※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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狩人の先生

無事に、狩人として、活動する事になった。

なったのだが。

 

「なんというか、これは」

「何か、不満か?」

「不満というよりも、ほとんどやる事ないかなって

 

僕はグリムの家に居候していた。

だが、グリムはかなりずぼらな生活を送っていた。

 

「基本的に依頼を受けない限り、こちらから動かないからな」

 

そう、グリムはソファの上で寝転がりながら、溜息を吐く。

 

「それにしても、どうしよう。

さすがにこのまま、何もしないというのも、勿体ないし」

「…ならば、少し行ってみるか」

「行ってみるって、どこに?」

「少し教師の所にな」

 

そう言ったグリムは何時もの恰好になると共に、立ち上がる。

 

「教師?」

「あぁ、狩人にとって、知識は命。

つまりは、常に新しい知識を得る必要がある」

「それは、確かに」

 

過去では退治する事ができなかった存在でも、その情報があれば、倒す事ができる。

それは、僕がこれまでの戦いでも、グリムから教えてくれた知識を元に、乗り越える事ができた。

 

「我々とて万能ではない。

そして、世界中から来た情報を纏めて、教える人物がいる」

 

そう言った向かった先には、この島でも珍しい質素な家。

その家にグリムはそのまま入る。

 

「邪魔するぞ」

 

その言葉と共にグリムを迎えたのは一人の女性。

赤髪の白衣を身に纏った女性だった。

 

「彼女は?」

「アティ。

この地で教師を務めている」

「えっと、もしかして、グリムさん、彼が噂の」

「あぁ、私のダーリンだ」

 

そう、グリムは堂々と言った。

 

「おぉ、これは本当に。

おめでとうございます!」

「うむ」

 

そう、アティさんはグリムの事を祝福するように拍手すると、グリムもまた頷く。

 

「それにしても、本当に珍しい種類が多いですね。最近、魔物でも組織を組む存在もいますし」

「その組織って、もしかして、僕達が道中で出会った奴らの事?」

「えぇ、そうなんです」

 

それと共に思い出したのは、謎の存在だった。

工場にいた時はあまり気にしなかったけど、結局、何者だったんだろう。

 

「最近になって、出回り始めた中では人狼を応用した技術が出回っていますから」

「人狼の?」

 

それには、首を傾げた。

 

「人狼は一種のウイルスのような物である事は最近の研究で分かってきました。ですが、その感染を利用し、人狼とは違う種類の魔物のDNAを入れる事で、別の魔物を作り出す事が可能になっています」

「えっ、それって、かなり大変な事じゃ」

「えぇ、だからこそ、現在は人狼を中心に、その対応を行っています。

そういう意味では、あなたの功績はかなり大きいんですよ」

「そうなの?」

「まぁな、君がある意味、引き寄せる力のおかげでな」

 

そうグリムは言ってくれる。

 

「ですから、今日はおそらく、今後は出会うだろう存在に関する授業を行います」

「えっはっはい」

 

さすがにここまで来て、断るという選択肢はなさそうだ。

僕は少し溜息を吐きながらも、その授業を受ける事にした。

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
  • ファンタジー
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