綾小路Zレックス ようこそ少子化対策至上主義の教室へ編 作:チームメイト
結局、櫛田は、オレ含めて7人正解したところでタイムアップとなった。3人は失敗だ。
残った3人を差し引いて+20点の加点だ。
何の対策などもないまま選ばれたトップバッターとしては上々な成果だろう。
さす櫛。
身支度を整えて教室の前方へと戻る。
「お疲れ様」
「これからどうなりそうだ?」
次のターンの投票が始まる前に、堀北と作戦会議に入る。
「平田くんが取れなかったのは痛いわね。男性の解答者は、人数を抑えて選んだ方がいいかしら」
「オレなら問題ない」
「そうね、綾小路くんのことは心配してないわ。次は頼むわよ」
9人から指名されていた平田は、なんとか2名正解したものの外しまくってそこまでだったようだ。
45分の間で誤答5回。9分に1度射精したって考えたら、平田を責めることはできない。
今も教室の隅の方で燃え尽きている。
「ちっ使えねえな」
櫛田の声が聞こえた気がするが、天使な櫛田さんはそんなことを言うはずがない。
私が頑張って20点取ったのに、平田の得点がマイナス25点のせいでトータルがマイナスになった、死ねよ、とか櫛田が考えているわけないのだ。
「次の投票に入る。私語は慎むように」
全員が揃ったのを待って、すぐに次の投票が始まった。
ターンとターンの間であまり打ち合わせとかは、させてくれないらしい。
出題・解答中にどれだけ意思を統一できるのかが、この試験のカギになりそうだった。
待機組は待機組で話し合い、出題者組は出題者の待ち時間に話し合う。
待機組と出題者組でどう意思疎通を図るのかが勝負か。
打ち合わせが出来なかった男子は、今回も自由投票だ。
待機組にロクなメンバーが残っていなかったので、話し合えていない。
誰に入れるべきか。
次は解答者に回るので、出題者になることはない。
色々考えた結果、松下に1票を入れた。
意味を持たせないために投じた票だ。出題者に回る人だけで決めるべきだという判断。
「投票結果を発表する。男子の解答者は、綾小路。女子の解答者は長谷部だ」
男子 綾小路16票 三宅3票 外村1票
女子 長谷部6票 佐倉5票 堀北2票 軽井沢1票 森1票 王1票 松下1票 リタイア3票
堀北がまとめたのと、平田に入れていた票が2番手だったオレに流れているのはいい。
女子への投票でリタイア3票ってなんだ。
解答者で5発発射して、燃え尽きている平田がリタイアしているのは仕方ないだろう。
櫛田を相手に、多くて2発しか出していないにも関わらずリタイアするとか、弱すぎるだろ。
リタイアしたのは誰だ。
「くっそー、また鈴音じゃなかったか」
須藤は一途に投票しているようだ。この調子でいけば、次の次だから頑張れ。
「説明はいらないな。準備時間に入れ」
「ん---ま、仕方ないか。やるだけやるってね」
茶柱の号令で、動き始める。
長谷部の性格的に拒否もあるかと思ったが、割り切って挑戦するようだ。
長谷部も少しはこのクラスに愛着を持ってくれているからだろう。
幸村はしっかり、長谷部を指名していたらしく長谷部の後ろをついていっている。
童貞卒業して女子を好きになる発言からすぐに2人目とは羨ましい。
オレも女子をぞろぞろと引き連れて、さっきまでいたスペースへと戻っていった。
女子女子女子の中にオレが1人だが、緊張も何もしていなかった。
この人数は初めてだが、月に何度かは女子に囲まれることもあるからだ。
オレにとっては日常に近い。
1年かけてこの日のために対策してきたのかもしれない。
「これでよかったんだよね」
「ええ、上出来よ」
16人もオレに投票したのは、単純に平田の票がオレに流れたからではなかったらしい。
1ターン目に櫛田の奮闘を見ている間に、待機組の票を堀北が、平田への出題組の票を松下がまとめていたようだ。
平田が9人で惨敗したのを考えれば、不安になる気持ちもわかるが、何の心配もない。
なぜならば、この16人の中には、解答者となった長谷部を除いて綾小路グループが集合している。
園田石倉のモブコンビとかも含めて既に10人を攻略済みだ。
聖闘士に同じ技は通じないように、Tレックスは1度食らった獲物の味は忘れない。準備は万全だと言える。
