※この作品はR-18です。

綾小路Zレックス ようこそ少子化対策至上主義の教室へ編   作:チームメイト

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1話 マンコでチンコを当てる試験

「ルールの詳細を発表する。まずは、マン棒一致試験に挑む解答者を指名してもらう。男子は女子、女子は男子の解答者を指名だ。この指名は結果に繋がるものなので、慎重に判断するように」

 

 落ち着くまで少し時間を取って、茶柱の説明が再開された。

 

「解答者は、多数決により決まる。男女それぞれで1番投票を集めた生徒がそのターンの解答者だ。そして、選ばれた生徒を指名した生徒がそのターンの出題者となる。選ばれなかった生徒を指名した生徒は、そのターンは休みだ。先程は言わなかったが、解答者の指名をパスすることもできる。パスした生徒もそのターンは休みとなる。パスは何度も出来るし、パスをした後のターンで指名に参加することも出来る」

 

 パスをしたら試験が終わるのではなく、あくまでも休み扱いらしい。

 パスをすれば試験に参加しなくていいのは、セックスをしたくない生徒への配慮なのかもしれない。

 

「解答者が決定後、解答者にも、パスをする権利を与えられる。解答者がパスした場合は、そのターンは何もせずに終わるが、正解数は0という扱いになる。解答者がパスをしなかった場合、マン棒一致の出題と解答が始まる」

 

 茶柱の説明をまとめるとこんな感じだ。

 

 1、解答は男女同時に実施される。

   教室の後方。内部はさらに半分に区切られているらしく男女でそれぞれを利用する。

 

 2、最初に15分の準備時間が与えられる。

   準備時間中で、マン棒を受け入れる準備、暗記することが求められる。

 

 3、準備時間終了後、解答者は目隠しと耳栓をつけて、解答台(ベッド)に上がる。

   男子は仰向けに、女子はベッド上にある台に伏せるようにして四つん這いで待機する。

 

 4、ランダムに選ばれた出題者が挿入を行い、解答者は誰のマン棒か分かった時点で解答する。

 

 5、正解すればその出題者はクリア。失敗すれば、出題者として残る。

 

 6、4と5を出題者が0となるか、45分の解答タイムが無くなるまでの間繰り返す。

 

 7、クラスポイントが、正解した人数×5ポイント加算され、残った出題者×5ポイント減算される。

 

 8、全員正解時は、ボーナスでポイントが1.5倍になる(四捨五入)。

 

 9、これを男女それぞれ5ターンずつ。合わせて10人を解答者として実施する。

 

 

「1.5倍ってことは最大で何ポイントだ?」

「男女別だから、20人から指名された解答者が20人正解した場合で計算すれば、150ポイントになると思う」

「150ポイント!? すげえ、一気にAクラスが見えてくるじゃん」

 

 取らぬ狸の皮算用というやつだ。45分で全員分正解するのは難しいだろう。

 指名する人数が増えれば増えるだけ選択肢も増えて、正解しにくくなる。正解しにくいということは、残る出題者も多くなるということだ。正解者よりも多く出題者が残ってしまったらそれだけでマイナスだ。

 どの程度正解できるのかも見据えた指名が大事になるのかもしれない。

 

 アホみたいな試験だが、意外と考えなければならないことは多い。

 

 解答者がパスをした場合は、正解者が0。つまり出題者が全員残ることになる。これでは、パスすることが出来るというのは建前だけで、実際には解答者のパスは許されていない。

 セックスをしたくない生徒は、解答者に選ばれないことを願うことになるだろう。

 

「今の平田の計算は概ね正しいが、1つだけ間違いがある。解答は男女同時に行うため、解答者に選ばれた生徒はそのターンは出題者とはならない。出題者となる生徒の最高人数は19人だ」

「ということは、7ポイント引いて143ポイントだね」

「それでもすげえじゃねえか。よっしゃー。絶対狙おうぜ」

 

 19人。45分で全員正解するには、スムーズにいっても1人あたり2分20秒強で解答しなければならない計算だ。流れ作業で挿入して、的確に形を把握する必要がある。かなり無茶な話だ。

 

「待ちなさい。大幅にマイナスになる危険もあるわ」

「当てればいいんだろ当てれば」

「その考えは、危険よ」

「でもよ、チャンスを逃すわけにもいかないじゃん」

 

 一見クラスのことを考えてますって感じの池だが、その目は出来るだけ多くセックスしたいと物語っていた。篠原もドン引きである。

 その池に同調している須藤、山内あたりも解答者にしないほうがいいな。

 わざと間違えて試験を長引かせるような愚行をやりかねない。

 

「どんどんいれたら解答していけばいいんじゃね? 人数減っていけば当たりやすくなるじゃん? 適当に指名しても、そのうち当たるっしょ」

 

 セックスしたいという願望が能力を向上させているのか、池にしては鋭い指摘だ。

 セックスを楽しみたい派としては、選ばない選択だが、勝利を目指す戦略としては有りだろう。

 

「残念だがそれは認められない。説明をし忘れていたが、解答者が間違えた場合、ペナルティーとして射精が義務付けられる。男子が解答者の場合は、その解答者が。女子の場合は、出題者が射精しなければならない」

 

