勧誘=アクシズ教徒ってイメージのこの世界。しかし、カズマの頭脳を使ってやれば、案外やりようはあるのです。ただ、クズはタダでは働かないので、そこはちょっとウォルバクが泣きます。
またお暇な時にでもお付き合いください。
神にとって勧誘とは、ある意味食事と同義である。信者達の信仰から力を得る私達にとって、信者獲得は生命線だ。故に手を抜く事はなく、今回もそれなりの覚悟で挑んだ訳だけど……
「たしかに手は抜かないって言ったわ。信者獲得は死活問題だし、やれる限りの事はするって言った。言ったけど……流石にこれはおかしくない?!」
流石にバニーガールが勧誘を初めたら、それはもう勧誘ではないと思う。
……………………
「良いカズマ?勧誘って一口に言っても、そんなに簡単な事じゃないの。各種ポイントや特典が付いたとしても、入信ってなるとハードルが高いんだからね!」
「お前の所は信者に問題があるから誰も入信しないんだよ!先生にはそんな悪評はないし、少なくともお前たちのところよりはマシだね!」
朝から盛り上がるカズマとアクアの言い合いに、私は早起きを強制されることになる。カズマが手に持つ入信書を見て、きっと朝帰りしたアクアが噛みついたのだろう。と言うか今何時?2人にはもっと、世間の迷惑とか考えて欲しいものだわ。
「全く、早朝から何を騒いでいるの?熱心なのは良いけれど、近隣住民に迷惑をかけては駄目よ?」
「いや何を言ってるのかしらこの邪神は?もう朝9時なんですけど?人様が真面目に働いている時間にまだ寝てたなんて、これでよく女神が名乗れたものね!」
「く、9時はまだ朝早いでしょ!この街は城壁に囲まれている訳だし、薄暗いうちは早朝よ!まったく、実情に沿った考えが出来ないなんて、これで良く女神が名乗れたものね!」
「「ぐぬぬぬぬ!」」
カズマの屋敷に住むようになり、私とアクアの関係は少しだけ丸くなった。と言っても喧嘩をしないわけじゃない。喧嘩に魔法と流血が無くなっただけで、険悪なのは相変わらずだ。ちなみにその喧嘩の行方は、いつもカズマに叱られて終わる。
「いやその時間に朝帰りした奴が言うなよ。どうせこの後寝るんだろ?先生も、俺は起こしたのに二度寝しましたよね?」
「「………ご、ごめんなさい」」
ただ、なんか最近私の扱いがアクアに寄ってきた気がするのよね。まさか、女神はポンコツな存在とか思われてないわよね?私とアクアの喧嘩にうんざりして、ちょっと厳しくなっただけよね?!
「何にせよ先生の存在を保つ為に信者は必須なんだよ。アクアがなんと言おうと、俺は今日から入信者を募るぞ。あっ、取り敢えず4人分は渡しておきますね?」
「えっ、もう4人も集まったの?!」
カズマは手作りした入信書の束から、既に名前の書かれた物を私へと手渡した。一夜でその束を用意するだけでも大変だったでしょうに、既に勧誘まで済ませていたなんて……まったく、カズマったら私のこと好きなんだから……
ペラッ
『商売繁盛。バニル』『極めよ爆裂道!あと成長!めぐみん』『主の安泰。アーネス』『夫婦円満。カズマ』
「……えっ、なにこれ短冊?」
「入信書ですよ?」
「どういうことなの……入信書に願い事書いてあるんだけど……」
あとなんでバニル入ってるの?コイツ私に祈ることあるかしら?
