※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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悪霊の正体

グリムは、そのまま僕を連れて、なんとか逃げる事ができた。

 

「……もう大丈夫のようだな」

 

グリムの言葉に、僕は安堵する。

だけど、まだ油断はできない。ここは敵の懐だ。

いつ襲われるか分からないんだ。気を引き締めていこう。

 

「それで、これからどうする?」

「戦うには、情報が必要だ」

 

その言葉と共に、グリムは、そのまま入り込んだ建物の中にある資料を探る。

 

「情報って、何を」

「悪霊は、この地で死んだ人間たちの魂だ……」

 

そう言ったグリムの言葉と共に確認する。

 

「それは、そうだけど、どうやって?」

 

僕は、そうグリムに尋ねる。

 

「人間の武器は脳だ。この柔らかく脆い角。それを完全に生かすには、情報が必要だ」

 

その言葉と共にグリムは建物の資料を見ていく。

 

「そうだね」

このままでは、死ぬだけ。

ならば、僕もまた情報を集めないといけない。

だからこそ、僕は、資料を探っていく。

資料を見ていくと、この街では子供が死んだのが日常的だった。

大人以上に、死んだ子供は多い。

 

「これでは、あの悪霊の正体が分からないな」

 

そうグリムは悪態を吐く。

 

「・・・ねぇ、グリム」

「どうしたんだ」

「悪霊って、もしかして1人じゃない可能性はあるかな?」

「なに?」

 

グリムは僕の言葉に振り向く。

 

「これだけ多いんだったら、もしかしたら、1つの身体に沢山の魂が集まったんじゃないかと」

 

「・・・この街の子供の魂が1つに集まった。それが、あの悪霊の正体か。だとしたら、危険だな」

 

グリムは、頷く。

 

「だとすれば、どうすれば」

「あの悪霊の狙いが分かれば」

「・・・確かに厄介だ。

だが、以前の戦いで、ある程度は分かった。

ならば」

 

そう言いながら、グリムは鞄を開く。

 

そこには、僕を助けた時に見せてくれた猟銃や鎖。

 

それ以外にも、数多くの道具が、収まっていた。

 

「そう言えば、これは」

「616ツ道具。

本来ならば、人狼を狩る為の道具だが、それ以外にも、様々な怪物を相手に戦う為に必要な道具が揃っている」

 

それと共に取り出したのは、筆だった。

 

「これで悪霊を封じる事はできるだろう。

それ以外は、霧だけど」

「問題ない、霧に対する対処方法も考えている」

 

それと共に、グリムは、そのまま部屋のドアを閉める。

 

「えっと、グリム」

「あの悪霊を相手に戦うには、呪いを解除を続けないといけえない」

「えっと、はい」

 

それは理解できる。

 

だけど、なぜ、グリムがこちらに近づくのか疑問に思う。

 

「原理は未だに分からない。それは、君自身の正体が分からないのもある。

まぁ、どちらにしても」

 

そう言いながら、グリムは、僕をそのまま押し倒す。

 

「君と行為が必要だからな」

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
  • ファンタジー
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