ドキュメント12h 作:才十木升太
ドアの外に居たのは…
ドアがひらき、姿を見せたのは一人の女性だった。見た目は…やや小柄で、地味な感じの本当にどこにでも居そうな方。本当に【普通の女性】という言葉がぴったりの方。ここでの名前は【フジイ】と名乗っておられるようだ。
そうそう、これはここまで言っていなかったが…基本、このようなお店では本名を明らかにするようなことはなく、偽名を使って過ごすものらしい。風俗に於ける源氏名みたいなもの、と言えば伝わるだろうか。
遊んでいる感が無い女性がどう乱れるのか…とても気になるところである。
もう一人の男性を挟みつつ、話を色々と広げていく…とはいえ、自分があまり広げられるようなトークデッキを持っているわけでもなし、もう一人の男性や女性から話を振ってもらった分の受け答えに終始する。無理に踏み込まない。一歩引いたくらいでいい。
ほどなくして女性が席をはずすと、もう一人の男性から声をかけられた。
『もし、良ければ三人でしませんか?』
もちろん、ここで断る理由など無い。サムズアップで応える。
ついにプレイエリアに入るときが来た。
このクリムゾンアイズでは、プレイエリアは完全に別フロアとなっている。
とはいえ、まずはその辺りも再度説明を受けることになる。お二方には先に行っていてもらい、自分はスタッフさんと一緒に時差で降りることになる。
まずは下フロアに降りるところを遠隔で解錠してもらう。この辺りはラブホテルで使われている技術とかの応用なんだろうな。
下に降りるとシャワールームが二部屋。
ちょうど少し汗をかいていたこともあり、さっぱり出来るのはありがたい。あとはさすがに陰部を丁寧に洗う。
さらに、プレイルームに入るには暗証番号が必要らしい。この辺りは厳重になっているようだ。まあ、そうだよな…こんなところ他の人にいきなり見られたらショック受けるよ…
暗証番号の扉を抜けると…なんとも淫靡な雰囲気の照明が灯された部屋群。一番奥の広い部屋に移る。
三人揃ってそそくさと着ていた衣類を脱ぐ。
なんとも不思議な情景である。
『電マでオナニーしてもいいですか?』
フジイさんからの提案、断る理由もないのでオナニーをしてもらうことにし、その間に自分の肉竿の準備を進める。ゆっくりとしたペースで大きなストロークを使い、揉みほぐすようにしごくと竿に血が巡り出す。
ある程度勃ったこともあり、そっとフジイさんの乳首を攻める。口に含み、舌でやわやわと転がすと小さな乳首がピンと存在感を主張する。指を唾液で濡らし、空いている乳首をそっと撫でる。指で挟んでコリコリと刺激するとこちらも固く立ち上がった。
『ねぇ、舐めてもいい?』
フジイさんが聞いてきたので喜んで、とばかりに竿を口許に差し出す。舐めやすいようにフジイさんの頭のしたに自分の太ももを滑り込ませる。
そっと口のなかに含まれる亀頭。やわやわと舐めしゃぶられるとさらに肉茎は力強く屹立していく。
決して激しくはなく、でも愛おしさを感じるような刺激。
『ねぇ、オマンコに挿れて…?』
甘えるようなフジイさんの声。もちろん断る理由はない。
「ちょっと待ってね。ゴム付けるから」
肉竿に保護帽を被せる。ただ、以前にゴムが事故によって破れた状態で出されてしまい、アフターピルを処方してもらうことになった、ということで、出すときは抜いてから、という条件が付けられた。
望まない妊娠をさせるのはこちらとしても嫌だし、気持ちはよくわかるので、そこは同意した上で、ゆっくりと雌穴に突き入れる。
『あぁ…大きい…気持ちいい…』
ハスキーな喘ぎが耳許に心地いい。
ソフトなタッチでゆっくりとストロークを繰り返す。
『あ、あ、あ、あ、あッ…!』
フジイさんの腟内の収縮とともにビクンビクンと太ももが痙攣する。
幸か不幸か、遅漏傾向が強い上に酒を飲んでいたこともあり、射精には至らなかったが、フジイさんが絶頂を味わってくれたからよし。
『射精させられなかったのが悔しいなぁ…』
そんなフジイさんの発言がかわいく感じられてしまった。
「もともと遅漏ぎみですし、お酒も入ってるからかなり出にくい状況だったんで、気にしないでください。フジイさんが逝ってくれたなら満足です」
『ふふっ、ありがとう』
三人揃って(部屋は個別だけど)アフターのシャワー。
再びバーフロアに戻ることにした。