前提
これは主に私の周りの人間達における証言や映像記録等を用いた主観によるもののため、当然差はある。鵜呑みにするのではなく「こんな感じなのかもしれないな」という気晴らし程度の扱いで読むといい。
危険度 低
ドワーフ族
ファンタジーで髭を生やした背の低いおじさんをイメージしているが、魔族のドワーフは我々と特に背丈の変わらない人物が非常に多い。
人界に鍛冶場が少ないのでガッカリしているが、建材製作会社へ行くと多数見受けられる辺り業界では重宝するようだ。
髭について聞いてみた所
『一族の掟で伸ばしてるとかそういう訳ではなく単純にめんどくさいのが祟って伸びている。』
『そもそもドワーフ族はどこもかしこも毛が伸びやすいが髭はオシャレのために剃っている』
との事で、どうやら剃っても剃らなくても本人は気にしないタイプが多いらしい。
人間との関係は『普通のお嫁さんになりたい』との事。
ちなみにバイキングのような兜はそのドワーフとの愛の証であり、夫となる人間はその兜を付けることで愛情アピールと他の雌に取られない為の対策を兼ねてるとの事。
ゴブリン族
我々に対して非常に背丈や肉付きが良い魔族だが、ゴブリンは140から150辺りで背丈の成長が止まるらしい。
その身体から出ているとは思えない跳躍力や狭い隙間をすいすい抜ける事が可能で、現在はネズミ駆除などや清掃業者として働くのが種族間のブームとの事である。
近隣族として『レッドキャップ』が居る。彼女達はナイフの扱いに長けているからか、人界でもマグロの解体ショーやスーパーの魚売り場で捌いている姿をよく見かける。
共に一夫多妻制には大いに賛成しており、1人のゴブリンと婚姻した夫は1年も経てば5人はゴブリンがハーレムを求めて押し寄せるので、必要であれば非ハーレムを求める旨を伝えておくと関係は良好だと思われる。
鬼族
地獄のイメージの通り肌が赤かったり青かったりする鬼族だが、非常に法と公平性を重んじている。
裁判官や警察には多数の鬼族が勤務しているため、犯罪率の激減に一役買っている。
しかし、主に人間ではなく魔族側の犯罪に介入することが多く、人間の犯罪は人間の警察官や裁判官で裁かれることがほとんどである。
角は自前のモノのため隠したりは出来ないが、肌の色は人界にいるとそのうち肌色や褐色肌に変わるとの情報があるが、その鬼族を見たことがないため真偽は不明。
『婦警との尋問』シチュを望むのであれば、結婚後本人にそう伝えて欲しい。
軽犯罪や補導の理由が「鬼のお姉さんにエッチな取り調べされたい」という理由が増えており本人は困っている。
危険度 中
オーク族
ほとんどが褐色肌で腹筋が割れているという非常にマッスルな体格をしている。聞いたところファンタジーにいる太ってどっしりしたオークは「別のオーク」らしい。
基本的に鬼族とほぼ同じくらい飲兵衛という点だが、ほとんどがセクハラ絡み酒に変わってしまい、そのまま連れられてレイプされるという被害が多い。
更に発情期になると街以外にいる男を漏れなく狙い始め、住処に持ち帰ることが多発しているため、オーク族は発情周期の申請を役所に届ける必要がある。
酔っていなければガッシリとした姉御的な立ち位置の為、警備員として雇われていることが多い。
なお『くっ殺』はオーク族の憧れではあるが現在のブームは人間が犯される直前の助けを求める声が『めっちゃ子宮にくる』との本人の証言あり。
アルリウネ/アルラウネ(便宜上アルラウネと表記する。)
アルラウネは蔦で歩行する性質上アスファルトなどを貫通して移動する事が多い、本人の害意がないとはいえ直接損害が起きやすい珍しい種族。
種を送った相手を住居ごと蔦で迷宮化させて外へ出させない独占欲が非常に高いため、買った覚えのない宅配が届いた場合、番号と中身の写真と共に連絡するのが1番の対処法である。
「住居から出そうとしない」点を除けば非常に友好かつ温厚で、本人は光合成だけで生きていける。
アルラウネの蜜は非常に濃厚かつ癖のない甘さの為、人界では高級品として扱われる。
なお、アパートやマンションなどで成長してしまう場合、本人に伝えて最小限のエリアだけにしてもらうのがご近所との最善策である。
サキュバス
言わずと知れた夢魔。本人は夢の中で理不尽な程の快楽や能力を使用するため人類には対策のしようがなく、少々相手取るのが面倒。
淫夢を何度も見せられて布団から動けなくなる症状や、逆に淫夢を見せられすぎて睡眠恐怖症に陥るケースがかなりの病院で診断されている。
