※この作品はR-18です。

この怠惰な女神に信奉を   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。

そろそろガチの最終章。消えたヒロインと現れた最終回の使者セレナ。そして、カズマとアーネスの決断と、真面目な空気を何となく醸し出してますが、これはオチへの助走です。と言うことでアーネス回です。早い話がサービス回です。

またお暇な時にでもお付き合いください。


この側付き悪魔に決断を

魔王軍によるアクセル侵攻戦。それは数十年の長きに渡り計画されていた事だった。最初のきっかけは些細なもので、勇者候補が何故か全員アクセルで冒険者登録したと言う事実から始まり、そしてアクアの降臨が決定打となる。更に、偵察に来た幹部が全員帰らない状況が続いた為、遂に魔王の娘が動くことになったそうだ。

 

「となると、先ずはアクセルの防御を固めないと不味いな。私は父にこの話をしてくる。可能かどうかは分からないが、アクアはアクシズ教徒に、めぐみんは紅魔族に助力を頼めるか話をして欲しい」

 

「わかりました!」「わかったわ!」

 

魔王の娘が出てくるとなれば、恐らく相手は魔王軍の最高戦力。駆け出しの街だけで対抗できる筈もないので、仲間を募るのは基本だろう。と言うのはさて置き……

 

「それで、俺に情報を渡してなんの得があるんだ?魔王軍幹部、セレスディナ」

 

「あらあら………………まさか、そこまで読まれてるとは予想外だったな。そりゃあれか?ウォルバクの奴の入れ知恵か?」

 

さっきまで大人しそうな顔をしてきたセレナの表情が、俺の言葉に卑しく歪む。旅のプリーストが情報を得やすいのだとしても、そこまでの情報はそう簡単には得られない。そして、それがウォルバクの知人となれば、自然とその結果に辿り着く。心の中では「待った!」とか「異議あり!」って声が響いているが、そこはクールに抑えておく。

 

「ウォルバクは何も言ってなかったよ。でも、だからって魔王軍と親密なプリーストなんておかしいだろ?ウォルバクが隠し事なんて出来るとも思えないし、あんたが魔王軍の方が腑に落ちる。だから、鑑定眼スキルで名前を見て、そのままカマをかけたんだ。魔王軍かは把握してないままな」

 

「へぇ、中々知恵が回るじゃねぇか。じゃあ、あたしの狙いもわかってるよな?」

 

実際のところ、魔王軍に人間が居る可能性は疑っていた。それはRPGの王道だとか、自分も寝返ろうとしたとがではなくささ

 

「保険だろ?魔王軍幹部の数が足りないのは紛れも無い事実だ。もし魔王軍が負けたとしても、あんたが俺に魔王軍の情報を渡していたと言う事実があれば、俺たちはあんたを庇うしか無い。でないと、俺達まで魔王の内通者を疑われるからな」

 

「ははははは!完璧だよ!こりゃまた随分と知恵が回る!いや違うな?お前、あたしと同じこと考えたことあるだろ?」

 

「ふぐっ!」

 

あっ、どうしよう。完璧な推理に見せかけてたのに、こいつ思ったより鋭い。この世界は教育レベルが低いから油断していたが、まさか俺の生き残りプランを見抜くとは……まぁ、魔王軍が化け物だらけって聞いて辞めたけど!

 

「何だよ同類か?英雄だと思ってたんだが買い被りだったみたいだな!でも、それならそれで話は早い。あたしは自分の身が一番可愛いからな。お前が魔王を倒した時には、あたしの身元を保証してくれ。当然、その対価は用意してあるからよ……」

 

…………………………………

 

「考え直せカズマ!まさか本当に挑むのか?!これはどう考えても罠だぞ!」

 

「でも、他に手が無いのも事実だ。魔王がウォルバクをどう考えているか分からないが、裏切り者を生かしておくのはリスクが高い。それなら、取り返しに行くしか方法は無いだろ?」

 

俺とアーネスはアクア達と別行動をして、俺の工房へと足を運んでいた。魔王に捕まったウォルバクを救うたった1つの希望、魔王討伐を成す為に……

 

