隣でねちっこく調教をする夫婦の初夜はひとまずここまで。
豊満な胸と可愛い顔立ち。
それに眼鏡が見目麗しいマレーネの肢体に白濁液のアートが描かれてからしばらくのことに話を戻そう。
「ま……マレーネ⁉」
気持ちと身体の差異から肩で息をして回復を待っていたマックの目に彼女の身体の変化が映った。
「変な模様が出てるぜ」
その変化とはマレーネの臍下に浮かんだ赤い痣。
シヴァの加護を授かった証であるスティグマが浮かび上がっていた。
スティグマの煌めきを見ているだけでマックは無性にドキドキしてきて、身体の中に血潮と情熱が駆け巡るのが感じ取れる。
ドーピングなのかあれだけの射精で萎え衰えたかと思われた股間にハリとムラムラが復活したことを彼も身をもって味わう。
つまり回復を待つどころか、今すぐ発散したほどにマックのモノは怒張し始めた。
「コレがシヴァの加護を受けた証であるスティグマよ。さっそくマクシミリアンのソコを回復するために加護の力が作用したようね」
「そうなのか。魔物と戦うための力っていうのに、最初に使うのがこんなことなのは、なんだか悪い気もするが」
「気にしなくて大丈夫よ。シヴァの加護というのはこういうものだから。ぶっちゃけた言い方をすればヤればヤるだけ魔物と戦うための力と一緒にセックスをするための体力がつくってわけ」
「へえ」
「アタシの場合は女だから臍下に浮かんでいるけれど、アンタは男だから亀頭に浮かぶわ。今はまだ実力不足なのか、妻として繋がっているアタシの感覚を頼りにして、ようやく加護の力が亀頭に宿っているのがわかる程度のようだけど」
「だったらもっともっと愛し合ってお互いに力をつけないとな。お前が弱いと心配だし俺も強くならないとお前を護れないし」
「カッコつけてくれちゃって嬉しいじゃない。さっきまでアタシとの結婚に否定的だったクチでよく言うわよ」
「そんなことを言うと離婚だぞ」
「もう遅いわよ。それにアンタのココを見ればそんなのブラフだって丸わかりなんだし」
「タハハ」
「まあ……おふざけはこれくらいにして初夜の続きをしようじゃない。アンタのココが我慢の限界なのと同じで、アタシだってアンタのことが欲しくてたまらないのよ、マクシミリアン」
「からかってすまなかったよマレーネ」
「「♥♥♥」」
初夜の続きをしよう。
その言葉を合図にして口づけをした二人は無言で互いを貪り始めた。
おふざけを漏らす口をキスで塞ぎながら身体を重ね合わせるとキャンパスに描かれたアートはぐちゃぐちゃになる。
それを意に返さないのでマレーネだけでなくマックも自分の白濁液でドロドロに汚れてしまった。
だが気にしないばかりかむしろそれが心地よい。
マレーネと溶け合うような感覚が再び精液を込み上げさせてくる。
こんなに気持ちがいいと、マックはまたキスだけで射精しそうになっていた。
「ん♥」
しかしそれだとマレーネは欲求不満のようだ。
抵抗なのか上に重なったマックに抗うように股を開くとマックの脚に自分の脚を軽く絡ませた。
キスしながらだと口では言えないので身体で合図を送るマレーネに気づいたマックも唇を解くと身体を起こして彼女の入り口に亀頭を添える。
加護の影響もあるのか、これだけで意図が通じた二人は喘ぎ声と鼻息以外の無言を保ったまま、本日二度目の交合を果たした。
早くも慣れたもので、マックを包み込むマレーネの腟内は彼のカタチになっている。
隙間なく密着した艷肉の花びらが彼を絶え間なく刺激し、これにはマックの腰も早々に砕けてしまった。
まだ挿入しただけで果てないぶん最初よりも頑張っているとさえ言えるが受ける刺激はその時以上。
骨抜きになって身体を倒したマックは胸板を豊満なマレーネの胸に押し当てた。
(刺激の強さに胸が激しく動悸して苦しいくらいだ)
(マクシミリアンの心臓がドクドクしているのが肌越しに伝わってくるわ。アタシを抱きしめたことでこうなってしまうだなんて妻として嬉しいじゃない)
しばしマレーネの胸を堪能したマックは背中を反らして起きようとするのだが、その動きがマレーネのお腹をゴリゴリと刺激して二人とも稲妻に撃たれたようだ。
(らめ♥)
(もう我慢できねえ)
お腹の奥を刺激されたマレーネがイくのとほぼ同時にマックも果てて、滝のような勢いで溢れ出す精液が彼女のお腹の中を満たした。
そのまま搾り出すように背中を伸ばすマックの白濁液は止めどない。
張り裂けそうなほどの心臓の鼓動に連動する腟内射精のビート。
反動でブレるマシンガンのように射精しながら掻き回されるマレーネの瞳も陶酔していた。
ガッチリと脚を組んでマックが離れないように抑えるマレーネの仕草に呼応するように彼も身体を倒して彼女の背を抱きしめた。
そろそろマックの子種も尽きるようだ。
加護によって得たスティグマの力もありしばらくすれば回復するとはいえ、全身の体液を精液に変えて注ぐマックは搾り尽くされて汗も出ないほどにカラカラである。
「射精る……」
散々射精した上での宣言はコレが打ち止めの合図。
今の彼が射精できる全てをマレーネに注いだマックはしばし休息の時間に入った。
(お腹が破裂するほどに射精しておいてからよく言うよ。だけどそんなところも可愛く感じて好きだぜ、アタシの旦那様)
大量の射精がおさまるのにあわせて引き抜かれたマックの剣。
マレーネの鞘からは愛液と精液が混じったカクテルがぽぴゅりと溢れ出して少し勿体ない。
だが二人の初夜はまだこれから。
明日の夕方までは気兼ねなく身体を重ね合う為の時間であり、それを邪魔するものなどこの世界には居なかった。