「エリス教の人気ポイントを調べたんですけど、加護の内容がとても良いと言う意見が出ていたんですよ。まずそこがアクシズ教との差だと思って……」
「えっ、何それおかしいわよ?!加護なら私のほうが多いじゃない!」
「うるさいぞ駄女神。アンデッドにモテるとか芸達者になるとか、そんなの誰も求めてないんだよ。シンプルに幸運値が上がるほうが断然良いだろ!」
「なによそれ!運より実力の方が大切でしょ!」
それは何かしら実力に関わる加護を手にしてから言うことじゃないかしら。宴会芸とアンデッドのヘイトって、一体何に使うのよ。
「まぁ、確かにステータスが上がるって言うのはありがたい加護だけど、それがなんで短冊に……」
「先生のがどんな加護か分からなかったんで、取り敢えず希望書いときました」
「それもう加護じゃないわよね?!」
でも、言われてみれば自分の加護って知らないわね。スカート捲りした子供に天罰なら与えたけど、加護って勝手に発動するから自覚ないもの。と言うかそもそもあるのかしら?昔の信者の子は何も言ってなかったし……
「取り敢えず入信書は受け取ったし、これでカズマに私の加護が備わったと思うわ。冒険者カードには何かない?」
「特に自覚症状はないですけど、冒険者カードを確認しますか……」
料理、裁縫、洗濯、鍛冶、運搬、鑑定、錬金、etc……カズマの冒険者カードを覗いてみると、出てくるのはあまり戦闘に関係ないスキルの数々。お金を稼いでスキルポーションを買ったりしてると聞いたけど、流石に冒険者としてこれは指導したほうが……
『舌技、ゴッドハンド、魅惑の腰使い』
つ、使い方によっては役立つかも知れないものね!と言うかそんなスキルあるんだ……今夜は期待しても良いのかしら……
「あっ、コレだ……」
「えっ、どれどれ?!」
カズマの発見報告を聞き、私はカズマの方に身を乗り出した。別に凄い加護を期待してた訳じゃないけど、やっぱり凄い加護だと嬉しいじゃない?加護が破格の性能だったら、下手したらそれだけで信者が殺到する可能性だって……
『快眠』
「……真面目に勧誘しましょうか?」
「そうですね。少なくともアクアよりマシなんで、後は勧誘で頑張りましょう」
どうしよう。なんか今から不安になってきたわ。
……………………
「ねぇ、真面目にって私言ったわよね?真面目に勧誘するって言ったわよね?!」
加護に頼れないとわかった以上、残された方法は直接勧誘しかない。司る力がアレな私にとって、最後に物を言うのは人間性と言う訳だ。と言う心持ちでカズマを信じたのに、何で私はバニーガールに………
「先生、まさか俺がふざけているとでも?」
「これでふざけてなかったら、もはや脳の病気を疑うわ」
凄く真面目そうな顔して差し出すから着ちゃったけど、どうして勧誘準備にバニーガールのコスチュームが出てくるのよ。しかも私の胸が入るってことは、これ間違いなく手作りよね?一体いつから準備してたのよ……
「先生はご存知ないかも知れませんが、人は第一印象にかなり大きく引っ張られると言う研究結果が出ています。例えば、俺に負け続けたカブラギの奴が、イケメンだからと俺より評判が良かったりします!」
「えっと……それはカササギが高いというか、カズマが低いだけって言うか……セクハラしたり、パンツ取らなきゃ、そうはなってないんじゃ……」
「それは違います!俺がカンナギくらいのイケメンなら、パンツはむしろ差し出されるんです!自分からパンツを取ろうものなら、むしろ中身を差し出されますよアイツは!」
「それは差し出す側が異常だと気付いて?!」
拗らせてる!うちの弟子完全に拗らせてるわ!カズマの過去に一体何があったの?!どんだけイケメンが嫌いなの?!
「と言うことで、顔とスタイルが最高の先生に、更にバニーを着せれば最早完全無欠!見慣れた俺でさえ谷間に札束をねじ込みたい程に魅力的です!きっと入信書もねじ込まれます!」
「どういうことなの?!それもう勧誘じゃないわよね?!完全に如何わしいお店よね?!」
と言うか行ったことないわよね?!別にカズマの自由だとは思うけど、如何わしいお店に通ってたりしないわよね?!
「成程成程……つまり!これが更に究極の形ね!」
「えっ、どういうことなの?なんでアクアまでバニーなの?!」
再びリビングを訪れたアクアは、何故か私と同じバニーを着ている。いつもの髪型が真ん中に立っているので、なんか耳が3本に見えるけど、取り敢えずバニーガールなのは間違いない。なんでバニーかは分からないけど……
「バニーを着たウォルバクが完全無欠と言うなら、私が着れば超完全無欠よ!そして、これをセシリーに着せて2人で勧誘すれば、それはもう超絶完全無欠だわ!間違いなく信者は私のものね!」
「アクア大丈夫?!あんた完全とか無欠の意味分かってる?前に何言っても満点は満点のままよ?!」
「あんたの中の満点はそうでしょうけど……私はその満点を超える女よ?」ドヤァ
えっ、どういうことなの?この自信はどこから溢れてきてるの?
