「はぁ~……今回もダメだったよ」
何通目かもわからないお祈りメールに私は溜息を吐く。
私、
まあ、要はダメ人間なのだ。
私の特徴なんて、ふたなりであることくらいだろう。ふたなり、所謂両性具有はこの世界では当たり前に存在する。とは言ってもその割合は少ない。しかし、男性がいないこの世界では大事な種馬なわけで、三か月に一回、精子を提供する義務がある。その代わりに、いくらかのお金を国がくれるけど。
「そうだ、ふたなり限定の仕事とかないかな?」
この世界の人達はあまり性欲というものが無いのが一般的らしいけど、私は滅茶苦茶ある。一日に何回もオナニーするし、よく友達のオマンコを借りてパコパコしてコキ捨てる事もあるくらいだ。友達的には、マッサージみたいな感じらしく、頼めば大体喜んでヤラせてくれる。
早速、就職サイトにキーワードを入力し検索する。すると、意外な事にそれなりの数の求人を見つけた。マッサージ店の店員とか、仕事としての精子提供とか。
何だか、一筋の光が見えた気がする。こういう仕事こそ私にとっての天職なのではないだろうか。
さらに調べていくと、気になるものを見つけた。それは『人外種付け業』と書いてあった。見た感じ人外と言っても、所謂人外娘で、普通に抜ける見た目をしている。しかし、求人には人手不足と書いてあった。
気になって調べてみると、この世界のふたなりはあまりそういった見た目では興奮できないらしく、その職業をしている人達も給料目当てでやっているらしい。確かに、給料も他のものと比べると結構良い。
「……取り敢えず応募してみようかな」
そう独り言ちで、応募ボタンをタップした。
後日、書類審査を通過し、面接場所までやって来た。
「し、失礼します」
緊張で声が震えるのを必死に抑えて、面接官のいる部屋に入る。部屋の中には、クールそうな見た目のカッコいい女性が座っている。
着席を促され、それから私の面接は始まった。基本的な事柄を聞かれて、それにどもりながらも答えていく。
「それでは、最後の質問です」
そして、ようやく最後まで来た。
「それでは連れてきてください」
面接官の女性がそう言うと、扉が開いて一人、いや一匹の恐らく人外娘が入ってくる。
そこにいたのは、狐を擬人化したような少女だった。人型ではあるが、毛皮はあり、個人的にはケモ度40%――0%が人、100%が完全に獣――といった感じ。それでも、女性的なお尻の曲線や豊満な胸が恥ずかし気も無く曝け出されていて蠱惑的だ。
「あなたはこの娘を見てどう……」
面接官の言葉はそこで途切れた。なぜなら、質問する前に答えが分かったからだ。スカートを持ち上げて怒張する肉棒を見れば言葉はいらない。恐らく今の私は滅茶苦茶発情しているのだろう。息が荒いのがわかるし、たぶん眼も血走っている。
そしてそれは、私だけじゃなくて、目の前の狐娘も同じだ。私と同じような様子で、今にも飛びつかんばかりに唸っている。
一触即発、そんな言葉が脳裏を過る。
その異様な雰囲気に思わず身動ぎした。そのせいで、椅子に足を軽くぶつけ、ガンっ、という音が嫌に響く。
それが合図だった。
瞬間、狐娘はその俊敏力を遺憾なく発揮し、私に一気に近づくと、床に押し倒した。
その衝撃に思わず目を瞑る。そして、次に目を開くと、そこには発情した雌狐がトロっとろに顔を蕩けさせて、私の肉棒に自らの蜜壺から溢れ出る愛液を塗りたくっていた。
「フーっ!♡ フーっ!♡」
涎を垂らしながら興奮した様子で息を吐く。獣臭い息が私の顔に吹きかけられる。臭い、臭いは臭いのだが、何故だがそれは癖になるような匂いで、嗅いでいると体が熱くなってくる。
「二又さん!? 今助けます!」
面接官の人がそう言って私に駆け寄ろうとすると、狐娘が彼女の方を向く。
「ウ˝ゥ~!!」
そして、威嚇するように唸り、目を鋭く尖らせる。語らずともわかる「邪魔したら殺す」そう言っているのが。
「ひっ!」
面接官はその殺気にあてられ震えながら身を竦んでいる。狐娘を連れてきた人も同様だ。
邪魔者はいなくなったと、狐娘は再び私に向き直る。そして、長い舌を出すと、私の口にそれをねじ込んでくる。
逃げる私の舌を捕まえねちっこく絡め、歯の一本一本を味わうように丹念に舐める。最初は狐娘からの一方通行だったものが、だんだん気持ちよくなって私からも求め始めてる。
首に手を回して、狐娘を抱き寄せると、より深くお互いの口内を蹂躙しあう。
