契約の報酬と共に、次に手を出したのは、グレイフィア・ルキフグス。
魔王の妻という事で、本来ならば、手を出す事すら罪な彼女も、契約の前では無力だった。
オロバスに手を引かれて部屋に入ったグレイフィアは僅かに苛立ちを表に出さないように必死だった。
そんな様子がまた、オロバスの獣めいた欲望を、チリチリと炙ってくる。
既に怒張は破裂しそうなほどに張り詰めている。
「――っ」
グレイフィアがハッと息を呑んで、硬直してしまう。
女の深奥を苦もなく貫きそうな長槍は、べチンと音を立てながらヘソに反り返る。
「あなたと出来ると思ったら、もうずっと」
「あ……ああ……ぁぁ……そんな、そんなの、そんなことしちゃ……だめよお……っ」
オロバスのその言葉に、グレイフィアが小声で呻く。
だめと言いながらも、その視線はオロバスの肉棒から離れない。
「その反応。もっとダメな事をしたくなる。
ほら早くあなたも脱いで。見ててあげるからさ」
「……あまり、見ないでください」
怒りと共に震え声で言うグレイフィアに、オロバスは見つめる。
グレイフィアがオロバスの視線から逃れるように、自分の体を抱きしめる。
そんなグレイフィアへとオロバスは近づく
「……それとも俺が脱がしましょうか」
「じっ、自分で脱ぎますっ…」
オロバスの言葉に、グレイフィアが慌てて答える。
「………」
おずおずとした手つきで上着を脱いで下着姿になるグレイフィア。
メイド姿から、脱ぐと共に見えたのは派手ではないが、愛らしさのあるブラとショーツがあらわになる。
そしてその下着に包み込まれた、男好きのする身体もまろび出てくる。
「……」
「……わ、分かってます……下着も、脱ぎますから」
物言わぬオロバスの視線に気おされるようにして、グレイフィアは諦めるようにつぶやく。
ゆっくりと、その手を胸の後ろに回して、ブラのホックに手をかける。
「………」
布切れから開放された乳房が、たぷん、と波打ちながら開放されると共に桜色の乳輪と、こぶりな乳頭があらわになる。
「隠しちゃだめですよ」
「……っ……は、はい」
腕が胸を隠すか隠すまいかと右往左往しているのを見てオロバスが言うと、グレイフィアはびくりと肩をすくませながら、露わにしていく。
淡く生い茂った恥毛と、可憐な割れ目があらわになる。
オロバスの無遠慮な視線に晒されたグレイフィアが、羞恥に身を震わせる。
「……あんまり、じろじろ見ないで下さい……恥ずかしいですから」
「恥ずかしがる必要なんて無いって。今まで何人も女の裸見てきたけど、グレイフィア、最高クラスだよ」
ベッドから立ち上がると、グレイフィアはオロバスの顔と、その股間を交互に見て、どうしたら良いか分からないという顔をする。
オロバスはそんな所在なげにしているグレイフィアの手を引いて、その細い腰を抱き寄せる。
「ぁっ……」
引き寄せられ、全身を強張らせながらもはっきりと抵抗を見せないグレイフィアに気をよくしながら、オロバスはにこりと微笑む。
「それじゃ始めようか、グレイフィア」
その言葉と共にオロバスは近づく。
「んんふっ……! ん……ッ……む……ぅ……」
言うなり、グレイフィアの唇を奪う。
あからさまに堅い。
眉根をぎゅっと寄せて、唇を貝のように閉じて、罪悪感や、拒否感をむき出しにした表情だ。
そこからただようほのかな桃の香りを探るように、
オロバスは舌先でちろちろとグレイフィアの唇の隙間をなぞり上げる。
「ん……ん……ふ……ん……ぅ……」
舌先が貞淑妻の唇を丁寧に慰撫していく。
「ふ……ぅ……くふっ………っ……ぅ……っ………っ」
抱き寄せているグレイフィアの身体から、じりじりと緊張が抜けていく。
力が時々入らなくなっていく。
「相当敏感な体をしてるんだね、グレイフィア。それとも欲求不満だった?」
「そ、んなこと……ありませ………っ」
「んぅうっ………!!?」
グレイフィアが反論しようとわずかに開いた唇の隙間に、舌先をねじ入れる。
「んふぅっ…くちゅっ…」
驚きに目を見ひらく人妻の口腔内が、舌で蹂躙する。
ぬるりと差し込まれ掻き回される舌に、夫以外の唇を受け入れた罪悪感を覚えたのか、眉根を寄せて、グレイフィアの舌がなかば無意識に逃げるようにもがく。
「ちゅっちゅるっっ♡」
逃げをうつ舌を追いかけて、口腔を舐め溶かしていく。
くちゅくちゅと水音が立つたびに、グレイフィアの眉根がひそめられていく。
「ちゅっちゅるっっ」
グレイフィアの上顎をぬるぬると舌先でくすぐるように舐め、円を描くように口内を執拗に掻き回していと共に敏感な反応を示しはじめる。
「ふぁふっんふぅっ♡はあっ♡」
強張る舌の力が抜け、口腔内がキスの淫熱に火照ってきたところで、
オロバスはふっと唇を外して、グレイフィアに向けて舌を突き出した。
悩ましい顔をして、戸惑いながらもオロバスの差し出した舌を、グレイフィアが唇をゆるくすぼめて吸っていく。
「ちゅるっちゅうちゅうっ♡ん♡」
たっぷりと唾液まみれのオロバスの舌を、グレイフィアのぷっくりとした瑞々しい唇が吸っていく。
