気持ちは抱きたいがこれだけ射精したあとでは。
そんな心境のマックを支援するのは二人を結ぶシヴァの加護という夫婦の契。
マレーネが望むがままに気愛いを注がれるマックの身体はヒリヒリと興奮が駆け巡り、亀頭だけでなく竿から丹田に至るまで拡大した紋様が彼の身体を補っていく。
カチコチに怒張し始めるマックの硬さはマレーネに童の貞を捧げて以来過去最高を記録するほどで、こんな凶悪なモノがお腹の中をかき回したらと生唾を飲むマレーネの喉音が更に興奮を加速させた。
マレーネはすっかりぐしょぐしょになっていたぱんつを脱ぎ捨てると、上着の裾を捲ってマックを求める。
開いた股の中央にアンタの子種を注いで欲しい。
テレパシーなんてなくても通じ合った気持ちは柔らかく蕩けるような入り口に鋼のような肉の棒をあてがわせた。
「挿入れるぞ」
先端をあてがったタイミングでマックも一応は断りを入れるが、返事も聞かずに腰を突き出したことでおちんちんはマレーネの下のお口がパクリと咥えてしまう。
柔らかすぎて奥に届いた感覚を感じないほどに蕩けたマレーネの膣内はさながら宇宙。
暖かさと柔らかさの中でキュッと締め付けてくる膣壁はつぶつぶとした隆起が激しいカズノコである。
子種を搾り取ることに特化しているとさえ思える名器にマックも当然イきそうなわけだが、元より射精しすぎてカラカラの玉袋がそれにマックを耐えさせていた。
だがこの極上の宇宙は当然ながらマックの身体が精液を生産する速度に影響を与えている。
ピストンせずとも繋がっているだけでいずれ射精するのは明白とさえ言える。
それでもマックは嫁を喜ばせたい一心で腰を動かした。
(今日は一段と気持ちいい。あれだけ射精した後なのにすぐ射精ちまいそうだ。極力我慢しないと)
(マクシミリアンが動くとお腹の中がゴリッとして気持ちが良い。イかせてほしいとは言ったけれど、これじゃ何度もイっちまうよ)
溶けるような錯覚を感じつつマレーネを抱くマックとは対照的に抱かれているマレーネからすればマックとの接合部の形を彼女の身体はくっきりと把握していた。
はち切れそうなほどの張りが硬さとなり、カリ首がマレーネの膣壁を削るように擦っている。
精液を求めて搾り出すように膣壁が絡みついても押し返す硬さもあり、さながらおまんこがマックのおちんちん専用の鋳型になっていた。
心だけでなく身体までマックのものになったという実感は彼女の絶頂を深めていく。
見上げれば自分の身体に陶酔してだらけた顔をする夫の顔があり、年齢相応のあどけなさが目立つその顔は格好良いではなく可愛いと感じるほど。
がむしゃらに腰を動かすセックスの玄人からすれば稚拙と言われそうなマックのピストン。
だけどマックを相手に処女を捧げて数日のマレーネにはこのくらいが丁度いい。
「らして♥」
そしてマレーネはいつ射精してもおかしくないと自覚していたマックよりも先に果てた。
射精を甘い声で懇願した時点で絶頂を迎えており、仰け反るように股が限界まで開いて手を乗せて支えにしていたマックの身体も押し倒れる。
身体の角度の変化と絶頂による膣内の微細な動き。
元より我慢していただけのマックがこの刺激に耐えられるわけがない。
「射精るよ」
そもそもマレーネが求めている以上は我慢する必要もない。
最後の一線も超えて完全に快楽に身を任せたマックは滝のような勢いで彼女のお腹に子種を注いだ。
(せ、精液が止まらない)
(何度もぴゅっぴゅしてその度におちんちんの形が変わるから連続でイく。しぇーえきがいっぱいでお腹の奥に入り切らないぶんが子宮まで直に登ってくる)
通常は膣内射精されると奥にある子宮の手前に精子が集まり、そこから子宮へと吸い上げられた子種が卵子と結びついて受精するとされている。
マレーネはその精液が赤ちゃんの部屋まで満たしていると感じるほどにお腹の奥にマックの精液が溢れんばかりに注がれたことを自覚しており、おそらくいまおちんちんを引き抜いたら空気圧の関係で一部は勢いよく溢れ出すだろう。
溢れないのはひとえにこれだけの射精を繰り返してもなお硬さを維持するマックのおちんちんが強固な栓になっているから。
それでもおちんちん以外は限界だと腰砕けて倒れたマックは精液まみれでベトベトなのもお構いなしにマレーネと唇を重ね合う。
マレーネを見下ろす姿勢での膣内射精をした後はキスをしながらの膣内射精をしたい。
そういう意図なのかマックの腰はキスをしてから再起動して舌と竿でマレーネの上下の口を舐め回す。
(あれだけ射精した後なのに激しくコンコンされたらイキすぎてバカになっちゃいそう。でも……キスもピストンも気持ちよくて……全部マックに任せてこのまま彼に溺れたい)
(キスしているとあれだけ射精してもう打ち止めかと思っていた精液がまた込み上げてくる。このまままた膣内に射精したい)
お互いの気持ちは語らずとも通じ合ったようだ。
マレーネの下腹に浮かぶ紋様が熱を帯びてマックに気愛いを送り、マックの亀頭に浮かぶ紋様が受信した気愛いを身体中に伝播させて精液を込み上げさせる。
泥酔しているかのように……シヴァの加護が導くに任せて互いを求めあった二人は気がつくと同時に果てていた。
気持ちよくて、パートナーと一つに繋がっている幸せな気持ちに溢れていて、いつまでも続けていたいと感じる交尾。
ドクンドクンと心臓が脈を打つのに合わせて注がれた精液に反応してビクンビクンと絶頂するマレーネの肢体は一つの装置のようである。
もっと。
もっと。
セックスを通して求愛する二人が宿しているシヴァの加護がレベルアップして、彼らの生殖本能に応じてそれを叶えた。
精液が無尽蔵に込み上げてきて勃起もおさまららないマックはマレーネを抱き続け、マレーネも抱かれることに酔いしれる。
いかに加護の力があれどもそれが限界に達した時、マックがこの日最後のお注ぎをした後は満面の笑みで抱き合いつつ二人は気を失った。
いや……今目の前の相手としているセックスのことしか考えられなくなっていた時点で正気などとっくに無くなっていたか。
限界を迎えて小さくなったことでおちんちんが抜けたマレーネの膣からは、限界を超えて注がれていたマックの精液の一部が溢れていていた。