残りの6人だけに集中すれば、そこまで難易度が高いものではないだろう。
「一応先に聞くが、初めてのやつはいるか?」
初回の平田に参加していない子もいたので、念のために聞くと1人だけ手を挙げた。
「分かった。とりあえず様子を見て、怖くなくなったら挑戦して欲しい」
準備期間は15分。時間をかけるにしても限度があるので、まずは視覚的な面で抵抗が無くなるのを待ちたい。
参加者の中に彼氏持ちがいるので、一応聞いておくか。
「……篠原は良いのか?」
「私じゃダメだって言いたいわけ?」
「いや、池の彼女だろ」
「これは試験だから。あいつだってさっき櫛田ちゃんとしてたし」
「だったら良いんだが」
篠原は池の彼女。だが、手を出してよし。
まあ、今更か。
どうせなら平田の彼女の軽井沢あたりに参加して欲しかったが、回避されてしまった。
軽井沢を抱けるのなら、このふざけた試験に感謝するところだったんだが。
先程櫛田相手に不発だったのもあり、Tレックスは完全に目覚めていた。
衣服をすべて脱ぎ捨てて露出させる。
「は? ええっ!? そ、そんなの入るの!?」
Tレックスを初めて拝む子の動揺は、むしろ興奮する要素だ。
女子達が見つめる目の前で、これから食らうべき獲物を見定めるように、Tレックスは上下に揺れていた。
「覚えていくから、どんどん入れていって欲しい。ローションは……」
「必要ないわ。私からイクわ」
痛くないように準備しようと思ったが、堀北に押し倒されるように上に乗られて、まだあまり濡れていない堀北の中へとTレックスは納められていった。
前戯の一切ない行為で、無理やりこじ開けているかのような抵抗が襲い掛かってくる。
それでも躊躇することなく堀北は根元まで咥えこんだ。
「堀北さん凄い」
「痛くないのかな」
「あんな大きいのをいきなり入れて、痛いに決まってるよ。時間を短縮するためにああして受け入れたんじゃない?」
「えー!? 試験のためにそこまでする!?」
「体育祭ではペットになってたし、クラスが結果を出すためには、やるんじゃない?」
「あれもそうだったんだ。堀北さんのこと誤解してたかも」
「堀北さんってやっぱり頼りになるよね」
などといった外野の声が聞こえているが、こいつはただ痛みで気持ちよくなる変態なだけだ。
クラスのことを考えて第一に動く殊勝な女ではない。
「入ったわ」
「みたいだな。覚えたから抜いていいぞ」
「ひどいこと言うのね」
「頼りになるって言ってくれ」
「私からイクって言ったのが聞こえてなかったかしら」
「聞こえたから止めたんだ。そういう試験じゃないはずだ」
やっぱりこいつはクラスのことなんか考えていなかった。
堀北が数ストローク腰を動かしたところでストップをかけた。
痛みも快楽に変えたらしく、堀北の中から漏れ出してくる愛液が潤滑油となって、互いの性器同士が押し付けあう抵抗を弱いものへと変えていた。
しぶしぶといった感じで、堀北から抜かれたTレックスには、堀北の興奮を示す痕が全体に纏わりついて示されている。
「私は入れなくて大丈夫だよね?」
「さっき覚えたから大丈夫だ」
櫛田はあっさりとパスをする。
堀北の後に入れるなんて死んでもごめんなのかもしれない。
その後は、形だけ綾小路グループの子のを入れて覚えた(知ってた)をやったり、初めて相手する子の感触をしっかり覚えたり、処女を奪ったりして準備を進めた。
処女の子は、キスも受け入れてくれたので、今後の見込みがありそうだ。今度誘ってみよう。
なかなかその予定が空かないのが困りものだけどな。
ボマーをまた発生させるわけにはいかない。
「よし、覚えた」
「本当かしら」
「あと2分あるから試してみたらいいんじゃないかな?」
綾小路グループがスムーズに進んだのもあって、人数は多かったが時間には余裕が出来ていた。
最終チェックとしてアイマスクだけつけて、当てられるかどうかを試してみる。
仰向けに横たわっていると、Tレックスが何かに包まれた。
この奥へ奥へと誘い込むような締まり方は、
「櫛田だな」
「正解」
今度は入り口のところだけ猛烈な締まりだ。この特徴は、
「小野寺か」
「本当に当ててるし」
いや、そこはあきれるところじゃないだろって。
今度は緩めか。締り自体は緩いながらもヒダがまとわりついてくる感じは、
