まされた薬のせいだろうか、身体の中が熱くなり、ペニスが痛いくらいに勃起してきた。

 

「…彼方?」

 

「もう、知らないよ」

 

彼方は一気に瑠和のペニスを秘部に突き刺す。

 

「んぁ!」

 

「ぐぅ!」

 

瑠和はもう限界かと思ったが、繋がっているところがエプロンで隠れ、エプロンから彼方の豊満な胸が片方はみ出している。そんな情景が瑠和の煩悩を再発させた。

 

二人の性交はそのまま幾度となく繰り返され、互いの体力が尽きる頃には空が白けていた。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「…ん……な君…………瑠和君」

 

心地よい眠りの中、瑠和は優しい声で起こされる。重い目蓋を開けると、目の前には彼方の母がいた。

 

「ん……あれ…彼方のお母さ…」

 

目を覚まして、身体に重い何かが乗っている感覚を覚える。視線を自分の身体の上に向けると、瑠和の身体の上にはすやすやと眠る彼方と、二人の身体を隠すようにブランケットが乗っていた。

 

少し考え、とんでもない場面をとんでもない人に見られたことに気づく。ブランケットがかけられているのは彼方の母のお情けだろう。

 

「なっ!お、お母さんこれは…っ!」

 

「いいから、彼方が私に見られたって知ったら……多分部屋から出てこなくなるかもしれないから起こさないように運んでもらえる?」

 

「了解です…」

 

「それから、台所も掃除してもらっていいかしら?」

 

台所には準備だけされ、カチカチになったおにぎりもどきと瑠和と彼方の体液で汚れた床があった。

 

「はい…」

 

瑠和は彼方を起こさないようにそっと部屋まで運び、すぐに着替えて台所の後片付けに向かった。

 

股関がちぎれそうなくらい痛く、腰もガタガタだが泣き言は言ってられなかった。

 

瑠和が必死こいて掃除をしている間に、彼方の母は彼方の部屋にきて彼方の寝顔を眺めた。

 

「はぁ…なんでこんなところばっかり似ちゃったのかしら…」

 

彼方のすやすやと眠る娘にかつての自分を重ねながら彼方の母は笑った。

 

 

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