※この作品はR-18です。

俺は姫属性で、ヒロインはヒーローです   作:ボルメテウスさん

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呪いを解く為に

「それで、呪いは完全に解除は出来たのか?」

「一応、できる限りの手は行いました。

ですが、やはり死を目前に放った呪いの影響かな、未だに後遺症は残っている感じがするね」

「そうか」

卑弥呼からの言葉に対して、グリムは少し納得したように頷く。

 

「…とりあえず、この地で行う任務は既に終わった。

 

ならば、次は、その呪いの解除する為に行くぞ」

「えっ、呪いって、解除できるの?」

そのグリムの言葉に対して、僕は思わず首を傾げる。

 

「だって、グリムの、その子供の呪いは」

 

「こいつは魔女の呪いだからな、解除しようにも、魔女の呪いをかけた本人をなんとかしないとできないからな」

「そうなのか、でも、そもそも、僕の呪いは、どうやって解除させるの」

「それに関しては問題ない」

それと共にグリムは、そのまま地図を出した。

 

地図を見ると、その地図に描かれた地形に違和感を感じる。

「現在、この日ノ本にいるが、ここから船に移動して、この教会に向かう」

 

「教会に?」

「あぁ、私達は人狼以外にも、悪魔、吸血鬼と戦う事がある。

その際には、教会にある聖水や、様々な加護を使い戦う」

「あぁ、そう言われてみれば」

その言葉に納得する。

 

「けど、ここからは遠いんじゃないの。

 

一旦、報告に戻らなくても、大丈夫なの?」

 

「いや、既に連絡をしてあるから、それは大丈夫だ。

何よりも、その呪いを放っておけば、君の命が危険だからな」

 

それと共に、グリムは立ち上がる。

 

そしてその小さな体を揺らしながらこちらへと近づいてきた。

 

「それで、教会って、どこにあるの?」

「日ノ本から少し離れた国であるヨロッパにな」

 

「あぁ」

 

日ノ本もそうだが、おそらくは、この世界におけるヨーロッパに酷似した場所だろう。

 

「それで、その教会には、どんな人がいるの?」

 

「面倒なシスターがいるな」

 

「えっ?」

 

「まぁ、別に気にする必要はない」

 

「え?」

 

僕は思わず首を傾げる。

 

だが、それ以上はグリムは何も言わなかった。ただ黙って、僕を見つめていた。

 

僕もまた何も言えずにいた。

 

何を言えばいいのか分からず、ただ黙っていた。

 

「えっと、どうしたの?」

 

すると彼女は言った。

 

「いや、君とこの日ノ本の人間とどこか似ていると思ってな」

 

「そうなの?」

 

目の前の少女は小首を傾げて不思議そうに訊ねてきた。

 

「まぁ、それはそれで、関係ないがな、それに」

「それに」

 

その言葉と共にグリムは。

 

「教会は結婚式に出るには、もしかしたら、丁度良いかもしれないからな」

「あははは」

 

グリムからの変わらない一言に対して、僕は思わず苦笑いをしてしまう。

次回作のジャンルは

  • 時代劇
  • 世紀末
  • ロボット
  • カードゲーム
  • ファンタジー
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