真っ白な部屋。
そう表現するしかないような部屋に僕は立っていた。
「えっ」
突然の事で、僕は呆気を取られていた。
「・・・これは、まさか」
そんな僕に対して、声をかけたのは、赤い頭巾を被った人物。
目元は見えない。
木製の、かなり使われている机。
その上には、かなり大きい本。
その本に何かを書いていたようだ。
だけど、それ以外は分からない。
「君は一体」
「驚いた、これは本当に、驚いた」
僕が聞くよりも前に、向こうの方から見つめる。
まるで、そこにはない物を見るように。
目を見開いて、見ていた。
「まさか、そちらから来るとは。
いや、これは本当に」
そう、戸惑いを隠せない様子だった。
しかし、何やら困ったように、首を傾げる。
「えっと、あなたは一体」
「ふむ、私か、私は特に名前はないよ。
あえて言うならば、赤ずきんかな」
「赤ずきん?」
それって、有名な童話のタイトル。
だけど、なぜ、そこでそれが出てくるのか、分からない。
だが、そんな僕の戸惑いを余所に、赤ずきんは、パラパラと古い本を読む。
「本来ならば、来るはずはない。だが、物好きなのか?それとも偶然なのか?ともかく、これは本当に珍しい」
そう何かを探るように見つめる。
そして、頷く。
「・・・なるほど、そういう事か。終わらせたくない。終わらせない為にか」
そう言いながらも、本に何かを書き続ける。
戸惑いを隠せない僕を余所に、本は閉じられた。
「これで、ある意味、役割は終わった。
ここから先、物語は無くても、世界は終わらない。
なぜならば、読む者が、世界に直接いる」
それと共に、僕は何かに吸い込まれる感触がした。
「そして、せめて、幸運な出会いを」
その一言を最後に、僕はどこかに飛ばされた。
飛ばされた先。
周りを見れば、そこは雪が降っていた。
「えっ?」
最近、春なのに、なぜか雪が降っている。
その異常な光景に、戸惑いを隠せない。
「・・・おやぁ、こんな所で、男の子が1人かい」
そう、呟いた先には、お婆さんが1人。
弱々しいお婆さん。
ここで、誰かと出会ったのは幸運と言って良いのか。
けど、僕は思わず警戒した。
「どうかしたのかねぇ?」
「なぁ、お婆さん、聞きたい事があります」
「聞きたい事?」
そう、お婆さんは、僕に問いかける。
「お婆さんは、なんでこんな寒い場所でいるの」
「この近くで住んでいるからだよ」
「お婆さんは、ここで何をしているの」
「この近くで、食べ物を探していたからだよ」
「お婆さんはっ、ここでなんで1人にいるの」
「それはねっ、君のような子供を食べる為だよぉ!!」
その叫びと共に、お婆さんは一瞬で、巨大なオオカミに変わる。
それは、まるで昔話に出てくるような、化け物に。
それに対して、僕は動けなかった。
だが
「まったく、こういうのは面倒だな」
その言葉と共に、狼は貫かれる。
大きな口に向けて、銃弾が撃ち抜かれる。
それに対して、オオカミは戸惑いを隠せない間にも、口内に何かが放り投げられる。
そして、ドォンと爆風が、オオカミを中心に起こる。
「っ!」
何が起きたのか、分からない間に、僕は吹き飛ばされる、
近くの樹に叩きつけられる。
背中に伝わる痛みに、思わず叫びそうになる。
だが、そんな僕に近づく影が1つ。
「どうやら、無事なようだな」
そう問いかけてきた人の声。
振り向けば、そこにいたのは子供だ。
身の丈に合わない衣服を身に纏っているのか、かなりブカブカだ。
何よりも、身に纏っているのは赤い頭巾。
「君は一体」
「グリムだ。それにしても」
そう言いながら、グリムは、僕を観察する。
「・・・なるほど、占いは信じるつもりはなかったけど、これは、なかなか」
そうグリムは僕を見つめながら、頷く。
「えっと」
「とりあえず、ここでは凍える。
すぐ近くに、洞窟がある」
「あっあぁ、分かった」
とにかく、目の前にいるグリムに従った方が良い。
夜の森の中。危険な野宿を避ける為に、近くにあった洞窟の中で、僕とグリムの二人は一緒にいた。
未だに、この場所がどこなのか謎が多く、目の前にいる少女であるグリムの事も分からない事が多い。
だが、生き残る為には、グリムの協力が必要なのはなんとか分かっている。
だからこそ、この行動に意味があるのか、疑問に思う。
洞窟の中、僕よりも遙かに小さいだろうグリム。
彼女は、僕を岩の上に座らせると共に、そのまま膝の上に乗る。
小さな身体。
小柄な僕と比べても、まだ子供だと分かるぐらいだ。
だが、その瞳は鋭く、まるで狩人のようだ。
そして、その獲物が何なのか、自然と彼女の行動ですぐに分かる。
何の言葉を言わず、僕の肩に手を当てると共に、グリムの唇は自然と僕の唇と重なる。
「くちゅ♡んちゅ……れるぅ♡はぁ……あーむ♡じゅぷっ♡れろぉ……ふわぁ♡ふぐぅ!?ひゃ、ひゃんひぇ!」
グリムの舌は、そのまま僕の口内に入り込む。
これまで、キスなど行った事のない僕にとっては、その刺激はあまりにも強すぎる。
