※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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魔王からの誘い

「魔王?」

 

突然現れたミリムという少女のの言葉に対して、一番の疑問の声を出したのは、僕ではなく、グリムだった。

グリムは、そのままミリムに向かって言う。

 

「一応聞くが、お前は、本当に魔王だな?」

「あぁ、その通りだ!この周辺で、私以外に魔王と名乗っている奴がいると聞いてな、ここに来たのさぁ!」

「その魔王って、こいつの事か?」

 

グリムは、そう言いながら、地面に転がっている奴を脚で蹴りながら言う。

 

「ふむ、こいつか。なんか、弱そうだな」

 

ミリムは首を傾げながら言う。

 

「実際に弱かったが、このアイテムは何か知っているのか?」

「むっ、それは私の城から盗み出された宝じゃないか?それを探す為に調査隊を探していたけど、おぉ!そこにいたかスラリンにシドもじゃではないか!」

 

すると、僕と一緒にいたスライムとももんじゃに気づく。

そのまま近づく。

 

「むぅ、一緒にいるお前は」

「えっ、僕?」

 

そのまま二体を見た後、僕の方を見つめる。

 

「えっと」

 

まるで何かを確認するように、真っ直ぐと見つめる。

 

「お前、もしかして血の目録の奴らが探している人間か?」

「えっ、血の目録って、何?」

「・・・おい、あいつらと繋がりがあるのか」

 

そのミリムの一言に対して、僕だけではなく、グリムも反応した。

 

「繋がりというよりも、一方的にな。

奴らの目的は興味はないし、こいつが何を私も知らないからな」

 

そう、ミリムは本当に心底何も知らない様子だ。

そして、そんな彼女を前にして、僕は動けなかった。

 

「どうしたのだ? 皆、黙り込んでしまって?」

 

ミリムの言葉に、誰もが沈黙してしまう。

 

「だが、しかし」

 

そのまま、僕の目を見つめ続ける。

ミリムは笑みを浮かべていた。

その表情はどこか楽しげであり、これから起こることへの期待感が溢れ出ているように感じられる。

 

「えっと」

「ふむ、お前、結婚はしていないのか」

「えっ、はっはい」

 

ミリムからの突然の一言に対して、俺はしばらく呆然となってしまった。

 

「ならば、お前、私の旦那になれ!」

「へっ」

 

僕は、その言葉に、固まった。

その状態の最中で、僕の身体が何かに捕まる。

それは、グリムの道具である鎖であり、瞬く間に僕はグリムの元に引き寄せられる。

そして、グリムは、僕を抱える。

 

「悪いが、魔王。この男は私の物だ」

「なっ、何を言っているんだ、彼は誰の物でもないぞ!」

 

グリムの言葉に対してバーゲストが反論する。

 

「むぅ、それは困るな。

それだったら、1度、私の城に来てみないか」

「えっ、魔王の城に」

 

突然の知らせに対して、僕達は戸惑いを隠せなかった。

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
  • ファンタジー
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