※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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戦車の謎

「まったく、面倒をかける」

 

 そう言いながら、グリムはため息を吐きながら言う。

 

 だが、その後ろには先程まで、脅威となっていた戦車があり、その内部からは、かなり多くのももんじゃが転がっていた。

 

 全員が気絶しており、全員、グリムが倒した事が分かる。

 

「相変わらず、凄いな」

 

「といっても、時間制限があるがな」

 

 そのままボンっと煙と共に元の子供の姿に戻る。

 

「さて、こいつらを倒したのは良いが、未だに分からない事があるな」

 

「分からない事って、もしかして、この戦車の事?」

 

「その通りだ」

 

 その言葉と共に、僕達はそのまま戦車の中に入っていく。

 

 戦車の内部の構造はかなり複雑だ。

 

「ももんじゃ達だけで、この技術を作るのは、不可能だ」

 

 グリムはそう言い切ると共に、確認する。

 

 僕もまた、彼女と同じように、この戦車の中で怪しい箇所を調べていく。

 

 すると、どうだろう……? ふいに、何かを見つけた。

 

 僕はその違和感を確かめるべく、慎重に手を伸ばす。

 

 すると──

 

 そこには何やら、釜があった。

 

「釜?」

 

 それが一体何なのか、謎だった。

 

 見た目は完全に釜だ。

 

「どうしたんだ?」

 

「いや、釜を見つけてな」

 

「釜だと?」

 

 グリムも疑問に思って、調べ始める。

 

 釜の中には何も残ってなかった。

 

 空っぽだったんだ。

 

 だけど、グリムは、それを見て、驚きを隠せなかった。

 

「これは、錬金釜か」

 

「錬金釜?」

 

「あぁ、例えばそうだな」

 

 そう言いながら、グリムは、周囲にある物を適当に掴んで錬金釜の中に入れて行く。

 

 そのまま蓋を閉める。

 

 しばらく、時間が経った頃……。

 

 釜から飛び出たのは水。

 

 だが、それは。

 

「毛皮のフードが、一瞬で」

 

「錬金釜。かなり便利なアイテムだ。物を入れるだけで、簡単な錬金を行える便利な代物だ。だが、それ故に厳重に保管されていたが、まさか、こんな所にあるとはな」

 

 僕は錬金釜を見つけた。この中に入っている素材を使えば、様々な物を作れる。

 

「これを奪われたのか、ふむ」

 

 そうすると、グリムは思考する。

 

「おい、スライムにももんじゃ」

 

 それと共にスライムとももんじゃはビクッと反応する。

 

「この戦車で向かいたい所があるが、良いか?」

 

「向かいたい所って、どこなの?」

 

 グリムの言葉に対して、僕は思わず首を傾げる。

 

「工場。私達の武器を作っている場所。その地に何か起きている可能性がある」

 

 その言葉と共にグリムの言葉は何かの予感がさせた。

 

 それは、ある意味、グリム以外の狩人組合と関わる可能性がある事件の可能性が高い。

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
  • ファンタジー
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