「佐藤か」
「綾小路くん、すごいー」
目をハートにして、素直に褒められるとそれはそれで恥ずかしいな。
続いてっと……ん、なんだこの締まり。
Tレックスが捉えた締まりは、マンコのそれとは明らかに違う。肉厚の壁を押しのけていくような締まりは──ケツアナ確定だな。
「これは、出題が違うんじゃないか。誰のものでもないって佐倉か。なぜこんなことを」
「う……違うくて、これは、堀北さんが」
「よく違うって分かったわね、正解よ」
アイマスクを取るとTレックスは、佐倉の穴を貫いていた。
前の穴ではない後ろの穴だ。
完全な出題ミスである。
「勝手に、しり棒一致試験をはじめるなよ」
「違うわ。ケツ棒一致試験よ」
「どっちでもいい」
「ん、んっ……ア、アナル棒一致試験ってのは、どうかな?」
アナル棒ってなんだよ。
佐倉よ、それはゴロが悪いだろ。
「え!? 佐倉さんが入れてる穴って」
「うっわー、お尻の穴が咥えこんでる、えっろー」
「痛くないのかな?」
「そういうプレイはあるらしいし」
「佐倉さんは、なんか気持ちよさそうだよね」
尻穴でTレックスを刺激しながら、巨乳をばゆんばゆんと揺らす佐倉を見ていたら、挿入して当てて正解するだけってのはやっぱり物足りないな。
ここは佐倉を尻穴でいかせてやるべきか。
あと1分か。佐倉ならいけるはずだ。
「あっ、あっ、綾小路くん、お尻、きもちぃぃい、よ」
「勝手にゲームを変えた佐倉には、お仕置きが必要だな」
「綾小路くん、それはご褒美よ」
「黙れ
まだ佐倉でよかった。ケツ棒一致試験の出題者が堀北だったら、オレの信頼度が欠乏してしまう。
変態とセットで見られたらたまったもんじゃない。
きわどい勝負だが、ギリギリセーフのはずだ。
1番の被害者は佐倉だろう。あくまでも佐倉は堀北に命令されて従っただけだ。
だったらその可哀そうな佐倉をしっかりいかせることによって、そういうのもちょっといいかなって思わせることが出来れば、多少は取り返すことができる……といいな。
なんてことをしてくれたんだ、堀北め。
まあいい。佐倉に集中しよう。
佐倉の腰を掴むと上下に揺らすように持ち上げて、その動きに合わせて自らも腰を振り、下から佐倉のアナルを突き上げる。
ズジュズジュッ、と鈍い音が結合部から響き渡った。
「あっぁっ、だめ、いっちゃう。ぁああああああ」
「愛里」
「清隆くん」
「「ア〇ル小路ティーーレーーーーーックス」」
最後に、抜けるギリギリまで佐倉を持ち上げて、下に落とすと同時に力強く着くと、佐倉は背中をのけぞって、大人しい普段の佐倉は絶対に出さない大声をあげながら果て、ケツアナを貫かれながら前の穴からは潮が噴き出した。
タイムアップ。準備時間は佐倉の絶頂とともに終わった。
「ふぅ……」
どうせなら射精したかったが、ここで射精したら試験に挑む姿勢として失格になってしまう。
く、出したいときに出せないとは、本当に辛い試験だ。
「佐倉さんと綾小路くんって」
「抜けばよかったんじゃないの?」
「今、息ばっちりだったよね」
「お尻でいけるんだ」
「うらやましい」
聞こえない。女子が何かこそこそしゃべっているけど、オレには一切聞こえないからな。
……うらやましいって言った子だけは覚えておこう。ローションの準備をしておかないとだ。
◇◇◇
試験自体は、あっさりとクリアすることが出来た。
無事に16人抜きだ。
あまりにもあっさり正解していき時間が余りそうだったので、最後の2択にうっかり間違えてしまって櫛田に射精したが、それはご愛嬌ってやつだ。
皆の見ている前で櫛田に出してみかったから、間違えたわけじゃない。
うん、準備時間に余裕ぶっこいて櫛田だけ外して確認しなかったが失敗だった、てへぺろ。
やり直しではしっかりと正解して、16×5ポイント×1.5倍(全員正解ボーナス)
合計120ポイントを叩きだしたのだった。
なお、勝手に変なゲームをはじめやがった堀北は、合体したら1秒で正解の最速記録を更新して終わらせてやった。
不満そうだったが知るか。
「堀北さんのは入れた瞬間に分かるんだ」
「やっぱり2人の関係って」
「ペットとご主人様!?」
オレは何も聞こえない。聞こえないったら聞こえないからな。