浮浪者の浮浪記録 作:えっどコンロ鎮火
広大な宇宙で活動する星核ハンターには、一筋縄ではいかない人物しかいない。不死者や天才ハッカーもそうだが、彼女もまた特異な存在だ。星核ハンターサム、またの名をホタル。
ホタルは、装甲であるサムを纏って活動することが多い。生まれ持った症状を抑制するため、医療カプセルの役割も持つサムは欠かせない。
だが、常にサムを纏うわけでもない。生身の状態で過ごせるのなら、できるだけ生身でいたいと思っているからだ。
「……君は唐突にしか現れないんだね」
窓の外の星々を眺めていたホタルは、突然の来訪者に目を細めた。前回といい今回といい、その男は事前連絡をしないようだ。
男の方に体を向けると、寄ってきた男の手が後ろに回される。
「っ! もう」
断りもなく尻を触られた。スカートの上から揉まれる尻に意識を割きながら、ホタルは叱ろうと男を見上げる。その目には悪気も感じられず、言っても聞かないことをホタルは悟った。
「んっ……ふ」
何度か尻を揉みしだいた男は、両手をホタルの尻に這わせる。スカートの下に潜り込んだ指先が、尻に微かに触れる程度の弱い刺激。ホタルは目を閉じ長い眉毛をひくひくと震わせながら受け入れる。
「はぁ、ぁ……」
じんわりと体が火照りだす。ホタルの意識が平時のものから切り替わると、男はホタルを連れて部屋の椅子へと腰掛ける。彼女は男の膝の上に座り、背を男の胸に預けた。彼女の足は男の足より外側になるように開かされ、はしたないその格好に顔を赤く染める。
「ぁ」
赤くなった顔を下げていると、男の手が再びスカートの中に差し込まれるのが見えた。男の手はすぐには直接触れず、下着の上から彼女の秘所に触れる。筋に沿って男の指が往復し、じっくりと時間をかけてホタルに刺激を与えていく。
「はぁ……んっ」
何度も、何度も下着越しに男の指が通る。筋に食い込むようになると、男の爪が陰核を掠った。甘くピリッとした感覚にホタルは身じろぎする。
「ふっ……ぅん。あぁっ」
下着の上から陰核をカリカリと擦られる。痺れるような刺激が薄く流れていく。彼女の体が何度も震えた。性感帯に与えられる刺激は甘く、彼女を徐々に高揚させた。次第に吐息には熱が篭り、その口から淡い声が溢れるようになっていた。
男は暇を持て余していた左手も動かし始める。服の上から彼女の柔らかな胸を触った。服越しでもわかる大きな胸だ。男はその胸を堪能していく。手を大きく動かし、全体を包むように捏ねる。
「はぁはぁ……。そこ……んっ、ばっかりぃ」
下着に湿り気が出てくる。
ホタルは指から逃れるように腰をくねくねと動かし、柔らかな尻が男を刺激する。
「あっ……はっ、んぅ。ぁぁ」
男根が固くなっていくのを感じ取るも、それを指摘する余裕はホタルにない。達せない程度の淡い刺激が与えられ続け、もどかしさで頭がいっぱいになっている。
「うっ……ぁ……。ふぅふぅ……っ!」
静かな夜の部屋で、聞こえるのは時計の音と熱のこもったホタルの弱々しい声だけ。
男に何十分も弱い刺激を与えられ続けた彼女の下着は、愛液でぐっちょりと濡れている。下着の体をなしておらず、肌に張り付いている。瞳は完全に蕩け、身体を男に預けている。
「あんっ。ん、んんぁ……ぁ、ああん!」
下着のクロッチ部分をずらされ、男の指が秘所内に侵入した。くちゅっとわざと音を鳴らしながら指を曲げると、内側から押される感覚に嬌声が出る。
そのままなぞるように引き抜かれ、びくびくと身体を震わせているホタルの目の前に男の指が見せられる。たった今愛液でコーティングされたその指に、彼女は耳を赤く染めて顔を逸らす。
「み、見せないで……。恥ずかしい……」
そうは言うが、彼女はちらりと指を見て、惹かれるように舌を伸ばした。愛液に濡れた指を舌に乗せ、そのまま咥内に誘う。
「んっ。ちゅ……ふっ、んれ」
くわえ込み、舌を絡める。時折吸っては己の愛液が喉に流れ込み、それを唾液と共に飲みこむ。
彼女がそれを一心不乱に行っている間も、男は反対の手で彼女の胸を揉みしだいた。
「ちゅぱっ。は……ぁ」
口を開いたタイミングで、男の指が離れた。少し寂しげな声が漏れたが、その声はすぐに色香のある声へと変わる。
