『わぁい、えっち』と、頭空っぽにしてお楽しみください。
――――さて。
未来にまで誘われやる気十分になったとはいえ。
片や外からやってきた濡れネズミ、片や今日の入浴は済ませていない、と。
これから行われることを考えれば、衛生面に不安が残るので。
響とクリスは、まず風呂に入ることになった。
つい先ほどまで盛り合っていた男女に、お互い裸になる場所で発情するなと言う方が難しく。
結局二人が未来の下に向かったのは、脱衣所で二回、浴室で三回。
しっかり致してからだった。
「随分お楽しみだったね、声聞こえてたよ」
「はは、お待たせ」
寝室。
一人で寝るには少し広いベッドも、三人ならそこそこ狭く感じる。
「ほどほどにしないと、クリス困っちゃうよ」
「うん、でも、クリスちゃんが可愛いのも悪いと思う」
精を受け止め続けて、ぐったり脱力しているクリスを反対側に横たえさせてから。
改めて未来と向き合う響。
まるで当たり前とばかりに開かれた両足の中央は、言うまでもなく濡れそぼっていた。
「責任転嫁ね、ヤな男」
「そう、俺は悪い男だよぉ」
床に足をつけたまま、未来の両足を掴んだ響は。
悪童さながらに笑みを浮かべて。
「だから、未来がうっかり声を出しちゃうのも。俺のせい」
「――――ふふふっ」
微笑んだ未来は、響の唇と『逸物』を受け入れた。
精と愛、それぞれの液体に塗れていたから。
空気が抜ける音を立てて、すんなりと挿入は終わる。
腕を頭に、足を腰に回して、しっかりしがみついた未来が。
しばらく体をよじらせて余韻に浸るのを見守った響。
「・・・・・動いて、いい?」
口づけを一度切り上げて、問いかけると。
未来は再びキスをして、自ら腰を揺らすことで答えた。
「ちゅ、ちゅ、ん、ふ、む・・・・はっ・・・・」
響も応じながら、彼女の両足を改めて掴みなおして腰を振る。
前戯など不要だった。
「はあ、あっ、アッ、あッ、ぁん、ひあ・・・・!」
始めからやや強いピストンに、未来の喉から声が漏れる。
命を防人り、脅威を撃滅するために鍛え上げられた足腰をフルに活用して。
響は未来を堪能する。
「あっ、あッ、ぁっ、ふぁ、んんっ、ちゅ、は・・・・!」
口元がよだれに塗れることも厭わず、懸命にキスをする未来。
その健気さが愛しく思えて、響はより強く突き込んだ。
「ん、はっ!あっ、あ、ゃっ、あ、ああっ、あっ・・・・!」
腕の中で、未来の体が大きくのけ反る。
唇は離れてしまうが、響は特に気にしなかった。
彼女の首筋に舌を這わせて、胸元に吸い付いて跡を残す。
キスやピストンとはまた違った刺激に、未来はますます震えあがる。
「あああっ!あ、あっ!ひぃっ、ひび、ひびきっ!」
喘ぐ未来を見下ろしながら、未来の胸に手を伸ばす。
「やぁっ、ダメッ、ちくびダメッ!あっ、はっ、あん!」
クリスの時と同じく乳首をいじれば、一際大きく跳ね上がった。
・・・・響個人の意見として。
クリスの、手からこぼれんばかりの胸もいいが。
手に収まってちょうどいい未来の胸も好きだった。
とはいえ、すでにクリスで散々射精していた体だ。
十分発情している分、達するのも速くなっている。
「はあ、はあっ、は、はあッ・・・・ッあ"あ"あ"あ"ああ・・・・・!」
「あああああんッ!」
押し付けて、遠慮なく解き放てば。
未来は全身を震わせて、己の中に受け止めた。
カタカタとなお跳ねる彼女を前に、舌で口元を拭った響。
これまで立ち続けていた足を曲げてベッドに乗り、膝立ちになる。
「んっ・・・・ひびき・・・・?」
繋がったままの下半身が上げられる姿勢、結合部がよく見える。
背中と首が少しきつい体勢だが、未来は知っていた。
負担がある分、とてつもない快楽を与えてくるということを。
「あっ、まっ、まって・・・・!」
「だめ」
明らかに見せつけて、ゆるゆると動き出す『逸物』に。
達したばかりの舌足らずの口で抗議しようとするも、一歩遅かった。
「待たない」
盛り切った、獰猛な笑みを前にして。
未来の胸は、戦慄と悦楽がすっかり支配してしまった。
「あ"ッ、やっ、やぇ、やめッ!イッたばかり・・・・!イッ
せめてもの抗議もどこ吹く風。
