※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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刀

和の国での、鬼の姫と呼ばれる彼女達を無事に助け出す事が出来た。

それと共に、僕達は、この地の、とある話を聞いた。

 

「送り狼?」

「あぁ、この地で、貴殿達が言っていた人狼と似た種族だ。

夜の山道を行く者に背後から付いて来て、転んだりしたところを襲います」

「国によって、違うとは思っていたが、まさかそんな奴がいるとはな」

「やはり、厄介なのか、グリム?」

「あぁ」

 

その言葉と共に、グリムからの意見を聞く事にした。

 

「私達の国での人狼は、人影の中に隠れて、喰らう。

そして、この国での人狼は、闇夜の中で隠れる。

隠密に関しては、人狼よりも上だろう」

「なるほど」

 

国によって、その特徴が分かれるとなると、今後、相手するだろう人狼も厄介になる。

 

「グリム、それでどうするの?

今回は依頼はないようだけど」

「依頼はないが、特徴を知って損はないだろう。

何よりも、少し試してみたい事があるからな」

 

それと共にグリムが取り出したのは。

 

「「えっ」」

 

僕達は思わず呟いてしまう。

グリムが、鞄の中から、様々な武器を取り出すのは、慣れているつもりだった。

だけど、グリムが取り出した武器の数々の銃は、規格外だった。

 

「向こうだと、使えないこれらを使えるからな」

「グリム、もしかして、それが目的で」

「・・・」

 

なぜか、無言だ。

 

「とにかく、送り狼に関しては、ここから少し遠くの村に聞けば、早いと思います。

それと、あなたにはこれを」

「んっ?」

 

そうしていると、村長さんが持って来たのは、刀だった。

 

「えっと、これは」

「かつて、鬼を殺す刀です」

「えっ」

 

それに対して、僕は思わず叫んでしまう。

 

「といっても、遠い昔、人を喰らっていた同胞を殺した時代の刀です。

それに対して、我らは恨みはありません。

ですが、あなたのような方には、おそらくは今後必要になります」

「これが」

 

それと共に刀身を見てみる。

真っ赫に燃える炎を思わせる刀だった。

 

「かつての同胞は高い再生能力を持っている彼らの弱点。それは、人狼と同じく炎。

太陽の光を浴び続けた鉄によって造られ、特定の条件で変えたその刀を赫刀と呼んでいます」

「そんな刀が」

「本来ならば、発言は難しい。だが、長年、この里の者達の努力で発動できるようになった」

「それって、かなり貴重な刀じゃないんですか!?」

 

僕は、思わず聞いてしまう。

 

「それだけの恩をあなたは行ってくれた。

ならば、それの感謝の印です」

「といっても、僕は刀なんて、使えるかどうか」

「受け取っておけ」

「グリム」

 

そう迷っていると、グリムが、こちらに言う。

 

「感謝の印を素直に受け取っておけ」

「・・・そうだね」

 

グリムからの言葉に対して、僕も頷く。

 

「ありがたく、頂戴します」

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
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