「まぁ、今回は特別にお手本を見せてあげるわ。精々アクシズ教の凄さを知って、残り物を必死に漁るのね!」
「あっ!ちょっとアクア!」
私の制止など聞くはずもなく、アクアは勢い良く屋敷を飛び出した。その手には入信書を持っていたけれど、流石にこれが上手くいくとは思えない。ただ、ちょっとだけどうなるか気になるわよね。バニーガールの宗教勧誘……
………………………………
「アクシズ教!アクシズ教をお願いします!退屈な日々に潤いを与える、アクシズ教をどうかよろしく!」
大通りの中心に陣取るバニーガールは、予想を裏切り中々の集客効果を発揮している。てっきり通報されるかと思っていたけれど、良く考えたら冒険者の服も似たようなもの。エロいからって逮捕はされないらしい。
「くっ!アクシズ教なのに……」「バニーの魅力に抗えない……」「駄目だ!近付いたら勧誘されるぞ!」
「意外と人が集まってるわね……」
「そりゃまぁ、セシリーもアクアも見た目だけは可愛いですからね……」
光の屈折魔法で姿を隠し、私とカズマはアクアを追った。てっきり馬鹿にされると思っていたバニーガールは、予想外に大好評の様子。と言っても、遠巻きに見てるだけで入信書は書いて貰えないようだけど……んっ?
「あっ!あの角の人達なにか書いてない?!まさかこの方法が上手くいくの?!」
「落ち着いてください先生!あれは多分……」
「へへへ!たまにはあの2人を指名しても良いよな!サキュバスさんが演じてくれれば、程々にヌける位にしてくれるしよ!」「こうして目に焼け付けておけば、イメージだってばっちりだ!あいつら散々犯した後で、入信書でチン◯拭いてやろうぜ!」
えっ、何あの気持ち悪い男達?手に持ってるのも入信書じゃないし、完全に鼻の下が伸びてるし、なんなら言ってること犯罪臭いし!
「良かった。あれはサキュバス店の常連です。きっとバニーをみてプレイを思いついたんですよ。被害者が居なくて何よりですね?」
「サキュバスに魅了されてるのは被害者扱いされないのね……」
まぁ、私としては良いんだけどね。悪魔を従えてる立場だし……
「でも、アクシズ教って一応この国で2番目に信者が多いのよね?あんなに人が集まっているのに、入信者ゼロってあるのかしら?」
「たまにトチ狂った人が入信するらしいですけど、入信済みでもない良識人にアレは難しいですよ。何せ、多くの人の前でバニーに釣られたなんて、入信後にもずっとネタにされそうですし」
「あぁ、確かにそれは恥ずかし……いや待って?それならなんで私にバニーを?!信者獲得できないのに、どうしてバニーを着せられたの?!と言うかなんでアクアの分まで?!」
真面目に勧誘するって話だったのに、もう話が変わっているのだけど?!
「真面目な話で押し切ったら、可愛い先生が見られるかなって……最悪駄目でも、アクアが着たら張り合って着てくれないかなって思いまして……」
「いつも思うけど、性欲が絡んだ時の行動力どうなってんの?!その情熱が戦闘に向けば、そこら辺の冒険者じゃ終わらないでしょ?!」
「すみません。夜中のテンションでつい……」
まぁ、それで結局着せられてるのが私だから、あまり偉そうなことは言えないのだけど……
「とは言え、それは今に始まった事じゃないものね。カズマのことだもの、当然真面目な手も考えているんでしょ?」
「勿論です!取り敢えずローブを羽織って宿に入りましょう!着替えと真面目な作戦も用意してますから!」
まったく……セクハラは相変わらず多いけど、こうして私の為に頑張っちゃうから、スケベでも何処か憎めないのよね……
………………………
「ってまた騙されたんだけど?!」
カズマの事を信じていたのに、入った宿はまさかのカップル用。そしてカズマの差し出したのは、綺麗な真っ白のバスローブだった。それ着替えっていうか事後の準備じゃない!勧誘のかの字も見当たらないんだけど?!
