オロバスと、三希の契約。
それの報酬を、オロバスはまだ受け取っていない。
それは、まるで借金の利息のように、積み重なっていた。
そして、それを支払う時が来た。
「まさか、こんな事になるとは」
そう言いながら、ヴェネラナ・グレモリーは呟く。
オロバスとの契約の利息。
それはオロバスが指定した物であった。
勿論、それは彼女自身も未だに知らない。
だが、未来へと予測していたオロバスは、確かにそれを指定した。
彼女の生まれた子供からの縁。
それを辿り、報酬として3人の美女を要求した。
それは本来ならば、不可能ともいえる報酬だったが、彼女が生まれた子供である一誠が成した功績はあまりにも大きかった。
だからこそ、それを誕生させる事に貢献させたオロバスの要求は、筋が通っていた。
悪魔の契約は絶対である。それはヴェネラナにとっては承知であった。だからこそ、これから行われるオロバスとの行為に対しても、不服ではあるが、行うしかなかった。
ベットの上。
夫ではないオロバスとの行為に対して、ヴェネラナは顔を真っ赤に染めながらも、覚悟を決めた表情を浮かべていた。
そんな彼女の表情を見ると共に、そのままオロバスの指が膣口に浅く入り込み、軽く出し入れされる。
愛液が掻き出されて、粘っこい水音が響いてしまう。
「ああぁ……! んっ、くぅぅ、あっ、あっ、あぁ……!」
「凄い音を出しますね、もっと奥まで入れても平気ですよね」
「やっ、やめ……ああぁぁっ! んあぁぁっ!」
オロバスの指が、根本まで入ってくる。
ついに耐えきれなくなって、大きな声がこぼれてしまった。
「あんっ、あっ、あっあぁぁっ……や、やめなさっあんっ、あぁっ……!」
「中、こんなに熱くてトロトロですよ、本当に!」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅぐちゅっ……!
「はうぅぅんっ! いや、だめよ、あぁあぁぁぁっ!」
オロバスの指使いは、驚くほど巧みだった。
決して乱暴にせず、ゆっくりと丁寧に膣肉を掻き回していく。
「もう否定していますけど、ここも、おっぱいも気持ちいいんだよね? ほら、ほらっ」
「あぅんっ! ち、乳首はぁ、今、あんっ、されたら……!」
膣穴への刺激と一緒に、乳首も入念に愛撫される。
「あぁ~~っ……! あっ、あっ、あっ、くふうぅぅ……!!」
甘い快感に耐えるように、ギュッとシーツを掴み締める。
ただでさえ敏感な場所だというのに、胸を弄られた上で、秘裂にも指を入れられているのだ。その快楽の強さたるや、筆舌にし難いものがあった。
(こ、この子……なんていうテクニックを持っていますの!?)
これまで夫以外に抱かれた事がないヴェネラナは知らなかったが、オロバスは卓越した性技を持っていた。
それも、ただの技術ではなく、相手を感じさせるための技巧だ。
相手の反応を見ながら的確に攻めていく事で、絶頂へと導いていく技術を持っている。
「ふわぁぁ……あっ、あっ、あっ! そ、そこぉ、ダメですわぁぁ……!」
「そうですか? あなたのそこはとてもそうとは言っていませんよ」
指の動きに合わせて腰が揺れてしまう。
しかしそれは仕方のないことだ。
オロバスが責めている箇所こそ、女が最も感じやすい部分なのだから。
さらに言えば、そこはヴェネラナ自身も知らない弱点でもあった。
今まで夫と交合した時でも、そこまで激しく感じたことはなかったからだ。
だからこそ、未知の感覚に戸惑ってしまう。
しかもオロバスの指使いは、どんどん激しさを増していた。
クチュクチュと水音を立ててかき混ぜる。
膣肉の奥に、指を深く突き入れてグリグリと動かす。
「あっ、あぁああぁっ! はげしぃ……そんなにしたらくすぐったくてぇ……あひゃうぅぅぅっ!!?」
「おや、どうしましたか? 急に大きな声を出して」
オロバスは不思議そうな顔を浮かべながら、手を止めない。
それどころかより一層激しく動かしてくる。
その度にヴェネラナは体をビクビク震わせて悶えた。
だが、オロバスは構わず続ける。
まるで自分のテクニックに絶対の自信があるかのように。
事実として彼は非常に上手かった。
ヴェネラナがこれまでに経験してきた男達とは比べ物にならないほど巧みである。
そのせいで彼女は翻弄されっぱなしだった。
既に何度も絶頂を迎えており、身体中汗まみれになっている。
しかしそれでもオロバスは手を緩めない。むしろますます動きが激しくなっていくばかりだ。
そして遂に──―
「あっ、だめっ! もう無理ですわ!! これ以上されたら私……んくぅぅ~~~!!!」
ぷしゃっと勢いよく潮を吹き出した。
秘裂からは愛液も大量に溢れ出ている。
同時に強烈な快感に襲われ、意識を失いかけた。
しかしオロバスは止まらない。
愛撫でによって、完全に発情したヴェネラナは抵抗する力もなくされるがままとなっていた。
そして遂にその時は訪れる。
オロバスは、そのまま剥き出しになった肉棒を彼女の秘部に近づける。すると、その先端から大量の粘液が分泌され始めたのだ。
それが潤滑油となり、スムーズに挿入されていく。
「ひゃぁああああんっ!!!」
ずぶりと音を立てて挿入されていったそれは、やがて根元まで収まった。
それだけでもヴェネラナは絶頂を迎えてしまう。
だがオロバスの行為はこれで終わりではない。
今度はゆっくりと腰を動かし始めたのだ。
それに伴って、膣肉のヒダ一枚一枚を擦り上げていくような感覚が伝わってくる。
(こ……こんなに気持ちいいなんて……)
今まで味わったことのない快感だった。
しかもオロバスが動く度に亀頭球も刺激してくるため、ヴェネラナは休む間もなく連続でイキ続けていた。
更にオロバスは腰の動きを速めていく。
それにより、ヴェネラナはさらに大きな快楽に襲われることになる。
腰を動かす度に、強く締め付ける。
「んっあぁ♡」
すると、また強い力で締め付けてきた。
それが何回か繰り返された後、ついに限界が訪れた。
亀頭球が大きく膨らみ始めたのだ。
そして──。
どぷぅうううう!!!!! 大量の濃厚な白濁液が大量に放たれた。
その量は凄まじく、ヴェネラナは思わず目を瞑ってしまうほどだった。
そしてようやく収まったと思った時、今度はゆっくりと引き抜かれていった。
しかしそれはまだ終わりではなかった。
完全に抜けきる前に再び突き刺したのだ。
「ふぇ!? ︎ちょ、ちょっと待って!!」
ヴェネラナはそう叫ぶが、オロバスは止まる様子はなかった。
それは、完全に彼女を、堕とす為に。
それに気づいた彼女は、逃れられない。
悟ると共に、その意識は快楽へと沈んでいく。