愛の営み
「天使は、どの勢力よりもその数は劣っています」
そう言いながら、その日、紫藤イリナはとある場所に案内されていた。
転生天使となった彼女は、その日、ガブリエルからの命を受け、その場所に来ていた。
天国の中でも、あまり知られていない場所であり、他の誰にも見られないように隠されている。
その道中で、ガブリエルはゆっくりと語っています。
「それは、知っております。天使は欲望に身を落とすと堕天する。
だからこそ、天使の数は減っていきます」
「その通りです。だけど、決して転生だけが天使を生み出す手段ではありません。天使もまた子を産む事ができます」
「はい、それは」
それはイリナも知っている。
奇跡の子と呼ばれる天使と人間のハーフであるテオドロ・レグレンツィがその代表例だ。
「そして、ここでは、その天使が生まれる場所です」
それと共に、ドアが開かれる。
それと共にイリナの目に飛び込んできた人物は、イリナもよく知っている。
「シスターグリセルダっ」
北欧的な顔立ちで青い目をした美女であるグリセルダは、ベッドの上で喘ぎ声をあげている。
ベットの上では、普段は見せない淫乱な表情を浮かべる。
その後ろから男が彼女の腰を掴みながら、自身もまた腰を動かす。
そんな彼の一物を一身に受けているグリゼルダは普段の彼女からは考えられない程の艶のある声を上げ続けている。
「あの人はっ」
「オロバス、悪魔です」
「悪魔っ」
それには、イリナも驚きを隠せなかった
「オロバスはオロバスは召喚者に忠実な悪魔であるといい、彼を苦しめたり、他の精霊から誘惑されることもないと言われています」
「だけど、堕天使には」
そう、行為を見て、呟く。
「天使が堕天使になるのは、欲望。だけど、彼らは愛し合っています」
「そんな屁理屈なっ」
そう呟きながらも、イリナは思わず行為の方へと目を向ける。
グリゼルダとオロバスは互いの性器を結合させながら激しい動きを繰り返す。
その度に二人の結合部からは愛液が流れ出し、ベッドの上に水たまりを作っていく。
「んっ! あぁっ……いぃ!」
グリゼルダが背中を大きく仰け反らせ、大きな乳房を揺らす。
彼女は自分の秘裂へと突き刺さったオロバスの男性器を何度も締め付けながら快楽に浸っていた。
その大きさを実感すると更に膣内が締まる。それに合わせるようにオロバスの男性器も震えていた。
その衝撃でグリゼルダも身体を震わせる。だがそれでもなお、オロバスの男性器を離そうとしない。むしろより強く締め付けようとしており、彼女の方も快楽を求め続けていた。
その姿は、グリセルダを知る者からは信じられないような光景だった。
オロバスは、そんなグリセルダの手を掴むと共に、さらに激しく肉棒を打ち付ける。
「あっ、ああぁ!!」
グリゼルダはその勢いに負けてか大きく身体を痙攣させる。そしてそのまま絶頂を迎えたのか全身を小刻みに震わせ始めた。
しかし、そんなグリゼルダの事などお構いなしというかのようにオロバスの行為は続く。
グリゼルダは未だに快感の余韻が残っている中、再びオロバスによって責め立てられていく。
「そこをっ♡もっと♡」
グリゼルダはさらなる刺激を求めるために自ら腰を動かし始める。
そんな彼女を見ていたオロバスはニヤリと笑みを浮かべると彼女の望み通りの動きを始めた。
グリゼルダは、それに合わせて自らも動き出す。
先程までとは比べ物にならないほどの激しさを見せる二人。
「あんっ! いいわよぉ!! 凄いわっ!!」
グリゼルダは再び絶頂を迎えようとしていた。それは彼女だけではなくオロバスも同じであり、お互いに限界を迎える寸前であった。
「グリセルダさんっ、射精しますよ!!」
オロバスがそう言うと同時に、彼は今まで以上に力強く腰を振り始める。それと同時に彼の男性器も大きく脈動を始める。
それを敏感に感じ取ったグリゼルダは、最後の力を込めて彼を締め付けた。
その瞬間、オロバスの肉棒から大量の精液が放たれた。
「おおっおっおおっ♡」
オロバスは、そのままグリセルダの子宮口に向けて、精液を染みこませる。
その度にグリセルダは、まるで獣を思わせる雄叫びと共に身体を痙攣させる。
「あっ♡そこっ♡気持ちいいっ♡」
グリゼルダの言葉を聞いてか、オロバスはさらに激しいピストン運動を繰り返す。
「んあぁ♡イクッ♡イッちゃうぅぅ♡」
グリゼルダは、そう言いながら背中を大きく仰け反らせる。
そしてそのまま彼女は絶頂へと達した。
しかし、それでもなお、オロバスの肉棒による責めは終わらなかった。
「ちょっ!? まだイってるのにぃ♡」
グリゼルダは絶頂の最中であるにも関わらずさらに快楽を与えられ続け、もはや完全に理性を失っていた。
獣を思わせるような雄叫びと共に、行為は続いていく。
「ふふっ、あなたも、我慢できないでしょ」
「それは」
ガブリエルからの言葉に対して、イリナは否定する事はできなかった。
「良いのです、これもまた、導きなのですから」
そう、ガブリエルは、肩に手を置き、囁く。
それに対して、イリナは。