だが、そんな僕に対して、グリムがキスを躊躇う事はなかった。むしろ積極的に舌を伸ばしてくるのである。
僕の口内に侵入させたいのか、ぐりゅりゅっと激しく押し当ててきたのだ。
「ふわぁ……! れろぉー……♡ ぬちゅぅー……♡ 」
既に蕩けきった表情をしているグリムは、その小さな顔を僕の下腹部に押し付けるようにして抱きつき、彼の下腹部にある肉棒へと舌を伸ばす。そして躊躇なく口の中に収めると、丹念に舐り始める。
「あぁ……ふぅ、ああぁぁぁぁッ!!」
敏感な部分を優しく愛撫され、僕は堪らず喘ぎ声を上げる。
すると、そんな反応を楽しむように、グリムはさらに責め立てる。
子供とは思えないほどの色気のある声を出しながら、グリムは僕の上に跨り、自分の指先を口に含んで唾液を付ける。そしてそのまま、僕の制服のボタンを外す。
「ちょ、ちょっと待って! 何して……ッ!?」
「勿論、身体を暖める為」
そう言いながらも、僕の上に跨るように座ったまま、キスをしながら、僕の肉棒を扱いていく。
「んっ……ちゅぱっ……あぁっ……気持ちいいか?」
僕は必死に抵抗するけど、全く力が入らない。
そんな僕を見て、グリムは妖艶な笑みを浮かべる。そして、その小さな舌を伸ばして僕の首筋を舐めた。くすぐったいような、それでいて気持ちいいような感覚が全身を襲う。
思わず僕は身体を震わせた。グリムはその反応を楽しむようにクスリと笑うと、今度は僕の胸元へと顔を埋めた。
彼女の吐息がくすぐったくて、でもどこか心地よく感じてしまう。
やがて彼女はゆっくりと顔を離すと、再び僕の目を見つめてきた。吸い込まれそうなほど綺麗な青い瞳だ。
僕はただ黙ってそれを受け入れていた。
「心配するな、お前は私が守ろう。だからこそ、ゆっくりと受け入れてくれ♡」
グリムは、まるで幼さを感じない。背丈は僕の胸元くらいまでしかなく、幼い顔立ちなのに妖艶な雰囲気を醸し出している。彼女は僕を見上げながら言う。
「ふふんっ……♡ どうだ? 気持ちいいか?」
「うぅっ……くっ……」
僕は歯を食い縛って耐えるしかなかった。グリムは僕の下半身へと跨り、そして自分の秘所を擦るように動かしている。
幼い子供に対して、行うべきではない。
理性ではそう思っている。
だが、そんな僕の理性とは裏腹に、僕自身の本能と、何よりもグリムによる暴力は、それを許さない。
先程までのキスで、既に十分までに勃起している肉棒。
それを、グリムは自身の膣内へと招き入れた。
「んっ」
一瞬、グリムは戸惑う様子を見せた。
だが、すぐに笑みに変わった。そして、その顔のまま、グリムは僕の唇を奪った。
「んっ……!?」
僕の口の中に舌を入れてくる。
思わず目を閉じてしまう。
しかし、それがいけなかったのか、グリムの動きが激しくなった。
まるで自分の唾液を流し込むように激しく動き回る。
舌だけではなく、歯茎まで舐められていく。
それと共に、グリムの膣肉が、僕の肉棒をきつく締め上げてくる。
まるで、逃さないように絡みついてきて、その快感に思わず射精してしまいそうになるけれど、必死に耐える。
ここで出してしまったら、僕は男としての尊厳を失う気がする。
そんな僕の抵抗も虚しく、グリムの秘裂から分泌される愛液によって滑りが良くなったことで更に勢いを増したピストン運動により、僕達は絶頂へと駆け上がっていく。
グリムは、僕を強く抱き締める。
より、互いの体温を感じられる程密着しながら、彼女は舌先で唇に触れてきた。
「……んっ」
くすぐったいような感覚に思わず声が出る。
そのままグリムに押し倒されてしまい、馬乗りになる形で見下ろされる。
「……ふっ、もう逃げられないよ」
そう言って、グリムが妖艶な笑みを浮かべた。
それと共にグリムの膣肉の締め付けが強くなる。精液を求めて搾り取ろうとしてくる。
グリムの舌使いも激しくなり、耳の穴まで舐められてくすぐったい。
そして、その刺激に耐えられず──射精してしまう。
「あぁっ……んぅっ! ふぁあっ! ひゃあんッ!!」
「うぐっ!? ああぁぁああっ!! 出ちゃうぅ!!」
「……ふぇ? えっ? きゃあっ!?」
僕は突然身体中に走った電流のような刺激に驚きながら射精してしまった。
グリムは僕が絶頂を迎えた瞬間に精液は膣内に飲み込んでしまった。
「……んくっ♡ んっ♡……ごちそうさま♡」
「はぁ……はぁ……はぁ」
僕は、射精してしまった余韻に、倒れそうになる。
「グリム、なんで」
「ふむ、少し奇妙な事にな、占いで出た」
「占い?」
それに僕は首を傾げる。
「この先の仕事で運命の相手が出る。その運命の相手を守れとな」
奇妙な内容に、首を傾げる。
だが。
「まぁ、何よりも、君はどうやら私のタイプだったようだ。これからよろしく頼むぞ、ダーリン」
その言葉に、僕は驚きを隠せなかった。
「・・・ダーリン以外に何か好みはあるか?」
そんな僕を余所に、グリムは、そのまま見つめる。
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