TENZIマジカル珍宝帖 ~私の嫁はラスボスでした~ 作:ポチ&タマ
綱手の話を書く際に辻褄を合わせるため、少々手を加えました。
具体的には綱手を確保してからの流れです。
×月〇日 晴れ
本日、木ノ葉の三忍である綱手たちと接触しました。
場所は、懐かしの雨隠れの里。原作において「山椒魚の半蔵」さんと戦い、双方引き分けとなったことから彼から【三忍】の名を与えられる、そのような流れだったと思います。
雨隠れの里と木ノ葉の里に派遣していた分体たちからの情報を元に、これがそのイベントだと悟った私は、分体を乱入させました。
すでに戦いは始まっていましたが、まだ開始したばかりのようで双方それほどのダメージはありませんでした。綱手さんの玉の肌に傷を負わせるなんてとんでもない、ということで戦場にダイナミックエントリー。
突然現れた私が【旅団】の者だとすぐに看破したのは、羽織っている外套によるものでしょう。暁とは反対に白の生地に青いラインが入った外套で背中には六芒星のマーク。私のお気に入りのこのユニフォームも有名になったものです。
何用かと尋ねてくる半蔵さんに「綱手さんを頂きに来ました。ついでに彼女を傷つけようとする貴方もここで始末しておきます」と告げ、警戒した様子の綱手さんに「申し訳ないですが私のエゴを通させてもらいます。貴女を私のハーレムに入れるために」と言うと三つ巴の戦いが勃発したという訳です。
とはいえ、時間は余りかけられません。
私の目的は半蔵さんの始末と綱手姫の誘拐ですので、その他の自来也さんと大蛇丸さんは無視です。まずは半蔵さんから始末しました。
半蔵さんは口寄せ動物である巨大な山椒魚と火遁の術を駆使してくる手練れの忍びですが、印を必要とする忍術にはタイムラグが生じます。その隙を突き、チャクラを纏わせた短刀を八本ほどばら撒くと転生眼の力で操り、縦横無尽に走らせました。
空中を自由自在に飛び回る上に、掴もうとしたら神術・空間転移で短刀を転移させます。そうして半蔵さんの注意力を削ぎ、決定的な隙を見つけたら塵遁・限界剝離ビームで消し飛ばした、という感じですね。
半蔵さんをあっという間に倒した私をさらに警戒する綱手さんたち。なぜ敵対するのかという問いには「綱手さんをハーレムに入れたいので連れて行きます」と答えると「ふざけるな!」と一括されました。まあ当然ですね。なので実力行使なのですよ。
そうして始まった戦いですが、要した時間はそこまで長くありませんでした。
自来也さんは金縛りの術で全身を封じ、大蛇丸さんは周辺の空間を固定化することで同様に動きを封じます。
そして、肝心の綱手さんですが、剛力にものを云わせたもので体術はそこまで高いものはなく、軌道や狙いも丸見えでした。なので、タイミングを合わせてカウンターで秘孔を突き、油断したところを眠らせた、といった次第です。
こうして綱手さんを確保した分体の私は、彼女を連れて本拠地へ帰還。後は本体の私によるマジカルチ〇ポでその身に快楽を植え付け、まずは彼女の体を堕としました。
彼女の意思はやはり強靭で、一日では心まで攻略することは出来ませんでしたが。それもじっくりと時間を掛ければ簡単に穴が開き、瓦解してしまうもの。
恋人に心を捧げていた彼女ですが、今では私のハーレムに自ら加わりたいと申すくらいには攻略出来たと言えます。
やはりマジカルチ〇ポは最強の相棒ですね。
×月〇日 曇り
綱手さんを攻略した私ですが、今後のことを考えて彼女は里に返すことにしました。
既に身も心も私のものですし、逢おうと思えばいつでも逢えるので。
ただ、【旅団】のメンバーの証であるユニフォームの外套は渡していません。木の葉には日向がいますので、白眼で見つかりでもしたら大変ですから。
理由を説明すると一応納得して下さいましたが、埋め合わせとして定期的に本体の私が抱きに来るよう約束させられてしまいました。分体の私も本体の私もそう大差ないのですが、女心というものでしょうか……?
