告白されて気持ちの暴走がピークに達したマレーネはマックの返事だけで軽く果てる。
力が少し抜けて微かに震える彼女の柔肌。
その刺激はマックの身体中に流れる血流を加速させていく。
精通こそしているが性知識に乏しいマックは自分の身体が目の前にいる新妻を求めていると理解できていない。
ただ気持ちよさと苦しさが込み上げてきて息が荒いと感じていた。
一方でマレーネは純藍に所属する夫婦の娘として、自分も母のように純藍の一員として夫と身体を重ねることを運命づけられた性のエリート。
実戦経験こそないが性知識はマックが疑った痴女にも引けを取らないほどに持っていた。
なので苦しみだしたマックのそれが欲情であるとすぐに気がつく。
それに自分がさきほど軽くイっていたことも、自分だって欲情していることもしっかりと自覚していた。
まだ日没には少し早いが今夜は初夜。
夫婦になることを承知した二人が愛を誓い、誰にも邪魔されずに愛を求め合うための大事な夜。
万が一に純藍が決めた相手との結婚に否定的であろうとも、若さに任せて肉欲に溺れさせてしまえば強引にシヴァに愛しあう証拠を見せつけることができるので、無理矢理にでも加護を与えてもらう夜でもある。
部屋の中には夫婦の肉欲を暴走させるべく様々な術法が仕掛けられていたのだがこの二人にはどうやら余計なお節介らしい。
慣れぬ夫を歳上の妻がリードし始めた。
「これで名実ともにアタシらは夫婦になっちゃったね」
「そ、そうだな。いざ夫婦になったからと言っても何をすればだが」
「そりゃあとりあえずナニをすればいいさ。だって今日は初夜なんだし。アタシらに加護を与えてくれるシヴァだってアタシらがちゃんと夫婦としての共同作業が出来るのかを見定めているよ」
「ナニって言われてもよくわからないぜ俺」
「だったら最初はお姉ちゃんに任せてみなさいな。ほら……一旦全部脱ぐよ」
身体が離れて押さえつけるモノがなくなったマレーネの大きな胸がブルンと揺れる。
もとより寝巻きだったのもあり、さきに裸になったマレーネの肢体は客観的に言えば年齢には不釣り合いなほどに極上であろう。
押し付けられていたときの心臓の鼓動が聞こえそうなほどに身体が接近していた様子からは想像できないほどに大きな胸が左右に二つあり、それだけのものを支えている腰は筋肉はそれなりにあるようだが細身でスラッとしている。
それでいてお尻や太ももは少し太く、マックよりも背が低いとは思えないほどに肉付きがいい。
困惑しつつもマレーネに見惚れたマックはおもわず一部を張り裂けそうにしながら惚けるだけで服を脱ぐ手が止まってしまう。
(裸になれってどういうことだ? まさかこれからヨシフが言っていたセックスってのをするのか? いくら夫婦になるからって会ったその日にセックスとか早すぎやしないか。あいや……夫婦ならむしろ毎晩やることだからおかしくないのかな)
「ほら。自分で出来ないんならアタシが脱がしてやるよ」
そんなマックに焦れたマレーネは彼の衣服に手を伸ばして脱がせた。
あらわになったマックの股間は彼自身見たことはないほどにバキバキと大きくなっている。
今にも爆発しそうで、これまで半分被っていた仮性包茎の先端も過度な怒張で剝けたままを維持していた。
(す、凄い。お手本としてパパとママがするところを見せてもらったことがあるけれど、その時のパパのはこんなに大きくなかったよ)
自分のモノが初めて見る姿になっていたマックも驚いていたわけだが、脱がせたマレーネも逆に驚いてしまう。
純藍ではシヴァの加護に背く不義は例えパートナーを交えた、俗に言う3Pであっても御法度。
なので彼女は見るだけで触ったことはないのだが、それでも見ただけで異なる父と夫の違いを感じていた。
これは実のところ物理的な差よりも気持ちの問題。
妻となる自分に向けられた愛欲の具現化であるマックの状態が放つ引力がマレーネを驚かせていた。
今から彼と一つになる。
夜伽の修行として一人でしたときとは比べ物にならない刺激が襲ってくる。
それを想像するだけで彼女の喉は生唾を飲み込んでいた。
「脱いだら凄いじゃないか」
「それはお互い様だろう」
顔を赤らめているのもはマックが言う通りお互い様。
ざっくりとした話でしか知らない女体。
しかも性に目覚めた者ならば十中八九上玉と評価するそれが眼の前にあれば、乏しい知識を生物的な雄の本能が凌駕していた。
やり方もよくわかっていないのにヤりたいという感情が込み上げてくる。
これまでマックにとって射精とは単なる生理現象にすぎなかった。
だけど今はこの込み上げてくる熱いモノを眼の前にいるの新妻に捧げたくて仕方ない。
「そ、それじゃあそろそろやろうじゃないか。夫婦で初めての共同作業ってヤツを」
マックが抱きつきやすいようにとベッドに寝そべったマレーネは股を開く。
それは在りし日の母の真似。
手解きされたオーソドックスな交尾の仕草。
一方で正常位すらよく理解していないマックだったが、嫁の取った初めて見るポーズを本能で艶やかなモノであると理解していた。
ピクピクと蠢くマックの一物。
限界を超えた怒張は早くも破裂寸前である。
「来てくれマクシミリアン。アタシのここに、アンタのソレを挿入れてみてくれ」
マレーネの指先が彼女の花びらを開いた。