「騙してません。穢れ無き白を基調とし、更に全てを受け入れるバスローブは、懐の深い女神にこ相応しい衣装です」
「ただ吸水性が良いだけじゃない!それは流石に過大広告よ!このバスローブも手作りだし!なんなのよその行動力は?!」
大量の入信書にバニーガールの衣装、更には手作りのバスローブ。この信じられない行動力の理由は、間違いなく私を抱くためのこと。それならそうと言えば良いのに、なんでここで遠慮するのだろう。もう何度も抱いたくせに……
「こんな回りくどいやり方しないで、私が欲しいならそう言いなさいよ!そりゃ屋敷じゃ色々と難しいけど、私達は恋人でしょ?!」
「そ、それはそうなんですけど……やっぱり女神を抱きたいって言うのは不遜が過ぎるって言うか……なんか禁断のお願いをしてるみたいで恐れ多くて…」
成程。それで私をその気にさせようとしてこんな真似を。カズマにも神への畏怖ってあったのね。そういう事なら、私が頑張んなきゃ駄目よね。
「なら、2度と私に不遜な態度が取れないように、今日は邪神の怖さをたっぷり教えてあげる。私の信者になったのだから、嫌だなんて言わせないわよ?」
「そ、それならただの恋人に戻ったりは……」
「だ〜め、『パラライズ』」
「なっ?!」
そして、たまにはこうして反撃しなきゃ、やられっぱなしは悔しいものね。
………………………
「これはどういうことなの?恐れ多い女神を相手に、どうしてカズマはココをこんなにしているのかしら?」
カズマのズボンを少しずらすと、張り詰めたモノが自らズボンを押し退けた。私の事を恐れ多いと言ったくせに、ここは全くもって不遜なままだ。神と信者の関係ならどうかと思うが、恋人としてはやっぱり嬉しい。
「そんなこと言われても、先生のバニーが魅力的過ぎて……」
「うふふ。神としてみたら不敬だけど、恋人としては嬉しいものね。なら、今日は私が弄んであげる。女神の凄さを思い知りなさい……んっ……ちゅぷっ……」
「あっ……動けない時にそんな……あぅ…」
硬くそそり勃つカズマのモノへ、私は優しく舌を這わせた。普段はして貰ってばかりだけど、私だってカズマの弱点は知っている。普段は流されるまま抱かれていても、やろうと思えば逆転くらい出来る。
「可愛い声出しちゃって……いつも私に意地悪するくせに、やられる側だと弱いのね?ほら、我慢しなくて良いから、情けない声もいっぱい出しちゃえ……ちゅぷっ…ぬちゅっ」
「あっ!先生の口が上手くなってる……これ、本当にヤバいですって……」
少しぷにっとした傘形の先端と、血管が浮いてガチガチの竿。最初は不気味に思ったこの子だって、カズマのと思えば愛おしく見える。それにこんなに可愛いカズマが見られるなら、口での奉仕だってむしろ望むところだ。
「先生の舌と唇が柔らかくて……こんなの……我慢が……」
「なら、一番大好きな所で出させてあげる……ほら、ずっと我慢してたみたいだし……」
「あっ!そこは不味っ……んんっ!」
ふにゅっ……どぷんっ!
「へっ……もう?!」
カズマのモノを胸に挟むと、即座に溢れ出す熱い白濁。それは谷間に池を作り、数回の脈動で私の顔まで白く汚した。何度も抱かれて注がれたけど、こんなに出たのは初めてな気がする。胸でするのは初めてだし、そんなテクニックなんて無いはずだけど……
「はぁはぁ、先生の胸は本当に駄目ですって……程よい圧力で密着して、しかもすべすべで暖かくて……こんな天然ドスケベオナホール、我慢できる筈ないですから……」
「人の胸に変な称号つけないでくれる?!でも、やっと疑問が解けたわ。だから触ったり舐めたりは沢山するのに、胸での奉仕は望まなかったのね……」
てっきりあんまり気持ち良くないからだと思っていたけど、まさか正反対の理由だったなんて……と言うかこんなの脂肪の塊よ?そんな気持いいとかある?
「でも、まだまだ硬いってことは、胸でされるのは大好きなのよね?」
「そ、そりゃ先生のは凄く気持ち良いですし……先生のエッチな姿も見られますから……」
谷間に釘付けになったカズマの視線に、全く萎えない谷間のこの子。普段は最終的に私が墜ちちゃうのだけど、今なら反撃不能の据え膳が目の前に転がっている。これはもう、意地悪したくなっても仕方がない。
「じゃあ、今日はこの刺激になれましょうか?ほら、先ずは上下にじっくりしてあげる……」
ぱちゅっ、ずちゅっ
「ちょっ?!ゆっくりでも凄っ……くぅ!」
ビクン!
精液まみれの胸を持ち上げ、そのままゆっくりと上下に動かす。精液を泡立てながら竿を扱かれる感触に、カズマもたまらず腰が跳ねてしまっている。こんなに感じてくれるなら、今度から定期的に使ってあげようかしら。他に使い道も無いわけだし……
「可愛い反応しちゃって……嬉しいから、もっとサービスしてあげる……んっ……じゅぷん…」
「そ、そのまま先端を口でなんてされたら、また直ぐに出ちゃいます!本当にもう、それ以上は……」
「うん……何度でも出して……今日は私がイジメる日だから、カズマが泣くまで搾ってあげる……ちゅく、ちゅっ」
「はぁはぁ……先生……んっ……」
口の中に広がる青臭さも、胸に絡みつくベタつきも、今の私には気にならない。悦ぶカズマの顔を見ていると、この青臭い苦みも愛おしいと思う。なんて、元から結構嫌いじゃないのだけど、それも愛ゆえにって事で………
「い、いきます!また先生の口に……いくっ!」
どぷっ!