「だからってカズマに勝ち目なんてないだろ?!この魔道具だってまだ完璧じゃないし、お前の魔力じゃ長く保たない!こんなの、無駄死にしに行くようなもんだ!」

 

「分かってるよ。でも、だからってウォルバクを放っておける訳ないだろ!」

 

セレナが交渉材料として俺に手渡したのは、魔王城前へ飛ぶスクロール。一応座標を調べてみたが、その位置は確かに魔王城だった。故に、スクロールが罠じゃ無いことは確認している。ただ、スクロールで飛べるのは大人1人が限界であり、実質罠ともいえなくない。何せ単身で魔王城に挑むなんて、死にに行くようなものなのだ。

 

「一対一で挑まれた場合、魔王はその申し出を断れない。それが魔王としてのプライドであり成約だから、俺と魔王は必ず一騎打ちになる。そこに間違いはないんだろ?」

 

「確かに魔王はその誓約を破れない。だが、魔王はチート持ちの勇者を真っ向勝負で殺し続けた実力者だ!まだ搦め手が使えるなら可能性はあるが、処刑場に呼び出されたようなものだ!それに、魔王が死んだ後で配下の奴らがどう動くかなんて、あたしにだって分からねぇ……」

 

悪魔族のアーネスは嘘をつかない。だから、魔王との一騎打ちは確実に出来ると思っていい。それで対価にウォルバクを要求すれば、後の雑魚は何とでもなる筈だ。まぁ、魔王に俺が勝てたらだが……

 

「危険な賭けなのは分かってる。それが分かっていてセレナはこの提案をしたんだ。俺か魔王のどっちかが死ねば、あいつの裏切りはバレないからな……」

 

「あ、あの女狐!ウォルバク様をダシにすれば、カズマが断れないって分かってて!」

 

ウォルバクの裏切りがバレているとしたら、友人だったセレナも立場が危うい。その状況を最も簡単に回避する方法こそ、俺か魔王の死亡と言う訳だ。俺がセレナの罠で死ねば、セレナは裏切り者では無いと証明され、魔王が死ねばそもそも断罪する存在が消える。そして、どちらかが死ぬことで助かるのは、何もセレナだけではない。

 

「行くならあたしも一緒に行くからな!こんな明確な死地に契約主を送り込むなんて、悪魔として見逃せな……へっ?カズマ?」

ドサッ

 

「でも、俺が死ねばウォルバクが魔王を裏切る理由もなくなる。ウォルバク程の実力者なら、魔王だって手放したくない筈だ。だから、俺が負けたらウォルバクと一緒に魔王軍に戻れ。今日ここで契約を終わらせれば、お前も魔王軍に戻れるだろ?」

 

「まさか……お前はそれを見越して……」

 

何時までも強情な態度のアーネスを、俺は工房のソファーへと押し倒す。あのバニルがウィズを裏切らない事からも解るが、悪魔は口約束にさえ命をかける。それなら契約を終わらせて、ウォルバクの為に約束を結べば良い。そうすれば俺が負けたとしても、アーネスがウォルバクの傍に居てくれる。

 

「ウォルバクと再会させた対価を払ってもらう。そうすればもう契約は終わりだ。俺との関係が解消されれば、ウォルバクの忠臣に戻れるよな?」

 

「そ、そんな理由で……あっ……馬鹿……やめ……んんっ!」

 

困惑するアーネスの胸を、俺はその両手で包み込む。そして、そのまま力を込めれば、漏れ出てくるのは甘い声。普段の態度からすれば殴られそうなものではあるが、それ以上に契約が優先されるのが悪魔族。自ら提案した契約を前に、抵抗するなど許されない。

 

「それに、普段からこんなエロい身体で目の前をウロウロされたら堪んないだろ?せっかくの大義名分があるんだ。俺も楽しませて貰わないとなっ!」

 

「こ、このクズ……あっ……こらぁ……」

ズルッ

 

今度はアーネスの首輪を外し、そのままレオタードをずり下げる。首輪という支えがなくなったレオタードは、胸の重みに簡単にずり落ち、そのたわわな果実を露わにした。

 