「んあっ! ひゃぁん! っぁぁん!」
クリトリスを一度弾かれ、腰を跳ねながら愛液が飛び出す。すかさず指が秘所に再び入り、弱い箇所を攻められた。温かく、うねっている彼女の秘所をイジられ、腰を浮かせても逃れられない。
「あ゙あ゙っ! やっ……こ、これぇ……! ひ、ぁっ!」
彼女を追い詰めるのは秘所の攻めだけではない。胸を揉んでいた男の手の動きにも変化があった。服越しに乳首の位置を特定され、ピンポイントにカリカリと爪で引っかかれている。
服と下着で守られていても、その感触は届いている。いや、むしろそれが弱々しく、高まっている今のホタルには物足りないのだ。
「ああぁっ〜〜! イっひゃ……!」
もどかしさと確かな快感。ビクンッと身体を大きく震わせようと、男は手を緩めない。それどころか、より悦ばせようと動かしている。
「お゙……! ぃっ〜〜!」
男の親指が的確にホタルのクリトリスを捉える。押されたり、擦られたりと刺激を変えながら、
「は……ぁぁ! ゆび……ゆびが……んああっ!」
内側からも弱点を撫でる。弱点を押さえてはゆっくりと抜くように撫で、曲げた指を伸ばしてもう一度弱点を突く。外側と内側から同時に攻められては、耐えられるはずもない。ホタルは目を見開いて背を反らす。
「はぁぁん! はっ、ぁ! ああん! ぁぁっ! だめ、だ、め……っ〜〜〜! はあはあ!」
男の上でホタルが魚のように何度も跳ねた。溢れ出る愛液は男のズボンも濡らし、床にも飛び散った。
大きく肩で息をする彼女をベッドに運ぶと、彼女は自ら足を開いた。下着をずらし、己の指で秘所を見せつける。すっかりクリトリスを立たせ、濡れそぼったその秘所を。
「おねがい……きて……。もっときみを、かんじさせて」
なんとも煽情的な誘いだ。可憐な少女が、より踏み込んだ行為を求めている。
男はその誘いに乗った。衣服を脱ぎ捨て、男根を顕にする。その大きさに彼女はごくりと喉を鳴らす。視線は釘付けになり、秘所にあてがわれるのを見つめ続ける。
「んっ」
くちゅりという水音とホタルの甘い声が同時に鳴った。
「ぁ……は、ぁ……っ」
男根がゆっくりとホタルの秘所に差し込まれていく。大きく、固い異物。じっくりと迫ってくる圧迫感に、彼女は小さく震えながら息が浅くなっている。
「は……ひ、は……ぁっ……ん」
内側から押し上げられる感覚。彼女はそれが癖になりつつ、男根が奥に近づくほど腰が浮いていく。背がのけ反り、必然的に腰の位置がズレる。男は彼女の細い腰を掴むと、一気に手前へと引っ張った。
「ん゙んっ!? 〜〜〜っか、は……!」
突然最奥に叩き込まれた。強い刺激にホタルの脳は理解が遅れ、絶頂を迎えたことを後から理解した。
男は彼女の腰を掴んだまま、絶頂により強く締まっている膣内を攻め立てる。
「ああっ! あっ! ああん! はっ、う……んん! んあっ! やっ、ぅあ!」
奥にまで届き、ホタルが絶頂しようと痙攣しようと止まらない。快楽から逃れようと弓なりに曲げられた背は戻らず、それ以上は逃せられない状態で突かれる。
意識が遠のきかけても、強烈な快感が無理矢理意識を繋ぎ止める。理性と劣情。異なる行動を促すそれらは、かえって彼女を性に溺れさせた。
「い゙あっ! はっ……ぁぁ! あん! やっああっ!」
彼女の足が男の腰に巻き付く。反射的に逃れようとしていても、これを求めていたのは彼女だ。強烈で、甘美な毒。それをもっと欲しがっている。
男は彼女の腰から手を離すと、一度動きを止めた。ホタルは大きく肩で息を整え、反らしていた背中もベッドに落ち着く。それを待っていた男が彼女に覆いかぶさり、手を背中に回す。密着した状態で、彼女の柔らかな唇を奪う。
「ん。ぁ……、ちゅ、ん」
浅い口づけから深いものへ。すでに熱を上げているホタルは、自ら舌を絡めようとしている。
「んん。はっ……ん、ふ……んあっ!!」
主導権を握ろうとしていた彼女だったが、それは男が腰を動かしたことで妨げられた。そもそも男は譲ってやる気がない。彼女と体を密着させたのも、彼女の気持ちをより昂ぶらせるためだ。
「ふぅっ、ん……ちゅっ。んは、あぁっ! っっ!!」
