TENZIマジカル珍宝帖 ~私の嫁はラスボスでした~ 作:ポチ&タマ
〇月〇日 曇りのち雨
子供たちはすくすくと育っています。
母の才を受け継いだのでしょう、忍びとしての素質も高く、齢三歳にしてすでに水渡りの行を行っています。
我が嫁たちは既に第二子を妊娠しており、お腹も大きくなってきています。ボテ腹ックスが捗る毎日です。
里の皆は祝福ムードなのですが、一部では頬を膨らませて不機嫌な女性もいます。
そう、木ノ葉や霧隠れで活動している現地妻勢です。
綱手、シズネ、紅、アンコ、ノノウ。そしてメイは「いい加減私たちにも子供を授けろ!」と猛抗議。
彼女たちとも頻繁に逢瀬を重ねていますが、任務や立場のことを考えて妊娠を避けてきました。ですが、本人が望むのであれば話は別です。
即座にマジカルチ〇ポの種付け機能をオンにして、現地妻の皆さんを孕ませてあげました。
妊娠が発覚し、里の上層部や一部の上忍は「相手は誰なんだ!?」と慌てていますが、綱手たちは頑なに黙秘しています。
まあ他里の忍びだなんて、馬鹿正直に言えませんから。
しかし綱手を始めとした現地妻勢のストレスもかなり溜まっている模様。
神隠れの里長としての活動もありますので、小南たちと比べ逢いに行ける回数も限られています。そろそろ何らかの手を打つべきでしょう。
〇月□日 晴れ
本日、木ノ葉の里と正式に同盟を結びました。
主な内容は「里の平和と安全の確保」、「周辺地域の平和と安定の確保」、「他里から侵略を受けた際の防衛協力」です。
また我が神隠れの里には抜け忍が多くいることから「木ノ葉の抜け忍が神隠れの里に逃げ込んだ場合、木ノ葉に返還する」という条件も吞みました。
現在、我が里に所属している木の葉の抜け忍はいませんので特に問題ありません。
それに、言い換えれば“抜け忍”でなければいいのですし。
とにかく、これで大手を振って堂々と綱手たちに逢いに行けるということです。
これまではひっそりと逢いに行っていましたので、心理的にもこちらの方が気楽になるでしょう。
〇月×日
木ノ葉の火影は変わらずミナトさんが務めています。
クシナさんもすっかり元気になり、ナルトくんと一緒に幸せな家庭を築いているようでなによりです。
九喇嘛はミナトさんが倒したと言われているようで、ナルトくんにヘイトを向けられてはいない様子。
その噂に「ワシは負けてはおらん!」と九喇嘛が不機嫌になってしまいましたが、仕方ないでしょう。真実はあの場にいた方々しか知らないのですから。
そちらに特大いなり寿司を送りますから機嫌を直してください、九喇嘛。
うーん、それにしても皆さん私の素顔が気になるようですね。
同盟会合の時もミナトさんから「仮面の下は見せられないのですか?」と尋ねられましたし、先程出会ったクシナさんもやけに仮面に食いついていました。
その時は強固な呪縛が施されていて取れないのです、と適当な理由で逃れましたが、そんなに気になるのでしょうか。
ですが、私の素顔はビンゴブックに大々的に載っていますので、素顔を見せるわけにはいかないのですよ。
……資金が無くなったら、分体の一人を死体換金所に持っていくのもアリですね。頭の片隅に入れておきましょう。
〇月〇日
本日、木ノ葉で孤児院を経営しているノノウから、新たな孤児を紹介されました。薬師カブトくんです。
カブトくんはノノウから話を聞いて私たちに興味があるそうですね。人助けを理念としているその姿勢にいたく感銘を受けたのだとか。
ふむ、それにしてもカブトくんですか。原作では大蛇丸さんの部下であり、終盤までナルトくんたちを翻弄し続けた悪役です。
ですが、それもマザーことノノウの影響が大きかったはず。経緯はもう覚えていませんが、彼女の死がカブトくんの人生に大きな影響を与えたと記憶しています。
私たちの元でどのように成長するのか見守るのも一興ですね。
なので、ノノウさんの提案を受け入れて、カブトくんを神隠れの里へと招き入れました。
それと、ダンゾウさんについての報告も受け取りました。
ノノウは元々、根の諜報部隊のリーダーを務めていた人物なので、この程度は朝飯前とのことです。
さて、写輪眼をすべて奪われ、チャクラ洗脳球で綺麗なダンゾウさんとなったわけですが、今ではすっかり縁側でお茶を啜りながら、根の子供たちを優しく導くお爺さんに様変わりしたらしいです。
どうやら洗脳はしっかりと機能しているようですね。以前のような野心家の姿は見る影もなく、「儂は火影の器ではない。火影を支える影になり、ともに木の葉を守ろう」と三代目火影のヒルゼンさんに語ったとのこと。
あまりの変わりっぷりに幻術に掛けられているのではと疑った三代目ですが、洗脳であって幻術ではないためセンサーには引っ掛かりませんよ。
