綾小路Zレックス ようこそ少子化対策至上主義の教室へ編 作:チームメイト
「鈴音とやりてえけど、回ってこねぇえ」
待機スペースに戻ると、須藤が暴れていた。
気持ちは分かる。
前回の男子による投票は、長谷部6票 佐倉5票 堀北2票 軽井沢1票 森1票 王1票 松下1票 リタイア3票
順番から言えば、次は佐倉の可能性が高い。
堀北への
思春期男子としては、究極の選択だろう。
「お疲れ様、綾小路くん」
「お疲れ。復活したか?」
「無理すれば次は参加できそうだけど、パスしようと思う」
平田は平田で悩ましい状況だな。
1発で正解してもらえれば、それでクリアだが、外した場合は射精しなければならない。
順番が回ってくるのが1回だけなら、なんとかなるだろうが2回目が回ってきたときに、勃起するのかどうか。勃起しても失敗した場合に、射精できるのかどうか。
参加しても迷惑をかける可能性があるのが怖いところだ。
本当にやっていることは頭が悪いのに、無駄に考えさせられる試験だ。
「それにしても凄いよ綾小路くん。僕の失敗を完全にフォローしてくれたね。ありがとう」
「女子の協力があってこそだ」
「それでも凄いよ。綾小路くんが解答者なら僕も出題者として立候補したかったくらい」
「それはやめてくれ」
目をキラキラさせながら言われても絶対にごめんだ。
尻穴に入れて佐倉を絶頂させたあとだけに、平田の意見が怖すぎるんだよ。
ほんとうに、堀北のやらかしは祟りやがる。
短い時間にしていたのは、バカな会話だけでない。
「そろそろ残りを意識だな」
「うん、任せておいて」
次の方針も決めることが出来た。男子の方針は、中休みだ
長谷部は、結局6人中3人正解しイーブンのプラマイ0で終わった。
1回戦がマイナス5点だったので、オレの120点含めてトータルだとプラス115点
他クラスの状況が不明だが、だいぶ余裕ができたはずだ。
長谷部の解答ミスは7回。男子の射精回数も増えてきているため、ここで立て直すために、射精に不安な生徒は積極的にパスを使って休んでもらう。
残りの男子は自由投票でバラけさせれば、自然と少数人数での指名になる。
点数は稼げているので、それを活かして高得点を狙わずに、失点を減らす方向だ。
長谷部への解答者に回った男子は、幸村が打ち合わせ済みだった。
オレはどうしようか。
親友の須藤への手助けで、堀北に入れてやるか。
どうせ佐倉だろうけど、アナルまでやらかした佐倉は、外した方がいいだろう。
中休みって方針だし、ここで1回不参加でもいい。
みんなの頑張りを見守らせてもらおう。
大事な友達の寝取られ映像だけど。
「投票結果を発表する。男子の解答者は、三宅。女子の解答者は堀北だ」
「「なんでだよ」」
須藤と声が重なってしまった。
「ん?」
満を持しての堀北なのに、須藤がどうして騒いでるんだ?
答えはすぐに分かった。須藤は今回はセックスを優先して佐倉に入れたらしい。
男子 三宅13票 須藤2票 幸村2票 宮本1票 外村1票 リタイア1票
女子 堀北7票 佐倉3票 王1票 リタイア9票
「アナルでよがり狂うのはちょっとな」
「いくら可愛くてもあの後は無理」
どうやら堀北による被害が、佐倉の人気を落としたようだ。
当の本人は、ほっとしているように見える。
前向きに捉えるのなら、佐倉が積極的なのはオレに対してだけなので、佐倉は守られたことになるのかもしれない。
佐倉のここまでの投票は、オレ、オレ(マン棒一致)、リタイアのようだしな。
まさか堀北はここまで見越して佐倉にアナル指示を出したのか。
ないな。うん、ないない。ただの堀北の趣味に決まっている。
「鈴音ぇえええ」
泣き叫ぶ須藤が怖くなってきたので、さっさと試験スペースへと移る。
それにしても、須藤は今ので不参加3回目か。
そろそろ誰が参加していないのか把握して、参加できるように調整した方がいいかもしれない。
「また会ったな」
「計算は得意分野だからな」
堀北に投票した7人の中に幸村が居た。
「体力は大丈夫なのか」
「毎日ランニングを続けていた成果を実感している」
「ならいいんだが、長谷部の時はすぐに正解だったのか?」
幸村は、櫛田に2回射精しているはずだ。
「ああ。1回目で正解だった」
出さずに済んだのなら、今回の参加も有りか。
「すぐに出してしまうから誰か把握されてしまうようだ。次こそは我慢したいが、試験のことを考えると我慢しない方が正解かもしれない。清隆はどう思う?」
どう思うじゃねえよ。すぐに出して把握されたってことは、お試しと本番で長谷部にも2回射精かよ。
パンツマン幸村のパンツは押しあがっているようなので、射精には問題なさそうだが、今までのキャラはどこにいった。