突き出されている舌を絡め、時には吸いながら最奥を突く。突いては僅かに引き、そしてまた突く。ノックに近いピストン。振動が快楽となりホタルの脳に重く響いた。
「はっ……ぁ、ふっ……。んああっ! ああっ! っっ〜〜!」
ホタルの手が男の背に回される。その手には力が目一杯込められ、健気にもすべてを受け止めきろうとしている。浅く繰り返される呼吸も、息苦しさも、今の彼女にとってはより愉しむためのスパイスだ。
膣内がうねり、男根をしめつける。痙攣を繰り返す彼女の体を、男はさらに攻めた。ストローク距離をその時々で変えていき、ホタルの体も理性もかき乱す。
「ぅ、ぁっ〜〜〜! はあはぁ……! イっ……く……!! またイクっっぁぁ〜〜〜!!」
大きく跳ねようとする体も、男と密着していることで抑えられる。彼女は目の前がチカチカと光っていようと、体は男を放そうとしない。男も自分が達するために動き続け、ベッドのきしむ音が大きくなっていく。
「あああっ! あっ! とま、らない! あん! あ! きもちっあ! ずっと、ずっとイッてる……! はぁはぁ! ぁ、あああ!!」
ひと際強くホタルの体が跳ねた。それと同時に最奥に精液が注ぎ込まれる。大量の精液が勢い良く注がれる感覚すら心地よく、彼女は絶頂の状態がしばらく継続していた。
入り切らない絶頂は溢れ出し、男根が引き抜かれると秘所からさらにこぼれ落ちる。男根が抜かれる時ですら彼女は感じたようだ。
「ぁ……ぅん。はぁっ……ぁ。ね、まだ……」
ホタルの言いたいことと、男のやろうとしていることは同じだった。
□
「ああっ! はっ、あ! んっ、ぁ……あん! あっ!」
2人の服は脱ぎ捨てられ、身体はベッドの上で1つになっている。2人は横に並んで寝転び、男が後ろからホタルを突いていた。彼女の右足は男の右手に持ち上げられ、柔らかな胸を左手が堪能する。
「ひゃっ! ぁ! ぁ……はぁ……んあ! はっ、ああ!」
男はホタルの反応を見ながら、自分の体を動かしていた。より彼女が感じるように、より性に溺れるように攻めていく。ぷっくりと膨らんでいる乳首も、蕩けるほど熱くなりながらうねっている膣内も。男はすべて味わいながら彼女を沈めていく。
「あっ! んん……ああ! はぁ……はあ……はっ、ぁぁっ、は、ぁん!」
じっくりと体を重ねていた男だったが、ホタルが達したのを契機に体勢も変える。彼女の足を離すと四つん這いにさせた。細い腕をそれぞれ掴み、上体が沈まないようにさせながら腰を動かし始める。
「あああっ! ああん! あっ! これっ! っっ〜〜! はぁん! やっ! こっれぇ……! きみの、かおがみえない……はあ、っぁぁ!」
互いの顔が見える状態が良いと訴えるも、彼女の身体は真逆の反応を示していた。熱く蕩けている膣内はうねり、男根にキツく絡んでいる。
「あぐっ、ひあ……! ああ! はあはあ! だめ、ずっと……! んんっ! あ、ああん!」
ホタルは背を丸め、身体全体を何度もびくんっと大きく跳ねさせる。豊満な胸が暴れ、膣内が痙攣を起こす。そうなろうと止まらない男の責めに、ホタルの視界は明滅を繰り返す。
男根が引いていけば膣の捲られるような感覚に歯をガチガチと鳴らし、奥まで突かれると体を走る快楽の電流に目を見開く。緩急をつけて繰り返されていたそれも、次第に激しさが増す。
「あああ! やっ! あ、んん! はっ! ああん! はっ、はあっ! いっ、あ……! おおきいのが……ぅ、ぁぁ! っっ〜〜〜〜!!」
体を跳ねさせ、大きく背を反らしたホタルの中へと、大量に注ぎ込まれる。びくびくと震える彼女の中に注がれた白濁液が、すべては入り切らずにいる。男根を抜くと、どろりと濃厚なそれが秘所から溢れている。
「はぁっ、はぁ!」
肩で息をしているホタルが、弱々しく体を起こすと男に寄りかかった。体にうまく力が入らず、大きな胸を押し付け、秘所を男根に擦り付ける。やがて緩やかに腰を上げ、男根をもう一度秘所の中へと誘っていく。
「あっ、ぁぁ……! は、んぁ! ま、って……いま、むねもびんか……あぁん!」
男の両手が胸を掴み、揉みしだく。固くなっている乳首も指で触れられ、ホタルは身を捩りながらも腰を自ら動かしていた。
2人は溶け合うように深く交わり続けるのだった。