すぼまった唇の裏側の粘膜をときどきくすぐるように舌先で舐めまわすと、今まで経験したことのない種類の鈍い快楽に、口腔内がひくんっと震える。
グレイフィアはオロバスが感じる場所を見つけるたびに、それを強めに刺激していった。
唇をすぼめたまま舌先を引き抜くと、舌先が名残惜しそうについてくる。その感触を楽しむように、ふたたび舌先だけをあわせると、互いの粘液が混ざった液体が糸を引いて繋がった。
グレイフィアはその糸を軽く吸い取ると、もう一度舌を伸ばしてオロバスの舌の裏を撫でた。
ゆっくりと焦らすような動きだ。だが、それでもオロバスは感じているようで、背筋が大きく波打っていた。
「ふぅっ……んっ……!」
唇をすぼめて舌を動かすと、オロバスの腰の動きも同調して小刻みになる。
グレイフィアは自分の舌を使って彼の舌をねっとりと包み込むようにして擦り上げた。舌が絡みつくたび、オロバスはピクッピクッと痙攣するように身体を動かした。まるで全身が性器になってしまったかのように感度が上がっているようだ。
舌先で相手の舌裏や側面をくすぐるように舐めると、ビクビクッと震えるのが伝わってくる。
グレイフィアは一旦口を離すと、今度は自分の唾液でヌルヌルテカテカになったオロバスの舌に口づけをした。唇ではむはむっと甘噛みして、舌を這わせて唾液を塗りつけるように動かす。そして再び舌を絡め合わせた。
「んっ……ちゅぱぁっ……れろぉ……ふぅうっ……んぐっ」
グレイフィアは何度も何度も舌を絡ませていくうちに、段々と気分が高まってきたのか、頬が赤く染まり息遣いも荒くなってきた。
「ふぅ、俺よりも、あなたの方が夢中になっているよう見えますが」
オロバスは、そうグレイフィアに尋ねる。すると彼女は少し恥ずかしそうな表情を浮かべた。
「それはっ」
その言葉を聞いた瞬間、オロバスの股間が大きく膨らんだ。
それはまるで何かを期待するかのようにビクンッ! と震える。
それを見たグレイフィアは小さく笑みを浮かべる。
既に彼女自身の思いとは裏腹に、身体はオロバスから与えられた快楽に屈服してしまっていたのだ。
彼女の視線は既にオロバスの一物に向けられていた。そして、無意識のうちに舌なめずりをしている。
それを自覚した時、グレイフィアの顔には朱が差す。だが、そんな彼女を気にすることなくオロバスが言う。
「どうやらお互い様みたいですね」
「えぇ、そのようね」
その一言と共に、オロバスはグレイフィアの膣内へと挿入していく。
そのままグレイフィアの膣内は、愛液を漏らしながら肉棒を包み込む。
根元から先端までをねっちょりと舐めながら絞る肉ビラの心地をオロバスは堪能する。しかし、それで終わるほど彼は優しくない。
ゆっくりと腰を動かし始めると、グレイフィアは体をビクンッ! と跳ねさせた。
オロバスの肉棒に突かれる度に彼女は甘い声を上げ始める。
「あぁん……あんっ……あっ……んぅ」
オロバスがピストン運動をする度に、彼女の口から漏れ出る。
子宮口に亀頭が当たる度に彼女は絶頂を迎えていた。
オロバスはそんな彼女を満足そうに見つめている。
そして遂に我慢の限界を迎えたのか、オロバスは激しく動き始めた。
パンッ! パンッ! と肌と肌が激しくぶつかり合う音が部屋に響き渡る。
その音が鳴る度に彼女は甲高い声で喘ぐ。
「あぁぁぁん!! ダメェェェ!!」
彼女は必死に抵抗するも、オロバスの力には敵わない。
そのまま押し倒されてしまう。
しかし、彼女はそれでも抵抗した。
だが、オロバスは彼女の両手を片手で掴み拘束すると、空いた手で胸を掴み揉みしだく。
更に首筋や頬などにキスをしてマーキングをした。
子宮口に、肉棒がキスをするような勢いで何度も突き上げる。
「あんっ……はげしいぃぃ……いやぁ……」
激しいピストン運動に、グレイフィアの身体がガクガクと震える。
そんな彼女にお構いなく、オロバスは腰を振り続けた。
そして遂にその時が訪れる。
ドクンッ!! とオロバスが脈打つと同時に大量の白濁液を放出する。その量は凄まじく、グレイフィアのお腹が膨れ上がり妊婦のようになっていく。
やがて収まりきらなかったのか逆流してベッドへと零れ落ちた。
グレイフィアはあまりの量の多さに意識を失いそうになるもなんとか堪えた。
しかしオロバスの方はまだまだ元気だったらしく再び動き始める。
その後もオロバスは何度もグレイフィアの中に出しまくった。
グレイフィアはその度に絶頂を迎えてしまうのだが、気絶する事は許されなかった。
「あぁ……もうダメぇ……お腹いっぱいだからこれ以上入らないよぉ」
そんな風に言ってもオロバスは止まらずに更に激しく腰を振り続ける。そして遂に限界が訪れた。
大量に精液が放たれてグレイフィアのお腹をパンパンに満たしていく。それでもなお収まりきらないのか逆流して溢れ出すほどだった。
「あぁっ……また出ちゃうぅぅ! いやああぁぁ!!」
ドピュッと音を立てて勢いよく吹き出した白濁した粘液はグレイフィアの顔まで届き、髪にも絡みついた。
(凄い量……それに濃いぃ……)
その量は尋常ではなく、全身が満たされていく。