そして最後に、以前から頼んでいた依頼の報告がありました。
それは、うちは一族殲滅計画の有無です。
ミナトさんからの説明もあり、木の葉の上層部は九喇嘛の復活が「うちはマダラ」さんによるものだと考えている模様。そのため、うちは一族は隔離されたとの話でした。
原作ですと、うちはによるクーデターが企たれ、二重スパイである「うちはイタチ」くんの手により弟の「サスケ」くんを除いて殲滅してしまいます。
ですが、この世界線ではミナトさんは健在な上、ダンゾウさんもこの状況。恐らく起きないだろうと踏んでいましたが、念のためノノウに暗部の様子を探って頂いていました。どうやら落ち着くところに落ち着いたようですね。
マダラさんによる凶行とうちは一族は関係ないと判断した四代目火影は、うちは一族に対して謝罪をしました。
これにより、ある程度頭が冷えたリーダーのフガクさんはこの謝罪を受け入れ、再び信頼関係を築き上げるべく手を取り合ったとのことです。
うちは全滅は避けられたので、これは最善の結果と言っても良いのではないのでしょうか。
このまま不要な争いは避けて平和に過ごして欲しいものです。
〇月△日
突然、押しかけてきたアイノとアイナに押し倒されてしまいました。
小南たちが子供を生み、第二子まで儲けたと知り、居ても立っても居られず来てしまったとのことです。
再会を果たしてから私たちの間に子供はいません。なのであの頃のようにまた孕ませて欲しいと懇願してきたのてす。
私としてはむしろ願ったり叶ったりですが、彼女たちは暁に所属しています。素直に妊娠させて良いものなのか悩みどころでしたが、黒ゼツから「プライベートは詮索しないルールだから大丈夫だよ。それに何を言ってこようと、僕が黙らせるから」と力強いお言葉を頂き、私も決心がつきました。
その日は久しぶりにアイノたちの体を堪能し、抜かずの十連発で胎を満たしたのです。
久しぶりのアイノたちとの子供ですから祈願能力をフル活用して、様々な加護を与えてしまいました。もしかしたら、とんでもない天才が産まれるかもしれません。
それから三日目、私の側を離れようとしないアイノたちに痺れを切らし、小南たちが爆発。キャットファイトが始まりました。
リングの上でヌルヌルになりながらヤッてほしいものです。
△月□日 曇り
本日、黒ゼツから六尾の人柱力を確保したとの報告がありました。
六尾といいますと、犀犬さんとその宿主であるウタカタさんですね。
やはり捕まってしまいましたか。やむを得ません、至急犀犬さんを救出することにしました。
暁の本拠地は黒ゼツから聞いているので、特定済みです。
そして現在その拠点にはペインとイタチさん、鬼鮫さんの三人がいるとのことでした。イタチさんは木ノ葉のスパイとして侵入しているそうですが。
神隠れの『狩人』たちは現在別案件で動いていますので、今回は私一人で本拠地へ乗り込みました。
黒ゼツには既に連絡済みで、分体の私が犀犬さん奪還に向かうため、成り行きを見守っていて欲しいと伝えています。下手な行動を起こすと黒ゼツが怪しまれてしまいますから。
本拠地へ着いた頃には既に犀犬さんを外道魔像に封じようとしていたところでした。
私はダンゾウさんを襲撃した時と同様に、神術・時間停止で世界の時を止め、術者であるペインさんの腹部を『テンジ流・捻じり貫き手』で貫き、ウタカタさんを抱えて入り口付近まで移動、おまけに霧隠れの術で濃霧を生み出しました。
そして、時間が動き出します。
術者であるペインが深手を負ったことで術が止まり、封じられようとしていた犀犬さんのチャクラはウタカタさんの元へ戻りました。
儀式を阻まれた上にいつの間にか重症を負わされていたことに驚愕した様子のペインさんたちですが、流石は玄人の忍びですね。すぐに冷静になると侵入者である私の居場所を割り出してきました。
私とウタカタさんを確保しようと動き始めるペインさんたちですが、その時には私の準備は既に終えていました。ウタカタさんを連れて神隠れの里へ帰還することで難を逃れたのです。
霧隠れの術を破った時には、もぬけの殻。私の顔を見られることなく犀犬さんを奪還出来ましたので、結果は上々です。
分かっていましたが、神術はチートですね。転生眼だけでも十分だというのに、神術も合わさり、しかも血継限界を含めた忍術も印なしで扱えるのですから、ヤバすぎです。
【各キャラの年齢、出身国】
変動なし。
本編と勝手に書かれたシリーズ、どっちを優先してほしい?
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本編
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勝手に書かれたページ裏