快楽主義でありながらSの気が多いため、被害者と話をしても、サキュバス側は『そう言うってことはもっと犯して欲しい』と解釈してしまいより悪化、最悪サキュバスが強制送還される事件も多い。
正反対の事例としてサキュバスと性行為をした人間がサキュバスの快楽を忘れられずにひたすら魔界通行案内所に何日も押しかける依存性もある為、人類に睡眠が必須な以上どうにかして理解をしてもらうしか無いだろう。
危険度 高
吸血鬼
人界に居るのはむしろ友好的かつ理性のあるタイプであることを先に明記しておく。
魔界から人界を覗き見ることが出来る魔道具を用いて、気に入った人間を『魔界にある自分の屋敷に自ら行かせる』洗脳のような術を使う。
魔術を使われたという発覚は余程魔力の気配に強い種族でないと気づけない上、我々人間に魔術に対抗するすべが現状存在しないため、狙われてしまった相手を解放する手段が一切存在しない。
タチの悪いことにこの行為は人魔合同法律に一切違反していないため(これは人類より魔族側の圧倒的有利な法律ではあるが)、咎めたとしてもシラを切られて終わりと言う点である。
吸血鬼の弱点と考えられている全ては本人がせいぜい他のものよりほんの少しだけダメージを受ける程度であると証明しているため、法改正を待ちながら獲物にならないことを祈るほか無い。
妖狐
人間に最も馴染んでいる魔族であり、人間を最も狡猾な策で閉じ込めるタイプ。
先述した吸血鬼と違い、洗脳ではなく心からそうさせるタイプの言術を使う。
例えば両思いの人間の片方に『もう片方を嫌え』という理不尽な破局のさせかたをしてもなんとも思わない。
そうして周りから力づくで孤立させた後、『自分だけは味方だ』と思わせて婚姻を結ぶという無慈悲かつ理不尽な恋心を種族が抱いている。
なお、これが『一尾』の及ぼす影響である。
『九尾』などに見初められたものなら、さっさと荷造りをして自らを捧げるしか出来ないのだろう。
なお、九尾の里と呼ばれる人間へ淫蕩の限りを尽くす秘境があると噂されているが詳細不明である
……が、妖狐と婚姻した人間が人界に滞在しているのを見た事がない辺り、この里については信ぴょう性は高く持っていいだろう。
天使
魔族として括るべきか迷うが、魔族の中で最も狂気に満ち、最も愛に満ちた種族。
我々人間をひたすら大人数で愛し、愛で、肉の海にねじ込んだ上で天界に連れ去る。
本人達はこれを『祝福』と呼んでいるが、他の魔族にこの話をするとかなり露骨に嫌な顔をするので彼女達にとっても天使はかなり異質であると見れる。
頭上に光の輪、大きな白い翼を持っており、更に背丈も非常に大きいのがほとんど。
『祝福』を受けた人物の周囲には白い羽根だけが残っているという。
証言やデータがやけに少ないためこれ以上の書き記しは危険と判断し停止とする。
危険度 不明
目撃数が非常に少ない あるいはごく最近現れた種族はここに分類する。
魔族サンタクロース
我々のよく知るサンタクロースの魔族版。
悪魔族と家事などを手伝ってくれるシルキーとの混血で、12月までに【サンタ.web】に住所と名前、欲しいものを入力すると12月25日の夜に届けに来る。
なお夜中ではなく夕方5時から夜中11時までには来るらしく、クリスマスパーティ用のワインやジュース、クリスマスチキンも用意してくれるオプション付きで、人間が利用する場合夕食オプション500円でプレゼント代は無料との事。
寡黙だが非常に肉付きのいいトナカイタイプの獣人族とのコンビを組んでいるらしく、12月以外はサンタの国で過ごしているとの事。職場体験も可能。
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この種族の証言者は1人のみである。追加でなにか情報があれば欲しいが現在も証言者には出会えていない。
闇夜の海のような青い肌、満月を想起させるような金の目が特徴的な種族。
念で話すため、証言者は口の中を見た事がないらしい。
呼べば必ず応じてくれるが本人が一体どこへいるのか分からないが、不幸から守ってくれるらしい。
事実証言者は何度も事故にあいかけたりするが、彼女の【声】の通りにして回避してきたとの事である。
……この種族名は私が書くより先に現れていたが、どう読むのか全く分からないな。証言者であればなんと読むか分かるのだろうか?
この文書の筆者がなぜ狙われないのかはご想像にお任せ致します。