私の執務室は今現在、地下2階にある。地中貫通爆弾のような高貫通力の一撃を加えられれば確かに指揮系統は死ぬだろうが……まあ、そんな性能の兵器を運用してくるような連中は今のところ居ない。
2023/05/22 MG42のセリフを修正。
「刀折れ矢尽きようとも、淘汰されるのはあなたよ。」
「……カッコつけてるところ悪いけれど……私のM14、返してくれる?」
「あら、指揮官。帰ってきたのね。借りてるわよ。」
「貸した覚えはないし、物理鍵も掛けてたはずなんだが……」
「あの程度、私の前には無力ね。」
「ボルトカッターで切ったんだな。」
「バレちゃった?」
「そりゃあな、この前あげたろ?」
てっきりこういうときのためのボルトカッターだと思ってた、そう抜かすのはうちの最精鋭戦術人形の一角、AK-12。古参のMG42と並んで最前線に立たせても問題ない作戦遂行能力を持つとてもパワフルで頼れ……はしないけれどミステリアスな人形な彼女。頼ったら私の人生が終わりそうな気がする。
出会いこそ酷かったが、今ではとても良い関係を構築できている……と思いたい。セキュリティのことを考えると胃がキリキリしそうだ。
ノックの音が響くこと3回。
「どうぞ〜。」
「お前が言うなよ。」
「失礼しましゅ〜。」
「お呼びでしゅか?指揮官様。」
「ああ。この侵入者を摘み出してくれ。」
「えっ……ちょっと……!指揮官!」
「了解でしゅ!ほらー、いきましゅよ〜。」
「離してちょうだい!指揮官!」
抵抗虚しくドアの向こうに消えていくAK-12 に手を振って見送る。
搬出されるのを見届けて数分後。
「指揮官様、少々お時間よろしいでしゅか?」
MG42が相談があると言うので自室まで付いていくことになった。あのー……女の子の部屋とか入ったことないんだけど……。
「はえー……ここが女の子の部屋、っていうやつか……。可愛い……。」
「指揮官様、本人の前であまりそういう事を言うものじゃないでしゅよ?」
「それは失礼した。なにぶん、異性の部屋に入ったことがなくてな……。」
「……ということはあたくしは初めての女……という認識でよろしいでしゅか?指揮官様?」
どういう仕掛けがあったのかわからないが鍵が掛かった音がする。
……とても嫌な予感。
「指揮官様、それはそうと実は相談したいことが……。」
「なんだろうか?」
平静に……何か間違えれば死ぬかもしれない。MG42に殺されるなら悪くはないけれど、さ!それにしてもこのベッド、とてもフカフカだな(現実逃避)。
「さっきの女は何者でしゅか?」
「さっきの女……?AK-12 のこと?」
「そうでしゅ!馴れ馴れしい……。」
「MG42、どうかしたのか?何かあったのか?」
「指揮官様の愛銃を断りもなく触るなんて……許せないでしゅ。」
「まあまあ……あれは私の管理が甘かったからで……。」
「…………指揮官様、先程、"異性の部屋に入ったことがなくて"とおっしゃられましたよね?」
「指揮官様はその…………童貞でしゅか?」
「……は?」
「は、初めてはまだでしゅか……?」
顎ポリポリ。悪癖が出た。緊張。……何かいい匂いがする。これが……顔を赤らめる女の子の匂い……!?もはや現実逃避するしかない。
「……初めてすらまだだが?お恥ずかしながら。」
「では……あの女狐とは何ら関係ない、と?」
女狐って……。
「彼女はあくまで部下に過ぎないよ。」
「……女狐は指揮官様には手を出していないのでしゅね……良かった……。」
少し落ち着いてきたので内装をしっかりと見…………さっきは気が付かなかった。いや、気が付かなかったふりをしていたのかも知れない。
壁一面に私の写真が貼られている。いつ撮ったんだ……?ある壁には私を中心として関係者各名の顔写真と夥しい量の付箋が貼り付けられ、窓のある壁には私が持っていたM14とほぼ同型に見える銃が何故かかけてあった。どうなっている?
