※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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戦車の力

謎の戦車に連れてこられた僕とグリムは、そのまま戦車の整備を行う事にした。

目的地に向かう為には、大量の背負い蟹と謎の戦車を乗り越えないといけない為、この戦車の力が必要になる。

 

「それにしても、グリムって、結構器用だよね」

 

そう言いながら、僕はグリムを肩車をしながら言う。

現在、彼女は子供の姿という事で、届かない箇所は、僕が背負って、手伝いを行っている。

その際のグリムの手際はかなり素早く、正確だ。

 

「まぁ、狩人組合には巨大な船がある。その時に色々と教えて貰った程度だ」

「そうなのか、狩人組合か」

 

未だにグリム以外には会った事がないので、これからどのような対応になるのか、不安になる所がある。

魔女が、何やら僕が何か特別な力があるように言っていたが、僕には、それが何なのか分からない。

そんな悩みを抱えている間にも。

 

「ふむ、これで動かせるか」

 

そうグリムが言う。

それは、一緒に手伝っていたももんじゃも同じなのか、頷いていた。

それと同時に、修理を行っていた戦車が修復できた。

 

「ふむ、動き出したか」

 

その言葉と共に、僕達が乗っていた戦車のエンジンが鳴り響く。

それと共に、戦車の車輪が動き出す。

巨大な戦車に相応しく、その駆動音は大きく、そのまま発車する。

 

「うわっと、すごいっ!」

 

それと共に、動き出した事によって、窓の外の景色が一気に変わったのが見える。

巨大な戦車という事もあるが、かなり早く、真っ直ぐと向かって行く。

そこには、背負い蟹と戦車が、こちらの存在を察したように、大砲がこちらに向けていた。

 

「どっどうする!?」

 

向こうは数え切れない程の戦車があるのに対して、こちらが備わっている砲台は二つ程度。

これでは、不利だ。

そう考えていた時、既にグリムは鞄から何かを取り出した。

それは巨大な火炎放射器。

 

「そっそれは」

「インフェルノバーナー、火炎放射器だ」

「それを、どうするつもりだ」

「こうするつもりだ」

 

その言葉と共に、砲台にインフェルノバーナーを装填する。

それと共に、砲台が発射される。

砲台から放たれたインフェルノバーナーは、そのまま宙に飛び、グリムは瞬時にもう一つの砲台から、砲弾を放ち、インフェルノバーナーにぶつける。

すると、インフェルノバーナーは、そのまま空中で爆発。

そのまま、地上にいた背負い蟹達に向かって、炎の雨が降り注ぐ。

それを感じた背負い蟹達はすぐに逃げ出した。

 

「これは」

「奴らは、確かに戦車を背負っているが、それはあくまでも背負っているだけだ。

炎に関しては恐怖を感じて、生物が逃げ出すのは無理はない」

「向こうは違うようだけど」

「問題ない、そのまま近づけば良い」

 

そのグリムの指示に従うように、向こうの戦車にぶつかる。

同時にグリムは、そのまま砲台に鎖を入れ、放つ。

鎖はそのまま敵側と繋がる。

 

「さて、殲滅してくるか」

 

それと共にグリムは大人へと変わり、そのまま鎖を橋代わりに走って行く。

その様子に、スライムもももんじゃも驚きを隠せなかった。

そう、しばらくの間、向こうの戦車から何やら悲鳴が聞こえたが、それがどうなっているのか、終わるまで、僕達はただ見ている事しかできなかった。

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
  • ファンタジー
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