「んんっ!!んっ……ごくんっ……んくっ……」
口の中へ放たれた白濁は、まるで1度目の様に多くて濃い。それをなんの抵抗もなく飲み下せてしまうだなんて、我ながらちょっと変態臭いと思う。でも、それも全部カズマが悪い。私に精液の味と交わる気持ち良さを教え込んだのも、全部カズマのせいだもの………
「んっ……2回目なのに凄く濃いのね……しかも全然萎えないなんて、もっと胸でして欲しい?」
「もう意地悪しないでください……このままだと打ち止めになりそうなんで、せめて最後は先生の中で……」
少しだけ麻痺の解けたカズマの手が、弱々しく私の肩を掴む。逝くまでの時間的にも出した量的にも、胸のほうが気持ち良いのは一目瞭然だ。なのに私を求めると言うのは、きっと恋人として繋がりたいから……そんな可愛らしい懇願をされては、断るなんて出来っこない。それに、そろそろ女神の凄さも理解したでしょうし、そろそろ私もカズマが欲しい。
「こんなに精液塗れのモノを挿れたいなんて、カズマは本当に悪い背教者ね……ほら、お待ちかねのご褒美……あっ…んんっ!」
ぐぷっ
性感帯を抉る挿入感と、内蔵を押し上げる圧迫感。何度も貫かれた筈のカズマのモノが、今日は普段より大きく感じる。
「んっ……はぁ……どうカズマ、気持ち良い?」
「最高です……バニーの先生が俺の上で乱れてるなんて、こんなの最高以外なんて言えば良いんですか……」
「良かった……それなら……もっと、頑張るから……んっ!」
ぬちゅっ
甘く貫かれる感触に、自然と甘くなる私の声。形を覚えるほど抱かれた相手との交わりは、それこそ脳が痺れるほどに気持ちが良い。でも、今回は私がカズマを籠絡すると決めたから、今はその快楽にも耐えないと……
「いつでも……んっ…出して良いからね?私の中で、思いっ切り……あっ」
「そんな可愛いこと言われたら、また直ぐに出ちゃいますって……」
カズマは余裕のない表情をしているけれど、余裕がないのは私も同じ。私専用みたいにピッタリのモノに抉られたりしたら、例え主導権を握っていても逃げ道がない。あれ?この場合って私がカズマ専用なのかしら?そう考えると、なんかちょっとヤバいかも……
きゅっ
「えっ?!先生の中が更に締まって……こんなの、もう!」
「来て!そのまま我慢しないで出して!私ももう逝くから!カズマと一緒に逝きたいから!」
神としての支配欲を上回るほどの、カズマに対する従属欲。それを自覚した瞬間、私の理性はあっけなく砕けた。もう大人の女なんて気にしない。ただカズマの女として堕ちたい。そう願ってしまってからは、私の身体は自然と動いた。そう、ただ男を求める本能のままに……
「逝きます!先生の中で逝きますからね!嫌なら早く抜いてくださいよ!」
「やだ!抜かないけど、それじゃ嫌!」
「流石にそれは無理ですって!これで抜かないで出さないとか、流石に俺も我慢が……んっ?!」
抵抗するカズマの唇を塞ぎ、ほんの少しの静寂を作る。カズマの言い分も分かるけど、私の望みはそこじゃない。自覚してしまった私が欲しいのは……
「ウォルバクって…呼んでよ…」
「それって……あっ!」
「んっ!」
どくんっ、どぷっ
ずっと抑えていた願望への返事は、何度も叩き付けられる脈動と震え。私の中へ放たれた熱は、先程の奉仕の時より格段に多く、私の身体を熱くする。きっと説明すべきなんだろうけど、流石にそれは後にしよう。この多幸感をもう少しだけ、じっくり味わっていたいから………
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回から本格ラブコメ&勧誘回です。これでカズマのリミッターが外れたので、ちょっとセクハラが加速します。
ちなみに私の作品で勘違いしている方が居るかも知れませんが、愛し合っているからっていつでもセクハラしたりパンツ見て良い訳ではありません。
また不定期ですが、お暇な時にでもお付き合いください。