いやさ、それすらも愉しみながら、響は腰を落とし込んだ。
絡みついて密着していた先ほどと違って、動く幅が大きい分。
刺激される範囲も大きくなる。
「ああッ!あんっ、はあぁっ!あああ!」
肌同士がぶつかり合って、手拍子の様な音がする。
跳ねる様に突き込まれる『逸物』は、まさしく『逃がさない』と宣告していて。
まるで捕食されてしまいそうな行為に、未来が出来たことと言えば。
喘ぎながらシーツを握りしめて、響を更に興奮させることくらいだった。
「はっ、はぁーッ、ハッ、はッ、はッ・・・・ん、ぅ・・・・ッは・・・・!」
絶えずくねる体、上下に存分に揺れる胸、しっとり潤んだ柔肌。
そして、可愛く喘ぎ続ける喉。
全て、全て、全て。
自分だけのもの。
「――――ふぅっ」
毎度自覚していることなのに、何回でも愉悦に体が震える響。
もはや暴力的になってきたピストンを、なおも何十回と続けて。
「ふううううううううッ・・・・・!!」
達する感覚が短くなった分、何発でも撃てるようになった精液を。
再び、思い切りぶちまけたのだった。
「・・・・・ッ・・・・ーッ・・・・ぅ・・・・!」
クリスと同じくぐったりした未来を、そっと枕に乗るよう横たえさせる。
せいせいと必死に呼吸を繰り返す彼女を目の当たりにして。
さすがに休憩を入れるか、それとももう少し欲をぶつけるかと悩み始めた時。
「――――は、ん」
「んむっ!?」
横合いから伸びてきた腕に、絡めとられた。
体力が戻ったらしいクリスに、熱烈な口づけと『逸物』への愛撫を受けて。
響の体が跳ね上がる。
「ちゅ、ちゅ、は・・・・ん・・・・」
「ふ、は・・・・ちゅぅ・・・・」
唾液の糸を紡ぎながら唇を離して、クリスはにやりと笑った。
「このスケベ、あたしにもこの子にも散々出しといて。まだおっ勃ててるときた」
「んっ・・・・だって、二人とも可愛いし、エロいし・・・・抱かない方が無作法じゃない?」
「は、抜かせ」
再び始まる、キスの応酬。
しなやかな手が響の胸板に伸びて、最初のお返しとばかりに乳首を弾き始める。
唇を啄んで、歯茎を撫でて、吐息を混ぜて。
「んぐぅっ・・・・!?」
新たな快感に夢中になっている、その隙をつくように。
響の下半身に、ぬめり。
驚愕に見下ろしてみれば、未来が『逸物』を頬張っていた。
「んっく、あむ・・・・ちゅう、じゅっ・・・・」
舌で舐めて、裏筋をなぞって、口でしゃぶって。
クリスと同じく、反撃に転じていた。
「あっ・・・・おっ・・・・ふぅっ・・・・・!」
上と下、同時に攻められて。
響は体を痙攣させて快楽に浸る。
小刻みに腰が揺れ、未来が咥えた『逸物』を意図せず刺激してしまい。
先ほどまでの攻勢は、どこへやら。
もはや打って変わって、貪られる側に転じてしまっていた。
「ん、っむ・・・・はあ・・・・はあ・・・・ちゅっ・・・・」
「ちゅ、ふ、ちゅぅ、ちゅう、はっ、んん・・・・」
「ちゅるっ、じゅ、むぐ・・・・んぇ・・・・れる・・・・」
片手はクリスの腰、もう片手は未来の頭。
なんとか制することは出来やしないかとそれぞれに添えるものの、結局焼け石に水。
未来もクリスも、攻め手を緩めることはなく。
「は、おっ・・・・っぐ・・・・あああああ・・・・!」
大きく跳ね上がる、筋肉質の体。
片や手を止めて唇を深く押し付け、片や口に全てを受け入れる。
「ふぅ・・・・ふーっ・・・・ふ・・・・・!」
響の硬直が解けると。
クリスは顔を首筋に向けてキスマークを残し、未来は口の中を見せつけてから喉を鳴らした。
「は、は、は・・・・んん・・・・・ひびき」
響とクリスが呼吸を整えている横で、四つん這いのまま体勢を反転すると。
体の下から伸ばした手で、自らの陰部を開いて。
「わたしも、後ろから・・・・!」
ひく、と動いた桃色に、飛びつくなというのが無理な話。
腰を引っ掴むと、有無を言わさず突き込んだ。
「かひゅっ・・・・んっ、はああ・・・・!」
「はぁ、む・・・・ちゅっ、ちゅ、ちぅ、ちゅっ」
恍惚とした声を聞きながら、何度目か分からないピストンを遮二無二始めた。
クリスも今度は背後から手を伸ばして、響の乳首を両方ともいじりながらキスを再開する。
