※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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工場包囲網

謎の戦車に乗り、僕達はグリムの言う工場に向かって、真っ直ぐと向かう。

 

「ねぇ、グリム。工場というのは、結構遠いの?」

「まぁな、これらの道具はほとんどは怪物相手に使うが、中には戦争に使おうとする馬鹿がいるからな。

それを隠す為にも、工場は見つけにくい場所に建設されている」

「それって、やっぱり防衛網はかなり厳しいのかな?」

「まぁ、普通に考えれば、人狼を始めとした奴らは、脅威だと感じているからな」

 

そうグリムの言葉を聞いて、その場にいた全員が冷や汗を掻いたのは無理はない。

グリムの言葉には納得している。

この場所で、その危険性を考えて、向かうのは。

 

「けど、そのグリム」

「なんだ?」

「工場の方には、何か連絡しているの」

「ふむ」

 

僕の言葉に対して、グリムは一瞬だけ外を見る。

砂漠を越えた先。

そこには、大きな煙が見えた。

それは、よくある工場を思わせる光景が、確かにそこには広がっていた。

だけど、問題なのは、それの周囲だ。

巨大な大砲があり、どんな大型の敵でも対処できるだろう。

そして、それは、確実に僕達に向けていた。

 

「敵がいる可能性を考えて、連絡していなかったな」

 

その一言と共に、大砲から一斉に砲弾が襲い掛かってくる。

 

「ぐっグリム!」

「ふむ、これは厄介な事になったな。

あれらは対巨人用に改造された大砲だ、その威力は」

 

グリムの言葉と共に、近くを見れば、既に大穴が開いていた。

 

「一発で終わりだな」

「結構冷静だけど、かなりピンチじゃないの、これ」

 

僕は思わず叫んでしまう。

その後ろには、スライムは勿論、ももんじゃもかなり慌てている。

 

「慌てるな、この程度、想定済みだ」

 

そう、言っていると、工場か、何かが飛んできた。

見てみると、それは顔から胸までが人間で翼と下半身が鳥の怪物。

 

「ハーピー。これは、本格的にヤバいな」

「これは、工場が占拠されたという意味だよな。けど、どうしたら」

「それはよっと」

 

その言葉と共に、錬金釜から取り出したのは巨大な槍。

そのまま大砲の中に装填する。

 

「耳を塞いで、口を開けて」

「「「あー」」」

 

グリムの突然の言葉に対して、僕達はすぐに指示を従った。

 

「3、2、1!」

 

その言葉と共に大砲から槍が発射された。

空中で飛ばされた槍。

それは、そのまま宙を舞いながら、爆発した。

それは不発という訳ではなかった。

その槍から、何百、何千という鉄の槍が、周囲を襲った。

それは、こちらに向かって、襲おうとした砲弾も、ハーピーの軍勢も。

 

「逃げるぞ!」

 

グリムの言葉に従い、そのまま戦車はそのまま転回。

その場から逃げ出した。

 

「グリム、これからどうする」

「工場の詳しい地図を知りたい所だが、そんな奴が」

 

そう言っていると、グリムがふと、近くを見る。

僕もそこを見てみると。

 

「もしかして、バーゲスト、それに背中に背負っているのは」

「誰?」

 

見覚えのあるバーゲストと、その背中には見た事のない少女が見えた。

次回作のジャンルは

  • 時代劇
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  • ロボット
  • カードゲーム
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