「おぉ……悪魔は無性だって言うけど、それならこのイヤらしい身体はなんの為なんだ?ほら、教えてくれよアーネス。ひょっとして、男に媚びる為のものか?」

 

「こ、この身体は女の嫌悪感を煽る為で、男に媚びてなんか……あっ!そこ、舐めちゃ……んんっ!」

 

直接胸を鷲掴みにすれば、流石に反抗的な目で睨まれる。しかし、それでも抵抗は一切なく、先端の蕾を舌でなぞろうとも、その目がより一層鋭くなるだけだ。それじゃあ俺は止まらない。対価という大義名分がある以上、そして抵抗が実際に無い以上、俺はこのチャンスを見逃したりしない。

 

「や、辞めろカズマ……こんなのお前だって望んでない筈だ……だから、それ以上は……ん……はぁはぁ……あっ」

 

「確かに不本意な理由だが、だからって俺が嫌々やってるとでも思ってんのか?こんなに美人な悪魔を抱けるんだ。男としちゃ得しかねぇよ」

 

「こ、この…最低野郎……あっ……こら先端は辞めっ……んっ!」

ビクッ!

 

例えどんなに反抗的でも、身体の感度は実に良好。先端の蕾を軽く舐め上げてやれば声が漏れ、徐々にその身体が内股になっていく。恐らくこれも契約の為、最高の一夜を俺に与える為に、身体は従順なままなのだろう。ここまでして約束を守るだなんて、悪魔族も大変だな。

 

「何だよアーネス。思ったより可愛い声で鳴くじゃないか?なら、そろそろこっちの準備も良いかな?」

 

「や、やめろ…そこは……そこは見るなぁ……」

ヌチュッ

 

ずり下げたレオタードを完全に脱がせると、そこには1本の透明な糸。胸への愛撫で溢れた愛液が、脱がされたレオタードとの間に橋を架けている。無性の筈の悪魔だが、ここがちゃんと濡れるのなら、思ったよりは楽しめそうだ。

 

「成程。無性だから穴無しとかも予想してたが、中々再現度が高いじゃないか。これなら、今直ぐにでも抱けそうだな」

 

「も、もう好きにしろ……どうせ結果は同じなんだ……どうせあたしを犯すんなら、いっそ早い方があたしは……あっ……ちょっ!お前そこは……んんっ!!」

ビクッ!

 

くっころ的な事を言い出したアーネスの割れ目へ、ゆっくりと舌をなぞらせる。抱けそうとはいったが、だからって直ぐ抱くとは言ってない。俺は夜でも紳士な男。女の子?への愛撫に手は抜かない。

 

「濡れてるだけじゃ不十分だろ?先ずはじっくり指と舌で解してやるから、痛かったらちゃんと言えよ?」

 

「そ、そこで変な気遣いすんな!どうせ対価に犯すだけなら、そんな気遣いは………あっ、そこは……そこは駄目…あっ!あぁん!」

ビクンッ!

 

優しく割れ目を舌でなぞれば、アーネスの声が甘くなる。確かに結果は同じだと思うが、それでも俺の心持ちは違う。ただ痛い思いをするだけより、少しでも俺で感じて欲しい。今まで大切な仲間だったのだし、流石にそこまで雑には扱えない。まぁ、それでも嫌われるのだろうけど……

 

「ほら、このまま抵抗しないで足開いとけよ?ウォルバクも大好きな俺の舌技で、たっぷり喘がせてやるからさ……んっ…」

 

「んっ……そ、そこは本当にだめぇ……そんなに丁寧に舌でされたら、こんなの直ぐにでも……んっ!」

ビクッ

 

割れ目を十分に楽しんだら、今度は陰核の上へ舌を乗せる。ここは特に敏感な為、最初はただ触れるだけで良い。ぬめりと熱が伝わるだけでも、初めての身体には充分だろう。

 

「き、気持ち良い……そこ、癖になる……あっ……んんっ!」

 

