合宿に参加する事になった。
その、合宿の内容は、とてもシンプルであり、そしてとても困難であった。
アイアンワークスという巨大な船の中はかなり大きく、中の施設は軽く数百人は入れる程の大きさであった。
それは、普通の船ではない事は分かる。
同時に、その訓練の過酷さは、身をもって知った。
人狼を始めとした、多くの存在に打ち勝つ為か、その訓練は過酷であり、はっきり言って、途中で脱落する人がいるのも、分かる。
だけど。
「諦めてったまるかっ」
それと共に、僕は来る訓練を耐えていた。
何度も死にかけそうになったが、立ち上がった。
覚えられない知識を、死に物狂いで覚えた。
ここまでの道中の事を思い出しながら、僕は必死についていく。
「はぁはぁ」
「よぅ、頑張ってるな、少年」
「でっデボネアさんっ」
そう、訓練を終え、次の日に備える為に部屋に戻ろうとした。
「えっと、何か用でも」
「いや、なに。少し話でもどうかと思ってな」
「えっと、分かりました」
戸惑いながらも、僕はデボネアさんの自室に着いていく。
デボネアさんの部屋はかなりシンプルな作りとなっている。
同時にドアはかなり重そうで、今の僕では開けられない。
「まぁ、座れよ」
「えっはい」
デボネアさんが、そう言って、誘ったのはベット。
そこ以外、座る場所はなく、そのまま座る。
「にしても、あのグリムが推薦するとはな。
本当に少年、何者なんだ?」
「いや、僕はどこにでもいる普通の人間です。それに、僕自身もよく分からなくて」
「普通の人間じゃ、この訓練、すぐにリタイアするぞ」
「まっまぁ、それは、そうですけど」
「そうだぜ、言っておくけど、たぶん、最初に脱落する奴だと思っていたぜ」
その言葉に、僕は否定できない。
それでも、ここまで頑張って来れたのは、励ましてくれたグリムのおかげだった。
「いやぁ、正直、グリムの奴がここまで気に入るのは予想外だったぜ」
「そうなんですか?」
「あいつ、仕事以外には、ほとんど興味ないからな。
お前に会いに行く時にも、あそこまでやるとは思わなかったぜ」
「あはは」
実際に、グリムとは、訓練中、何度も行為をしてしまった。
というよりも、訓練中に疲れた時に、グリムに連れて行かれて、そのまま行為を行っていた。
正直に言うと、体力的にキツかったけど、精神的に回復した事もあって、参加できた。
「それに、少年の精液には魔女の呪いを緩和する力があると聞くしな」
「えっ、いや」
「まぁ、隠さなくても良いぞ。事情はだいたい知っているしな」
そう言うと、なぜかデボネアさんは、僕を掴んでいた。
これは、もしかして。
「でっデボネアさん」
「まぁ、私も魔女の呪いがかかっているからな。
どういう感じなのか、直で確かめてみたかったからな」
笑みを浮かべるデボネアさん。
そこから、行われる行為が、どうなるのか、既に予想ができてしまった。
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