「そろそろ茶柱にサインを送っていると思われるんじゃないか。我慢しろ」
「む……それもそうだな。頑張らせてもらう」
意外なところに性欲モンスターが居たもんだ。
もう1人のモンスターである堀北は、既に全裸で待ち構えていた。
恥じらいのかけらもない、ばっちこい状態だ。
これなら正解に期待できるかもしれない。
「覚えるために、最初から目は使わないわ。名乗ってから入れてもらえるかしら」
堀北は自らアイマスクを着用すると、М字開脚となった。
すっかり堀北のマンコは汁ダク状態のトロマンだった。
準備はいらないらしい。
さっきの解答時に短時間とはいえハメてやったからなのか、男に囲まれて喜んでいるからか、その判断ができないところが堀北の恐ろしいところだ。
目隠しをするだけで濡れたという可能性もあるか。
トップバッターとして南が堀北に伸し掛かっていった。
「いいわ」
南は自己紹介を済ませると、先端を穴へと合わせて堀北と南の身体が重なった。
そのまま腰をゆっくり振り始める。
「…………」
「……はぁ、はぁ」
堀北は乱れ狂うことなく、黙ったままだった。
チンコを覚えることに集中しているんだろうか。
櫛田ほどサービスしろよ、とは言わんが、もう少し入れる側の気持ちを考えてやれよ。
何も言わない堀北に、不安になったのか南の動きが止まる。
「…………」
「…………」
2人に任せていたら埒が明かないか。
あまり堀北に命令したくないんだが、ここは試験を進めることを優先しよう。
「堀北、何か言ってやれよ」
「……その、覚えるために早く入れて欲しいのだけど」
「!?」
南が涙目になってオレの方を振り返った。
気持ちは分かる、気持ちは分かるぞ。
「堀北、その……なんだ……言いにくいんだが」
「なに?」
南の手前、口にするのは憚られる。
「いいんだ、綾小路。俺に気を遣うな」
「分かった。堀北、南のはもうお前の中だ」
「え?」
「今、入ってるのが覚える相手だ」
「冗談はやめなさい。これは試験よ」
堀北、もうやめてさしあげろ。南の精神力はゼロだ。
ふにゃちんになった南の分身が堀北のマンコから抜け落ちる。
そのまま南は隅の方で体育座りになってしまった。
「堀北、目隠しを外せ」
「なにかしら?」
堀北は言われるがままに目隠しを外した。
入る瞬間を見せつければ、冗談でも何でもないことが分かるだろう。
「次のヤツ、超頑張れ」
Tレックスを入れても仕方ないので応援に回るも、南の惨敗のせいでなかなか次の男子が手を挙げなかった。
堀北と言う見た目は美少女でスタイルもそれなりにいい女子を前にしても、中身が残念だとこんなことが起きるらしい。
「俺が行く」
「行ってくれるのか啓誠」
20秒ほどの誰が行くのかの様子見の後で、できるだけ試験で点が欲しい責任感の塊の幸村がようやく起ちあがった。
ただの女好きだという新説もあるが。
「入れさせてもらうぞ」
「いいわ」
「うっ……」
「……?」
この流れで、即、小さくなるのかよ!?
男子の標準サイズのチンコを堀北に教え込みたいのに、小さくなったら意味が無いだろうが。
ダメだ。入れた瞬間に発射してしまう、早漏幸村では意味がない。
速いのはテストの問題を解くときだけにしとけよ。
「すまない清隆。俺ではダメだったようだ」
「……頑張りは見させてもらった」
「それなら良いんだが」
結局、他の男子も全員、準備時間にチャレンジしたが、堀北の反応は鈍いまま終わった。
堀北の調教に失敗したオレが悪いんだろうか。
あまりにもTレックスに慣れ過ぎてしまったためか、堀北は標準サイズチンコを認識できなくなってしまったらしい。
たぶん、水筒を使って遊び過ぎたのが敗因だ。
暫定王者に輝いたこともある須藤サイズならどうだっただろうか。
気になるところだが、須藤はいない。
性に貪欲な堀北ならパーフェクトを狙えたんじゃないかと思ったが、そう簡単な試験ではなかったようだ。
最終的に堀北は、Tレックス。速射性能の高い幸村。適当に直感で名前を挙げて当たったヤツで、合計3名しか正解に辿り着けずに4人不一致でマイナス5ポイントとなってしまった。
ポイントがマイナスになったのはまだいい。
男子に与えたダメージが半端ないのがやばい。
不正解だった男子の1人である南は、いまだにマン棒一致に辿り着けていない。
あと2回のチャンスで回復して挑戦できるだろうか。
ここに来て堀北が大ブレーキになろうとは、まったく堀北って奴は。
本当に、駄犬じゃねえか。
ある意味ご主人様への忠義を示したって言えるのかもしれないけどな。
他の男子とセックスすることによって、ますますTレックス専用のペットとして外堀が埋まるとか勘弁してくれ。