さっきまで反抗心丸出しだったアーネスの顔が、徐々に女のそれへと変貌を遂げていく。鋭い声は甘い嬌声へと変わっていき、着々と男を受け入れる準備を進めているようだ。と言っても生殖機能はないらしいので、なんでこうなるかは分からないが………

 

「匂いが無いのは悪魔も一緒なんだな……でも、少ししょっぱく感じるから、女神と違って味はあるみたいだけど……」

 

「そ、そんなのじっくり味わうな馬鹿ぁ!もう、さっさと済ませてくれ……これ以上の辱めは……あっ……そこは……だめぇ!」

 

遂に羞恥が限界なのか、それとも絶頂が近いのか。咄嗟に伸ばしたアーネスの手が、俺の頭を押し退けようとする。しかし、その手には大した力は無く、まさにポーズだけの抵抗。こんなに可愛い抵抗をされたら、男はむしろ盛り上がってしまう。まぁ、結局抱かれるつもりのようなので、それが狙いかも知れないが……

 

「なら、さっさと諦めて早くイケよ。アーネスが思いっ切り逝ったら、その余韻が途切れる前に抱いてやる。折角関係を持つのなら、俺は恋人っぽいのが好みなんだ」

 

「ば、ばか……お前は本当に大馬鹿だ……今そんなこと言われたら、身体が……勝手に……あぁん!!」

ビクンッ!

 

何かが悪魔の琴線に触れたのか、それとも快楽による限界が来たのか。アーネスの身体が一際強く跳ね上がると同時に、割れ目から大量の蜜が溢れ出る。その反応は正に女性の絶頂であり、本当にこれが無性なのかと疑いたくなるが、可愛いので俺的には問題ない。息子も真っ直ぐに上を向き、問題ないと言っている。

 

「それじゃいくぞアーネス。キツかったらちゃんと言えよ?」

 

「ふ、ふざけんな……ここまでの辱めが……1番キツ……あぁん!!」

ずぶっ、プツッ

 

そんなお小言を聞いてやる訳もなく、俺はトロトロになったアーネスの割れ目を掻き分けた。ピッタリと閉じた悪魔の割れ目は、まるで処女を思わせる程にキツくて狭い。いや、これはそれっぽいと言うか……

 

「………アーネスさん。ひょっとして、貴女ガチの処女だったりします?」

 

「だったら悪いかよ……悪魔は生殖なんてしねぇから、ここを使う予定もないんだよ……膜の感触あっただろ……」

 

少し涙目になったアーネスの顔は、やはり破瓜の痛みによるものだった。生殖しないならなんの為の器官だよって疑問はあるが、それよりも今はアーネスの事だ。結合部を流れるこの赤い雫も、さっき感じた一瞬の抵抗も、初めてだと言うなら理解できる。初めての女の子にこんな無茶をするなんて、これじゃどっちが悪魔か分からない。

 

「ごめん!流石にそれは予想してなかった!今からでも中止を……ってアーネス?!」

 

「ここまで来て辞めんな……あたしはカズマの罪悪感を楽しんどくから、お前はあたしの身体を楽しめ……これ以上あたしに、恥かかせんな……」

ぐいっ

 

咄嗟に離れようとした俺の背中に、しっかりと回されたアーネスの腕。涙目になりながらのこの強がりは、もはや愛されているような錯覚さえ覚える。なら、今だけでも全力で溺れよう。アーネスがここまで尽くしてくれるなら、今だけは悪魔の虜で良い。

 

「………なるべく手短に済ませるから」

 

「ばか……ちゃんと楽しめ……じゃなきゃ、契約不履行だろ……あっ……んんっ!」

 

初めての身体を労るように、今度はゆっくりとアーネスを抱く。元から密着率の高いアーネスの膣内は、ゆっくりと動いても絡み付いて来て気持ちが良い。真っ赤になって喘ぐ表情も相まって、本当に心から溺れてしまいそうだ。

 

「アーネスの身体、本当に最高の抱き心地だ。こんなの、並の人間だったら直ぐに溺れるな」

 