 池でも思いつくようなルールの穴は無かったようだ。

 いかに性欲盛りの男子高校生とはいえ、1日の射精回数は20回くらいが限界のはずだ。

 次から次に間違えていては、射精するための時間も伸びて、正解できなくなる。

 そうなると不正解の人数が増えて、大幅にマイナスだ。

 

 特に男性の解答者には、慎重な判断のもとで解答しなければまずいか。

 

 となると正解できる範囲での指名となるが、その人数がどんなものなんだろうか。

 

 オレは、既に半分以上クラスの女子のマンコを把握済みなので、全員いける自信があるが、オレは何の基準にもならないか。

 無力だ。男としては有能なはずなのに、有能ゆえに無能さを味わうとは何て試験だ。

 

「最後に、重要なルールを発表する。出題者と解答者、どちらの立場でも1度もマン棒一致に辿り着けなかった生徒がいた場合、試験の失敗としてペナルティーが与えられる。そのペナルティーはプライベートポイントをマイナス10万ポイント。クラスポイントをマイナス50ポイントだ。そして、どちらの立場にも1度も立たなかった生徒については、追加でクラスポイントがマイナス50ポイントされる」

 

 最後の最後で爆弾が投じられた。

 1度も正解に絡まなかった生徒が居たら、-50ポイント。

 一度も参加しなかった生徒の場合は、-100ポイント。

 大ダメージだ。

 

「それは、失敗した生徒が複数いた場合はどうなりますか?」

「当然、人数分引かれることになる」

 

 かなり乱暴な試験だ。点数の移動が大きすぎる。

 いくらなんでもガバガバ過ぎるだろ。

 複数人とのセックスを強いて、マンコをガバガバにしかねない試験で点数までガバガバとかない。

 締めるところは締めてくれないと、気持ちよく射精できないだろうが。

 

 解答者は、誰か1人でもマン棒一致すれば条件がクリアされるので、解答者の10人は、ペナルティーの回避を計算できるが、それでも30人は出題者としてクリアしなければならない。

 パスする権利を与えておきながら、行使させるつもりはないようだ。

 結局パスは、拒否権を与えてますっていう建前だけの存在か。 

 

「では、投票してもらう。アプリを起動しろ」

「茶柱先生、話し合う時間をいただけないでしょうか」

「ダメだ。スケジュールは決まっている。私語を慎むように」

 

 堀北は、作戦を練りたがっていたが、そうは問屋が卸さないようだ。

 それを含めての試験らしい。

 

 事前準備を許すのなら、昨日の時点で詳細を説明していたはずだ。

 詳細を伏せられた時点で、一種のアドリブ力を求めた試験と言うことか。

 

 どうやら最初の投票は、自由投票になるしかなさそうだった。

 

 アプリを起動すると、解答者に指定できる女子生徒の一覧が表示されていた。

 1番後ろにパスという選択肢もあったが、これを選ぶ理由はない。

 

 さて、誰を選ぶべきか。

 

 正解に辿り着くためには、Tレックスの形を知る相手から選ぶべきだろう。

 そして、出題者にならなければ、解答されることもなく正解に辿り着けない。なによりセックスできないので、人気を集めそうな女子を選ぶべきだ。

 

 1人の女子の名前を投票した。

 

「投票結果を発表する。男子の解答者は、平田。女子の解答者は櫛田だ。パスするかどうかを選べ」

 

 アプリには、投票結果が表示されている。

 

 男子 平田9票 綾小路7票 三宅4票

 女子 櫛田10票 長谷部4票 佐倉4票 堀北1票 王1票

 

 人気投票だと思えば、男子の1位は順当な結果だ。

 女子の2位に長谷部と佐倉が入っているのは、試験が試験だけにおっぱいが票を集めたということだろう。

 

 露骨にガッカリしているあたり須藤は外したらしい。堀北に入った1票はそういうことか。

 

 そして池よ、形だけでも初回は、彼女の篠原に入れてやれよ。

「よっしゃー、櫛田ちゃんとセックスできるぜー」じゃねえよ。

 

 篠原が怒りを通り越して泣きそうに、いや平田を期待した目で見ているな。池にも票が入ってないし、このカップルはお互い様か。

 

「できるだけ頑張ってみるよ」

「私も、上手くできるか分からないけど、投票されたってことは期待されてるってことだよね。みんなの期待に応えたいと思う」

 

 櫛田の葛藤が手に取るように分かる。

 セックスはしたくないけど、選ばれないのは嫌だっていう矛盾した感情。

『私に手を出していいのは綾小路くんだけなのに』って気持ちと『私を選んでくれてうれしい』っていう自尊心のせめぎ合いだ。

 

 しかし、これで櫛田が別の男子とすることが確定か。

 

 独占欲がないと言えば嘘になるが、自分はよくて相手に禁止するわけにも行かないだろう。

 せいぜい、抱かれた分だけ抱き返してやるつもりで励むだけだ。

 

「決まりだな。今から15分を準備期間とする。解答者の両名と投票した出題者は後ろのスペースに移動しろ」

 

 茶柱の号令に、その場に残る生徒と試験に挑む生徒に分かれて動き出した。

 

 いよいよ、マン棒一致試験が始まる。




退学者を出した場合誰が退学者になったのかの設定が必要になるため、40人揃っているという架空設定です。
山内かモブが退学になったでもよかったんですが。
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