さて、彼女を木の葉に返した理由は二つ。スパイと未来に向けての布石です。
スパイはそのままの意味ですね。三忍としての立場を利用して色々と内情を探り、情報を提供して頂きます。特に大蛇丸さんの動向は念入りに。
未来への布石は木ノ葉崩し対策です。
木の葉はハーレムの倉庫。多くの美少女を生み出す木の葉は、そう簡単に崩れて頂くわけにはいきません。それに、綱手さんの故郷でもありますし。
綱手さんによると、その後に何があったのか尋問を受けたそうです。まあ当然ですね。
綱手さんには覚えていないの一点張りで通してもらいました。
尋問のエキスパートである「森野イビキ」さんが相手でも乗り切れるように、尋問時のみ自動的に記憶を忘れるように暗示を掛けていますし、頭の中を覗かれても大丈夫なように強固なプロテクトも施してあります。
もちろん尋問が終われば記憶が蘇る仕様です。抱く度に私のことを忘れられてしまうのは悲しいので。
綱手さん曰く、私に一蹴された自来也さんと大蛇丸さんは、相手の情報が何一つ分からなかったことに臍を噛む思いをしたようです。
転生眼の力を一部見せましたが、後世に記録を残していなかったのでしょうか。パクラや雨由利、綱手さんも初めて見たと言っていましたし。
話は変わりますが、綱手さんの一件があったため、私の名前がビンゴブックに載ってしまいました。
ビンゴブックは犯罪者の手配書でその脅威度によってランク分けされています。
私の場合は最上位のSランク。恐らく、半蔵さんと綱手さんたち三忍を相手に一蹴したのが原因でしょう。賞金額はなんと一億両とのことです。日本円にして約十億円ですね。宝くじでしょうか。
過剰な評価だと思いますが、今後私の命を狙う方々も増えてくることでしょう。
ただ一つ申し訳ないと思うのは、私が賞金首となったため【旅団】が危険組織として認定を受けたという点です。
これにより、皆の命も狙われることになってしまいました。また今後依頼数が激減するのも目に見えていますので、新たな収入源の確保も必要です。
己の都合で皆さんを更に危険に晒してしまいますので、全団員を招集した私は皆さんの前で謝罪をしました。てっきり非難の声が上がると思っていましたが、むしろ皆さんは。
「テンジ様が女好きなのは前から分かっていたことです。いずれこうなるのは目に見えていましたよ!」
と笑い飛ばしたり、
「テンジ様を犯罪者にするなど、なんという不敬っ! 万死に値します! テンジ様、御身は心の赴くままにお過ごしくださいませ! あなた様は現世に現れた唯一の神! 大いなるお方なのですから!」
と私のことを肯定してくださったり、
「私たちはテンジ様に救われました。このくらいのことで、テンジ様を見放す奴はここにはいません。それに、女好きでないテンジ様はテンジ様ではありませんから!」
と揶揄ったりと、皆が肯定的な言葉を投げかけてくれたのです。
そして、ハーレムメンバーである小南、パクラ、雨由利、アジサイ、スイレン、フヨウ、雪の七人は――。
「私はこの命が尽きるまで――いえ、尽きても兄さんと一緒よ。貴方が犯罪者になるのなら私もなる」
「気に入った女を手に入れるなら平気で襲う人だもの。こうなるのも時間の問題だったってわけ。むしろこれまでよく指名手配されなかったよね」
「アタシが惚れた男なんだ、このくらいのことでビビってんじゃないよ! それに犯罪者ってんならアタシだって同じさ!」
「わたしも、小南さんと同じ。テンジ様に拾われなければ、今わたしはこの場にいません。わたしの運命はテンジ様とともにある」
「私もアジサイと同じです。テンジ様一人だけ犯罪者になんてさせません」
「ボクも右に同じく。テンジ様に救われた命、テンジ様のために使う。たとえ地獄の底だろうとテンジ様についていく」
「わたくしも、皆さんと同じ気持ちです。テンジ様はわたくしにとって希望の光、わたくしのすべてなのです。テンジ様の命でしたら喜んでこの命を差し出しましょう」
なんという心強い言葉。思わず感動してしまいました。ですが雪、命は大事にして下さい。
その後、私たちは今後の方針について話し合いました。
結果【旅団】としての活動は継続して行うと同時に、新たな収入源確保のため下界に、もう一つ拠点を作ることに決めました。
そうです。いつぞや、パクラがアドバイスして下さいました、忍びの里を作ることに決めたのです。
場所は皆で協議した結果、波の国と火の国の境にある土地。
所有者はいないため、そこを領地として隠れ里を作ります。
そして、肝心の里の名前ですが、皆さんからアンケートを取った結果。
神が住まう里――神隠れの里に決定しました。
【各キャラの年齢、出身国】
・テンジ 外見23歳(ソの国)
・小南 11歳(雨隠れ)
・パクラ 22歳(砂隠れ)
・林檎雨由利 21歳(霧隠れ)
・アジサイ 8歳(雨隠れ)
・スイレン 9歳(雨隠れ)
・フヨウ 9歳(雨隠れ)
・マキ 9歳(砂隠れ)
・影山ナツキ 11歳(木の葉 オリキャラ)
・雪 18歳(水の国 オリキャラ)
・綱手 26歳(木の葉)
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本編
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