「あっ、あ、ああッ、ふぅっ、っあ、アッ、はアッ・・・・!」
快感に浮かされながら、未来は振り返る。
一見、響はクリスに夢中になっているように思えるが。
その実、両手と下半身はしっかり未来を捕えている。
キスと愛撫で生まれた快楽を、そのまま突き込みに変えて。
未来とクリスを、一度に堪能していた。
「はあぁっ・・・・!あ、あっ、あッ、アッ!」
ただ前後に振るだけでなく、ゆるゆると左右にも揺らして角度を変えて。
変化に富んだ刺激を与えてくる。
「やっ、あん!は、あっ、あっ、ッ、ぁ、っ、あああッ・・・・やぁん・・・・!」
声が出るのも、体が跳ね上がるのも。
もう、未来の意思ではどうしようもない。
そんなことより、響のモノと熱を全身で受け入れる方が大事だった。
「ちゅ、っ、んっぐ・・・・はっ、あ"あ"ッ、はぁっ、ふっ・・・・んむ・・・・へっ・・・・」
夕方からずっと、二人もの女を抱き続けて。
興奮しっぱなしな響の『逸物』。
クリスの唇を貪って、未来の『最奥』を突き上げ続けて。
「ちゅうぅ、じゅぅっ・・・・・はッ、ほッ・・・・!」
数えるのも億劫になった絶頂で。
「んぐうううううううッ・・・・・!!」
『雄』を、解き放った。
「あああああああああッ・・・・・!!」
「んん、はあッ・・・・ふふっ・・・・」
体を跳ねさせながら、なおも数回突かれる陰部を締め上げて余韻を愉しむ未来を見て。
やっと唇を離したクリスは、愉悦に笑みを浮かべる。
「はあーっ・・・・・はあーっ・・・・・はあーっ・・・・・!」
一方の響は、さすがに疲労が見えているものの。
『逸物』はまだまだ元気だった。
(・・・・・自分でも、ちょっと引くかも)
いくら長期の海外出張で禁欲を強いられていたとはいえ、あまりにも節操が無さすぎるのではと。
一抹の不安を抱えたが。
「――――なあ、まだイケるよな」
「んんっ・・・・!?」
指先に、先端を擦られる。
目をやれば、クリスが熱っぽい視線を突き刺してきている。
「あたし、まだ足りないんだ」
「・・・・・ゎたし、も」
ぐったり倒れていた未来も、自分の手を添えて。
発情の収まらない目を向けてくる。
「まだ、欲しいよ。ひびき」
本能むき出しの欲求をぶつけられ、再び『雄』が鎌首をもたげた響だったが。
「・・・・・休憩してからでいいですか」
疲労が引き止めてくれた理性で、まずは両手を上げたのだった。
翌日、昼。
結局、あれから空が白むまでくんずほぐれつしていた三人。
キスマークや噛み跡だらけの体で腕枕していた響は。
一周回って悟りを開いた顔で、ぽつっと零す。
「――――お腹減ったね」
「減ったねぇ」
「昨日の夜、結局なんも食ってねぇな。炊飯器保温のままだ」
『電気代もったいねぇ』と顔を覆って嘆くクリスに、『分かる分かる』と苦笑いする響と未来。
「ご飯は炊いてたんだ」
「いつもなら晩飯の用意する時間だったからな」
「本ッ当にお邪魔しました・・・・」
くしゃ、としょんぼりする響の顔が面白くて、今度はクリスが笑う。
「そろそろ起きようか、何か食べないと」
「だな、何食いたい?」
「お茶漬けとかどう?すぐ出来るし、さっと食べられるし。俺作るよ」
「いいのか?」
「うん」
一番やる気を見せたのは、クリスと未来から器用に腕を抜き取った響だった。
昨晩一等消耗したろうに、クリスは起き上がった響を見上げる。
問いかけに、彼は快活に笑う。
「こういう時、だいたいクリスちゃんか未来がやってくれるじゃん?俺もやっとかないと、バチ当たりそう」
「ははっ、じゃあお言葉に甘えようか?」
「そうだねぇ、わたし達はもうちょっとのんびりさせてもらおう」
ベッドに沈む未来と、気だるげに座るクリス。
響はそんな二人を微笑まし気に見ながら、クリス宅に置いてある着替えを取ると。
まずは体液塗れの体を洗うべく、風呂に向かうのだった。
息抜きに書き始めましたが、こんなに筆が乗るとは思わなかった・・・・。
『響君のガングニール♂めっちゃ元気()じゃん・・・・』とか、いろいろ疑問は尽きないと思いますが。
ご容赦下さい・・・・(切腹の準備をしながら)
それでは、お付き合いありがとうございました。