「なんだよ。自分は女神を抱いてるから余裕ってか?なら、その余裕も、あたしが奪ってやるよ……んっ……ちゅぷ」

 

甘く惚けた表情に加え、深く重ねられたアーネスの唇。ゆっくりと差し込まれた長めの舌は、遠慮がちに俺の舌に絡み付いてくる。この何とも不慣れな感じのキスが、不器用なアーネスっぽくて可愛らしい。きっとキスも初めてだろうに、本当に愛おしい悪魔である。

 

「ぷはっ……どうだカズマ……あたしの中でもっと大きくなったみたいだが、もう我慢の限界か?我慢しないで果てて良いんだぞ。どうせ、この身体に子供は宿らないからな……」

 

「あぁ、こっちの初めてまで捧げられて、しかもそんな可愛い挑発までされたら、俺も我慢の限界だ!」

 

「べ、別にキスが初めてなんて言ってな……ちょっ、そんな激しく……深くまで……あぁん!」

 

辿々しく俺を籠絡しようとするアーネスを見て、俺はもう理性を投げ捨てることにした。ここまで甲斐甲斐しく尽くされてしまっては、もはや我慢する理由などない。初めての痛みに必死に耐えながら、盛り上げようと(恐らく)ファーストキスまで捧げてくれた相手だ。いくらウォルバクと言う本命が居たとしても、夢中にならない筈がない。

 

「お前が悪いんだからなアーネス!こんなに可愛い顔して甲斐甲斐しく尽くしやがって!男だったら堪らなくなるって、このまま身体に覚えさせてやる!」

 

「はぁん!そ、そんなの知らな……あたし、カズマが初めてで……」

 

「そういうところな!」

 

「あぁん!ふ、深っ……そんな深くて激しいのは……あぁ〜!!」

 

アーネスの身体が行為になれたのか、それとも元から激しいのが好きなのか。激しさを増すにつれ、アーネスの反応は明らかに甘くなっている。それならもう、このまま最後までいくしかない。契約を果たす為の行為だとしても、せっかくならアーネスにも気持ち良い思いをして欲しい。このまま痛いだけの初体験なんて、男としては認めたくない。

 

「は、激しいのだめ!カズマのそれだめ!頭の中グチャグチャになって、何も考えられなくなる!」

 

「考えなくて良いから感じろ!俺だってもう、アーネスの事しか考えてねぇよ!」

 

「ひゃうん!そ、そのセリフは……今はズル……あぁん!」

 

荒くなっていくアーネスの吐息と、背中に食い込むアーネスの爪。そして溢れ出る愛液と、興奮と共に高くなる体温。アーネスを全身で感じるこの状況に、俺の興奮はどんどん高まっていく。悪魔族だとか、子供が産めないだとか、性別が無いとか、そんな事が気にならないほどに、今この瞬間、俺は本気でアーネスに溺れていた。

 

「いくぞアーネス!このまま膣内に出すからな!」

 

「あぁカズマ、カズマぁ!あぁーー!」

ビクンッ!

 

一際激しくアーネスの身体が跳ね、同時に流れ出ていく大量の精。子宮など無いはずの身体に、俺の欲望が飲み干されていく。まさかこんなにエロい身体だったとは、流石の俺も想定外だ。

 

「凄い……いっぱい…溢れてきてる……」

 

「ご、ごめん。それは直ぐに拭き取るから……」

 

しかし、こうして賢者モードになってみると、自分の酷さがよく分かる。逆らえない女の子を性欲のままに抱き、しかもそれが初体験で中出しまでした訳だ。大変今更ではあるが、これ刺されてもおかしくないのでは?