長い長いディープキス、息が続く限界まで行い、いよいよ肉体が悲鳴を上げると反射的に口を離す。
ぐちゃぐちゃになったお互いの涎の糸が別れを惜しむように繋がりを求める。
狐娘が腰を上げ、ぐちょぐちょに濡れたマンコを亀頭にくっ付ける。
いよいよヤル気みたいだ。
「ォ˝~……♡」
低い唸り声を上げ、ゆっくりと腰を下ろしていく。私の亀頭が膣内の肉を掻き分け、奥へ奥へと挿入いっていく。膣内はあつあつトロトロで、肉襞がぞりぞりとチンポを刺激する。
さらに奥へ進むと、亀頭が何かにぶつかる。何か、それは紛れもなく子宮口だろう。さらに腰を下ろし、降りた子宮を押し戻すよようにしてチンポの根元まで全部膣内に入れる。
「オッ♡ オッ♡ オッ♡」
そして、今度は上下に腰を動かしピストン。
ぐちょっ♡ ばちゅっ♡
動くたびに厭らしく響く水音、激しく揺れる乳房、気持ちよさそうに喘ぐ狐娘、搾り取る様に蠢く膣内。
「あぅっ、すごっ…激しいぃ♡!」
感じた事の無い激しい交わり。今までに何度もセックスはしたことがある。しかし、それはここまで激しくなかったし、いつも動いていたのは私だった。だがこれは違う。生殖本能に従った獣の様なガチ交尾、お遊びじゃない本気セックス、それがこんなにも気持ち良いモノなんて知らなかった。
自然と腰が動く。狐娘の動きに合わせる様に、腰を突き出し子宮ノック。
「オ˝ォー♡! オ˝ォー♡!」
狐娘も感じているのか、先程より野太い声を上げている。
そろそろ射精そうだ。尿道を閉じる様に力を入れないと、今にも漏れ出しそう。後少し、もう少し、ギリギリまで、限界まで。
亀頭が膨らむ。射精準備に入ったのが伝わったのか、より一層ピストンが激しさを増す。
ばじゅっばじゅっばじゅっ♡!
「あ˝ああぁあぁもう無理無理ぃ♡!! でりゅぅ♡ でりゅっ! 精子だしゅっ♡ トロマン獣マンコにぶっこいぃのでりゅっぅぅぅ♡♡!!」
「オ˝オ˝オ˝ォォーー♡♡!!」
ぶりゅぅぶりゅぅうどびゅるぅぅ~♡♡!!
プシィィィー♡!
それは同時だった。お互い示し合わせたわけではない、言葉なんて通じないが、心で理解した。
子宮内では、歓迎するように開き切った子宮口にピッタリと亀頭を嵌めると、生命の源を気の済むまで放流する。びちゃびちゃと神聖な赤ちゃん部屋を白く穢していき、いつでも着床できるように準備している。
外では、噴水の様に狐娘が潮を撒き散らしそこら中がびちょびちょだ。
より深く繋がろうと、お互いが自然と抱き合う形になり力強く抱きしめ合う。膣内も癒着するんじゃないかというぐらい、ぎゅうぎゅうと締め付けてきて、もはやどこからが膣壁でどこからが竿なのかまるで分からない。
永遠の様に感じた射精も、何時の間にか収まり、気分も少し落ち着く。所謂賢者タイムに突入すると、今の自分の状況を理性が訴え、羞恥心が込み上げる。
キツキツオマンコから襞の擦れる感覚に快感を覚えつつ、何とか引き抜く。
チュポンッ♡
そんな音が聞こえそうな勢いで、ぶるんっと少し萎えたふにゃちんが出て来ると同時に、子宮内から逆流してきた精液がとろ~♡ とマンコから漏れ出て来る。ここまで粘度の高い濃厚ザーメンを出したのは初めてかもしれない。
面接官と狐娘を連れてきた人を見ると、呆然としていて、彼女達もどうすればいいのかわからない様子だった。
視線を狐娘に戻すと、何やら四つん這いになって私に尻を向けている。そして、流し見る様に私に視線を合わせる。
ドロドロと、精液が漏れ出る蜜壺、それをフリフリと誘うように揺らす。
明らかに誘っている。彼女はまだ足りないと、もっとそのチンポで滅茶苦茶にしてくれて訴えている。
瞬間、私の中のナニカがキレた。
狐娘に覆いかぶさるように抱き着き、ガチガチに硬度を取り戻したチンポを何の遠慮も無くマンコにぶち込む。
狐娘の嬌声が響いた気がしたが、どうでもいい。今の私にあるのは目の前の雌を貪る事だけだ。
自分本位のガチピストン、嬌声と水音と肉を打つ音をBGMに快楽に従って腰を動かす。
射精欲が高まったら、遠慮なく種をぶちまける。その間も腰を動かすのを止めず、射精の快楽にチンポを刺激する快楽を重ねる様に、より気持ちよく、より一つに、より深く、もっと…もっともっともっと♡!!
そこからの記憶は無かった。ただ、次に目が覚めた時、本能の赴くままに体を動かし一体化する快楽と、命を注ぎ込む悦楽に浸る感触だけは心の奥底にこびり付いていた。