「な、なあ……MG42?」
「なんでしゅか?指揮官様?」
「なんで初めてかどうか聞いたんだ?」
「……初めては、好きな殿方様が良くて。」
「……。」
「あたし、指揮官様が好きでしゅ。」
「……MG42。」
「指揮官様、無理に好きになってもらわなくてもいいでしゅ。」
「これは私の片思いでしゅから。」
「……MG42。」
「指揮官様……お嫌いでしたらあたしを突き放してくだしゃい。あたしが正気であるうちにおねがいしましゅ……。」
「MG42。私は……。」
「何も言わないでくだしゃい。わかってましゅ。あの女狐の方が美しいでしゅもの。」
「MG42!」
突然の大声にビクッとなるMG42。悪いことをしたと思う。必要悪、必要悪……自分勝手だなぁ……。
「私はな……MG42、君が……。」
「うわーん、もう終わりでしゅ〜!指揮官様〜殺してくだしゃい〜!」
「空回りしすぎだ、MG42。人の話を聞け。」
「うう……。」
抱きしめて頭を撫でる……過去に恋愛小説を読んでいたとき、主人公はこうやっていた気がする。どうだっけな……。
「MG42、単刀直入に。私は君が好きだ。」
「指揮官様……?」
「その……何だ………君がもしよろしければ……私と……。」
「指揮官様、大好きでしゅ〜!」
戦術人形の出力は基本的に指揮官を大きく上回ることがほとんどである。
「……!」
ファーストキスはMG42の味がした。
戦術人形との立ち振る舞いには十分気をつけるように、そう教えられた。ヘリアントスさんとかから……。
「指揮官様!指揮官様!」
柔らかい。そういった簡単な感想しか出てこない。MG42は私の上に乗っている。押し倒されたわけで。
胸部装甲がとても柔らかい。クッションなんて目じゃない。暖かい。良い匂いで頭がくらくらする……これが……MG42……。
気がついたらお互いに舌を絡めていた。互いに唾液を求めてより深くまで舌を伸ばそうとし、より心地よいポイントを探る。
「ん……。ん……ん……チュッ。ふひはんはは〜。」
融けそう。融けたわ。
でも愚息は本体が融けても尚、自らを保っている。偉いぞ〜。
「ぷはぁ〜。指揮官様〜。きしゅ……もっと……おねがいしましゅ……。」
やっぱりもうちょっとだけ口吻させてくれ、愚息よ……。
絡み合い続けること……何分だろう?流石にもう体勢も変わって、横向きになって抱きしめ合いながらディープキスしたり、逆に浅い口吻をしてみたり。愚息はカチカチ。MG42もその気になってるのかかなり熱っぽい。
「指揮官様……あたしを貴方の女にしてくだしゃい。」
「わかった。」
戦術人形が相手とはいえ流石にゴムは必要だろう。多分。
「指揮官様、ゴムならこちらに……この日のためにカリーナさんのところで買っておきました。」
カリーナ、ありがとう。私、男になってくるよ。
「指揮官様の指揮官様……カチカチ♪」
「あぅ……もう出そうなんですがその……。」
「まだ駄目でしゅよ〜♪」
これはいわゆる……手コキというものでしょうかヘリアントスさん……そういった性的接触無くして生きてきたので私にはわかりません……。おっぱいの感触が背中の肩甲骨辺りで感じられてその……くすぐったいと言いましょうか……心地良いと言いましょうか……。
「指揮官様、間違って撃っちゃったら大変なんだから♡」
ヘアゴムで緩くしかし、精液の通り道を抑えるように縛られてしまった。
「軽くイッてる……イッてるから……!」
たまに息を吹きかけてくる。これがくすぐったくて、心地良くて、イキそうになる。耐えろ……耐えろ……私……耐えろ……!
「しょこぉ……しょこぉやめぇ……。」
さっきのお返しと思ってMG42の秘部を舐める。舐めれば舐めるだけ更に愛液が出てくる。指を入れてみるとかなり解れてきたと思う。熱々な中にこれから愚息を挿し込むのか……。MG42、痛くしないつもりだけれど、痛かったら言ってくれ……!
「じゃ、じゃあ……MG42……行くよ。」
「はい、指揮官様、来てくだしゃい…………!」
かなり解したつもりだがキツイ。とてもキツイ。ゆっくり、ゆっくりと解す。わざわざ自室まで連れてきて秘密を曝け出してくれたのだからその努力を無下にするわけには行かないという思いとか色々あったけれど、この生殖器官パーツにはそんな思考は脆弱な防壁に過ぎなかった。
「ゆっくり、ゆっくり入れるね……痛かったら言ってね。止めるから。」
膣痙攣を起こさないようゆっくりと緊張を解しながら。
これが……正常位……と目を瞑って感じているMG42が呟く。可愛い。
「んっ……指揮官様〜♡」
「大丈夫……?」
「はい……ちょっと痛いでしゅが……とってもしあわしぇでしゅ!」
「大きい……指揮官様?全部入りましゅ?」
「よ、ようやく半分……ごめん……。」
「も、もう入らにゃい……んっ……!」
「全部入った……よ?」
「お、奥が……指揮官様に殴られて撫でられてましゅ……」
……もしかして過貫通気味?
「あうぅ……おっぱいを揉むのは卑怯でしゅ……。」
無意識にも揉んでいたらしい。この2つの丘は私の物、そう思うとピストンが少しだけ早くなってしまった。
「指揮官様ぁ……きしゅ……きしゅ……」
弱く小さなピストンを続けつつ、もみもみしながらキスを。下手に大きく早く動かすと確実に痛がるはず。焦るな……。セックスは愛し合う行為……。
「指揮官様〜、来てくだしゃい!もっと!もっと〜!」
「だけどそれじゃあ……。」
「大丈夫でしゅ!もっと来てくだしゃい!」
獣の心に火が着いた。マシンガン用の戦術人形の頑丈さを私は信じる。
「あっ……あっ……!あっ……あぁぁぁ……♡」
「指揮官様〜♡良いでしゅ〜♡しゅきしゅきしゅき〜♡」
「私も好きだよMG42……!」
ゴリゴリと破壊しながら進む。弱点を突っついて、的確に攻め落とし、顔が惚けるのを楽しむ。
「指揮官様〜♡もうイキましゅ♡もう我慢できないでしゅ〜♡」
「一緒にイキたいでしゅ〜♡指揮官様はどうでしゅか〜♡」
それどころじゃないくらい私もイキそう……。
「MG42、一緒に……!」
「はい♡しゅき♡指揮官様しゅき〜♡」
私達は一緒に絶頂した……MG42……恐ろしい子……好き。
「指揮官様……お漏らししちゃいました……ごめんなしゃい……。」
「MG42……気持ちよかったかい?」
「はい♡」
抱きしめホールドからの頭撫で。
「ふにゃ〜♡」
「気持ちよかったならしょうがない。後で洗濯しに行こう。」
「はい♡ずっと一緒でしゅ♡」
独占欲の強いウチのMG42がAK-12 達を認めるようになるのはもうちょっと後の話。
後日談:鋭意制作中(スカトロ注意)
AK-12 編:制作予定(優先度高)