 

「ほんとにごめん。結構無茶させちゃったよな。アーネスの身体は大丈夫か?」

 

「はぁ……大丈夫じゃねぇよ馬鹿……本当に好き放題しやがって……」

 

ぐったりとソファーに寄りかかるアーネスの身体は、大量の汗と溢れ出た精液でベタベタになっている。ここまで好き放題したのに普段通りに接してくれると、なんか凄く申し訳ない。

 

「でもなんだ……それなりには気持ち良かったぞ……もしカズマが生きて帰って来たら、次はもっと優しく……」

 

「わかった。じゃあ、優しくする」

 

「ちょっ!次って魔王倒した後って意味で、今この場って意味じゃ……んんっ!」

 

何となく落ち着いたと思われた直後、アーネスの口から出たのは可愛らしい次のお誘い。普段なら「それフラグだから辞めろ」とでも突っ込む所ではあるが、今は丁度突っ込めるフラグがビンビンなので、折角だからこっちを使おう。これから死地に向かうのだから、心残りなどあってはならない。

 

「本当は1回で済ませるつもりだったが、こんなに可愛い反応されたら仕方ない。朝まで相手してやるよ!」

 

「かわっ?!そ、そんな事言って性欲の捌け口にするんだろ!契約が切れた今、そんな身勝手は……はぁん!」

 

やはり2回目だけあって、アーネスは俺のものをすんなりと受け入れた。そして、まだ余韻が抜けない膣壁は、口調とは裏腹に甘えるように絡み付いてくる。これはもう、2回目を待っていたとしか思えない。

 

「そんなトロ顔してたら説得力ねぇな!悪魔のくせにこんなに濡らして!何が生殖機能が無いだ!どう見ても孕む気満々じゃねぇか!」

 

「か、カズマがその気にさせるからだろ!あたしだって我慢してたのに!なんで最後の最後に優しく抱くんだよ!こんなの、あたしまで抑えきれなくなるじゃねぇか!」

 

義務感から始めた1度目と違い。2度目は完全にお互いの意志。お互いの口調は荒いままではあるが、ほとんど愛の告白をしながら行為に及んでいる。どうしよう。このままじゃ本気で溺れてしまう。

 

「それならマジで遠慮しないぞ!生殖機能が無かろうと、孕ませるつもりで抱いてやる!」

 

「あたしも最初からそのつもりだ!どうせ子は産めないだろうけど、だからって安売りするつもりはねぇ!この身体だって、カズマにだから許してんだよ!」

 

何これ凄くドキドキする!これつまり俺の赤ちゃん欲しい宣言では?!凄く口は悪いけど、実質ラブラブ子作りじゃん!

 

「なら、2発目も中に出すぞアーネス!お前のこの再現率で、子宮まで再現して孕んでみろ!俺は孕ませるつもりで出すからな!」

 

「あぁ、来いよカズマ!お前の欲望は、全部あたしが受け止めてやる!あたしだって、もうお前の女のつもりだからな!」

 

「「んんっ!」」

ビクッ、ドクンッ……

 

本能のままに交わった俺達は、そのまま2人同時に絶頂を迎えた。それはまるで心まで通じ合えたような錯覚さえ覚え、心の底から多幸感が込み上げてくる。関係を終わらせる為に始めた行為で、まさか関係が深まるだなんて、流石に予想していなかった。

 

「はぁはぁ……必ず、必ず帰ってこいよカズマ……あたしもウォルバク様も、一途で根に持つタイプなんだ。2人でお前の浮気を責めてやるから、魔王と戦いながら言い訳でも考えとけ……」

 

「言い訳の片手間に魔王倒せってか……でもそうだな、そのくらいの気概じゃなきゃ、魔王なんて倒せないか……」

 

さっきまで確かにあった死への恐怖心が、アーネスの笑顔で何処かへ消えた。決戦前の浮気セックスなんて、勇者としては最低な死亡フラグだと思う。でも、帰って来る理由がハッキリするのは、案外悪くないものだ。

 

「でも、浮気の言い訳は割とガチで考えておかないと、あたし達二人共消し炭だな……ほら、これ実質浮気だし……」

 

「魔王よりそっちのが怖いんだけど?!」

 

ただ魔王を倒した後で死ぬのは、出来れば勘弁して欲しいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

と言うことで次回は魔王戦。マジでクライマックスに入ります。アーネスはさらっと簡単に抱くつもりでしたが、なんか気分が乗ったので2回戦です。

また不定期ではありますが、お暇な時にでもお付き合いください。
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